人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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視点:


[移動中に刺されたと言われましても。
今目の前で、キスマークをつけるのを見た後では、
さすがのミンナでも肯くことは難しい。

通りすがりの虫よりも厄介な彼に、ぅん?と、
調子を合わせるように小首を傾げた。]


 ……えっと、悪い虫さんだね……?


[それは暗に彼に向けているものでもあるのだけれど、
彼自身に伝わるかどうかは分からない。

これは冗談の類いなのだろうか、
それとも本気で誤魔化そうとしているのか。

分からないままではあるけれど、
色の濃いストッキングを履けば隠せないわけではない。
……と、今日の着替えを考えながら、また肌を寄せた。]

[乱れた呼吸がようやく落ち着きを取り戻した頃。
頭上に陰りが現れて、彼の身体が覆い被さってくる。

痛かったらと、言いながらも酷くされたことはない。
(あの時の一件を覗いて、だが。)]


 ……うん、……私も好きだよ?


[唇を寄せられて、ちゅと音の立つキスを交わして。
自然とそのキスが深くなっていく。
同時に、下肢に熱い昂りが触れて。
ゆっくりと秘裂を割り、押し入ってくるのに声を詰まらせた。]


 ……ぁ、っくぅ、……ンンっ……、
 ぁ、ぁッ……はい、っちゃうぅ……っ…
 

[いつも最初に入ってくる時は、その大きさと熱さに身体が強張ってしまう。
だが、一番太い箇所を抜けて、ずぶりと最奥まで貫かれると、
身体いっぱい彼に満たされたようで、充足感に満ち足りた。]

[お腹の奥まで彼のものを感じる。
確かに繋がっている感覚、熱くて、気持ちいい。

両腕を彼の背中に回して、ぎゅっと抱きつくようにして。
額をこつりと、突き合わせる。]


 ……ぁっ、……テンガンの、……で、
 おなか、っ……あつい……

 
[繋がった達成感に、ふにゃりと笑って彼の頬を撫でた。]



痕をつけて、誤魔化しのような冗談を彼女に告げると
彼女にさえ理解してもらえず、苦笑いが浮かぶ。
悪い虫と言われると、たしかにそれはそう、と
強くは否定はできずにいた。
寧ろ肯定して、けれどももっと悪い虫もいると
やけに冷静な彼女に言ってみるが、
どう言う反応を得られただろうか。


「黒の靴下持ってなかったっけ。
 それで隠れそうだよ?」

赤く染めた痕を優しく撫でながら、
余裕そうに提案をしてみたが、
彼女の衣服を全て覚えているわけでもなく
冒険者として旅を続けている以上、
荷物を少なくするなら替えが少ない。
故に、持っていたような気がすると提案しただけ。





基本的には、というより彼女が痛がるのなら
やめてしまおうかと思うほど、
彼女のことを壊れやすい宝石のように扱う。
だからこそ、一緒に気持ちよくなっているのなら
それでいいけれど、痛いといわれてしまえば
動くのをすぐやめて、痛くなくなるよう気をつける。


「っ、……もうちょっとだから、力抜いて?」


唇を重ねると流れるように深くなっていく。
舌を絡め合わせて、それと同じく
腰をぐっと深くまで持っていくと、
彼女の体が少し強張ったように感じられ、
唇を離して声を詰まらせる彼女を宥める。
ほぼ奥まで来ていたから、
よしよし、と彼女の頭を撫でてあげて。





「ん、………奥まできちゃった。
 ミンの中、すっごい気持ちいいよ。
 もっと動くね、気持ちよくなろ………」


奥まで到達すると額がくっつき、
彼女の腕は背中に回ってきて、頬を撫でられると
その状態から少し動かずに中の様子を
身をもって体感してみれば、
ゆっくりと前後に腰を動かし始める。
可愛い彼女に口づけを何度も落としては、
可愛いね、と呟き、囁き。



[彼の言うもっと悪い虫というのは何を指すのか。
理解できないまま、瞬いてまた首を捻った。]


 テンガン以上にもっと、悪い虫?
 居るのかなぁ……。


[うぅん、と考えてみる限りは思いつかない。
ただその悪い虫には、望んでつけられているので、
一様に悪い虫というわけではないのだけれど。

彼の手が肌を撫でれば、その擽ったさに膝を曲げる。
提案には自身も似たようなことを考えていたから、]


