239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[涙を散らして、キッチンの床を爪先が引っ掻く。
快楽に身悶え、弱く首を振れば
パサ、と前髪が音を立てて乱れた。]
ひ、ぅッ……ぁ、ま、たッ……、
[逃れようとしたのに突き入れられた楔が
ぐん、と中で膨らみを帯びて圧迫感にぞわぞわする。
今まで届かなかった場所にまで届いて
目の奥に火花が散って、ぁッ、と甲高い声が溢れ。]
ぁっ、あぅッ、……んッ、ン、ンぅッ、
ぅんッ、
すきっ
……、ぁ、いと、さ……
んッ、……くッ、ぁ、……ぃと、さッ…、……ッ
[ぐずるような声で、内臓を押し上げられる度に
嬌声が上がり、身体の中も、頭も蕩けていく。
こくこくと何度も首を縦に揺らして
好きなところと覚えさせられた部分を突かれ、
自分のものとは思えない甘く、高い声で啼きながら
気持ちがいいと、訴えて。]
[不意に、ずると中の埋まった感覚が無くなれば、
身体の芯が消えたように、ぺしゃりと床に沈んだ。]
……、ぁッ……は、ぁッ……、
[力の抜けきった身体を持ち上げられ、
向き合うような形に変われば
眼の前に愛しい顔が移り、微笑んでいる。
そんな優しい顔で見つめるから。
息も上がって、涙でぐちゃぐちゃになった表情を晒して
ろくに言葉も浮かばないのに、手を伸ばされたら
無意識に身体が反応する。]
んぁ、ッ……ァ、ッ、やっ、ぁッ、
ぁ、めッ、……またッ、イっちゃ、ぅ……、ぁッ、
[一瞬落ち着いたのも束の間、再び刀身が埋められ
熱い昂りが押し込まれて、体中で彼を感じる。
制する声も上擦り、悦ぶように内壁が蠢いて
彼が中に入ってくるのを歓待する。]
……ッ、ちゃうッ……から、ぁッ……、
ぅん、ッん、ンンっ、ぅー……ッ、っふ……ぅ、
[涙目で再び襲いくる限界を訴える。
もう隠すことも思い浮かばないぐらいどろどろになって、
真っ赤になった肌を晒して、伸び上がってくる唇に
唇を合わせたら、嬌声も飲み込まれていく。
濁流の中で、ぶわりと、奥に熱を感じて。]
[唇を合わせながら、垂れ下がった瞼がぴくりと震えた。
彼が吐き出しているものを、中で感じて。
ぞわぞわと体の奥底から、震えが沸き起こり、]
んん、ンッ、……ぅッ、
……────ッ、
[びくッ、びくんッ、と繋がった身体が痙攣する。
彼を飲み込んだ下腹がひくひくと蠢いて、
ナカだけで達したのが、きっと彼にも伝わっただろう。]
……ふ、ぁッ……、
[未だ余韻を残す身体を震わせながら、
唇を離せば、とろ、と二人の間に唾液が伝う。]
っはー……、ぁ、は……ッ……、
ンッ、……ぃ、と……、さん、?
[余韻を楽しむように額に額を擦りつけようとすれば、
不意に身体を持ち上げられた。
僅かな振動が繋がったままの身体にはつらい。]
……どこ、……へッ、ぁッ、
う、そ、……このまま、ぁッ、……ンぅッ、
[中に彼を受け入れた状態のまま歩き出すから、
咄嗟に先程より強い力で彼にしがみついた。
一歩、歩く度に、中に吐き出されたものが
どろりと溢れそうになる。]
お、ろして、くれたらッ……、
自分でッ、行くのに……ッ、ぅ、ぁッ……
[歩む振動が微かに熱を上げる。
それが彼の気遣いだとしても、
返って自身の熱を上げていることを
彼は知っているのだろうか。
促されたなら薄く唇を噛みながら、
浴室の扉を押し開いた。*]
[ 絶えず与えられる快楽、打ち震える体に
抱き込まれて、ずくんと、疼くままに、
突き上げると、ぐずるように嬌声があがり、
ここ、と擦り上げる箇所を好きだ
と告げてくれる。
このまま壊れてしまうまで、そうしていたい。
それは病的なまでの欲深さだと、分かっている。
体位を変えるために、一度自身を引き抜くと
ぺしゃりと、力の抜けた体が床に沈んでいく
その体を労って、途中でやめてやれない
優しさとは真逆の行動に辟易するのは、
少し、経ってから。 ]
ン、上手
[ 涙に彩られた自分だけが知る彼の顔を堪能するように
魅入って、見つめて。
随分と蕩け切っているらしい彼は、言われた通り
縋り付くように腕を伸ばしてくる。 ]
[ だと言うのに、口付けを合図とするように
ずぶり、と再び自身を埋め込んで、より深く
突き上げるのだから、身勝手極まりない。 ]
いいよ、何度でも
[ 再び達してしまうと、泣いて震える姿に、
興奮を覚えてしまうのだから、厄介なことこの上ない。
とはこの事だろう。
一番奥まで突き上げて、そこで己が達し、
少し遅れて、ナカが痙攣し、収縮を繰り返すことで
彼もまた達した事が、文字通り体で知れた。
堪らず、呻くような声がいくつか、口付けの合間から漏れて。 ]
[ ――余韻を吹き飛ばすような言葉、そして
埋まったままの性器が、質量を減らし、萎むことなく
熱を籠らせたままであることを、自身の体で感じている
であろう彼には、察しがついてしまうかも、しれない。 ]
[ 事後、まだ相手の熱を飲み込んだままで、
動くたびに内壁を刺激されたせいか。
締め付けられて、再び理性が飛びそうになったのを
ぐっと、堪えて。
一歩踏み出したあたりで思い当たった。
寝具にしても、こたつにしても、服にしても、
汚すのを厭う故に、それを訴えることは、
ままあるので、此度もそれか、と。 ]
まだ、君の中に居たくて
[ おろしてくれたら自分で行くと
告げられても、悪びれずに、言いながら
開いてくれた扉の先に、向かっていく。 ]
もう、したくない?
