人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[移動中に刺されたと言われましても。
今目の前で、キスマークをつけるのを見た後では、
さすがのミンナでも肯くことは難しい。

通りすがりの虫よりも厄介な彼に、ぅん?と、
調子を合わせるように小首を傾げた。]


 ……えっと、悪い虫さんだね……?


[それは暗に彼に向けているものでもあるのだけれど、
彼自身に伝わるかどうかは分からない。

これは冗談の類いなのだろうか、
それとも本気で誤魔化そうとしているのか。

分からないままではあるけれど、
色の濃いストッキングを履けば隠せないわけではない。
……と、今日の着替えを考えながら、また肌を寄せた。]

[乱れた呼吸がようやく落ち着きを取り戻した頃。
頭上に陰りが現れて、彼の身体が覆い被さってくる。

痛かったらと、言いながらも酷くされたことはない。
(あの時の一件を覗いて、だが。)]


 ……うん、……私も好きだよ?


[唇を寄せられて、ちゅと音の立つキスを交わして。
自然とそのキスが深くなっていく。
同時に、下肢に熱い昂りが触れて。
ゆっくりと秘裂を割り、押し入ってくるのに声を詰まらせた。]


 ……ぁ、っくぅ、……ンンっ……、
 ぁ、ぁッ……はい、っちゃうぅ……っ…
 

[いつも最初に入ってくる時は、その大きさと熱さに身体が強張ってしまう。
だが、一番太い箇所を抜けて、ずぶりと最奥まで貫かれると、
身体いっぱい彼に満たされたようで、充足感に満ち足りた。]

[お腹の奥まで彼のものを感じる。
確かに繋がっている感覚、熱くて、気持ちいい。

両腕を彼の背中に回して、ぎゅっと抱きつくようにして。
額をこつりと、突き合わせる。]


 ……ぁっ、……テンガンの、……で、
 おなか、っ……あつい……

 
[繋がった達成感に、ふにゃりと笑って彼の頬を撫でた。]



痕をつけて、誤魔化しのような冗談を彼女に告げると
彼女にさえ理解してもらえず、苦笑いが浮かぶ。
悪い虫と言われると、たしかにそれはそう、と
強くは否定はできずにいた。
寧ろ肯定して、けれどももっと悪い虫もいると
やけに冷静な彼女に言ってみるが、
どう言う反応を得られただろうか。


「黒の靴下持ってなかったっけ。
 それで隠れそうだよ?」

赤く染めた痕を優しく撫でながら、
余裕そうに提案をしてみたが、
彼女の衣服を全て覚えているわけでもなく
冒険者として旅を続けている以上、
荷物を少なくするなら替えが少ない。
故に、持っていたような気がすると提案しただけ。





基本的には、というより彼女が痛がるのなら
やめてしまおうかと思うほど、
彼女のことを壊れやすい宝石のように扱う。
だからこそ、一緒に気持ちよくなっているのなら
それでいいけれど、痛いといわれてしまえば
動くのをすぐやめて、痛くなくなるよう気をつける。


「っ、……もうちょっとだから、力抜いて?」


唇を重ねると流れるように深くなっていく。
舌を絡め合わせて、それと同じく
腰をぐっと深くまで持っていくと、
彼女の体が少し強張ったように感じられ、
唇を離して声を詰まらせる彼女を宥める。
ほぼ奥まで来ていたから、
よしよし、と彼女の頭を撫でてあげて。





「ん、………奥まできちゃった。
 ミンの中、すっごい気持ちいいよ。
 もっと動くね、気持ちよくなろ………」


奥まで到達すると額がくっつき、
彼女の腕は背中に回ってきて、頬を撫でられると
その状態から少し動かずに中の様子を
身をもって体感してみれば、
ゆっくりと前後に腰を動かし始める。
可愛い彼女に口づけを何度も落としては、
可愛いね、と呟き、囁き。



[彼の言うもっと悪い虫というのは何を指すのか。
理解できないまま、瞬いてまた首を捻った。]


