【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 室内で真珠のソファにどっしりと座り、寛いでいる間 リーは荷物整理──寧ろプールの準備をしていた>>43。 フロートも持ってきてたのか。 おもちゃのあひるはどこで用意して買ったのか。 大の男一人で購入したのだろうか。 と言いながらも、事前にそれらを購入し、準備をしている 姿を想像すれば可愛いもの。 はしゃぐ様子をのんびり観察するのも当然可愛いのだが、 我慢できず呼びつけてしまう。 荷物が散らばっていることが好意的に思われる時が来るとは>>44。 自宅で買い物を終えたばかりの荷物を 床に置きっぱなしにしていたら、まず小言を言われるだろうに。 やはり旅行は良いものだ。 一枚、こっそり撮影されていたことには気付いていた。 既にインタビュー等も幾つか受けている身、 写真を撮られるのには慣れている。 反応、目線、指先──仕草の奥を見ていると分かりやすい。] (57) 2019/04/20(Sat) 14:43:46 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル隠し撮りなんてしなくても良いのに。 ご希望のポーズを用意するぜ? それとも、さっき俺が隠し撮りしたお返しか? [ 先程サービスエリアで不意打ち撮影をした>>38写真を眺める。 裏方時代、カメラの手伝い経験をしたことも功を奏した。 可愛らしいスイーツにありつこうとするリーの姿が ばっちりと映っていた。我ながら上出来。 返事がどちらであれ、「見るか?」と 携帯の方向を変え、可愛い嫁の姿を見せよう。] (58) 2019/04/20(Sat) 14:43:58 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル─ プール ─ そりゃ道具の準備で行く気を隠せてなかったからな。 勿論、行くか! [ 先程まで準備していた荷物に視線を遣り>>43、 頭をこつんと指で突いて笑む。 まったり過ごすのは夜でも良い。旅はまだ始まったばかり。 折角だから色々な場所を見て回りたいと思っていたのは 同じこと。 太陽を連想させる黄金色と白柄のサーフパンツに着替え、 ほぼ貸しきり状態のプールへと足を進め── ……と思えば、リーが既に飛び込んでいた>>45。] おいっ、早いって! 全く困った奴だな、っもう……。 [ つられるように、後を追うように飛び混み。 お約束として手で水をばしゃっと掛けてやろう。 やがて水飛沫が消えると、露わになった肉体が目に入り ──……息を飲む。動きが止まった。] (59) 2019/04/20(Sat) 14:44:25 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ リーが見た目によらず、案外がっしりしていることは 勿論知っている>>39。 法服やスーツの奥にこの肉体が存在することは、 知らぬ者にはなかなかの衝撃だろう。 水に濡れ太陽の光を浴び輝く肌の美しさ、濡れた髪に 一瞬目を奪われ、心臓がどくりと音を立てる。 いいか、と確認してから胸、腹筋をぺたぺたと数度触り、 感触を確かめた後、己の分も同じように触れ、感覚を確かめる。 ──腕や脚も、当然、全てが確実に負けている。 己の貧相さに少し肩を落とした。悲しき現実。 実際、この痩せ体質は種族的な要素が強く、 必死に鍛えても、あまり効果は得られないだろう。 役者としてはもう少し筋肉がある方が受けは良いのだが。 早朝ジョギングを一緒にするのは全然問題無いのだが 恐らくすぐに体力切れ、散歩にチェンジすることは確定だろう。 ただ、もしリーが日頃のトレーニングをしているのなら、 様子見がてら、最初の方は同行してみたくはあるが。] (60) 2019/04/20(Sat) 14:44:33 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ ある程度普通に泳ぎ、疲れて来ると、これまた用意していた フロートに乗り、大人の男二人のお供には あまり似つかわしくない、おもちゃのあひるで遊ぶ。 少しすれば球形がてらプールから出て デッキチェアに横になり、トロピカルドリンクを飲む。 少年に戻ったかのような時を満喫することが出来た。 気付けば、既に陽が暮れ始めていた。 蒼のプールに橙が覆い尽くす光景は、非常に幻想的で── 二次の景色ではないかと思う程に美しい。 青と白二色だった建物に、徐々に暖色の照明も灯り、 新たな景色を彩り始めていた。 部屋に戻る頃には、橙も完全に色を落としていただろう。 ディナーの時間も近そうだ、と舌鼓を打ちながらも 飯の後には何処に行く? と次の予定を相談しながら 一旦部屋に戻ることにした。]** (61) 2019/04/20(Sat) 14:44:37 |
