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【人】 女子高生 雨宮 千夏[部屋中を駆け回って 転んだり、悶えたりしていた心が 親友の大っきな溜息で、慌てて戻ってくる。>>90 だって、 先生はめちゃくちゃ好きだけど イリヤのことも、すっ‥‥ごく大切だから。 (もしも、もしも、もしもしも、) 考えかけた万が一は 背中への衝撃で中断された。] (92) 2020/05/28(Thu) 17:19:37 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏ん、ぁっ!? [驚いてまた変な声が出ちゃったけど 痛くはなくて じん、と温かい感じがした。 物理的にも心情的にも 背中を押してくれてる‥みたいな。] (93) 2020/05/28(Thu) 17:19:46 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[イリヤの優しさは表面的なものじゃない。 心根の部分から、温かい。 雑用を任せようとする 皆だけじゃなく アタシにも苦言を呈してくれた時から>>2:95 ずっと感じて来たこと。 耳に届く、ちっちゃな小言も 気を使わせない思いやりが潜んでる。>>90] (94) 2020/05/28(Thu) 17:21:12 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[もしも、思い過ごしじゃなくて 彼女がせんせ…おじさんのことを想っていたのだとしても 今の一瞬で、気持ちを決めて 応援に回ってくれたんじゃないか、って 感じるから。 掘り返したり、訊ねたりするのは きっと違うんだろうなって。] うん、‥‥‥えっと、あの‥、 ありがと 。[恋心とはまた別の 胸に染み渡るようなこの気持ちを 表せるような言葉は、瞬時には見つけられなくて。 今までの分もいっしょくたになった感謝を 短い4文字に託した。]* (95) 2020/05/28(Thu) 17:22:58 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[その後は>>96、とにかく ふわふわと現実味の薄い時間を過ごした。 今まで、どうやって食べてたんだっけ?…って 思うくらいに いつもの自分が行方不明。 (せ、先生がアタシ たち もぐもぐ咀嚼してる。 あ、飲み込んだ。 お腹に入って、栄養になっちゃうぅぅーーっ!) てな具合に ぽーっと動きを止めてたり。 (このスプーンだって いつぞやに先生がお使いになられたモノかも、 お皿も、椅子も、だ。……あああああ) なんて考えながら カレーを口へ運ぶのと 上の空で受け答えしてしまうのとを同時にして、 入ってはいけない場所に入ってしまって ケホケホ噎せ込んだり。] (173) 2020/05/29(Fri) 8:57:41 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[お風呂に至っては>>98 想像なんてしたら畏れ多すぎるお姿を 脳内から必死に追い出しつつ、] 1+1=2 2+2=4 4+4=8 … …… ………八千百九十、二 たす 八千、 ………… ……………十三万、んーあー、七十??? [なんてことをやっていたら 湯船に浸かってもいないのに 湯気だけで逆上せて イリヤに心配かけちゃったり…した、かもしれない。] (174) 2020/05/29(Fri) 8:59:19 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[この家の全てが 先生につながってしまうから 萌えの宝庫で、嵐で 悶え死んでしまうんじゃないかって思ったけど でも、 それを分かってくれてる親友が 傍に居てくれたから。] どうしよう、先生が…… ぴったん、ぴったん、考えてる…っ [内に閉じ込めたら爆発しそうな感動を 席を外されてる合間とか 耳打ちとかで こっそり吐き出せて 適度にガス抜き出来たおかげか 卒倒してしまったり 天国へ旅立ってしまうようなことは避けられて、 怒涛の、夢のような時間を 翻弄されながらも堪能することができた。] (175) 2020/05/29(Fri) 9:05:19 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[寝床に入る頃に どうにか約束を思い出して 母に電話をしたら イリヤちゃんに変わって欲しいと言うので] ごめんね、ちょっとだけ‥‥、いい? [携帯を手渡した。 信用ないのかな?って 少し不満に思いつつ聞いていたけど 今度は、うちにもぜひ泊まりに来て下さいっていう お誘いだったみたい。] (176) 2020/05/29(Fri) 9:07:14 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[それなら、大大大歓迎だっ。] 妹と一緒の部屋で狭いけど 泊まりに来てくれると、すごく嬉しいな…っ! [妹は、アタシと一緒のゲームオタクで 賑やかを通り越して やかましい子だって話から始まって 家族のこととか いーーーっぱい話してしまった。] (177) 2020/05/29(Fri) 9:09:28 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[こんなに自分のことを 聞いてもらったのも初めてだ。 (……退屈じゃなかったかな?) ひとしきり話してしまってから 心配になったりもした。 アタシの親友は、すごく優しいからね。] (178) 2020/05/29(Fri) 9:32:50 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[そんな気持ちの温かい彼女を 育んできた環境のことは、ずっと気になってて。 