 テンガン以上にもっと、悪い虫?
 居るのかなぁ……。


[うぅん、と考えてみる限りは思いつかない。
ただその悪い虫には、望んでつけられているので、
一様に悪い虫というわけではないのだけれど。

彼の手が肌を撫でれば、その擽ったさに膝を曲げる。
提案には自身も似たようなことを考えていたから、]


 うん、ストッキングがあるから大丈夫。
 ふくらはぎどころか、太腿まで隠せるよ。


[くすりと、笑って頷いた。]


 
 ……ぁ、ん、……うんッ……、


[挿入される時に思わず力が入っていたのか、
窘められてこくこくと何度も頷きながら、息を吐き出した。

狭い膣を彼のものが時間を掛けてゆっくりと埋められていく。
言われた通りに何度も、細く息を吐き出しながら
受け入れるように意識的に力を抜いていれば、
ぐっ、と一気に彼のものが突き入れられて、
思わず、ビクンッと腰が跳ねた。]


 ……あぁッ、……ンッ……!
 はッ、……ぁうッ……、


[撫でる彼の手が優しい。頭を撫でる手に、
圧迫感に滲んだ瞳を上げて、縋るように彼に抱きついて。]

[奥まで入ったという彼の言葉を聞いたら、
ふ、と身体の力が抜け落ちた。

気持ちいいと彼が言う。
そうさせているのが自身だと思えば、嬉しくて。
目尻に溜まった涙を散らしながら、緩く微笑みを返した。

中を堪能するように彼が身じろがずにじっとしていれば、
身体の奥がじわじわとうねりを見せる。
そのタイミングを見計らうかのように、彼が動き出す。]

 
 ……んぁ、ッ、ぁッ、ぁッ……
 あッ、だめッ……、ゆっくり、……

 ふぁッ、ぁんッ、……ぁ、ぁぅッ……


[彼の腰の動きに合わせるように次第に、上擦った声が洩れる。
リズムに合わせるように甘ったるい声が跳ねて、
降り落ちる口付けに溺れていく。]

【人】 転生者 アウローラ

―― 数日後/学園内にて ――

[ それから数日後。
 体調のほうはすっかり良くなった。

 彼にも言われたけれど、
 自分でも気づかないうちに無理をしていたみたい。
 彼が部屋から消えた後、寮母さんが呼んでくれた
 お医者様からは結構なお叱りを受けた。

 それから二日ほど休養を取ってから
 授業に出てみれば、早々に積み上がっていた
 課題の山を頂くことになった。

 それをなんとか
 ――だけど無理のないペースでこなして――
 たった今、最後の課題を提出し終わった。 ]
(32) 2022/05/23(Mon) 5:17:05

【人】 転生者 アウローラ

[ 失礼します、と
 教授室の扉の前で一礼してから
 足早にその場を離れていく。 ]
 
 
 アルカード、いますか?
 

[ 人気のない廊下まで出たところで
 小さな声で、彼の名前を呼ぶ。

 姿は見えなくても、彼はいつだって傍にいる。
 とはいえ彼がどこから姿を現すかは
 いつだって全く予測がつかないのだけど。

 時に部屋の隅に横たわる影から、
 ある時は至極普通に部屋の扉の向こうから
 或いはわたしの影そのものから。

 最後のは以前実演されたときに
 流石に心臓に悪かったから、
 正直、多用はしないでほしいのだけど。 ]*
(33) 2022/05/23(Mon) 5:21:22

【人】 転生者 アウローラ

[ 人の背後へふわふわ浮かびながら現れるのは
 どう考えても普通じゃないです。 ]

 

 …もう!
 その呼び方はやめてくださいって
 言ってるじゃないですか。


[ わたしの名前は、
 どうやら女神様の名前から取られたみたい。
 「夜明け」を意味するその名前は
 あのゲームのタイトルにも通じていて、
 我ながら可愛らしいと思う。

 でも日本人としてはやっぱりその呼び方は
 お相撲さんみたいであまり好きじゃない。
 (その人に非があるわけではもちろんないけど) ]
(35) 2022/05/23(Mon) 5:35:24

【人】 転生者 アウローラ

[ 咳払いと共に本題へ。 ]
 