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。 (a13) 2019/04/20(Sat) 14:51:49 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル ─ 回想・室内 ─ 確かにそうだけどなー。 おっ、でも悪くないな。 [ 隠さない撮り>>69は、結構上手く撮れたように思える。 撮影技術は並だと言ってたが、これならばすぐに 上達するのでは無いだろうか。機会があれば、SNS撮影用に 俺の分まで撮って貰いたいと思う程に。 可愛らしく撮れた写真を見せた反応は、想像以上のもので。 顔を被っている姿を見てよしよしと頭を撫でる。 写真に残されている姿も可愛いが、 やはりリアルタイムで動き、反応があるのが一番良い。 腑に落ちなさそうな反応も、本人は不本意かもしれないが 可愛らしさに拍車を掛けている。 ご要望のポーズで撮影とあらば>>70、普段より恰好をつけ 片方の手を肩に回し、俳優らしく、映りを意識しポーズを取る。 出来上がった写真はすぐに送って貰い、 自らの携帯でも確認し大満足。 背景には真珠ソファが、隣には最愛の人が。 ──紛れもなく、今此処に存在している証拠の画像を残して。] (130) 2019/04/21(Sun) 4:54:16 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル─ プール ─ [ 普段よりも一際楽しそうな声が響き渡る>>71。 思えば29才児のプールにかける情熱は 出発前から本気だった>>0:446>>0:826。 こんなに本気だったと知っていたのなら、 棚の奥で眠っていた、景品のエビの浮き輪や、 スイカのビーチボールを持ってくるべきだったか。 ウォーターガンを向けられていることに気付いたのは >>60次のこと。 普段なら「やられたぁ〜〜」と付き合い、倒れていたことだろう。 普段から触れ合っている故、通常は許可など取らないのだが、 思わずその美しさに見とれ、許可を取っただけのこと。 久しぶりに見たのも手伝い、以前より逞しく感じられた。] ははっ、サンキュ。 リーこそ仕事で忙しい時期が続いてたと聞いたが、 前よりもがっしりしたんじゃないか? 俺の身体を触っても、別に得はしないと思うがな。 (131) 2019/04/21(Sun) 5:08:58 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 勿論断る理由は無い。 ぺたぺたと触れられるだけならまだしも、 胸から腹へと指を伸ばされれば むず痒さに「……ん、っ」と声は漏れてしまったが。 体力の無さに関してはさすがに否定出来ない。 過去の苦い記憶の発端も其処だ。 しかし、これでも過去に比べると筋肉はついているのだが。 新しい自転車も、引越しを機会に買うのはいいかもしれない。 進呈、というより共用的な意味でなら。 時間が経つと、リーの方が先に泳ぐのを止め、 持参した道具で遊び始める。 その様子を見れば、真面目に泳ぐのも一段落。 一緒にフロートのくじらに覆い被さってみたが、 くるりとフロートが反転し、二人仲良く沈んだり、 西部劇ごっこに付き合い倒れこんだりと。 おもちゃのあひると共に撮影した分は、 さぞSNS映えすることだろう。 投稿すれば、一気に拡散されるかもしれんな(自惚れ) 共に沈み込んだ時、結果身体が密着し、 そのまま水中で身体を抱き締めていた。 浮き上がってからも、暫くは腕を離そうともせず。 身を密着させている間に、先程の件を思い出し、 胸の鼓動が一瞬蘇った。 ────まだ、早い。 ] (132) 2019/04/21(Sun) 5:09:03 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 日が沈み始めると、マジックアワーの色彩も 忘れずにカメラに収めておいた。 ふと横を見ると、リーが俺の方を見ていたような気がして>>73] ……綺麗だな。 この景色を二人で見ることが出来ただけでも、 此処に来れて良かった。 [ 顔を近付け、恐らく乾いていたであろう左頬に そっと口付けを落とした。 だが確かに長時間泳ぎ、身体を動かしていたが、 頭の中にはまだ他のことを考える余地はあったぞ。 レストランに着けば、食一色になるだろうが。 ] (133) 2019/04/21(Sun) 5:09:07 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 部屋に戻り、髪を乾かして貰い次の予定に頷く。 