47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| ──出会いから1週間後・その3── >>0:248[アリアを見つめる魔物の視線が無いと言えば嘘になる。 紹介はしたけれど警戒が解けない子はいるだろうし 恋愛専門だったり、色欲だったりと変な子もいる。 欲情こそしないだろうけど たまに無遠慮な視線をアリアが感じることはあるだろう。] うん? いいわよ、殊勝な心掛けね。 確か、あんた初めて泉に来たときは 冷たいって文句言ってたけど慣れたかしら? [泉に浸かっていた身体をざばっと水音を立てて上がる。 後から来た彼女の方にこちらから向かって 腰に片手を当てて彼女の前に立つ。] 私の裸には慣れた? [くすくすと笑って付け足した言葉は 彼女の耳にしっかり届くだろう。]* (1) 2020/10/21(Wed) 11:55:08 |
| ──出会いから1週間後・その1── 私たちの世界そっくりの創作物…… [ >>0:241彼女の言葉を聞くと 私は顎に手を当てながら考え込む。 この世界が創作のものだとは信じ難く 故に何かのきっかけでこの世界の有り様が 別世界に伝わった、と考えている。 もしくは奇跡みたいな偶然かも、知らない。 考えても仕方がないことか。] 魔物が居ない世界というのは 私には想像も付かないな。 それで、その物語の終わりはどうなるの? [ >>0:242私は自信たっぷりに言う。 自らの願望が叶って当然と言った顔だ。 私の願い。 敵対するもの全てを滅ぼし 魔物の世界とする野望。]* (2) 2020/10/21(Wed) 12:09:18 |
―― ウィンドラース修道院 ――
[...が目覚めれば其処は何時もと変わらぬ光景であった。
部屋の壁は全てが剥き出しの石。
床には辛うじてふわふわした絨毯が敷かれているが、
修道院全体が石造りであるために何処を歩いても固い足音が聞こえる。
カーテンの隙間から差し込む光は朝を告げるものだ。
窓の外からは相変わらずの風音と空高くから猛禽類の鳥の声が聞こえてくる]
……いつもの夢、ね。
何も変わらないわ、何も……。
[...は頭から布団を被り込んだ。
視界は再び闇の中であるが夢で見た光景は見えないでいる。
魔砲少女も、魔法猫も、全ては夢だった。
領地から遠い峻峰の地は年中怒ったかのように強い風の吹きすさぶ要害の地である。
壁に囲まれた修道院には各地から曰く付きの子女が送られ、
子女を世話する者たちが一緒に住んでいる。
修道院の大きさに比べて人数は余り多くはないのは、
今現在帝国内は絶賛内乱の最中にあるからだ]
お父様は今日も無事……ね、きっと。
[でも兄や姉はどうだろう。
思い浮かぶのは殺しても死ななさそうな面々の顔であった]
フッ、馬鹿らしい。
[...は瞼を閉じた。
スピネル選定候の末娘は一等可愛がられた末に、
元々仲の良かった家に政略結婚に送られた。
そこまでは良くある話だ。
ただ、結婚相手がナイチチは嫌だと浮気をし、
それを知ったスピネル王が激怒した。
そこまでも良くある話だ。
普通はその後落とし前をつけさせて解決を図る。
普通ではなかったのはスピネル王がシオン可愛さに
相手の領土に攻め入り滅亡させて併合してしまったことにある。
皇帝は慌てたが時既に遅し。
報復だなんだのと戦火が広まり今に至る]
お父様に勝てる相手なんて少ないのにね。
選定候でも数人……あとは隣の王様くらいか。
ああ……どうでも良いこと考えたらお腹空いた。
あの子早く起こしに来ないかしら。
[...は溜息をついた。
修道院では良家の子女――ここでは王族や貴族だが、
は自分から起きることはない。
起こしにくるまでは待つのがシキタリというものだった。
だからあの子が来るのを待つのだ。
夢の中でもずっと逢っているあの子を**]
| ──1週間後・その2・寝所── [ >>23私は勿論私の二次創作がどんなものかは知らない。 しかし子供っぽいところがある、と言われれば 概ね間違っていないだろう。 大人と言うものに接することなく生きてきたメイベルは 自分の思うままに生きて来たのだから。 それを咎めるものも、教えようとするものも居ない。 その意味で、注意されるという事を アリアが来て初めて経験する事となり その事を楽しく思っている節はある。 つまり、メイベルはアリアを揶揄うことをやめないのだ。] ……誰か? この城で私の許可なしに誰が寝所に入ってくると? [ >>25彼女の言葉を一蹴する。 彼女自身、あまり自分でも納得するような理由では なさそうだし。] (43) 2020/10/21(Wed) 23:01:08 |