けど、今まで 立ち入ってしまって良いのかどうか 迷って踏み込めてなかった部分でもある。] イリヤのことも、知りたいなー? [って、話の流れで それとなーく訊ねてしまったけども 教えてもらえたんだったかな。 それとも、 唐突にやってきた眠気に 邪魔されちゃったりしたんだっけな?]* (179) 2020/05/29(Fri) 9:33:51 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[もえぴったんは、イリヤの圧勝だった。>>182 普段のアタシならいい勝負に 持ち込めたかもだけど (【 すーつ 】‥‥あ、ダメ 今着てらっしゃる【 めがね 】は、もっとダメだ、毎日、萌えてますって言ってるようなものでは? せ、せ、せ… 【 せんせい 】って打ち込んだら好きですって 告白してるようなものじゃないかー!???) ネクタイ、Yシャツ、ブロンドに、年の差… 先生にまつわるものが思い浮かぶ度 ことごとく、却下、却下、却下!していたら 時間切れになってしまう。 自分の手番には そんな感じで錯乱しまくり、 悩んでる先生をそっと見つめては 萌えるのを繰り返す。 大変に忙しく、ドキドキする時間だった。] (263) 2020/05/30(Sat) 14:42:58 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[その後は、さらに至福の刻。 天使の羽の生えた仔豚が かわいく印刷された箱を開くと>>3:255 バラエティ豊かなスイーツたちが 顔を覗かせる。>>3:39>>3:40] ふぁぁ‥‥すごい、6つもある… [フォルムの美しさだけじゃなく 数にも目を丸くした。 これを3人でだなんて贅沢すぎるっ。 好きなものばっかりだったから、悩みに悩んで いちごショート、チョコケーキ、ショコラ、ゼリーの4つまで 絞り込んだけど 後がどうにも決められなくて 親友に「はんぶんこしない?」って掛け合ってみた。 また、食いしん坊って 誂われちゃったりしたかな?>>180 イリヤにいじられるのは嬉しいからいいんだけどね。] (264) 2020/05/30(Sat) 14:45:40 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[お店で選んでくださっているお姿と 崩さないよう、丁寧に持ち帰ってくださった気遣いを 想像しながら頬張るのは 口の中に広がる、とろける甘さと相まって 幸せの極地で。] ほぁぁぁぁぁぁ‥‥‥ [この時は、流石に天国が垣間見えた。 ちらっとだったけど。]* (265) 2020/05/30(Sat) 14:48:09 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[今度はうちでお泊りするって 約束を取り付けて>>184、 喜びのあまり白猫のクッションにダイブして>>183 ぎゅっと抱えながら話し始める。 グレイの子より こっちの方がイリヤっぽいからね。 色白のかわいこにゃん。 しっかり耳を傾けてくれるから 調子にのって、いっぱい語ってしまった。 落ちも何もなくて 面白い話じゃないハズなのに 親友は温かい笑みを浮かべてくれる。>>185] (306) 2020/05/31(Sun) 7:40:27 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏ん、 そうなのかも [それが、とても嬉しくて 私も微笑う。 硬い表情筋が邪魔をするから イリヤみたいに可愛く…は笑えてない気がする、けど。] (307) 2020/05/31(Sun) 7:42:03 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[過去の自分が積み重なって 今があるなら 全部が愛おしいっていうのも変かもだけど、 受け入れられる気がするから不思議。 公立高校に落ちてしまって 単願推薦で通ってた 今の私学に入ることに決まった時は ショックを受けて、この世の終わりみたいに 暗くなってたんだけどね。 お金も掛かるし 実力よりも学力も高い学校だったから ついていけるか不安もあった。 今も、数学以外は低迷中だけど‥‥ うん。 だけど、でも…… そのおかげで イリヤと先生に出会えて 幸せすぎるくらいに 幸せ だから。] (308) 2020/05/31(Sun) 7:45:37 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏 (309) 2020/05/31(Sun) 7:47:27 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[昨日、髪が綺麗って褒めた時に クォーターだって言っていたから>>3:0 おじいちゃん? おばあちゃん?からして 国籍とか人種とか気にしない 先進的で自由な考え方の 持ち主なんだろうなって思ってたけど。 イリヤのお母さんは その気質を濃く煮詰めたみたいな 生き方をしてる。 叔父さんである先生は 土地にしっかり根を張って 生活してるように見えるけど ちっちゃなイリヤを預かったから? それとも、その前から? …なんて気になったりもした。>>188 我儘かもしれないけど イリヤも、先生も どこにも行って欲しくないから 留まってくれる方のひとだと良いなって。] (310) 2020/05/31(Sun) 7:49:57 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏でも、そっか そんな頃から一緒に居るから分かるんだね もえぴったんの時 イリヤに悔しそうって言われて ああ、ほんとだ!