 
 休みのあいだに堪っていた課題を
 ついさっき漸く全部提出できたんです。
 
 えっと、それでですね。
 
 先日、わたしが寝込む前に約束しましたよね。
 わたしと一緒に買い物に行きましょうって>>1:142

 わたし、これから一日何も予定がないんです。

 なので、もし、アルカードが何も問題ないなら、
 一緒に街にいってほしいな…って。

 だめ、でしょうか?*
(36) 2022/05/23(Mon) 5:36:18

【人】 転生者 アウローラ



 つめた…っ。


[ 堪らず額に手を添えて。

 面白いものを見た、と言わんばかりの
 すっと細められた眼差しに
 ほんの少しだけ、恨みがましい視線を送る。
 
 あと、曙じゃなくて名前で呼んでほしいって言ったら
 ちゃんということ聞いてくれるのかしら、この精霊さんは]
(38) 2022/05/23(Mon) 5:40:50

【人】 転生者 アウローラ


 もう…。
 でも、よかったです。

 じゃあ、一度部屋に戻って着替えてきますから。
 あとであの図書館で落ちあいましょう。


[ 頬の温かさと緩んだ表情はきっと隠し切れないまま
 彼の返事を待つより先に寮のほうへと歩を進めた。

 誰かと一緒にどこかに出かけるなんて
 まるで夢みたい。
 この学園に入学して以来、今までずっと、
 誰かと仲良くなることなんてできなかったから。 ]
(39) 2022/05/23(Mon) 5:42:20

【人】 転生者 アウローラ

[ この学園に入学してから、
 攻略対象ではない、他の人たちとも、
 自分なりに仲良くなろうと努めてきた。

 でも、いつも上手くいかなかった。

 どうしてかはわからないけど、
 誰かと少し仲良くなるたび、
 どこからか噂が聞こえてきては
 周りの人たちから距離を取られる。

 攻略対象ではない人たちですら
 そういう状態だったから。

 ―――…だから、気がつくといつもひとりだった。 

 わたしは、不器用な人間だから。
 気がつかないあいだに、他の人たちが嫌がることを
 してしまってたのかな、って。

 そう思うと、とても怖くて、
 同時に今その場にいることが申し訳なくて、
 とても悲しかった。 ]
(40) 2022/05/23(Mon) 5:44:52

【人】 転生者 アウローラ

[ でも、今は違う。
 わたしは今、ひとりじゃない。

 たとえ、彼が人間じゃないとしても。
 いつか世界を滅ぼす存在だったとしても。

 わたしは、彼の友達でいたい。
 それは、ただ、わたしの傍に居てほしいとか
 そういうことだけではなくて。

 …彼にも、知ってほしいと思った。
 この世界が、嘗ての「私」が愛した世界が、
 とても美しいものだということを。

 学園の背景も、イベント毎に変わる街並みも。
 この世界でわたしが見て、聞いて、触れてきた、
 いろいろなものを、彼に見せたい。
 彼と一緒に、思い出を共有したい。 

 今のわたしには、そんな夢がある。 ]
(41) 2022/05/23(Mon) 5:46:20

【人】 転生者 アウローラ

[ そうして、部屋に戻って私服に着替えて
 準備を終えたところで
 そのひとの姿が遠くに見えた。  ]
 
 
 ……あ。
 
 
[ ちょうど午後の授業に出るところだったのか。
 友人(取り巻きなのかもしれない)に囲まれながら
 廊下を歩いてくるマティルダ。

 その友人たちのなかには、
 以前わたしから距離を置いた人たちもちらほら。 ]
 
 …………。
(42) 2022/05/23(Mon) 5:47:09

【人】 転生者 アウローラ

[ その親しげな様子に、少し、胸が痛んだけれど。

 それでも、彼らと廊下をすれ違ったときは
 廊下の端へ寄せて、彼らにカーテシーをする。
 わたしと彼女たちの身分を考えればそれが正しい。 ]
 
