54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| 大人になっても転ぶ人は転びますよ。 泉質によっては滑るだろうしね、 気をつけておくに越したことはねぇです。 [喧しくされなくたって、きっと。 >>2:97 この"夢"が幸福たれと願うのはどちらも同じだから。 勿体なくて、寝てなんていられないのだろうけれど。 ただ転んで大怪我をしたなどと言われては、 心臓が止まりかねないので本当に気をつけてほしい] (5) 2021/01/03(Sun) 18:38:59 |
| あんまり差はないかもしれませんが、まあ。 [自分のこれもただの勘だ。 >>2:98 なんとなく、若そうだな、と思った。それだけ。 若さが眩しく見える――というにはまだ自分も若い部類だが。] 今のところはないですよ。 髭生やしてる身内はよくおじさんって呼ばれてますが。 中学生以下からしてみれば、髭イコールおじさんですからね。 [きょろきょろしている妹の好奇心は、きっとおおきいおふろ。 妹の旋毛をつついてから、 遠くにぶら下がっている案内板を、そっと指差した。 鮮明に見える距離ではないけれど、あれに従えば着くだろう] ひとがいると落ち着かないから、 おれは部屋の方で充分です。 [ともあれ妹が大浴場に行くなら、その周辺で待機はするが。 ちょうど風呂上がりに合わせて、 兄の宅配牛乳屋さんでも営業しようか*] (6) 2021/01/03(Sun) 18:39:12 |
―― アルバイトの理由 ――
ごめんお姉ちゃんそろそろ行かなきゃ。
[ え〜やだやだもっと遊ぶと、見事な甘ったれに
育った妹は不満そうな顔をするけれど。 ]
良い子で待ってて。
お土産に柚理の好きなアイス、買ってくるからね。
[ わかったとニッコリする辺り、血の繋がりを感じる。
とても、現金。そっくり。
可愛い。
父と妹にいってきます、と言って家を出る。
向かう先は父のよく知る蕎麦屋さん。
アルバイトを始めるに辺り、父とした約束は三つ。
土日祝日のみ、夜八時までに家に帰れるようにすること。
成績を大きく落とさないこと。
決して無理はしないこと。
母は、欲しいものもあるんだろうし好きにしなさい
とだけ言った。
それから私は約束を守って、アルバイトに行っている。
お昼少し前に蕎麦屋に到着すると仕込みのお手伝いをし、
19時には仕事を終えて帰路へつく。 ]
天ざる、おまたせしました。
お茶のおかわりご用意しますか?
[ ふた月もすれば、仕事はある程度身についたし
女将さんも大将も、同僚も、そしてお客さんもとても
良くしてくれた。
家に居ると、否が応でも妹にひっつかれるし、
――嫌ではないんだけれど。
母があれこれと私にさせるものだから、
息が詰まる時もあった。
それに気づいていたからこそ、父はアルバイトを
許可してくれたのだろう。 ]
はーい、ただ今参ります!
[ 呼ばれて駆けつけると、いつぞやに
おじさん、と呼んでしまった客が居た。
あのときのことは誠心誠意謝ったし、
向こうが気にしていないようで、
時たま雑談することもあるくらいだから ]
今日はどうしますか?
いつもの南蛮蕎麦ですか?
[ 気さくに問いかけると、うん、と返事をくれる。
――尚、まだ20代らしい彼曰く、妹のように
思っているだそうで。 ]
「真里ちゃん毎週いるよねぇ、そんなに働いて……
なにか欲しいものでもあるの?」
[ そう聞かれた時に、迷わず ]
会いたい人がいるんです、少し遠いので
旅費と、もうすぐ誕生日なので、
驚かせたいんです。
[ そう言った。その時はそっかぁ頑張って、とだけ
言われたので、はいと元気よく頷いた。
――このお客様が後程、女将さんから
なにやら忠告されていたということは、
私は知らないし、これからも知ることはないだろう。 ]
う〜〜ん………
[ 二十代後半の男性が、欲しいと思う
大事にしてもらえるようなもの。
なんだろうと考えて考えて考えても、
答えは出てこない。
リサーチしようにも、相手に心当たりもなく。
雑貨屋、服屋、楽器店、気になる所には
手当り次第入ってみたけど、これといって
気になるものもなく。
アルバイトをして得たお給料は、
ときどき、妹にプリンやアイスを買ってあげる
くらいで他には使ってないから、蓄えはあるけども。 ]
あんまり、高価なものにすると気を遣わせそうだし
かと言って安っぽいのも、やだな。
[ 親身になってくれた店員さん達、ごめんなさい。
決めかねてしまって。大きな大きなため息をついた時、
小さな子供が足にどすんとぶつかってきた。 ]
わっ、ごめん、前みてなくて
怪我してない?