| 目のやり場に困るの? どうして? 私は「見るな」と言ってないわ。 どうして困るの?アリア。 [顎に触れていた足を つつ、と下におろし、喉を通り 彼女の胸の辺りで軽く留めて、つま先で軽く押す。]* (44) 2020/10/21(Wed) 23:01:24 |
── 修道院 ──
[至る所、灰色だらけの世界。
壁も、窓の桟も、空さえも灰色い。
焼かれた日記帳のページの色。
はたまた、主人を失った蜘蛛の巣の色。
世界はこんなにも灰色に覆われているのに
どうして、夢の中はあんなにも色鮮やかなのだろう]
["夢は記憶の整理だ"と人は云う。
それも一理、あるのかもしれない。
なぜならば
夢の中で相対するヒトを私はよく知っている。
現にもいる相手。
夢と同じ名を持ち、面影を残すヒト。
けれど、彼女を夢に見る
その理由が私にはよくわからない。
夢に見るほど、思うほど
深いつながりなどない──そのはず、だから]
……なんでかしらね
あぁ、でも猫になりたい
それぐらいならあるかもしれないけど
[井戸端でぽつり。
水を汲んだ木桶を持ち上げれば、あかぎれた手指に鈍い痛みが走る。
ぎしり、と食い込む持ち手の重たさに眉間に皺を作りつつ]
──── 。
[目当ての部屋の前まで来たなら、ノックをまず三度。
次いで扉を開け、先に汲んだ木桶の水を洗面台へと移し替える。
部屋の主人が朝の支度をできるよう、そうやって準備を整えてから]
おはようございます、シオン様
朝の用意が整いました
[言葉だけは丁寧に。
けれど、揺り起こすことはしない。
寝台から三歩離れた距離を保ち
部屋の主人が目覚めるのをいつものように待った*]
―― 修道院・自室 ――
[此処は監獄だ。
入った者は外に出ることは叶わず、
死した後も敷地内に埋葬される。
送られてくる子女は曰くつきの者が多いから、
当然と言えば当然であろう。
灰色だらけの世界とは良く言ったものだ。
季節に応じた草花や天候の変化があり、
各々の家からは旬の食べ物が送られてくる。
それでもその全ては味気ない。
無味乾燥したもののように感じてしまう]
……それはきっと、私たちがそうだから。
終わった年代史に花を添えても意味はないもの。
[...は小さく欠伸をする。
風は強く空気は冷たい。
こんな寒い日は部屋の中に籠るに限る。
...は生きている。
心臓は動き、身体は動き、食事をしては寝る]
| ――浴室にて(1週間後・その1&その3)―― >>38 ────。 [少ないながら数度彼女の力を見たことはあるが やはり不思議なものだと思う。 今まで見たことのない力。 魔力を介している訳ではないように見えるのに 世界の法則が書き換わっているように思える……いや、変わってる。] ふーん、予言書、ね。 [ >>39近い未来を読み取るものがいない訳ではない。 けれどこの場合の予言書はかなり先のことまで書いている。 私の頭の中に描いていただけの 滅びの黒龍「ソロモン」のことすら この書には書き綴られているのだから。 ただその結末は 私の吸収であり、そしてその黒龍すら 討ち果たされる運命にある。] (75) 2020/10/22(Thu) 0:42:27 |
ただ生きているだけの生に意味はあるのかしら。
とは言え、バツイチの行き遅れなんて不要でしょうしね。
[平均寿命が40歳に満たない世界である。
女は20歳になれば年増であり、30歳になれば婆だった。
売れ時は10代前半。
そこで戻ってきてしまえば普通は瘤でしかない。
普通でも瘤なのにスピネルの末娘は火薬庫でもあった。
だから修道院の中でも腫れもの扱いで――]
……おはよう、カザリ。
もう随分と暖かくなったわね。
[...はノックの音の後、物音を耳にしていた。
声が掛かればそこで漸く布団から頭を出して身体を起こし、
暗に遅かったと告げる。
別に虐めているわけではないのだ。
貴女は私にとっては唯一話が出来る相手なのだから。
夢にまで出てくる存在なのだから]
……着替えは?
早く脱がせてくださる?