 
 ……。


[ 頭を下げようとした一瞬、
 此方に気づいたらしいマティルダが
 目を見開くのが見えた。
 まるで、なにかに驚いたように。

 わたしの傍を通り過ぎるそのとき、
 「どうしました?」なんて、彼女の友人たちが
 声をかけているのが聞こえたから
 …たぶん、気のせいではないのではないかしら。


 「なんでもない」とマティルダが友人たちに応える、
 そんな遣り取りが少しずつ
 遠ざかっていくのを確認してから顔をあげる。
 さっきのマティルダの反応も
 気になるところではあったけど。
 
 今はそれより彼の待っているであろう、
 図書館へ向かうことを優先しよう。 ]*
(43) 2022/05/23(Mon) 5:49:47


「俺が悪い虫になってもっと悪い虫が
 ミンにくっつかないようにしてるから、
 知らないままで十分なんだけど。
 でも…、存在だけは知っておいて。
 もし俺がそばにいないときがあれば、
 そういう虫は近づいてくるから……」


賊というのは甘い香りに飛びつく害虫よりも
粗悪だと思っているほどに彼の中では敵になっている。
一般市民が彼女に視線を送るのは、
手を出してくる心配が賊に比べればないので
まだ、許容できる部分がある。
けれども、賊はそうでもない。
彼女のように綺麗で可愛い女性が1人で歩いていれば
瞬く間に狙われてしまう。

彼女が1人で出歩くことがあっても、
できるだけ人通りが少ないところは避けるようにと
バディを組んだ頃から教えていたような気がする。





「なら、沢山つけても問題ないね?」

彼女の膝が曲がれば、ちゅ、っと唇を寄せ。
もうたくさんつけたと思っているので、
冗談ではあるのだが、太ももにまた軽く何度か
唇を寄せて、時には舌を這わせてみたことだろう。


「そう、いい子。……すごく敏感になったね。
 よくできました、辛くはない?」


今にも泣き出してしまいそうな彼女の瞳。
どんな宝石よりも煌めいて視線を奪われる。
呼吸を整えるその姿も素敵だと感じて。
ゆるりと動かす腰に合わせて吐き出される声。
中も蠢いて、彼の熱に絡み付く。
彼女の全身で彼を受け入れられているような気分に、
ゆっくり、とせがまれれば仰せのままにと
言わんばかりに、ゆっくりと彼女の奥を突き上げた。







「は、……もしかしたら、1回先に出てしまうかも。
 っ、…ふ………ぅ…きもちいい?」

彼女の腰を抱えて少し浮かせれば、
突き上げる場所が変わったことだろう。
溜まっていた分があるからか、
すぐにでも出してしまいそうな気分になる。
堪えるように彼女に口づけを落として注意を逸らした。




 ……ふ、ふふっ……、あははっ、
 悪い虫って……認めちゃうの……


[あまりに真剣に心配されたけれど、
自身を悪い虫だと認めてしまうテンガンが、
可笑しくてついつい笑ってしまう。

窘められたなら、ごめんなさい、と謝りつつも、
まだ笑いを抑えきれないまま頷いて。]


 ……うん、わかった。気をつけるね。


[と、大して本気にせずに頷いた。
だって、いつも隣にはテンガンが居るし、
傍に居ない時だなんて考えられない。

一人で出歩く時は彼に断りを入れているし、
断りを入れたら入れたで、一緒に来るのだこの人は。]

[今はそんな悪い虫のやりとりよりも、
深く繋がった場所が彼の存在を大きく知らせる。

もう付ける場所もないくらいなのにの痕の上から、
再びキスが降り落ちれば擽ったさに身を捩り、小さく啼いた。

つらくはないかと問う声に、こくこくと頷いて、
背に回した腕をきゅうと強くする。

ゆっくりと動き出す彼に揺さぶらされて、
感じ入るように瞳を閉じれば、ふるりと睫毛が涙を浚う。]


 ぁ……あッ、ンン……、
 は、ぁ……ン、……い、い……、

 きもち……いい、よぉッ……


[感じている時は声に出して欲しいと彼に言われてから、
羞恥を覚えながらも、拙く声にするようになって。]