 うん、ストッキングがあるから大丈夫。
 ふくらはぎどころか、太腿まで隠せるよ。


[くすりと、笑って頷いた。]


 
 ……ぁ、ん、……うんッ……、


[挿入される時に思わず力が入っていたのか、
窘められてこくこくと何度も頷きながら、息を吐き出した。

狭い膣を彼のものが時間を掛けてゆっくりと埋められていく。
言われた通りに何度も、細く息を吐き出しながら
受け入れるように意識的に力を抜いていれば、
ぐっ、と一気に彼のものが突き入れられて、
思わず、ビクンッと腰が跳ねた。]


 ……あぁッ、……ンッ……!
 はッ、……ぁうッ……、


[撫でる彼の手が優しい。頭を撫でる手に、
圧迫感に滲んだ瞳を上げて、縋るように彼に抱きついて。]

[奥まで入ったという彼の言葉を聞いたら、
ふ、と身体の力が抜け落ちた。

気持ちいいと彼が言う。
そうさせているのが自身だと思えば、嬉しくて。
目尻に溜まった涙を散らしながら、緩く微笑みを返した。

中を堪能するように彼が身じろがずにじっとしていれば、
身体の奥がじわじわとうねりを見せる。
そのタイミングを見計らうかのように、彼が動き出す。]

 
 ……んぁ、ッ、ぁッ、ぁッ……
 あッ、だめッ……、ゆっくり、……

 ふぁッ、ぁんッ、……ぁ、ぁぅッ……


[彼の腰の動きに合わせるように次第に、上擦った声が洩れる。
リズムに合わせるように甘ったるい声が跳ねて、
降り落ちる口付けに溺れていく。]

【人】 闇の精霊 アルカード



 呼んだか、曙の子。

[ 呼ぶ声に応じて姿を現す。

 直近、娘の影から直に姿を現したときに
 頬を打たれこそしなかったが涙目で抗議された故、
 今回は普通に背後の中空からすぅと姿を現した。 ]*
(34) 2022/05/23(Mon) 5:29:06

【人】 闇の精霊 アルカード

[無論、覚えている。>>36]
 
 
 お前こそ、あのとき我がなんといったか
 覚えていないのではないか?
 我は確かに、約束したぞ?


[中空に浮かんでいた身体を、音もなく床へと降り立つ。
ついでに軽く、娘の額を指先で軽く小突いてみせてから、
此方を見上げる娘の瞳を、頭一つ上から見下ろして笑った]
 
 
 そもそも、娘よ。
 我はお前の望みを叶えるためにここにいるのだ。


[無論、忘れたわけではあるまい?]
(37) 2022/05/23(Mon) 5:39:12


「俺が悪い虫になってもっと悪い虫が
 ミンにくっつかないようにしてるから、
 知らないままで十分なんだけど。
 でも…、存在だけは知っておいて。
 もし俺がそばにいないときがあれば、
 そういう虫は近づいてくるから……」


賊というのは甘い香りに飛びつく害虫よりも
粗悪だと思っているほどに彼の中では敵になっている。
一般市民が彼女に視線を送るのは、
手を出してくる心配が賊に比べればないので
まだ、許容できる部分がある。
けれども、賊はそうでもない。
彼女のように綺麗で可愛い女性が1人で歩いていれば
瞬く間に狙われてしまう。

彼女が1人で出歩くことがあっても、
できるだけ人通りが少ないところは避けるようにと
バディを組んだ頃から教えていたような気がする。





「なら、沢山つけても問題ないね?」

彼女の膝が曲がれば、ちゅ、っと唇を寄せ。
もうたくさんつけたと思っているので、
冗談ではあるのだが、太ももにまた軽く何度か
唇を寄せて、時には舌を這わせてみたことだろう。


「そう、いい子。……すごく敏感になったね。
 よくできました、辛くはない?」


今にも泣き出してしまいそうな彼女の瞳。
どんな宝石よりも煌めいて視線を奪われる。
呼吸を整えるその姿も素敵だと感じて。
ゆるりと動かす腰に合わせて吐き出される声。
中も蠢いて、彼の熱に絡み付く。
彼女の全身で彼を受け入れられているような気分に、
ゆっくり、とせがまれれば仰せのままにと
言わんばかりに、ゆっくりと彼女の奥を突き上げた。







