【人】 綴 千翠[チリリィィンと鳴るいくつも風鈴達。 それを見上げる私の姿は、君には 会話しているように見えているのかな。 実際に話しかけたりしてるしね。 私と風鈴達との時間に、君はかき氷を作り持ってくる。] …美味しいね [外にある長椅子に腰掛けて、海を見ながら 薄く削られた氷をスプーンで救う。 かき氷のシロップは、本当はどれも同じ味で、 違うと感じるのは錯覚だって言われているけれど 君と食べるかき氷はいつも美味しくて 自然と顔が綻んだ。 そうやって語り合い、過ごしてきた時間に 君からはどんな話が聞けたのかな。 楽しいですね、と君が言う。>>330 私はその言葉にそっと微笑み、頷いた。]** (404) 2022/07/30(Sat) 3:14:02 |
【人】 綴 千翠― 現在 ― …ううん、 ボランティアじゃないから、 アルバイトはアルバイトなのだけど 私は、宿で今日持ってきた冷やし中華の 仕込みをしたり、最近は会計もさせて貰ってるかな [今更なことを屈託なく聞く、須藤さん。>>411 今まで気にしたことなかったのだろうなと思いつつ、 私は改めて、自分の仕事について話す。 まさか、このやり取りを見て、蛇ヶ原さんが私と須藤さんに 変な気を遣うなんて、思わなかった。>>442] あ…そうだね、はたきは須藤さんのほうがいいかも [急に張り切って掃除の役割を支持しだす蛇ヶ原さんに 気圧されつつ、埃を集める係をすることには同意すると、 彼女は拭き掃除のための水を汲んでくるという。] (457) 2022/07/30(Sat) 12:59:50 |
【人】 綴 千翠え?…休憩、本当にしないの? [それが、私と須藤さんを二人っきりにさせようと する彼女の作戦とは知らず、私は元々声をかけた目的を 再び口にした。]** (458) 2022/07/30(Sat) 12:59:53 |
【人】 綴 千翠[いつも感謝している、と言葉を紡ぐ君。 私は真っ直ぐに思いを伝えようとする君を見て、 聞いて、] ──────うん… [そう、柔らかく頷くと、 今度は自然に笑いかけた。] そうだね、一朝一夕で上手くいくより、 こうやって時間をかけることで思い出も増えて わかった時の喜びが増すかも もしかしたら、今が過去になった未来に 沢山の思い出がいくつもの音となって 君の耳に届くのかもしれない なら、“今日”も楽しい思い出にしなきゃね (475) 2022/07/30(Sat) 17:42:45 |
【人】 綴 千翠[君から見たこの国を聞いて。 君が生まれた国の話を聞いた。 君が旅した、私の知らない世界。 何を思い、何を考えて、この国に来たのか。 他愛もないことから何でも。 時には冗談を交えつつ、過去の事も今の事も未来のことも、 話せることは何でも話して、何でも聞いた。 週に一度の僅かな時間を重ねて、 お互いを知っていくことは楽しかった。] (476) 2022/07/30(Sat) 17:42:48 |
【人】 綴 千翠────…これ、毎週変えてるのですよ。 [私は鹿賀さんが眺めていた風鈴を見上げて告げる。 それは今もそよ風に短冊を揺らせて、 チリリィンと優しい音楽を奏でていた。] ** (489) 2022/07/30(Sat) 19:25:16 |
【人】 綴 千翠― フロアのどこかで 鹿賀さんと ― そうなんですね [問に返る是との返事に私は顔を綻ばせる。>>491 こう、同じ感性を持つ仲間に出逢えたような。 鹿賀さんからすれば、いきなり知らない人に 話しかけられてびっくりしたよね。 私のほうはと言えば、久部さんが“まもちゃん”と 呼ばれてたことにびっくりしていた。] …え、大事な可能性あるのですか? 都合が悪くなったってことは聞いてたのだけど… [私は口に手をあて、心配そうに目を伏せる。 言われるまで、何も深く考えていなかった。 ざわめく気持ちを落ち着けようとするかのように ガラス細工の鈴が鳴る。] (530) 2022/07/30(Sat) 23:16:43 |
【人】 綴 千翠鹿ちゃん… かわいい呼称ですね 私は綴り紐の綴に、千と、翡翠の翠の字を書きます。 あわせて、“つづり ちあき” [鹿賀さんに合わせて、私もどのような漢字を 書くか示し、綺麗な名前というのには、 照れくさそうに微笑んだ。] ───ありがとうございます でも、名前はよく、読めないって言われるのですよ? [翠の字は“みどり”とか“すい”と読むことが多く、 “あきら”とも読めることを知っている人は あまり多くなかった。] (531) 2022/07/30(Sat) 23:16:45 |
【人】 綴 千翠[それは読めない漢字を名前につける、親の気持ち。 愛しすぎて、唯一無二の存在にしたくて その想いを、難解な名前に込めてしまうのだと彼は言った。 私の両親は、私を無二の存在に思っていたと ナイフで胸を刺すように、私に言う。] ────… […わかっている。 今日、初めて会った鹿賀さんは私のことは何も知らない。 だから、一般論として話しているだけ。 悪気はない。 ────わかっている。でも… ] (566) 2022/07/31(Sun) 1:33:08 |
【人】 綴 千翠 ───名前は…お父さんとお母さんが 最初に私にくれた贈り物だか… ら …[応えて笑おうとしても 込み上げてくるものを止められなくて。 はらり、大粒の雫が頬を伝い零れ落ちていく。] (567) 2022/07/31(Sun) 1:33:43 |
【人】 綴 千翠なら、もっと夏を満喫すればいいだけだね したいことがあるなら、やらないと [悩んでいたことがそれならと背中を押して、] …でも 本当に悩むようなことがあったら ちゃんと話してね [言い残すと、 安心したので業務に戻ることにしたのだった。]** (570) 2022/07/31(Sun) 2:54:06 |
(a105) 2022/07/31(Sun) 3:20:48 |
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