[ 子供は風の子とはよく言ったもので、
小さな男の子は、へーーーきぃーーと言って
またぴゅんと風になって消えていく。
その後ろ姿を見た時、 ]
――これだ!
[ ふわふわもこもこのファーコートを着ていた
その男の子を見て、思い出した。
兄は寒がりだったし、あまり家から出ない。
だからこれしかない、って。
それから家に帰って、タブレットで
あれこれ素材やら吟味し、選び取ったのは
"肩のこらない""でもとてもあったかい"
黒のロングガウン、着る毛布。
本当は、カシミヤのほうが手触りが良さそう
だったけれど、気兼ねなく受け取ってもらえる
値段のものをチェックし、翌週には実物を見に
生活雑貨店へ行き、即購入。
当日には間に合わなかったけれど、
翌々日くらいにはきっと届くだろう。
時間指定はなく、メッセージカードはつけず
手紙だけ、同封した。
やたらとうきうきしていたものだから
誰かへのプレゼントですか、とコンビニの
お姉さんに聞かれてしまったの、
少し恥ずかしいけれど、きっと私は誰かに
言いたかったから、 ]
兄です、誕生日なので――……
[ そう答えて、荷物をお姉さんに預けた。
どうか、寒がりな貴方を、あたためてくれますように。
喜んでくれますように、と願いながら。* ]
| おにーさん、で統一しとけばいい。 おまえみたいな若い子に、 そう呼ばれて嫌な気持ちになる奴はそういねぇでしょう。 [同年代には使えないが。 アルバイトを始めた、とのことだし、サラリーマン世代なら、 十分それで対応できる。変な虫には気をつけてほしいけれど。 指差した方向にてってこ向かっていった妹 >>28が、 戻ってくるのを微笑ましく見守りながら、 報告を頷きながら聞く。] 夕食前にそんな食べて平気ですか。 ひとつふたつにしときなさい。 [部屋に戻るなり >>29給仕に勤しむ妹の側に、 買い物袋を下ろして向かいに腰を据えてから、 軽く首の筋を伸ばすように右左。] (43) 2021/01/04(Mon) 12:48:45 |
| 貰いましょうか。
[昔から、しきりに おにいちゃんおちゃのむ?をやりたがった妹である。 こういうところは成長しても変わらないらしい。
?味、と小さくかかれた宿の名を冠するゼリーを見つつ、 若干使いづらい同梱のスプーンに掬って、一口。]
……何味でしょうね、これ。 まずくはないですが。
[やさしい甘みで食べやすいのだが味の検討がつかない。 僅かばかり首を傾けたまま、二口目を放り込んだ*]
(44) 2021/01/04(Mon) 12:48:57 |
悔恨
―とある少年のXX―
[幾度となく説得を試みたものの、
母からの返答は芳しく無く、
おざなりに生返事をよこすだけだった。
話しにくいのならば自分から話すと伝えたところで、
それは親の役目と譲らないのでは打つ手がなかった。
――少しだけ、少しだけ。
もう会わない人間に割く労力が無駄、と、
そう思っているような気がして、嫌な想像をしたと首を振る。
こどもだった、と思う。お互いに。
いっそ、もう少し自分を押し通すだけの幼さがあったなら。
結果は、違っていたのだろうか。]
……あっちについたら、住所を教えて。
[それは、幾ら言っても無駄だと悟る少し手前の悪足掻き。
ここのところ対話を拒否し続けていた母親が、
漸くそこで反応を見せた。心底、嫌そうに顔を歪めて。]
「なにする気? 来なくていいから。
里心がついたら可哀想でしょ。
それに、あたらしいパパが出来るのに、
アンタが居るからって懐かなかったらどうする気?」
……は、
[絶句した。
その言いぐさに、懸念が正しかったことに、そうして、
やはり、母親にとって、自分は不要な存在だったのだと。]
[自分はどう戦えばよかったのだろうか。
妹のために、何をしてやれたのだろうか。
きっと全く手が足りなくて、届いていなくて、