「は、……もしかしたら、1回先に出てしまうかも。
 っ、…ふ………ぅ…きもちいい?」

彼女の腰を抱えて少し浮かせれば、
突き上げる場所が変わったことだろう。
溜まっていた分があるからか、
すぐにでも出してしまいそうな気分になる。
堪えるように彼女に口づけを落として注意を逸らした。




 ……ふ、ふふっ……、あははっ、
 悪い虫って……認めちゃうの……


[あまりに真剣に心配されたけれど、
自身を悪い虫だと認めてしまうテンガンが、
可笑しくてついつい笑ってしまう。

窘められたなら、ごめんなさい、と謝りつつも、
まだ笑いを抑えきれないまま頷いて。]


 ……うん、わかった。気をつけるね。


[と、大して本気にせずに頷いた。
だって、いつも隣にはテンガンが居るし、
傍に居ない時だなんて考えられない。

一人で出歩く時は彼に断りを入れているし、
断りを入れたら入れたで、一緒に来るのだこの人は。]

[今はそんな悪い虫のやりとりよりも、
深く繋がった場所が彼の存在を大きく知らせる。

もう付ける場所もないくらいなのにの痕の上から、
再びキスが降り落ちれば擽ったさに身を捩り、小さく啼いた。

つらくはないかと問う声に、こくこくと頷いて、
背に回した腕をきゅうと強くする。

ゆっくりと動き出す彼に揺さぶらされて、
感じ入るように瞳を閉じれば、ふるりと睫毛が涙を浚う。]


 ぁ……あッ、ンン……、
 は、ぁ……ン、……い、い……、

 きもち……いい、よぉッ……


[感じている時は声に出して欲しいと彼に言われてから、
羞恥を覚えながらも、拙く声にするようになって。]



 んぁッ……ぁぁあッ……!
 ……ぁッ、ンン……、ん、ぅんッ……

 ……きもち、いいッ……からぁ……ッ…



[腰を抱き寄せられて、彼のものが弱い箇所に当たる。
思わず悲鳴のような声を上げて、びくんっと背を撓らせた。
うねるように中が蠢いて、彼のものを締め付ける。

濡れた視界の端で彼を捉えたら、再び唇を奪われて、
突き上げられながら口内を蹂躙されて思考が鈍くなっていく。]



彼女が笑っているのを見るのは幸せになる。
けれども、彼の真剣さとは少しいろんな意味で
彼女の真剣さは差があるようで、
やきもきしてしまいそうなこともある。


「笑いすぎ。こんなに痕つけてるんだから
 悪い虫でいいんだよ、わかった?」

彼女につられて笑いながらも、
納得させるようにもう1度告げて。
彼女がここまで真剣に受け入れないのは
1人でどこかにいくと告げられると、
こっそりだったり、堂々とだったり、
彼女の安全を見守っているからか。
それはそれで、全信頼を置いてくれていると
テンガン自身嬉しいので構わないのだが。





悪い虫のやりとりをやったいたときは
睦み合う時間というよりも、じゃれあっている時間。
けれども今は、それよりももっと深く交わって。
腰の動きに合わせて聞かせてくれる声が
彼の熱を更に熱くしていく。
角度が変われば彼女の体が震え、
中を締め付けられてしまうと、少し危なくなってきた。 





泣かないでと言わんばかりに、
口づけを交わしながら彼女の瞳を優しく親指で撫で、
濡れたまつ毛についた涙を取ろうとする。
ゆっくり動こうと思っていたけれど、
彼女が可愛く、反応が敏感になっていくと、
間に合わなくなってきて、
彼女の腰に手を添えたまま、徐々にその動きは
速さを増していく。


「あ、……ミン、ダメだ、……!
 出る、中に出すから、っ……
 は、ッ………….!!!」


彼女の中の締め付けを大いに感じ、1度目の溜まった熱が
奥を目掛けて吐き出されてしまうことだろう。
出してしまった後は暫くの間その熱を抜かずに、
乱れた呼吸を少し整えるように
彼女を抱きしめて、頬にちゅ、っと
何度も何度も口づけを落とすのだが、
彼女の様子はどういったものだったろうか。



[深く口付けを交わして、キスに酔いしれながらも
浅く、深く腰を突き入れられて、
合わさった唇の隙間から声が溢れて落ちていく。]


 ……ふぁ、……ぁ、んッ……
 あっ、……いいッ……

 ぁッ、あッ……ンンッ……!!