 んぁッ……ぁぁあッ……!
 ……ぁッ、ンン……、ん、ぅんッ……

 ……きもち、いいッ……からぁ……ッ…



[腰を抱き寄せられて、彼のものが弱い箇所に当たる。
思わず悲鳴のような声を上げて、びくんっと背を撓らせた。
うねるように中が蠢いて、彼のものを締め付ける。

濡れた視界の端で彼を捉えたら、再び唇を奪われて、
突き上げられながら口内を蹂躙されて思考が鈍くなっていく。]



彼女が笑っているのを見るのは幸せになる。
けれども、彼の真剣さとは少しいろんな意味で
彼女の真剣さは差があるようで、
やきもきしてしまいそうなこともある。


「笑いすぎ。こんなに痕つけてるんだから
 悪い虫でいいんだよ、わかった?」

彼女につられて笑いながらも、
納得させるようにもう1度告げて。
彼女がここまで真剣に受け入れないのは
1人でどこかにいくと告げられると、
こっそりだったり、堂々とだったり、
彼女の安全を見守っているからか。
それはそれで、全信頼を置いてくれていると
テンガン自身嬉しいので構わないのだが。





悪い虫のやりとりをやったいたときは
睦み合う時間というよりも、じゃれあっている時間。
けれども今は、それよりももっと深く交わって。
腰の動きに合わせて聞かせてくれる声が
彼の熱を更に熱くしていく。
角度が変われば彼女の体が震え、
中を締め付けられてしまうと、少し危なくなってきた。 





泣かないでと言わんばかりに、
口づけを交わしながら彼女の瞳を優しく親指で撫で、
濡れたまつ毛についた涙を取ろうとする。
ゆっくり動こうと思っていたけれど、
彼女が可愛く、反応が敏感になっていくと、
間に合わなくなってきて、
彼女の腰に手を添えたまま、徐々にその動きは
速さを増していく。


「あ、……ミン、ダメだ、……!
 出る、中に出すから、っ……
 は、ッ………….!!!」


彼女の中の締め付けを大いに感じ、1度目の溜まった熱が
奥を目掛けて吐き出されてしまうことだろう。
出してしまった後は暫くの間その熱を抜かずに、
乱れた呼吸を少し整えるように
彼女を抱きしめて、頬にちゅ、っと
何度も何度も口づけを落とすのだが、
彼女の様子はどういったものだったろうか。



[深く口付けを交わして、キスに酔いしれながらも
浅く、深く腰を突き入れられて、
合わさった唇の隙間から声が溢れて落ちていく。]


 ……ふぁ、……ぁ、んッ……
 あっ、……いいッ……

 ぁッ、あッ……ンンッ……!!


[指の腹で目尻を撫でられれば、雫が彼の指に吸い付く。
強くなっていく刺激に、縋る手が追いつかずに
ずるりと滑り落ちて、シーツを掴んだ。

苦しげな彼の声を聞きながら、
彼が果てると共に、びくんッと下肢がひくつく。

中に吹き出すような熱さは感じない。
代わりにぎゅうっと抱きしめられて、
同じ温度で抱き返すようにように、しがみついた。]

[彼は達したものの、中途半端に熱の点った身体は
まだじくじくと疼いていてる。
抱きしめられて、また慈しむようにキスを落とされては、
じわりと達していない奥が、疼く。]


 ……気持ち、よかった……?


[おずおずとそう尋ねながら、萎んだ彼のものを、
きゅう、と再び甘く締め付けて誘えば、どんな顔をするだろうか。]



彼女の中はいろんな箇所が性感帯のようで
前後に動くだけでも何度も反応がある。
それは彼とて同じで、彼女の膣肉に締め付けられると
小さく声を何度も漏らしては抽送を続けて
奥で果てたなら、擬皮の中に吐き出されていく熱。
シーツを掴んで感じてしまう彼女の姿に、
気持ちだけは先行してまた元気になっていくのだが、
それと同時に、彼女の中で体積を減らした自身に気付き、
中には出していなかった、と雰囲気的に言ってしまった
一言を思い出して少しだけ苦笑いを見せた。