髪はセットもせず、乾かすだけで済ませたので、 普段とは違う雰囲気に見えていたかもしれない。 今度は交代でリーの髪を俺が乾かす。 指の櫛だけで通るさらさらな髪に心地良さ、 同時に羨ましさを覚え、今度は自分自身の髪を指で梳き、 途中で止まってしまうことに内心ショックを抱きつつ。 同じく、ブラッシングだけで済ませておくことにした。] そうだな、食い終わったら運動がてら散歩にでも行くか。 海もだが、月や星もよく見えるだろうな。 [ プールから見える海も絶景だったが、 当時よりも空の色は暗く──既に空の色は暗黒色となっていた。 夜の海、星の美しさは都会とは比べ物にならぬ程、格別だろう。 小高い丘の、鐘と十字架が在るスポットはどうだと提案し。 プールから見えていた碧い花畑に関しては、 夜目が利いたとしても見え難く、 撮影しても綺麗に残せない可能性もありそうだろう。 故に、そこは夜明け前後に行こうと提案をしておいた。 起きられるかは別問題であるが。 ] (134) 2019/04/21(Sun) 5:09:10 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル─ レストラン ─ [ こうしてレストランにて、念願のディナータイムが始まる。 俺は基本質より量派だが、高級ホテルのディナーとあらば話は別。 サーロインステーキを、新鮮な魚介類を味わいながら食した。] ……ん、美味い。やっぱり、たまには良いものも 食わないとだな。ほーら、これ食うか? [ フォークで焼き魚の身を突き刺し、リーの口元へと運ぶ。 周囲の視線を感じるような気もするが、お構い無し。 リーが恥ずかしいと感じるならば止めるが。 二人で居ると、人の目が集中するのは昔からそうだ。 故に慣れているのもある。 最初は人との対応が上手くなかったリーも、 思えば随分上手になったものだ、と懐かしい顔で見ていたり。 舞台俳優とはいえ、俺を知っている客は居なかっただろう。 気付かれていたとしても、髪のセットもメイクも無いままだ。 人違いで押し通せる。 地酒も瓶数本開け、〆のデザートまできっちりいただき完食。 去り際には「ごちそうさま、有難う」と二人で笑顔で挨拶を。 離れていく際、背後で女性定員のざわめき (と書いて黄色い声と読む)が聞こえたかもしれない。 そして、そのまま景色が良く見える見晴台へと向かおうか。]** (135) 2019/04/21(Sun) 5:12:46 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル─ 回想/プール・レストラン ─ [ プールで子供のようにはしゃいでいたのは、当然俺もだが やはりリーの方が一枚上手。 はしゃぐ姿を見て、奴が現役裁判官と誰が想像するだろうか。 多忙な中、身体作りを欠かさぬことは素晴らしいし 仕事柄ストレスも溜め込みやすそうだ。 故に発散切り替えも必要なのだろう。 正直に得すると言われれば>>141、喜びを隠さず 頭をくしゃくしゃと撫でておく。 水中に投げ出された時、互いが抱き締め合おうとした結果 当然のことながら肌同士が密着し、浮上した後も暫く 腕が離れること無く、挙句お姫様だっこ、額にキスを 受けたものだから>>141。] [ ──どくん。 ] [ 水も滴るいい男とは言うが、リーは普段より色気が遥かに 増し、艶やかな雰囲気が漂っていた。 それだけで無く、身体が密着し、厚い胸板が心臓と重なる。 心臓が高鳴らない訳が無い。 先程、ホテル室内でのことを思い出す。 思い返せば、心臓はどくりと胸を打ち──。 後、夕暮れと共に部屋に戻り、ディナーへと向かうことに。] (174) 2019/04/21(Sun) 22:43:40 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ ディナーは恙無く、極上の料理を満喫した。 俺的にも少ないとは感じさせない量。 周囲の視線とざわめきも、一つの舞台の光景と考えれば良い。 口元に運ばれたステーキを咀嚼し、美味さ、嬉しさに 少年のような満面の笑みを浮かべた。 デザートのスイーツは味こそ文句無しだが、量的に 物足りなかったので、売店のお土産を買うことにした。 リーの分も買っておいたから、後で一緒に食うことにしよう。 ただ甘さ的に俺には少し物足りなくはあるが、 リーなら寧ろ丁度良いかもしれない。 そして、スイーツと一緒に買ったジュースを持ち、 その足で展望台に向かうことにした。]* (175) 2019/04/21(Sun) 22:44:29 |
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