[指の腹で目尻を撫でられれば、雫が彼の指に吸い付く。
強くなっていく刺激に、縋る手が追いつかずに
ずるりと滑り落ちて、シーツを掴んだ。

苦しげな彼の声を聞きながら、
彼が果てると共に、びくんッと下肢がひくつく。

中に吹き出すような熱さは感じない。
代わりにぎゅうっと抱きしめられて、
同じ温度で抱き返すようにように、しがみついた。]

[彼は達したものの、中途半端に熱の点った身体は
まだじくじくと疼いていてる。
抱きしめられて、また慈しむようにキスを落とされては、
じわりと達していない奥が、疼く。]


 ……気持ち、よかった……?


[おずおずとそう尋ねながら、萎んだ彼のものを、
きゅう、と再び甘く締め付けて誘えば、どんな顔をするだろうか。]

【人】 闇の精霊 アルカード

―― 図書館 ――

[この学園には『図書館』或いは『資料館』と呼ばれる建物が幾つか存在している。
あの夜、我とあの娘が出逢ったこの建物もその一つらしい。

元はある貴族が趣味で蒐集した稀覯本をまとめた私設図書館で、
その貴族の死後、建物は蔵書ともども学園内に寄贈され、
学園内の敷地内に移築された。と、建物内に置かれていた資料には記されている。

そしてその貴族が集めた稀覯本の中に
我の欠片が変じた書物>>0:178が入り込んでいたようだ。

昼間でもほんのりと薄暗く、
古い書物の匂いが心地良いこの場所は我にとっては心地良く
(娘からは「お気に入りの場所なんですね」と言われた)

特に娘から呼び出されることがなければ、
我は日がな一日此処で書を読んで過ごすことが多かった。]
(84) 2022/05/24(Tue) 0:22:03

【人】 闇の精霊 アルカード

[今、我が読んでいるのはこの世界の成り立ち。
『神話』とか『おとぎ話』と呼ぶほうがより正確か。

あの娘が前の世で「乙女ゲーム」と呼んでいた物語にも、
同じ『神話』という名の設定が存在することを我は知らない
]


 はじめに、虚無が在った。
 星がひとつ、虚無の海に落ちて世界が生まれた。

 神々のうち、ひとりの娘が言の葉を紡いだ。
 「光あれ」と。
 その一声で、万象は光に照らされて
 そして世界は産声を上げた。

 そうして、ただただ闇ばかりであった世界は
 光に照らされ、世界には数多の精霊と命が生まれた。
 闇に満ちた虚無の海より、
 言の葉から万物を生み出した娘は
 光の女神として、今も世界を見守っている――…。
(85) 2022/05/24(Tue) 0:25:30

【人】 闇の精霊 アルカード

[なるほど。
今の世ではこのように伝えられているのか]


 ―――…くだらんな。


[呟きながらぱたりと書を閉じたのと、
娘がこの建物の扉を開く音が聞こえたのはほぼ同時だった。]


 遅いぞ、もう既に(2)1d6冊目を読み終えてしまった。


[此方へ近づいてくる"光"に此方の位置がわかるよう、声をかける。
それなりに長く生きたが、あの娘ほどわかりやすい魔力を放つ者も珍しい。

特に最近は初めてまみえたときのような翳りが消えて、
我にはよりいっそう眩しく"視える"。

それはさながら、地上で輝く星のようで、
―――…同時に、はじめて娘に触れたときの、
ひりつくような、灼けるような感覚もなお強くなる>>0:184
]
(86) 2022/05/24(Tue) 0:26:33

【人】 闇の精霊 アルカード


 …ああ、これか?

 珍しいな、お前が我が読んでいる本を気にするとは。


[此処に在る書物の中では、比較的平易な部類というのもあるか。
或いは、娘自身にも馴染みのある話ゆえか。

いずれにせよ、我らの成り立ちについてあの女から人の子らにどのように伝わっていたかというのは興味深い。
腹立たしさが全くないとは言わないが]
(87) 2022/05/24(Tue) 0:29:30

【人】 闇の精霊 アルカード

 
 
 それよりも、だ。
 ほら、行きたいところがあるのだろう?
 案内せよ。

 
[言いかけて手を差し出したところで、ふと気づいて。

――両の手の甲を交互に撫でれば、
次の瞬間、我が手にそれぞれ白い手袋が嵌められているのが
娘からも見えただろう。

手袋を嵌めた手で娘の手を恭しくとってみせれば。
先程のような冷たさを、感じることはないはずだ。>>38]
(88) 2022/05/24(Tue) 0:31:13

