分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a6) 2021/02/02(Tue) 17:25:20 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎 (お、おぉぅ……) [ ネリー・ミケラルドと名乗った女生徒は、 どうやら6カ国語を理解できるらしい。>>74 ついい今し方「大学で海外文学を囓ってた」>>47 などという自己紹介をした自分がダサく感じて きた。この生徒、すごいぞ。 とりあえずそんな彼女の知識を以てしても 目の前の文字は読めないというのだから、 やはりこれはこの世の言葉ではないのだろう。 …読めない文字と、薄汚れた図書室。 謎は消えない。 ] (99) 2021/02/03(Wed) 10:32:56 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎 いや、俺も状況が全くわからん。 赴任先の高校でテストの採点をしていたら 何故かこんな場所に来てた。 [ 「よければ一緒に探索しませんか?」>>75 彼女の提案に、 俺もお前に同じ事を頼もうと思っていたぞ、と 言いながら快く受け入れる。 ] まずは外に出なきゃ話になんねぇな。 出口を探してみないか? 校門に出れば学校名が分かるかも知れんしな。 [ それに外に出れば、そこらの電柱やら看板などから ここの地名が分かるかも知れない、 そう思っての提案だ。 ] (100) 2021/02/03(Wed) 10:33:49 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ …だが、この時の俺は甘かった。 この場所は俺の想像していたものより遙かに "異質"なのだから。 ネリーが外出に付き合ってくれれば、 俺と彼女は玄関口から外に出て、 そこで、置かれている状況の根深さを思い知ることに なるだろう。 校門に刻まれた学校名はもとより、 そこかしこの標識・看板の類いまでも すべて『読めない文字』で埋め尽くされ、 どんなに歩いても、そこから離れることはできない。 その事実を知ることになるだろうか。 そして、暫く街をぐるぐると回った後、 落胆して校舎内に戻ってくることになるだろうか。]* (101) 2021/02/03(Wed) 10:34:38 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a18) 2021/02/03(Wed) 10:40:36 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a19) 2021/02/03(Wed) 10:41:28 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 外に出て、色々な事を試してみた。 奇妙な文字が連なる町並みをどうにか抜けようと 大通りを延々と歩いてみる。 コンビニらしき場所に入り商品を調べてみる。 (見知らぬ包装のものばかりだったが、 試しに商品を口にしてみると、案外イケた。) そこいらを歩く人々に話しかけてみる。 しかし彼らは返事どころか、 此方を振り向く事さえせず、 単調な動きを繰り返すばかりである。 …まるでプログラミングされたゲームのNPC のような動きだ。 (もしかして本当にゲームの世界 だったり…しないよな。) そう言って笑ってはみたが、 自分の笑い声はどことなく硬く、乾いて聞こえた] (139) 2021/02/03(Wed) 19:11:19 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 何も突破口がつかめない。 唯一話が通じるのは図書室で会ったネリーだけ。 徒労感だけを土産に、来た道をとって返す。 30を超えてから体力が低下したな、とふと思う。 歩き疲れた三十路の体をよっこらせと もといた廃校舎に運びながら、 他に話の通じるヤツはいないのか…と 辺りを見回した。 ] (141) 2021/02/03(Wed) 19:13:48 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 『占い師みたいだ』。 それが、彼女を見た最初の感想だった。 彼女のいでたちは、 街を徘徊しているNPC共とは全く違っていた。>>70 体のラインにぴったり沿った服装に、顔を覆う 被り物。 それに、まだ此方に気づいていないだろう彼女が かすかに漏らした独り言は。] 「……来世にきたのかなぁ〜。」 [ ……来世って、何だよ?] (143) 2021/02/03(Wed) 19:14:41 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎おい。 来世って、なんだ? [ 気づくとそう口にしていた。 彼女がどういう人間なのか知っておくのは 今の状況を理解するヒントになるだろう、 何となくそんな気がしたから。 発した問いはギリギリ彼女に届くか届かないか という距離感だ。 