「ん、凄く気持ちよかった。………
 ちょっと待ってね、新しいやつに………
 今度はちゃんと奥に出したい。

 ………許してくれる?」


彼女の声、おねだり、中の動き。
いろんな要因のおかげで硬さを取り戻しはじめ、
1度その繋がりを解消すると使用済みになった
擬皮の処理をしていった。
新しいものをつけるか、と思ってみたが、
未開封のものを手にしたままベッドに戻り
彼女に覆い被さって彼の方からもねだってみた。






──── パチンッ


彼が指を鳴らせば、彼女の胸を這うそれだけが
甘く、少し酸味のあるような果実の香りを放ち
じゅわっと彼女の衣服に染みていく。
そして衣服が緩やかに溶かされていくような。


「触るのを待つとは、言わなかった気がするんだ」


実際、補給のたびに腰を撫でたり髪を触ったりと
触ってきたはずなので、彼女もそれには気づいているはず。
だからこれもその延長線上にある。
そう言っても過言ではないかもしれない。*



[気持ちよかったと吐き出される声に微笑んで、
懐くように肌を擦り寄せる。
先に彼が口にしたように中にと告げたのは、
時折、避妊魔法を掛けてそれを受け入れるからだろう。

そう、今も。
耳朶に甘く囁かれれば、蜜壺が期待にひくりと蠢いてしまう。]


 ……う、ん……


[求められることを気恥ずかしくも受け入れて、
一度、彼のものが身体から抜け落ちていく。

薄皮一枚と言えど、熱さの感覚は違うもので、
擬皮がなければ、より彼の熱さを直接感じることになる。]

[彼が引くのを見て、自身も身体を起こし、
己の下腹部に掌を当てる。
すう、と息を吸い込んでから、小さく囁いた。]


 
Magia contraceptiva



[呪文を唱えれば、ぽうと白い光が掌から膨らんでいき、
下腹部を照らして身体の中へ入り込んでいく。

家を出る時に母に教えられた避妊の魔法。
これを行ったからといって確実に避妊できるわけではないが、
防衛魔法の強化のようなものでパーセンテージは上がる。]


 ……これで、いい?


[光が消え去って体内に入っていくと、
未開封のものを手にしたままの彼が目に映って、上目遣いにそう尋ねる。]



彼女へのおねだりは快く受け入れられ、
避妊魔法を目の前でかけてくれたので、
未開封の擬皮はそのまま使用せずにいられそうだった。


「そうだね、大丈夫だと思う。
 もし子供ができても一緒に可愛がっていくつもりだから」


上目遣いがとても可愛らしく、
ありがとうと呟きながら髪をそっと撫でる。
何度か緩やかに唇を重ねてから、
彼女の腰に手を添え、熱を更に滾らせるために
すり、っと秘裂に戻ってきた熱を添え当てた。






「急ぐ旅でもないから、沢山可愛がる。
 ミンのことすごく好きだって、
 もっと知ってほしいんだ。
 知ってくれてると思うけどさ」


ふっと笑みが溢れて、大好きだよ、と言葉が漏れる。
腰を動かし秘裂でその質量を増していく熱は
時折先端だけ中に入って出てを繰り返して。
準備ができたと思えば、彼女の様子を見てから、
今度は何もつけずに彼女の魔法に甘える形で
くちゅ、っとまた中にその熱を埋めていこうとする。




 
 うぅん、子供はまだ早いよぉ。
 旅も続けたいし、もう少しだけ
 テンガンのことも、独り占めしていたいし……。

 ……でも、そう言ってくれてありがと。


[ふふ、と小さく微笑んだ。
髪を撫でてくれる手が好きだと思う。
その手に甘えるように頭を手のひらに寄せて、
啄むだけのキスを何度か交わして、互いに笑い合う。

触れ合っていれば腰に熱い高ぶりが触れる。
こくりと物欲しそうに喉がなって、再び足を開いて、
彼のものを中心に充てがえば、一度解されたその場所は、
悦ぶように吸い付いて、ひくりと蠢いた。]

[初めて熱を交わしたときから、彼は情熱的だった。
今も変わらず愛をささやく言葉は変わらず、
私だけを見つけて密やかに紡がれる。]


 ……うん、知ってるよ。
 テンガンが私のこと、好きだってこと。

 だから、
……いっぱい、可愛がって。



[何度も重ねるように送られる言葉に目を細めて、
これ以上ないくらい蕩けた顔で彼を見上げた。

熱が再びゆっくりと中へと押し入ってくる。]


 ……ンっ、……はぁ、ぅ……ッ……
 

[先程よりも熱い雄芯が秘所へ埋まっていく。
奥へと進む度に、は、は、と細く息を吐き出して。
シーツを頼りなく握りしめれば、白い布地に皺が広がった。]

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 む…そんなことは、ないですよ?
 