【人】 闇の精霊 アルカード



 せっかくだ。
 後に時間を取りたいからな。 
 ……我の手をしっかり握っていろよ?
 決して離れるな。


[図書館を出るのと同時、
娘の手を取ったまま――タンッ、と軽く地面を蹴り上げる。

それと同時にふわりと、娘と共に空中へとその身を浮き上がらせた。]


 馬車に乗るより此方のほうが早いからな。


[言いながら高度を上げていく。
鳥が飛ぶのと同じか、それよりもやや高い位置まで辿り着けば]
(89) 2022/05/24(Tue) 0:32:32

【人】 闇の精霊 アルカード


 ああ、案ずるな。
 只人の目からは我らの姿は見えぬ。
 我らは今、風と同じものへ変じているゆえ。

 ……要は魔法だ。
 細かいことは気にするな。


[理屈としては色々あるが正直説明が面倒になったので、
早々に魔法の一言と笑顔で片づけることにした。

実際のところ、肝心なことは。

この空中散歩がどのような原理で実現されているかではなく。
我らがこれからの半日を如何に楽しむかだ。
そうだろう?]*
(90) 2022/05/24(Tue) 0:36:37


彼女の中はいろんな箇所が性感帯のようで
前後に動くだけでも何度も反応がある。
それは彼とて同じで、彼女の膣肉に締め付けられると
小さく声を何度も漏らしては抽送を続けて
奥で果てたなら、擬皮の中に吐き出されていく熱。
シーツを掴んで感じてしまう彼女の姿に、
気持ちだけは先行してまた元気になっていくのだが、
それと同時に、彼女の中で体積を減らした自身に気付き、
中には出していなかった、と雰囲気的に言ってしまった
一言を思い出して少しだけ苦笑いを見せた。






「ん、凄く気持ちよかった。………
 ちょっと待ってね、新しいやつに………
 今度はちゃんと奥に出したい。

 ………許してくれる?」


彼女の声、おねだり、中の動き。
いろんな要因のおかげで硬さを取り戻しはじめ、
1度その繋がりを解消すると使用済みになった
擬皮の処理をしていった。
新しいものをつけるか、と思ってみたが、
未開封のものを手にしたままベッドに戻り
彼女に覆い被さって彼の方からもねだってみた。






──── パチンッ


彼が指を鳴らせば、彼女の胸を這うそれだけが
甘く、少し酸味のあるような果実の香りを放ち
じゅわっと彼女の衣服に染みていく。
そして衣服が緩やかに溶かされていくような。


「触るのを待つとは、言わなかった気がするんだ」


実際、補給のたびに腰を撫でたり髪を触ったりと
触ってきたはずなので、彼女もそれには気づいているはず。
だからこれもその延長線上にある。
そう言っても過言ではないかもしれない。*



[気持ちよかったと吐き出される声に微笑んで、
懐くように肌を擦り寄せる。
先に彼が口にしたように中にと告げたのは、
時折、避妊魔法を掛けてそれを受け入れるからだろう。

そう、今も。
耳朶に甘く囁かれれば、蜜壺が期待にひくりと蠢いてしまう。]


 ……う、ん……


[求められることを気恥ずかしくも受け入れて、
一度、彼のものが身体から抜け落ちていく。

薄皮一枚と言えど、熱さの感覚は違うもので、
擬皮がなければ、より彼の熱さを直接感じることになる。]

[彼が引くのを見て、自身も身体を起こし、
己の下腹部に掌を当てる。
すう、と息を吸い込んでから、小さく囁いた。]


 
Magia contraceptiva



[呪文を唱えれば、ぽうと白い光が掌から膨らんでいき、
下腹部を照らして身体の中へ入り込んでいく。

家を出る時に母に教えられた避妊の魔法。
これを行ったからといって確実に避妊できるわけではないが、
防衛魔法の強化のようなものでパーセンテージは上がる。]


 ……これで、いい?


