人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[こいつがクリスタベルの事をあまり知らないように、
 俺も、こいつの事をあまり知らない。
 知らなくても嫌っていればそれだけで楽だったから。

 彼/彼女が彼女だと気付いたあの日以降、
 ユグの事を知る機会はたくさんあった。
 でもなんだかんだと、こんな日が来るなんて
 思っていなかったのかもしれない。
 知らないままだ。
 イメージで彼を固めている。
 魂の叫びが現在の彼を上書きする。
 でも俺は、これに負けてはならない。


 思い出すのはホールにて横目に映った彼の恍惚とした表情。
 神への忠心、それに対する呆れは誰のものだったろう?]
 
(153) 2022/12/16(Fri) 20:13:02

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[じっとユグを見据える>>109
 その意見をきちんと聞こうと意識する。]

 次の世界、ね。

 あいつもそうだけど、
 次の箱庭でも『俺』が何かやらかすと思わないのか?
 繰り返して、また崩壊したら?

[神からは返らなかった返答。
 かわりのように心酔しているような彼へと訊ねる。

 滅ぼしたいという意思は感じない。
 何が何でも箱庭に行きたいという気持ちも感じない。
 滅ぼす必要はないけれど、迎合は許容する、か。
 思えばクロもそんな感じだった。]

 意見が一つになる事なんて俺はないと思うがな。
 …… もし本当に、意見が真っ二つだったら、
 皆が皆、"皆がそれでいいならいい"って意見だったら。
 
(154) 2022/12/16(Fri) 20:13:36

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ユグはどうするんだ?

[実際に直前にその考えを見ているからこそ訊ねる。
 どちらかにすべく説得に回るのか、それでも自分は調整要員として眺めているのだろうか。それとも別の方法を?
 考えながらも見詰め、彼を量ろうと試みている。*]
(155) 2022/12/16(Fri) 20:13:45
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a35) 2022/12/16(Fri) 20:17:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ユグと、話す>>161 ──


 そもそも全員に悩みがない状況、
 なんて事があり得ないと思うけどね。

 ベルだけじゃなく。
 それが表出したから気になるのなら、
 それは彼女のためではなく、
 表面上の調和を基準としてるんじゃないのか?

[ベルが俺の手を断った。
 その事実がなければきっとここまで気にしないのだろう。
 だからといって、
 表出するほどの問題が起こったために気に掛けるという理屈は解っているのだが。相手の言葉に理屈を捏ねているだけでもあるけれど。でも、変えるのならばきっともっと、根本的なものが必要にも思えている。]
(188) 2022/12/16(Fri) 22:28:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[冷静に、毒をはらまぬように、嫌味を混ぜないように、他の人間にはできる事が、ユグ相手には難しい。
 これではいけない、とわかっているのに。
 魂の関係の有無は解らなくなってきている。
 けれど、その言葉を聞いて、]


 …… 根本が、違うな?


[と、呟いた。]
(189) 2022/12/16(Fri) 22:28:22

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 俺は世界が滅びたとしても、
 箱庭を維持する義務があると思ってない。

 もし壊した方が良いと判断したら、
 俺の意思で箱庭を壊そうと思うだろう。

 そしてその可能性はないとは言い切れない。
 脅しとかじゃなく、これは単なる事実だ。

 それをお前が阻止しようとするなら、
 それこそ前世の再演じゃないか?
 
(190) 2022/12/16(Fri) 22:28:33

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ



 ああ、なるほどな?
 それは確かに道理だ。

>>163>>164
 確かにこの世界に未練がないと言っていた。
 洋館の皆を"仲間"とも。]

 話し合いをさせたいなら、
 猶予をもっとくれるべきだとも思うけどね。

[……ああ、もしかして。
 神様も同じだったんだろうか。
 ユグみたいに>>165
 受け入れるのが当たり前だと?