果たして、彼女は気づいただろうか? ]* (144) 2021/02/03(Wed) 19:15:22 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a25) 2021/02/03(Wed) 19:22:10 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎──少し前── [ 街を一緒に探索しながら、 ネリーは黙々と考え事をしているようだった。 まさか彼女が、自分はもう死んだと確信しており この奇妙な世界を一瞬でも“死後の世界” かもしれないと考えていたことは>>147 つゆ知らず。] 「先生、これ読めますか?」 [ 俺はと言えば、自分が教えている訳でもないのに 自分の事をきちんと先生と呼んでくれるネリーに 好印象を持ちはじめていた。 …いや、当然、変な意味ではないのだが。] 参ったな。 ネリーと俺でも読める文字が一つもねぇ。 (153) 2021/02/03(Wed) 20:24:37 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎──現在・廃校舎の外で── [ 占い師みたいな彼女の話は、聞けば聞くほど よく分からなくなっていった。>>150] この校舎が“とっても後の時代の物"だと? 正直ボロいし埃まみれだし、 俺には古くさく感じたが。 [ 隣でネリーが、来世は仏教用語の一つだ、と 蘊蓄を耳打ちしてくれた。>>148 つくづく教養のある子である。] (154) 2021/02/03(Wed) 20:25:00 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 俺の戸惑いをよそに、占い師みたいな彼女は ふふっと柔らかく笑いながら、 屈託なく名を名乗った。>>151 語尾が伸びる口調からは、 人を煙に巻こうという魂胆を感じない。 身に付けているフードやペンダント、所作の 一つ一つが、上流階級の出身者を思わせる、 不思議な女性だった。 彼女と話を合わせるにはどうしたらいい? そう考えて。] (155) 2021/02/03(Wed) 20:25:50 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎 俺は添木。国語教師だ。 普段はこういう建物の中で仕事をしている から、ここ一帯もよく見る風景だ。 あんたは普段、何をしてて、 どういうところで暮らしてるんだ? [ と、ネリーにした自己紹介とは違った、 端からみると少々奇妙な自己紹介を彼女にした。 どんな人間がここに集まっているのか、 それを探るために。 そもそも、やや時代錯誤の服装の彼女は、 本当にこの時代の人間なんだろうか? ]* (156) 2021/02/03(Wed) 20:28:15 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[初対面の女性に下の名前を聞かれる。 普段ならばなんとも嬉しいシチュだが、 今の状況では素直に喜んでいる場合ではない] 卓郎だ。 [ とだけ答え、改めて目の前の柚乃を見る。 彼女は先程質問を投げかけられ 一瞬面食らった様子だったが すぐに色々と答えてくれた。>>162>>163 彼女の口から出た、 "帳簿の管理"、"女中たち"、"家に飾られた絵" という言葉。 上流階級では?という読みは当たっていたようだ それに、子供持ちと言っていたが、 まだかなり若いように見える。 そして、この服装といい…。 ] (174) 2021/02/03(Wed) 22:11:42 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[(もしかすると彼女はこの時代の人間では ないのだろうか?)という荒唐無稽な仮説が 現実味を帯びてくるのを感じながら、 ちょうど、学舎に入りませんか?と ネリーが提案してくれたので、 それに乗っかることにした。 柚乃だけでなく、同じような 境遇の人間がこの空間にはまだ居るのかも 知れない。出来るだけ人に会い、情報が欲しい] 俺はネリーと校舎を探索しに行くが、 柚乃、お前はどうする? [何なら手分けして探すのもありだろうか? そんなことを考えながら、彼女に聞いた。]* (175) 2021/02/03(Wed) 22:12:04 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ そこまで、言いかけて。 (そういえば、校舎の隣には体育館らしき 建物があったな。) [先程、校舎から街を探索しに出る際、 金属のきしむような音が聞こえたのを思い出した。] (176) 2021/02/03(Wed) 22:19:46 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ さっきは気にも止めなかったが、あの特徴的な音は 体育館の扉の開閉音ではないか。>>102 街にいたNPC共があんな扉を開閉するとも思えない。 …もしかするとあそこにまだ知らぬ人物が いるのではないか? さて、気が変わった。 ネリーと柚乃が校舎内に行くというのなら、 俺は二人を見送って、体育館に向かうとしよう。 ]** (177) 2021/02/03(Wed) 22:23:13 |
(a29) 2021/02/03(Wed) 22:24:42 |
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