[光が消え去って体内に入っていくと、
未開封のものを手にしたままの彼が目に映って、上目遣いにそう尋ねる。]



彼女へのおねだりは快く受け入れられ、
避妊魔法を目の前でかけてくれたので、
未開封の擬皮はそのまま使用せずにいられそうだった。


「そうだね、大丈夫だと思う。
 もし子供ができても一緒に可愛がっていくつもりだから」


上目遣いがとても可愛らしく、
ありがとうと呟きながら髪をそっと撫でる。
何度か緩やかに唇を重ねてから、
彼女の腰に手を添え、熱を更に滾らせるために
すり、っと秘裂に戻ってきた熱を添え当てた。






「急ぐ旅でもないから、沢山可愛がる。
 ミンのことすごく好きだって、
 もっと知ってほしいんだ。
 知ってくれてると思うけどさ」


ふっと笑みが溢れて、大好きだよ、と言葉が漏れる。
腰を動かし秘裂でその質量を増していく熱は
時折先端だけ中に入って出てを繰り返して。
準備ができたと思えば、彼女の様子を見てから、
今度は何もつけずに彼女の魔法に甘える形で
くちゅ、っとまた中にその熱を埋めていこうとする。




 
 うぅん、子供はまだ早いよぉ。
 旅も続けたいし、もう少しだけ
 テンガンのことも、独り占めしていたいし……。

 ……でも、そう言ってくれてありがと。


[ふふ、と小さく微笑んだ。
髪を撫でてくれる手が好きだと思う。
その手に甘えるように頭を手のひらに寄せて、
啄むだけのキスを何度か交わして、互いに笑い合う。

触れ合っていれば腰に熱い高ぶりが触れる。
こくりと物欲しそうに喉がなって、再び足を開いて、
彼のものを中心に充てがえば、一度解されたその場所は、
悦ぶように吸い付いて、ひくりと蠢いた。]

[初めて熱を交わしたときから、彼は情熱的だった。
今も変わらず愛をささやく言葉は変わらず、
私だけを見つけて密やかに紡がれる。]


 ……うん、知ってるよ。
 テンガンが私のこと、好きだってこと。

 だから、
……いっぱい、可愛がって。



[何度も重ねるように送られる言葉に目を細めて、
これ以上ないくらい蕩けた顔で彼を見上げた。

熱が再びゆっくりと中へと押し入ってくる。]


 ……ンっ、……はぁ、ぅ……ッ……
 

[先程よりも熱い雄芯が秘所へ埋まっていく。
奥へと進む度に、は、は、と細く息を吐き出して。
シーツを頼りなく握りしめれば、白い布地に皺が広がった。]

【人】 闇の精霊 アルカード

―― 王都 ――
 
 
 やはりというか人が多いな。


[娘に促されるまま、王都の街並みを歩く。]


 …案ずるな、娘よ。
 たとえ街中で逸れたとしても、
 我はお前がどこにいるかすぐにわかる。


[たとえ離れても、一言我が名を呼びさえすれば
すぐに其方へ現れることもできる。
なんなら娘自身の影に紛れておけば目立つこともない。

そう言い聞かせるものの、その手が離れる気配はない。
なんなら「それでは一緒に来た意味がないじゃないですか」と
軽く叱られてしまうだろうか。
逸れることが不安なら、なおのこと影に潜んでおいたほうが良いと考えるが。
人の子の考えることは、時に酷く不合理だ。
理解はしているつもりだが。

結局、目的地である書店まで我らの手は繋がれたまま]
(133) 2022/05/25(Wed) 8:48:21

【人】 闇の精霊 アルカード

 
 
 ほう…?
 これはまた面白い場所だな。


[いつもの図書館とはまた違った趣に興味をそそられる。
ただ一つ、言っておくことがあるならば>>132]
 
 
 確かに書を読むことは嫌いではないが。

 我があの場所で本を読んでいるのは、
 人の子について知りたいことがあるからだ。


[主に、目の前の娘について。

闇たる我を喚び寄せる資質がありながら、それでも、他の人の子たちのように世界が滅ぶことを望まない。

それがこの娘があの女の光を強く受け継いでいるからか、
それとも別の要因があるのか。
ならばこの娘の願いを叶えるにはどうすればよいのか。
そもこの娘の考える『友達』とは、どのようなものなのか。
我に求められているものはなんなのか。
何もかもが、わからない。

今までになかった、この状況への足掛かりを求めているのが、我の今の現状と言える]
(134) 2022/05/25(Wed) 8:51:09

【人】 闇の精霊 アルカード

[そこまで考えたところで、はたと思いつく]
 
 
 なぁ、娘よ。
 逆に聞くが、お前はどのような本を好むのだ?