 いや、それはまた少し違う気がする。]
(191) 2022/12/16(Fri) 22:28:49

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …… 俺たちは、証持ちで、
 箱庭の子"だった"かもしれないけど。

 今は、違うからな。

 押し付けられる寵愛を、
 迷惑にしか思わない人間だっているだろう。

[ああ、そうか。神様は俺にとって、
 親のいない俺にとって、自分を作ったと解る唯一の存在。
 もはや親みたいなものなのだ。だから、]
 
(192) 2022/12/16(Fri) 22:29:26

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 もしあいつが、あの神が。
 生まれた時に迎えに来てくれていたら、

 俺はきっと、幸福に暮らせたと思うよ。

[零れるような呟きに返るのも、また似たような響き。
 洋館の中にある小さな天変地異は、思ったよりも静かに思う。*]

 今更だよ。
 
(194) 2022/12/16(Fri) 22:30:04
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a42) 2022/12/16(Fri) 22:34:27

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 変異がどこにあるのかは ──


 それにはまあ一理あるが。
 表出するまでに気をかけてもなかったくせに、
 表に出たからって騒がれたくない、という事もある。

[だからと言って普段から構われても困るのだが>>206
 個人的には。売り言葉に買い言葉で、
 彼に痛みを与えているのは気付けないけれど。
 表情が変わるのならば、少し目を留めただろう。]
(214) 2022/12/16(Fri) 23:59:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 誰もが何にも脅かされることなく、

 苦労もなく、

 穏やかに暮らせ、

 諍いがなく、

 痛みもなく、

 苦しまない場所……


[ユグの言葉を、繰り返し、なぞっていく。]
(215) 2022/12/16(Fri) 23:59:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

 ──そんなものが、あってたまるか。


[それを聞いて漸く、なんとなく、
 『悪魔』が好奇心で『愚者』を殺した理由が解った気がした。
 出来る出来ない、ではない。
 そんな世界は願い下げだった。]
(216) 2022/12/16(Fri) 23:59:28

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 つまりそれは、個人の主張がない世界だ。
 何一つ面白味なんてない世界だ。

[ああ、そりゃあ各々の贈り物と箱庭の相性が悪いはずだ。
 個々の違いで諍いなんて起きるものだから。]

 種を種のままで飲み込んだら、
 消化不良で腹を壊すと相場が決まってるだろう。


 短い時間で迷う暇を与えず、
 なし崩しに世界を滅ぼそうとしているのかもしれないな。

[慌ただしい職員の喧騒が廊下にも届くだろうか。
 世界の崩壊はもうすでに始まっていた。
 姿が見えるならば睨まれたりもするのだろうか?自分が返すのは笑みだけど。]
(217) 2022/12/16(Fri) 23:59:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 あーあ。
 神様は気の早い事だ。

 さ、そろそろ話は終わりにしよう。

 ありがとう、ユグ。
 箱庭に行く気がもっと減ったし、

 ……『悪魔』じゃなくても
 お前とは話が合わない事が解った。

[そうして、俺の性質が箱庭と相性が悪い事も。
 だからきっと、悪魔は。]
(218) 2022/12/16(Fri) 23:59:53

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 同意が出来るのは、
 迎えがもっと、はやかったなら。
 それだけだったな。

[今更という同意の声には小さく、嫌味なく笑って、
 特に引き留められなければその場を後にするだろう。*]
(219) 2022/12/17(Sat) 0:00:00
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a46) 2022/12/17(Sat) 0:02:05

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a52) 2022/12/17(Sat) 1:22:07

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a72) 2022/12/17(Sat) 16:22:21

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ユグと、 ──


 面白さは、平和に勝る。
 穏やかな中で可能な主張って時点で、
 そこにもう自由はない。

 世界? 疎ましかったさ。
 呪ってる、今でも。
 滅びて良いとも思ってる。

 でも、

 自分が置かれた環境からなんて、
 もう、とっくに抜け出してたんだよ俺は。

 自分の力と、ベルのおかげで。

 抜け出せたのは、俺が自由だったからだ。
 与えられて喜ぶ段階は、もうずっと昔にすぎている。

[だからこそ、
 生まれた頃に迎えに来てくれたら、だ>>194
 一番苦しかった時でも間に合ったかもしれない。

 でも、吹っ切れて、
 ベルに出会って、幸せだと思ったあの時からは、

 もう一方的な迎えなんて煩わしいだけだ。]
(323) 2022/12/17(Sat) 20:15:00

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[この洋館については感謝してる。
 『証持ち』な事に対しても、
 俺は別に、今は煩わしいとは思っていない。