…って気づいたんだー>>182 [負けて悔しいフリをしてくれる 大人もいるけど 先生は真剣に戦いつつ 一喜一憂してくれていた。 ものすごく畏れ多いんだけど かわいい、って 感じてしまって…また萌えたのだ。 アタシも渡辺先生以外の萌え属性を 全力で探そうとしてみたけど、完敗だった。 だって、目の前に居らっしゃる 萌えの宝庫に、思考が行かないなんて ムリ、ムリ、ぜーーーーったいに無理っ! ] (311) 2020/05/31(Sun) 7:52:24 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[その後の、ゲームの話とかは>>188 ものすごく共感した。 日本に帰ってきてからの放課後や 長期のお休みなんかは オンラインゲームにも勤しんでいたから。] アタシも、アタシもね メール送ったり、してたよー もうサービス終了しちゃったけど おしゃべりな猫がペットのヤツとか、すきだったなぁ NYANDRAだったっけー? ファイニャルファンタジーとかも、はまってたぁ トル猫の大冒険とかも (312) 2020/05/31(Sun) 7:56:46 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏あめちゃん、とか きゃんでぃ、とか ぺろきゃん、ろか…ね ふぁぁ…ぁぁ…… あめの、なまえれ……あそ、んえたんら、ろ いりやあ……? なんろ……? [共感しすぎて 話の腰を折ってしまった挙げ句に また饒舌に自分語りを始めてしまい さらに最後は、 急に襲ってきた睡魔のせいで 呂律が回らなくなるという大失態。] (313) 2020/05/31(Sun) 7:58:25 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[今日はそうじゃなくとも いつもより、たくさんたくさん イリヤにお世話を掛けちゃったというのに。>>180>>181 大あくびで目の端に涙を留めたまま 撫でてくれる手と>>189 枕がわりの白い猫のクッションに すりり、と 頭を擦り寄せる。] あしら、 れったい……ろ…? [皆より体も大きくて 頼られる方に慣れきっていて お姉ちゃんって立場にも縛られてきたから 自分から甘えるのは 得意じゃなかったハズなのに。 彼女の手は、心とおんなじに ─────とっても 温か かった。]* (314) 2020/05/31(Sun) 8:00:17 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[その夜、久しぶりに 幼稚園のころの夢を見た。 すごく、いっしょうけんめい がんばってるのに どうしても制服のボタンが 上手く止められなくって。] おかあさん…… [呼びかけてみるのだけれど 『お姉ちゃんなんだから 自分でなんとかして頂戴…!』 返ってくるのは ヒステリックな声ばかり。] (389) 2020/05/31(Sun) 23:01:20 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[部屋には 教育テレビの陽気な歌が 流れているけど アタシの両目は雨もよう。 おかあさんは 弟と妹といっしょだけど アタシのそばには居てくれない。] ひっく… ひっく… [しゃくり上げていたら 『辛気臭いわねぇッ 泣いたって なんの解決にもならないんだから…!』 余計に叱られてしまった。] (390) 2020/05/31(Sun) 23:01:23 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[できない自分が 悪いから ダメだから だから ブラウスの小さなボタンは 止められないまま ブレザーをはおって なんにも気にしてないような 顔もつくって] いってきます、 [通園バスに乗りこむ。] (391) 2020/05/31(Sun) 23:01:29 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[そんな日を 繰り返していたら 気持ちを隠すのが得意になって 逆に わがままを言ったり 泣いたり 甘えたりするのは下手くそになった。 記憶の深いところに しまい込んでいたはずの記憶。] (392) 2020/05/31(Sun) 23:01:34 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[あの頃は きっと余裕がなくて 泣きたいのを、ガマンしていたのは 母もだったんだろうって 思うけど。 本当は… さみしかったんだ。 けど、ね。 それでもアタシの母は ずっと、近くに居てくれたんだって 浮上する意識の中で イリヤから聞いた生い立ちを思い出して 気づく。] (393) 2020/05/31(Sun) 23:01:41 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[きっと… もっともっと さみしかったんじゃないかなぁ、 過去だけじゃなくて 今もかも…って思ったら、 居ても立ってもいられなくなって。 (………イリヤぁ、) 起こさないように そーっと腕を伸ばして 掛け布団の上から 片腕だけで、抱きしめる。 ただの自己満足に過ぎないかもしれないけど さみしいを埋めようとしたら 自分のさみしいも なぜか埋まったような気がして 温 かい気持ちになって、再び眠りに落ちた。]* (394) 2020/05/31(Sun) 23:02:34 |
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