[...はベッドから起き上がると三歩離れた距離にいるカザリへと声を掛けた。
着る衣装は修道院の服だ。
地味で質素、紺色の修道女の服。
尤もシオンのそれは内側がえらく精緻に編み込まれたレースを使っていたり色合いが派手なものがあるのだがそれはそれ]
ほら、早く〜。
[これは我儘なのだ。
深いつながりはない。
強い絆もない。
それはまるで蜘蛛の糸のようなものだけれど、
灰色だらけの世界で唯一見える色は存在を誇張して見せられてしまうのだ。
例えそれが錯覚であったとしても、
縋るものなど存在しないのだから――**]
| ……ふん。 気に食わないわね。 どうしてこの書の内容を恐れないといけないのかしら。 [ >>40彼女が作り上げた一枚の紙片。 それを手のひらで炙るようにして燃やす。 簡単な魔法であればメイベルであっても使う事ができる。 力の発露のようなもので羊皮紙と同じ材質ではないだろうが それでもそれを私の目の前から掻き消した。 戯言と称して相手をしないでなく 焼き尽くしてしまうのは その予言書の力が真に迫ったものだと メイベル自身も薄々勘付いていたからかも知れない。 そしてその事が更にメイベルを苛立たせた。]* (76) 2020/10/22(Thu) 0:44:12 |
| ──浴室にて(1週間後・その3)── >>41>>42 まだ慣れないの? 別に裸で居る人間もそちらには居るんでしょう。 それにオンセン……と言うものに入る時は 裸なんでしょう? [この泉は冷たい水だが 彼女の世界だと暖かい湯に入る習慣があるのだとか。 その際に突っ込んで聞くと、オンセンに入る時は 裸で入るそうだし。] (77) 2020/10/22(Thu) 0:57:20 |
| あんたねぇ、いい加減諦めて…… ……いや? やっぱり良いわよ。 [ >>42先日も断ったその提案を 今日も断ろうとして、私は、はと思いつく。 その時の笑みは、彼女から離れて隠れたりして 遊ぶ時のように無邪気で そして悪い顔をしたいただろう。] 水着を着ても良いけれど その代わり、私があんたの水着を作り出す。 あんたは私の水着を作り出す。 お互いにそれを着るの、良いでしょう? [と言ってみた。]* (78) 2020/10/22(Thu) 0:57:37 |
| ──1週間後・その2・寝所── >>62 敵が来ないとは限らない…… けれどそんな状況で 恥じらいとか気にしてる場合? [ >>62彼女自身も苦しい理論だとは分かっているだろう。 それを何度も突っつくのも楽しいけれど ひとまず横に置いておく。 何でかと言うと。] ふふ……。 [ >>67彼女の言葉が 私の心を擽ってくるからだ。 >>70更に私の能力で引き出した彼女の本心を聴くと 私は口の端を吊り上げて愉快そうに笑った。] ……いいわ。 触って、確かめてみれば良いじゃない。 私はそれを許すわ。 私だけでなく、世界を知ると良いわ。 その強欲、私は好きだもの。 (114) 2020/10/22(Thu) 21:12:41 |
|
[彼女の強い瞳を受けながら そう返すと、足をベッドに戻すと ゆっくりと膝をついて、更にはアリアの方に しなだれかかっていく。]
興味があるの。 私は魅力的なのかどうか。 周りにそれを判定してくれる子は居ないしね。
……ねぇ、アリア。 私はあんたにどう見えてるの?
[顔同士を触れそうになるぐらいに近づけて 私は彼女にそう問うた。]*
(115) 2020/10/22(Thu) 21:12:54 |
── 修道院 ──
[監獄のような場所。
此処での生は死と同然だと云う者もいる。
此処に来たことで、全ては終わったのだと。
けれど、それならば私はどうなのだろう。
この修道院の門前に捨てられていた私は、ここより他を知らない。
始まるより先に終わった生、なのだろうか。
わかっている。考えること自体が無駄なこと。
終わりを嘆く彼等が羨ましいだけなのだと。
だから、今日もこうして]
そうでしょうか?
木桶の水はまだ汲んだ時のまま
かわらずに冷えておりますが
[遅いと言われているのはわかっている。
当たり前だろう、敢えて回り道をしているのだから。
けれどそれは、単に困らせるためだけではなく]
たまにはご自分でされては?
暇をつぶすという意味ならば
その方がよほど
[繰り返される毎日。
仕事を一つ片付ければ、また次の仕事が現れる。
けれど、全て片付けてしまったなら後には空白が広がるだけ。それが何よりも恐ろしいから]
……かしこまりました
[回り道も、反発も元を辿れば同じ。
後に広がる空白の時間を少しでも遅らせるためのもの。
だから結局は要求通り、彼女の服へと手をかけて]
今日の色は、紫ですか?
