情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 天ヶ瀬 青葉未練のある幽霊が願いを叶えてくれるらしい ── そんな噂が立つという事は、 既に叶えてもらった人がいるのかもしれない。 だけど、貴方は此処に居る。 誰かの願いを叶えても、未練は消えない ? それとも旧校舎に囚われて動けない ? 僕たちの願いを叶え終わったら ──── また、誰が来るとも分からない旧校舎で ひとり ? そんなの、ってさ (334) 2022/10/23(Sun) 11:15:03 |
【人】 天ヶ瀬 青葉情がうつった ?そうだよ、その通りだよ。 誰もいない旧校舎で、ひとり。 来るかも分からない探索者を待って、願いを叶えて。 そしたら、また。 「 幽霊にだってね、 夢の向こうはあると思うんだ。 幽霊さんが 今まで幸せだったのか、不幸だったのか それも分からないけど …… 僕は、幽霊さんが此処にいたコト ずっと憶えているから、だから …… 次の幸せに向かって欲しいな 」 十五夜草。別名、紫苑。 " 君を忘れない "。そんな意味もあるんだって。 (337) 2022/10/23(Sun) 11:15:11 |
【人】 天ヶ瀬 青葉こんな願い、叶えて貰えるかどうかも分からない。 もし叶えて貰えなかったら ? そうだね、月に一度は遊びに来るよ。 僕は、彩葉ちゃんの方を向いて、 「 ごめんね 」ってまずひとこと。 「 土壇場でかえちゃった …… だから、彩葉ちゃんも好きに願って。 僕の為でも、自分の為でも。 ね? 」 僕は申し訳なさそうに苦笑いして、 それから 今度はにっこりと笑った。 ** (338) 2022/10/23(Sun) 11:15:14 |
【人】 天ヶ瀬 青葉並んで歩いていた筈なのに、後ろから声が掛かる。>>385 僕は「 ん、どうしたの ? 」と振り返ると 立ち止まっている彼女に不思議顔で声を投げて。 返ってきた言葉を聞きながら>>386>>387>>388 僕は何度か目をパチクリさせたあと、 彼女の方へ向き合い 口を開く。 「 どういたしまして! 」 途中、なんだか遺言みたいだなって ハラハラしながら聞いてたんだけど。 これからもよろしく ───その言葉でホッとして。 深く頭を下げられたら、 「 あ、ご丁寧にどうも 」なんて僕も深々とお辞儀を。 僕のは冗談っぽく 笑いながらだけどね。 (443) 2022/10/23(Sun) 19:57:14 |
【人】 天ヶ瀬 青葉僕は特段、彼女に寄り添った訳でも無い。 ただ、日常を出来るだけ楽しく 一緒に過ごしただけだ。 だけど、そんな日常に礼を述べてくれるなら。 僕はこれからも、日常を彼女に届けよう。 代わりなんていない、大切な後輩だからね。** (445) 2022/10/23(Sun) 19:57:18 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ── 3day・旧校舎:彩葉ちゃんと ── 僕の" 願い "。ずっと前から、強く、強く。 悲しい事も経験して、抱いていたはずなのに。 彼女の言う様に、優しいのかは分からない。 >>478 でももう、僕はこういう性分なのかな。 これで良かった、とまで思っているんだから。 「 うん、だから …… 」 たくさん彼女と相談して、" 願い "も打ち明けて。 なのに土壇場で『 成仏して 』なんて 身勝手なお願いしちゃってるんだから。 彼女も自分の為に使って欲しかったんだけど。 それでも彼女は言うんだ、 僕の願いを叶えたいって。>>479 (531) 2022/10/23(Sun) 23:36:26 |
【人】 天ヶ瀬 青葉そっか ─── 一回の願い事の中に含めたら、そんな指定も出来るんだ。 「 彩葉ちゃん、あったまいいー 」 僕のコトだっていうのに 僕以上に考えてくれている姿をみて、ぽつりと。 思わず無意識に零しちゃったけど これ以上思考の邪魔をしないよう、ありがとうは小声で。 (533) 2022/10/23(Sun) 23:36:32 |