 
[ >>87珍しいとはいわれたけど、
 普段だって決して気にならない訳ではない。

 彼が日頃図書館に入り浸って読んでいる本には
 寧ろ、かなり興味がある。

 けれど、彼が読んでいる本の多くは
 わたしには馴染みのない古代語か
 異国の言葉で綴られていて。
 なかなか手を伸ばしにくいというのがある。]
(126) 2022/05/25(Wed) 8:19:18

【人】 転生者 アウローラ


 
 寧ろ、此方が珍しいと思いました。
 もっと難しい本ばかり読んでいる印象があったから。
 

[ 世界の成り立ちに関するおとぎ話は>>84
 わたしも、小さな頃によく先生やシスターに
 お話を強請ったことを覚えている。

 何もなかったこの世界に、星が落ちて、
 そこから闇が広がって。

 そんな暗闇の世界に一柱の女神が降り立って
 光と、そこから派生する精霊が生まれ、
 女神の子である人間や動物たちが産まれた。

 だから、この世界に生きる者たちは皆、
 光の女神様の許に生まれた兄弟姉妹なのだという。
 ただ、ひとりだけを除いて。 ]
 
 
 …。
 
 
[ 考えるほどに、わからなくなる。
 彼は、闇の精霊とは一体なんなのだろう、って。
 遠い昔、「私」だった頃には考えたことのない疑問。 ]
(127) 2022/05/25(Wed) 8:20:50

【人】 転生者 アウローラ

[それでも。]
  

 あ、はい。
 

[ 差し出された彼の手には、今までなかった白い手袋>>88
 その手に自分のそれを重ねても、少しも冷たさを感じない。

 ……此方を気遣ってくれているのだと、
 そんな小さな仕草の一つひとつに触れるたび。

 彼はゲームの中で見たような、心無い災厄ではないし
 …『友達』を、そういう存在にしてはいけないとも、思う。]
(128) 2022/05/25(Wed) 8:30:22

【人】 転生者 アウローラ


 えっとですね、行ってみたいところは
 いろいろあるんですが…ってきゃっ!?


[ 此方の手を強く引かれると同時に、
 ふわりと視界が上昇する感覚>>89

 今、自分は空を飛んでいるのだと、理解するまでに数瞬。 ]
(129) 2022/05/25(Wed) 8:31:00

【人】 転生者 アウローラ


 
 ……っ。
 びっくり、させないでください…。


[ 高所恐怖症というわけではないけど
 これは予想外すぎて。
 ぎゅ、と彼の手を握る手に自然と力がこもる。

 足元に見えるのは、いつもの学園の景色。
 だけどそこにいる誰も、わたしたちに気づかないし、
 視線を向けることさえしない。
 まるでわたしたちの姿が見えていないかのよう。

 「風と同じものに変じている」という>>90
 彼の言葉を受けて思い出すのは、
 「私」が昔、観た映画の1シーン。
 (状況だけで言うならば、猫の乗り物というより
 動く城の冒頭に近いけれど)

 紡ごうとした抗議の言葉は、
 結局、彼の笑顔のせいで続かなかった。
 ……あまりにもいい笑顔をされると、
 なんというか、毒気を抜かれてしまう。 ]
(130) 2022/05/25(Wed) 8:33:06

【人】 転生者 アウローラ

[ それから数分後。
 わたしたちは、王都の街並みに降り立っていた。 ]
 