 これのおかげでベルに会えて、
 これのおかげでベルを連れ出せて、
 今、共に暮らすことが出来ている。

 証持ちでなければ、
 俺はもうとっくに死んでいたし、
 彼女との共通点がなければ、
 出会った時にこうなってもいなかったろう。

 だから、洋館に来てからは長かった髪>>0:280を切って、
 証を隠さずに生きていた。
 誰に文句を言われようとも構わずに街に行った>>1:134
 そこで証持ちでも構わずに>>0:507
 打算を含んでようが対等のように接する人間もできている。
 そいつらの事が好きかどうかはまた別の話だけど。

 大嫌いなもの多い。
 好きなものはほんの一握り。]
 
(324) 2022/12/17(Sat) 20:15:31

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[すべてが大嫌いだ>>1:172、でも>>1:173
 でも、すべてがきっと俺にとっては必要だった。]
 
(325) 2022/12/17(Sat) 20:15:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[これからの必要が何かは
 クリスタベルにかかっていた。

 彼女が『恋人』彼/彼女のままでいたいなら、
 俺も一生『悪魔』でいようと思っていたから。

 そうしたらきっと、箱庭に一緒に行って、
 ユグの事も我慢して、幸せな時間を過ごしたのだろう。

 でも現実は違う>>1:315。 だから、]
 
(326) 2022/12/17(Sat) 20:15:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 悲しいかな?
 仲良くなれないのは解ったけどね。

 お前も、もうちょっと、
 面白く生きたら?


[最後にかけた言葉はそれだ。
 立ち去るときには振り返らずに、
 タナトスの事には気付けなかった。*]
(327) 2022/12/17(Sat) 20:16:12

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:聖職者ごっこ  ──


[名前で呼んでいいと言われたけれど>>1:256、]

 『教皇』って呼ばせてもらいたいな。
 同じ『証持ち』なんだし。

[そうしてつい言ってしまった嫌味、
 悪意は伝わっていたようで>>1:257
 すぐの謝罪に戸惑わせてしまったように見えた。]

 いや、大したことないよ。
 聖職者ってなんか、
 …嫌なやつしか見た事なくって。

 『教皇』もそうなのかと、つい。
 まだ話してもないのにな。

[そもそも数える程も見た事はなかったけれど、
 経典があれなら証持ちに対する態度もアレだろうと思っている。

 俺の知ってる聖職者は、
 実際孤児に優しくなかったし。

 まあそんな感じで誤魔化せただろう。
 と、思っている。]
(335) 2022/12/17(Sat) 21:07:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[そうしてのうのうと宣言通りに礼拝室へと遊びに行っていた。
 あそこにある経典をちゃんと読ませてもらったり、
 適当にお茶を飲んだり、他愛ない雑談をしたり、

 ああ、買い出しに付き合わされたりもした。
 「労働力が欲しいなら給料は必要だろう」と
 対価を求めた。

 お駄賃程度でもくれたため、
 話が解るやつという判断になっているし、
 そう直接本人にも言っている。]
 
(336) 2022/12/17(Sat) 21:08:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[礼拝室は…… 礼拝室という場所自体には嫌悪がわく気もしていたのに、なんだかんだで居心地がよかったように思う。
 過去の話を聞けたなら素直に面白がっただろう>>1:34
 荒れる気持ちはよく解る気はしたけど、
 自分の生い立ちまでは話していない。