こちらの色は、青が強いようですが
[ぷつり、とボタンを外していけば裏地に使われたレースの色が目に入る。
修道服に相応しくない艶やかな色、夢に見た色に近いと目を細めた*]
| ──浴室にて── >>80 何で温度が変わると 裸になったり、ならなかったりするの? [不思議そうに首を傾げたのだけど 彼女が裸になりやすいと言うなら温かい湯の方が…… いやダメね。 もう少し困った顔をする彼女が見たい。] (116) 2020/10/22(Thu) 22:17:06 |
|
勿論どんなものでもいいわ。
ううん、大事なのは どんなものであっても必ず着ることよ。
……サイズは少しぐらい違くても 許容としましょう。
[私は面白そうに言いながらそう提案し 勿論それを断らせるつもりもない。
言い切った後は彼女の返答を聞かず 直ぐに指を動かし、魔力の塊を固定すると 頭の中のイメージをそこに注いでいく。
魔力で象られた鎧…… ではなく、今回は水着だけれど。
ぽん、と出来上がったのは セパレートで上下白の水着。 胸元と腰にフリルが付いていて 着てみるとしっかり布面積があることが分かるか。 サイズ感もぴったりだっただろう。]*
(117) 2020/10/22(Thu) 22:17:18 |
―― 修道院 ――
[此処は現世に現れた地獄のような常世の世界。
煌びやかな世界を知る子女にとってはそう映る。
だが、平民はどうだろうか。
動乱を知る平民にとっては此処は楽園なのかもしれない。
日々に食事に困ることはなく。
暖かな寝床が用意されている。
その差が一層と子女たちを浮世離れさせて見せているのだろう]
そうよ。
それにね、今は冬前よ?
温めてないなら冷えたままで当然でしょう。
[一日は長い。
だから此処での生活に於いて遅れることをとやかくと詰める必要はない。
必要がないことをしているのは時間を弄ぶからだ。
未だ十代の身にとって一日はとても長く感じるものだった]
私にフォークより重たいものを持てと?
そんな事を言うんだ?
[...は口角をあげた笑みを浮かべた]
今夜のお風呂、連れていってあげないわよ。
その手……痛いのでしょう?
[自分のために作らせているあかぎれの手指を視線で示す。
この修道院での娯楽は限られている。
その中に地中より湧き出る湯があった。
それを張った湯舟が地下にある。
温かいと言っても色付きなので洗濯や飲料には向かないが、
身体を温めることはできる。
子女は従者を伴い其処に行く。
時間は分けられているので混むことはない。
臭いもあるので頻繁に入る子女は少ないが、
...は毎日のように其処へと通っていた]
い〜のよ、見つかっても見ぬ振りなのだもの。
少しくらいはお洒落をしないとね。
[...が折れることはない。
手を広げて着替えしやすいようにして脱がされるまま、
着せられるままにしている。
誰かにしてもらうことに慣れていると言っても良い。
甘やかして育てられた王族の末娘に自分でを期待する方が酷だろうに――]
そうそう、そろそろハロウィーンでしょう?
皆全然乗り気ではないのよね。
だから――。
[...は楽し気に笑う。
夢の中での笑いのように、一寸変わらず少しでも世を楽しもうと空元気を振る舞う]
今年は私たちだけでするわ。
お部屋を飾って、衣装はお父様にお願いしましょう。
衣装は貴女も着るのよ?