 我はお前が好むものを読んでみたい。


[選べ、と。
ずいと娘の背を押して先を歩くよう示す。]*
(135) 2022/05/25(Wed) 8:52:15

【人】 闇の精霊 アルカード


 ―――…いや。

 なかなか興味深い話だった。


[思えば、この娘がここまで饒舌に
我に己のことを話したのは初めてではないだろうか。

実をいうとあまり期待はしていなかったが。
此方が思っていた以上の収穫に、ふ、と目を細める]
(140) 2022/05/25(Wed) 9:47:06

【人】 闇の精霊 アルカード

 
 
 では、その二冊を購入しよう。
 我も其れに目を通しておきたい故。
 
 
[娘が手にしていた二冊の絵本を受け取る。
他に娘が他に欲しがるような本がなければ、そのまま会計を済ませよう。

幾度となく死を迎え、その度転生を繰り返した猫の話と、
己の名前を探す猫の話。

…猫が好きなのか?
人の子とは一般的にこういう生き物を好むのだろうか?
表紙を眺めながら、そんなことを思う。]
(141) 2022/05/25(Wed) 9:48:17

【人】 闇の精霊 アルカード



さて、娘よ。
其方はなにか、望むものはないのか?


[己ばかりが何かを得るというのも、些か納まりが悪い。
此処は絵本の礼も兼ねて、と
なにか欲しいものはないかと問うてみるものの、
あまり芳しい返事は期待できない。

あれがほしいこれがほしいと言ってくれた方が
いっそ我としてはやりやすいのだが。

娘と話をしながら一番下の階まで戻る。
せっかくだからと筆記用具を扱う売り場にも
足を延ばしてみることにした。]


 これなどはどうだ?


[万年筆に硝子ペン、色とりどりのインク。
水晶を削って花の形に仕上げたペーパーウェイト。

そのどれもに娘は首を横に振る。]
(142) 2022/05/25(Wed) 9:49:21

【人】 闇の精霊 アルカード

 
 
 ふむ……。


[どうしたものかな、と
ふと何気なく店の中を見回したところで、
ある一点に目を惹かれた。

柔らかな品の良いクリーム色の紙に
五枚の花弁を持つ薄紅色の花が描かれた便箋と
同色同柄の封筒が納められたレターセット。]


 …杏の花か。珍しいな。


[言いながら、娘のほうへと視線を移す。

はじめて娘とまみえた夜。

小さく震える杏子茶色の髪の娘に、
此方が手を伸ばしたときのことを思い出して]
(143) 2022/05/25(Wed) 9:50:22

【人】 闇の精霊 アルカード



 ……娘よ。
 我はこれを二セット買おう。
 そのうち片方をお前が持っていてくれ。


[おそらく嫌だと言われても、なんだかんだと娘には
購入したレターセットの片方を押しつけるのだろう。
何故、と言われても恐らく答えることもない。

……描かれた杏の花の愛らしさに、
初めて出逢ったときの面影を見てしまった等と
言えるはずも、ないのだから。]
(144) 2022/05/25(Wed) 9:52:05

【人】 闇の精霊 アルカード



 さて、娘よ。
 我はアプリコットティーを所望する。
 良い店があれば案内せよ。


[なおこの後、街へいくたび
娘への贈り物について延々話を繰り返すことになるのだが。

……それは今はまだ、誰も知らない話である]**
(145) 2022/05/25(Wed) 9:53:02
 




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生存者 (12)

乙守 流歌
7回 残 たくさん

大好きな潮音の妻

甲矢 潮音
9回 残 たくさん

かわいい流歌の夫

テンガン・カルシャック
0回 残 たくさん

一番幸せな男だね

ミンナ・コンスタンツェ
0回 残 たくさん

幸せを、貴方に

ヤスヒサ
4回 残 たくさん

 

ナナミ
3回 残 たくさん

 

インタリオ
0回 残 たくさん

 

クロウリー
0回 残 たくさん

 

紫川 誠丞
0回 残 たくさん

p_-)

阿出川 瑠威
2回 残 たくさん

ᐕ)

アウローラ
0回 残 たくさん

次は夜に。

アルカード
0回 残 たくさん

おやすみ

犠牲者 (1)

とある書物(2d)
0回 残 たくさん

 

処刑者 (1)

フレディ(4d)
0回 残 たくさん

によによ

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

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囁き系
死者のうめき
舞台
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