 ただ、昔から悪い事はやってた、と。
 笑い話として提供はしたかもしれない。

 不良と生真面目気取り>>1:42
 相性として良いじゃないか。

 なんだったら買い出しの時に
 「素行の悪い事、一緒にやる?」
 と笑顔でギャンブルに誘った事があったかもしれない。
 生真面目委員長を悪の道に引きずり込むのも
 醍醐味な気がしてしまったためだ。

 そりゃあ気に入るわけだった。]
 
(337) 2022/12/17(Sat) 21:08:16

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だからこそ、ユグが来てから礼拝堂の客層が変わり
 引き留められた時>>1:258
 たぶん素直にちょっと笑えた。]


 そ。いそがしいの。
 『誰かさん』を避けるのに。


[と、最悪返答をしたりしたのだが。
 誘い文句としては惹かれるものがあったが、
 「じゃあ誘うなら一人の時にね」だのと
 冗談を返していただろうし、
 『アレ』に会わぬ買い出しなどなら付き合っただろう。]
(338) 2022/12/17(Sat) 21:08:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そして恐らく忘れ物は>>331
 めちゃくちゃ持て余した、フォルスとのデートでの戦利品>>1:136も入っていただろう。
 そのままベルにあげるのも癪で、持て余していたもの。
 その経緯をカルクドラに話していたかどうか。
 要るなら『教皇』にあげる、とすら言っていたかもしれない。

 それ以外にも売店で買ったインクやら、
 何やら同じカードがいっぱい入っていたりと…おや?不穏だ…。
 カルクドラにならバレてもいいだろという雑さである。
 そんなものは一杯あるから置きっぱなしでも何ら困る事もないのだが…。

 他には一冊の本だ。
 当たり障りのない、経典。
 これは確かに私物であり、カルクドラと買い出しに行った時に
 街で買ったものだった。
 戻って来て礼拝堂でそのまま読んで、読み終えて、
 それからず〜っと置きっぱなし。

 礼拝室を何だと思っているんだろうか?
 要らないもの置き場ではない。
 でもそんな使い方をしていた可能性はまあ…。

 カルクドラが何を渡したかはどうだろう?
 彼の性格が良い事を祈るしかない。*]
(339) 2022/12/17(Sat) 21:09:00
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a84) 2022/12/17(Sat) 21:13:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── ベルの部屋の前で ──




[最初からここだろうとは思っていたが、
 何となく、自分も考えを纏めたくて色々と歩き回った。
 そうして一度自室に戻る。

 手紙を一応認めた。
 会えない可能性も考えて。

 辿り着いてベルの部屋の扉を見る。
 いるだろうか、いないかもしれない。

 来客がいる可能性もある。

 とりあえずはノックをした。]
 
(388) 2022/12/17(Sat) 23:20:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ



 ── ベル、

 
(389) 2022/12/17(Sat) 23:20:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[呼びかけたのはその名前。
 反応はあっただろうか。

 動く気配があるならば続けるし、
 なければ手紙を扉の下へと滑り込ませるだろう。]
 
(390) 2022/12/17(Sat) 23:20:48

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 君はどうするか決めた?

 俺が選ぶなら、
 ……箱庭にはいかない、だけど。

 もしベルが箱庭に行きたいなら、
 俺も着いていくよ。


 もし、…もし、箱庭に行かないのなら。
 俺と一緒に、洋館を出ないか?

 ここに来た時みたいに、
 どんな状況でも生活するコツとか、
 教えられるしさ……。
 生活費は、俺が金をたくさん持ってるし。

 もう君が『完璧』を辞めたんだったら、
 もう、君も洋館に居る必要がなくなるなら。
 
(392) 2022/12/17(Sat) 23:21:52

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 二人でここを出たい。
 と、俺は思ってる。

 俺は、ベルナハトだから。


 返事はいつでも。
 …… おやすみ、ベル。


[そうして引き留める声がなければそのまま自室へと戻るつもりで。*]
(393) 2022/12/17(Sat) 23:22:08
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a92) 2022/12/17(Sat) 23:24:39

 




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