[...は着替えさせてもらいながら小首を傾げて貴女を見つめる**]
| ──浴室── >>133 それ、どう言う意味? あんたの世界はロマー、だったかしら…… [彼女の口から耳慣れない言葉が出て来たので ついつい気になってしまう。 まだ1週間しか経っていないから まだまだ彼女の知識というのは新鮮だ。 だというのに私が持つ知識は 大抵アリアは持っているのでやや不公平である。] …………何? その、のぺっとしたの……。 [ >>134彼女が作り出したのは 紺色のシンプルなもので。 あまりデザインなども凝られていない。 胸元に、めいべる、と書かれているので まぁ良しとしましょう。 私の名前を刻んでいるのは良いセンスです。 (135) 2020/10/23(Fri) 1:08:33 |
| [私は自分で作り上げた >>117水着を渡し 代わりにアリアが作り上げたものを受け取る。 すくーる水着なのだとか。 こちらの世界ではみた事がない。 足を通してから 上に引っ張り上げるようにして肩紐の辺りを なんとかパチン、と肩にかける。] …… ちょっと小さいわね…… [どうやらやや小さいようで 肉が少し組み込むようになっていた。 くい、と指でお尻の辺りを直せばなんとか整ったか]* (136) 2020/10/23(Fri) 1:09:37 |
── 修道院 ──
[温めていない水は冷えたまま
彼女のいう通り、それは当然だろう。
真夏でもない限り、木桶の水が自然と温まることはない。
かといって湯を持ち込めば良いかといえば、それはまた別の話であり]
温めたものであれば
今度は逆に冷えてしまいますが
[湯を沸かせる調理場からこの部屋までの道のりは長い。なにより敷き詰められた石畳の床はシン、と冷えて温もりを奪うもの。
湯を運んできたところで、どうせ部屋に着く頃には冷めてしまう。
非効率なことならば、はなからしないほうが良いでしょうとため息まじりにぽつり]
[時間つぶしのやりとりの最中にも、手を止めることはない。
また、口角を上げた笑みに反応することも
フォークより重たくとも本は持てるでしょう。なんて心の中で言い返したとして、彼女の服を脱がすのも、着せるのもどうせ自分の役目なのだから。
従者であるかといえばそれは違う。
自分は彼女専属のモノではない、ただその役を多く任されているだけ。
身寄りがないということはそういうこと。
『万一』が起きた時に責任を取らせやすい、そんな位置だと自覚はあった。
媚びれば良いのかもしれない、そうすればもっと生きやすくなる。
湯も、薬も、目の前の相手に強請ればよい。そのはずなのに]
構いませんよ
温めたところで翌日にはまた水仕事ですから
[湯に浸かるのは嫌いではない。
とはいえ彼女が来る前は、水浴びで身を清めるのが当たり前だった。
慣れていることだと口の端をわずかに歪ませて]
[寝巻きを脱がせ替えの服を手に取る
傷一つないキメの細かい肌。
この肌ならもっと華やかな色──
あの夢のような色が合うだろうかと思い浮かべたところで]
ええ、ハロウィン
洗濯物が増える日で……
は、い??
[楽しそうな笑い声に混じり、予想外な言葉を聞いた。
突飛な提案、けれど彼女ならばきっと出来るだろう。
長い長いため息を一つ、リボンを結きつつ]
室内だけ、でしたら……
それ以上は叱られてしまいますから
[着替えは終わり。
脱がせたばかりの衣服をくるくると丸め*]
―― 修道院 ――
[従者の名はカザリと言う。
生まれた時から此処に居て不幸にも瘤に宛がわれた。
他に成り手がいなかったのかもしれないが、
少なくとも一番身の回りの世話を任せている。
...はカザリに完全に満足はしていなかった。
視線を瞳から落とせば大きな膨らみがあろうか。
更に視線を落とせば自身の足元が見える。
見事なる絶壁がそこにあり凡その満足していない理由であった。
...は落としていた視線を挙げる。
反対に満足している点は何だろうか。
それはやはり何かと口答えをしてくれることだろう。
他の従者であれば口を噤むことも言ってくれる。
今もそうだ。
普通のツッコミだがそれすら得られぬ場所が此処である]
あら、それなら冷めないように考えれば良いのよ。
例えば冷めにくい入れ物を用意するとか。
[夢の中ではそうしたものが出てきていた。
中に入れたものの温度がそのままの筒とかだ。
...は会話を楽しんでいた。
時間は有限だが無限にある]
そんな事言うんだ?
なら、余計にいけないわ。
決めました。
[...は着替えの最中に手を合わせた。
軽やかな音を立てると微笑を浮かべた]
明日また水仕事でも今日は私のお風呂のお供よ。
新しい石鹸を出しましょうね。
ヴェネツの良い香りのを送ってくれたのよ。
[まるで猫のようにアマノジャク。
嫌がると言うよりは否定的な反応をするとどうしてかその反対を行くようになったのは夢を見始めてからだろうか。
...は衣装を身に纏うとくるりとその場で一回転した。
ダンスを踊るように優雅な動きにあわせて、
スカートの裾が柔らかく翻りやがて重力に従い脚を隠した]
またため息。
いーのよ、叱ると言っても表面上だけだもの。
それよりも聞いていて?