【人】 天ヶ瀬 青葉二つ目の、未来に変わる選択肢。 こっちの方が現実的だよね、と僕は頷く。 何も考えていなかった僕は 今すぐ女の子になるものだと思っていたけど。 期間を設ける事が出来るのなら、 医者にかかって診断書を出してもらったり 出来る事は増えると思う。 じゃあ、いつ ?って話になるんだけど ──── 「 僕さ、彩葉ちゃんと 同じ女の子の制服を着て過ごしたい ……… 」 僕は目を逸らして、少し恥ずかし気に。 だから、卒業式以降はNG。 3年になったら同じクラスになれるかも分からないから 出来れば数ヶ月後。冬休みを挟む形で 1ヶ月ぐらいお休みをもらってもいいかもしれない。 (535) 2022/10/23(Sun) 23:36:38 |
【人】 天ヶ瀬 青葉まだまだ考えてくれている彼女。 >>482 その姿に僕は目を細め、そっと言葉を投げる。 「 彩葉ちゃん 僕ね、……ずっと女の子になりたかった。 でもそれ以上に…… どんな事でも相談できる 女の子の親友が欲しかった。 ………ありがとう 」 伝えたあとは、慌てて目を逸らして。 一緒にお店巡りしたり 服を買いに行ったり どちらかの家にお泊りして、お菓子食べながら 恋の話で盛り上がったり。まだ恋自体知らないけど。 男が好きか、女が好きかも分からないけど。 いつか出来たらいいな、そう思った。 " 親友 "って言葉使っただけでも恥ずかしいから 今はまだ 心の中に留めておくだけ、だけど。 (537) 2022/10/23(Sun) 23:36:45 |
【人】 天ヶ瀬 青葉彼女のおかげで、 明確な願いが出来た気がする。 「 今から3ヶ月かけて だんだんと女の子の身体にして欲しい ……… これでどう? 」 一ヶ月目、二ヶ月目とか どんな身体になっているのか怖いけど お医者さんにかかれば奇病扱いで、認知されるかな。 胸の大きさとか、そういうのは幽霊さんに任せて。 本当に願いを僕の為に使っていいのか もう一度だけ確認すれば、あとは彼女に託して。* (538) 2022/10/23(Sun) 23:36:48 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ── 三学期:2−A教室 ── 冬休みも明け、今日から三学期が始まる。 僕は、というと ─── もうSHRが始まっているというのに 教室からすぐの廊下で待機していた。 教室の中から、担任の声が聞こえる。 『 えー、今日は在校生を紹介する。 入ってきて。 』 どうして、そんな転校生みたいなノリなの。 だけど、入れと言われたら入るしかない。 僕は大きく息を吸い込み、深く吐いてから ドアの引手に指をあて、横にガラガラと開ける。 教室と廊下との温度差で空気が流れ、 ふわりと スカート が揺れた。 (851) 2022/10/24(Mon) 23:26:49 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 は …… はは 、 その ………天ヶ瀬、青葉……です あの、…病気とか色々とありまして、…… うん 今日から女子生徒になりましたので ? えっと、今までどおり …… おねがい、 します 」授業中、いきなり問題を当てられても " わかりません! "って元気に即答できる僕だけど。 『 ええええええええ!? 』 ってみんなから驚きの顔と声を向けられながら話すのは 緊張するなんてモノじゃない。 これからもみんなが僕とどう接してくれるのか ─── 実際のところ、怖いよ。 (852) 2022/10/24(Mon) 23:26:51 |
【人】 天ヶ瀬 青葉席について授業が始まっても ちらちら、とみんなが僕に視線を向ける。 たまに目が合えば 出来る限りの愛想笑いを返して。 そんな中で ──── 僕は今日までの事を振り返っていた。 (853) 2022/10/24(Mon) 23:26:54 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 一週間もすれば身体に変化が現れだした。 まだ微々たるものだったからか、最初の診断は様子見。 一ヶ月経った頃には 大学病院で精密検査を受けていた。 僕としては" 願い "のおかげだと理解していたけど 当然、両親はそうじゃなかった。 原因不明の奇病と診断され ──── 父も母も驚き、悲しんだ。 毎日、僕の身体の心配をするようになった。 