 えっとですね、
 確かこのあたりに…。


[ ひさしぶりの王都の人混みで逸れないよう、
 握ったままの手を緩く引いて、此方へと促す。

 彼はわたしの居場所がわかるらしいから>>86
 いつものように呼べば来るなんて、
 もしかしたら、言われるかもしれないけれど。
 …わたしのほうは、彼がどこにいるかわからないから。

 万が一、逸れてしまったときに怖い気持ちと
 
…ほんの少しの名残惜しさで

 握ったままの手を離さないでいる。
 
たとえ彼のその手が冷たいままでも
 わたしは手を離さなかったろうなと思う
]
(131) 2022/05/25(Wed) 8:34:45

【人】 転生者 アウローラ


 
 あ、ありました。
 
 
[ ここです、と
 空いたほうの手で示したのは、王都でも比較的大きな書店。
 複数の階にそれぞれ専門の売り場が設けられていて
 一番下の階には筆記道具を扱う場所も併設されている。 ]


 アルカード、本がお好きみたいだったので。
 此処にくればなにか気に入る本が
 見つかるかもって思ったんです。


[ わたしが彼について知っていることは
 本当に少ない。
 それでも、彼について何かを知る切欠に
 なれたらいいなと思って、この場所を選んだ。
 もし、彼が古書の類が好きだと言うのなら、
 ここからもう少し離れた場所にある古書店街にも
 足を運んでみようか。
 彼方も古今東西さまざまな書籍が集まるらしいから
 その中には、彼の気に入る本もあるかもしれない。 ]*
(132) 2022/05/25(Wed) 8:35:41

【人】 転生者 アウローラ


  ええ……?


[ 唐突に前へ押し出されて>>135
 つい困惑の声が出てしまう。 ]
 
 
 あの、いちおう言っておきますが。
 わたし、平民なのでアルカードみたいに
 難しい本なんて読めませんよ?


[ 故郷の村にいたとき、先生やシスターが
(わたしたちが暮らしていた地方の領主様の方針でもある)
 大人になってから孤児院を出ても困らないよう
 基本的な読み書きや計算、裁縫や家事、
 礼儀作法を教えてくれていたけれど、

 それでも、学園に通う貴族の子女たちには
 到底敵わない。
 だから、大好きな人たちと一緒にいられるためには
 他の人たちの何倍も、努力しなければいけなかった。

 
――それでも敵わないと理解したときの悲しさは
 今も少し、言葉にできないものがある。
 ]
(136) 2022/05/25(Wed) 8:59:24

【人】 転生者 アウローラ

  
 
 んー……。
 お気に召さなかったら、ごめんなさい。
 
 
[ 先に謝罪を口にしてから
 彼に背を押されるまま 哲学書に歴史書、
 美術書や数学等の参考書、
 巷で流行りのロマンス小説や冒険小説。絵物語。
 一通り、書店の中を見て回ってから。

 立ち止まったのは、子供向けの本が置かれた一角。 ]


 ……。
(137) 2022/05/25(Wed) 8:59:59

【人】 転生者 アウローラ



 やっぱりわたし、
 こういう本のほうが好きです。


[ そういって手に取ったのは、
 数十年前から出版されている古い絵本の物語。 ]
 
 
 この本ね、
 わたしが育った孤児院にもあったんです。
(138) 2022/05/25(Wed) 9:00:29

【人】 転生者 アウローラ


 わたし、小さい頃はこの本がとても好きで
 よく、シスターや兄さん姉さん…あ、
 本当のきょうだいではないのですけど。

 一緒に育った年長の人たちに、
 よくこの本を読み聞かせてもらっていました。
 大きくなって字が読めるようになってからは
 今度はわたしが、弟や妹たちに読み聞かせてました。
 
 それから、こっちの本は
 故郷の村の本屋さんにあった本ですね。

 本屋さんと言ってもここのような立派なお店ではなくて
 村に一軒だけある小さな貸本屋さんでした。

 村長の叔父さんが半分道楽でやってたお店なんですけど
 わたしもたまに本を借りにいってたんです。


[懐かしいなぁと、ついつい目を細めてしまうが。]

 あ、えっと。
 面白くなかったら、すみません…。
(139) 2022/05/25(Wed) 9:08:06
 




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