貴女も変装するのよ。
[衣装を丸めるカザリに対して宣言すると、
用意してもらった水で顔を洗い始めた。
冷たいなどと悲鳴をあげることもない。
そんなことはもう慣れてきたことだった*]
| ──浴室── [ >>137まさか水着型の触手とは微塵も思わない。 想像が出来ないと言うのもあったけれど それだけ触手の擬態が精巧であったと言う。 魔物の長、メイベルとしてはやや悔しい話である。] ふーん…… すくーるみず、ぎ…… もっと良いデザインがあるのではないの? [ >>138彼女から水着を受け取りながら それを見るけれど なんだかデザイン性をわざと削ぎ落としたような シンプルな物だった。 めいべる(なぜか読める)と書かれた所が 唯一の個性だろうか。 私が水着を着た頃には 彼女も私があげた水着を着てくれていた。 目測はかなりぴったりだったみたい。] (161) 2020/10/23(Fri) 22:15:57 |
| へぇ…………。 [ >>139彼女の元の身体は そこそこに恵まれた身体だったみたい。 私は少し笑った。 その笑みの意味を彼女が知るのは もう少し後だろうけど。] そこまで身体を動かすのは…… ──わっ、ぷ!? ……一体なんのつもりよ。 [顔や身体に掛けられた泉の水。 びっくりして少し雫を飲んでしまった。 お返しを直ぐに私は実行する。 泉に入れていた足を思いっきり蹴り上げて ばしゃっ、と水飛沫を彼女に向けて掛けた。] ふふん。 [と少し満更でもない顔をしている。]* (162) 2020/10/23(Fri) 22:16:14 |
── 修道院 ──
[物心ついた時にはこの石造りの建物にいた。
持っていたのは『カザリ』という名と、それが刻まれた銀のプレートだけ。
どこの誰が産んだものなのか、記すものはどこにもなかった。
とはいえ今の時代、捨て子はそう珍しいものではない。
どの街にも一つや二つ孤児院は存在するし、貧民街に行けば親のない子同士で身を寄せ合って生活していたりもする。
ありふれた存在──ただ、その中で少しだけ他とは違っていたのが、捨てられたのがこの修道院だったということだ。
訳ありの子女ばかりが送られてくるこの場所。
この修道院は、文字通り世間とは隔絶された場所にあるのだから。
孤児院や貧民街、花街。そういった場所ではなく、手間をかけ此処に捨てた。
それはきっと、必要があれば探せるようにするためで──]
そう仰られても
私は此処で養われている身ですから
お嬢様方とは違う
……そういうものでしょう?
[幼い頃には迎えが来ることを夢見ていた。
けれど結果として、迎えは来ずに此処にいる。
『誰か』自分を捨てたものにとって、必要となる時は来なかったのだろう。
だからこれは八つ当たりだと、よくわかっているけれど]
……石鹸もお風呂も
そう望まれるのでしたら
あぁ、でも洗うお手伝いだけで
水浴びをと言われるならばそうしますが
[夢の中、異なる姿の彼女もお風呂にこだわっていた。
やはり夢は夢、あれは記憶の整理だったのかもしれない。
くるりと舞う彼女を視線で追いかけて]
変装……は、構いませんが
採寸はどうすれば?
[仕立て屋をここに呼ぶのだろうか、と顔を洗う彼女の後ろで首を傾げた*]
| ──浴室── >>169 ……まぁ、目新しいから 結構楽しめるけどね。 私があげたのはなかなか似合ってるじゃない。 可愛いわよ。 [ >>169彼女の含み笑いに気付かずに 自分のセンスを褒める意味合いが強いけれど それでも似合ってて可愛いと評した。 けれど仕上げはもう少し先。 彼女が水着を脱ぐ頃にはソレは刻印を終えているだろう。 彼女の能力であっても、そう簡単には消せないもの。] ……みゃっ、ぷっ! ちょっ、ずるっ……わっ、ぷっ……! [ >>171ドヤ顔を披露していたから 盛大に水飛沫の連打を喰らってしまう。 目に入ったのか少し視界がぽわぽわする。] (193) 2020/10/24(Sat) 7:55:27 |
|
あー、りー、あー!
[水攻撃を受けて、彼女が近づいて来る気配。 ぎらり、と私は目を光らせると そのまま彼女にダイブして、彼女が避けなければ 一緒に泉の中にざぶーんっ、と落ちるだろう。
ひんやりとした水の中、もう少しばかりは すくーる水着が本性を表すことはない。]*
(194) 2020/10/24(Sat) 7:55:43 |
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る