大丈夫だよと笑いながら返しても 両親の不安は 顔に見てとれた。 (854) 2022/10/24(Mon) 23:26:56 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 それでも僕は" 願い "の事を両親に話せなかった。 もう女の子の服なんかに興味が無い ──── 家では、そんな顔をして過ごしていたから。 両親に心配される度、 僕は心の中で" ごめんね "って呟くばかり。 やっぱりね、奇跡のチカラなんかで願いを叶えると どこかで つじつま合わせのしわ寄せが来る。 きっとこれを" 代償 "と呼ぶんだろう。 せめて、大人になったら せいいっぱい親孝行しようと心に誓った。 (855) 2022/10/24(Mon) 23:26:59 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 原因も不明、対処法も不明。 女性の身体へ変化していく以外は、至って健康。 そんな状態だから、僕は入院する事も無く 普段通りの学生生活を続けた。 季節は味方をしてくれて。 制服の上からセーターを着こめば、 身体のラインはそれとなく隠すことが出来た。 バスケも厚めのジャージを着て参加していたんだけど。 ちょうど二ヶ月目 ───── 男としての筋力が減ったのだろう。 今まで片手で放っていた3Pシュートが ゴールに届かなくなった。 それを機に、僕は冬休みを挟む形で 一ヶ月間 学校を休むことにした。 どうせ ここから先は セーターでも誤魔化せそうにないから。 (856) 2022/10/24(Mon) 23:27:01 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 もうほとんど女性の身体になっていた僕は この一ヶ月の間に色んな手続きをとった。 ちゃんとした性別の変更は 成人してからでないと出来ないらしいけど 診断書を元に、学校と内密に連絡をとって 女子生徒として在学できないか打診したり、とか。 ここら辺の細かな手続きは、 ほとんど両親が主導でやってくれて。 僕は申し訳なさで、願いが叶いつつあるのに それを喜ぶ暇さえなかった。 ようやく、嬉し涙が零れたのは 女子用の制服が届き、鏡に映る自分の姿を見た時。 もう三学期も始まる直前の事だった。 (857) 2022/10/24(Mon) 23:27:03 |
【人】 天ヶ瀬 青葉3ヶ月間を振り返り、はぁと息を吐く。 これだけ猶予があったのに 慌ただしかった。 だから正直、心の余裕はあまりない。 いつもの椅子にスカートで座る ──── そんな真新しい感触にも気付かないまま。 周りから視線を受けるたび、愛想も笑みも減っていく。 無意識に、ゆっくりと顔を振り向かせ 細かな内情を知る 親友の顔をちらりと。 他に内情を伝えたのは、 秋緒ちゃんと叶冬ちゃんだったかな ? 2ーCの2人はスラム街だから内緒にしてたかも (858) 2022/10/24(Mon) 23:27:05 |
【人】 天ヶ瀬 青葉授業が終わった後の休み時間。 僕の前には、人だかりがぶわっと押し寄せて。 「 うん、色々大変だった ! 」 「 これからは女の子扱いでよろしくね ! 」 飛び交う質問に、 僕は僕らしく笑って答えていく。 此処は" 夢の向こう " ───── 僕が望んだ世界じゃないか (860) 2022/10/24(Mon) 23:27:09 |
【人】 天ヶ瀬 青葉そして僕は、ついに女子だけになった料理部で せっせとお菓子を作っている。 いつかの フリルのついたエプロンを身に着けて。 バスケ部には マネージャーとして在籍出来る事になった。 時々、こっちにもお菓子を差し入れしよう。 (861) 2022/10/24(Mon) 23:27:12 |
【人】 天ヶ瀬 青葉" 夢の向こう "にだって 後悔や苦しみは きっと待ち受けているんだろう だけど ──── " 本当の自分 "なら きっと乗り越えられる 乗り越えてみせる だから僕は、まだまだ僕の目指す先へ ───── (862) 2022/10/24(Mon) 23:27:14 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新