だからきっと、
――きみにとっての、頼れる兄ではなかったね。
結局ここでも間違えた。
無理を通してでも、話をするべきだった。]
「まりかをきらいになったの」
(まさか、そんなはずがない)
「いっしょじゃなきゃやだ」
(おれだっていやだよ、あのひとは"娘"を愛してはいるけど、
それは"真里花"じゃない、きみを愛してくれない)
「まりか、おにいちゃんがきらいなとこ
ぜんぶ、なおすから、――だから!」
兄ちゃんは、世界で一番真里花が好きだよ。
これまでも、これからも、ずっとだ。
嫌いなところなんて、ひとっつもない。
ほんとうだよ。
[ずっと間違えてきたなら、ここだけは間違えるな。
なんとしてでも間違えるな。
きみを愛してるよ。
ずっとずっと、これからも。
だからきみの頼れる兄であるために、
虚勢を張ってでも笑って見送るから、
――どうかこの笑顔を憶えておいてほしい]
要らない子
おれが悪い子だから、一緒には行けないんだ。
[無力だった。
文字の上では笑顔で居られる。
声音だけは平常に取り繕っていられる。
何も出来なかったから、それだけは果たそう。
――本当に、合わせる顔がない。
妹にも、頑張れと背中を押してくれた友人にも。]
[飛行機を見送って、空港からの帰り道、
地下鉄の改札口に、その顔を見つけたとき。
もう我慢の限界だった。
それでも必死で堪えたものを、
そっと背に触れた掌が押し流す。
ごめんね、頼りない兄貴で、きみを護ってやれなくて。
後悔も嗚咽も慟哭も、全て受け止めてくれた胸は暖かく、
その事実が殊更に自分を、打ちのめした。
――彼女にはこうやって、縋る相手も居ないのに*]
| 甘いものは満腹感がね。 [成人男性の胃袋とはいえ、 >>50 果たして旅館で提供される料理を肩代わりできるかというと、 疑問符がつきまとう。 ゼリーだけでも結構美味しく満腹になれそうで怖い。 徹夜明けの胃はきっと最大容量低下のデバフがかかっている。 物凄く見てくる妹は自分も食べることにしたらしい。 本当にこれは何味なのだろうか、 傾いた首はいまだ正常角度に戻らないまま。] ドラゴンフルーツ……ってこんな味っけ? なんかこう……もっと…… いや、わからんな。 食えりゃなんでもいいです。 [最終的な結論は暴投も暴投だが、 大した量でもないゼリーを完食して、ご馳走様でした。 さて妹よ、これは前菜未満だが果たして入るのか。 >>51 なんとはなしに満足げな顔を見て、胃袋にQ&A。 肩代わりは無理ですよ、知ってた*] (86) 2021/01/05(Tue) 9:58:45 |
| おれもそのものを食ったことはねぇですけど、 ドラゴンフルーツ味の菓子を前貰いましてね。
南国のフルーツなんて、好んで探さなきゃ 食卓には並びませんからね。 少なくとも我が家はそうですよ。 腐らせるだけだし。
[一人暮らしの自宅にあるフルーツといえば、 誰かが持ち込んだみかんやりんご、バナナぐらいのもので。 あとは父からよこされるいちごか。]
そうしなさい。 持って帰れる……といいですね、 持ち帰り不可なら、ひとくちくらいは齧っとかないとですが。
[ゴミをまとめて、部屋に備え付けのゴミ箱へぽいしつつ。 寝転んだら即ち寝、であるので、 背中の後ろに腕をついて、ゆったり伸ばした足を組む。] (91) 2021/01/05(Tue) 20:50:56 |
| 部屋の風呂は覗いてみたんですか? 一番風呂はおまえに譲りましょう。 [妹の名案 >>88に微笑んで、 そっと障子襖の向こうを見る。 自分はまだ見ていないが、妹はもう見たのだろうか。 雪景色が垣間見れるような、景観のよい風呂だと良いが*] (92) 2021/01/05(Tue) 20:51:03 |
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