[ 問いながら浴室の椅子の上に、優しく
その体を下ろし、シャツのボタンに手を掛けた。* ]
[達した余韻に溺れ、揺蕩っている中で落とされた
謝罪の言葉は、惚けた脳にまで伝わることはなかった。
聞こえていたら、そうじゃないとまた
小さな擦れ違いに、浮かべた涙を散らしただろう。
赦してなければこんな姿を晒すこともない。
求められて蕩けた顔を見せて
それでも縋りたくのは、彼だけなのに。
優しく抱く余裕などない程に、
”欲しい”と訴えられていることが
どれ程、自身を悦ばせているのか、知らないで──。]
[意識して後ろを締め付けていても、
彼が歩く度に隙間は出来てしまうから。
ぽたり、ぽたりとどうしても床に跡は残ってしまう。]
ふ、ぅ……、ッ
[まだ、と言われる貪欲さにぞく、と慄きと期待が混じり、
思わずきゅぅん、とまた下腹の辺りが疼いた。
達したはずの彼のものがまだ硬さを増したまま、
つん、と内壁を突つくのに、首筋に縋る手に力が籠もる。
長く繋がることのなかった期間が
まるで嘘みたいに彼の形を思い出して、
まとわりつくようにひくん、と動きを見せる度、
腕の中で、ふる、と震え、吐息を散らして。]
[浴室の扉を開ければ、むわりと湯気が覆った。
先に入った後も、全自動が動いていたのだろう。
半分だけ閉められた湯が浴室を温めていた。
身体を降ろす為に、楔が抜かれたら、
栓がなくなったみたいにとろとろと、太腿を伝っていく。
浴室の中に服を着たまま入ることも、
あまりないせいか常と違うことをしているようで。
少し、落ち着かなさを感じながら、]
……っ、……、
[問い掛けに、
未だ彼も着たままの衣服の袖を弱く掴む。]
[料理人とはいえ、力仕事の一種。
それでも、常日頃から身体を鍛えている彼とは違う。
元の、持久力も、何もかも。
一度抱き潰された朝は、腰から下に力が入らず
声もカラカラに掠れて、ベッドから抜け出せなかった。
それでも、彼の愛し方を、
──もっと感じたいと思うから。]
景斗さんが、満足するまで、……シ、たい。
[声がでなくなっても良い。
だらしなくどろどろになった自身を見せてもいいのなら。*]
[ 彼と出会ってより、知らない自分を
知らされてばかり、だ。
人より我慢が効く方だと自負していたが
今日のようになだめすかして、
お願いして希望を叶えて貰う事が増えたし
穏やかな横顔を眺めて得る幸せと同じくらい
快楽に咽び、涙を散らす姿が幸福と思ってしまう。 ]
ッン、
[ すっかり己の形を覚えてしまった彼が、
まだ、と口にした後期待を訴えるように、
ひくん、とまとわりついてくるから、堪らない。 ]
[ 椅子に体を落ち着けたと同時、
自身の熱を引き抜けば、重力に従って
己の放った白濁が、とろりと溢れだして来るのを
見て、ごくりと、唾を飲み込んだ。
服の裾を掴まれ、視線を合わせる ]
甘やかされてるなぁ俺
[ 秘めやかに告げられた言葉に
どくりと、心臓が跳ねる。
満足するまで、したい、とは。
言ってくれる。
君には覚えのない嫉妬に駆られた夜であるとか
どうなってしまったか、忘れたわけでもあるまいに。 ]
いいの?
[ その声色には僅かに悪戯っぽさが滲んだ。
尤も、今更己の言った事を、取り消せるような
君じゃないのだから、この手を振り払うことなど
出来やしないのだろうけど。
浴槽の縁に腰を落として、自分の服の裾を
掴む手を開かせて、指を絡ませ、
盗むような素早さで、唇を奪い、
はむ、と下唇を優しく挟みながら、
空いた手でシャツのボタンを全て外して。 ]
――ン、
[ 唇が離れる頃には、前開きのシャツは全開に
なっていて、下半身には何も纏っておらず、
おまけに、太腿が僅かに白濁で汚れているものだから。 ]
――………
[ 視線が君を焼いた事だろう。視姦とは良く言ったものだ。
だらしない表情をしているのだろうな、と思いながら
彼の手を自分のシャツに引き寄せて ]
外して?
[ そう頼みながらもう一度唇に、吸い付いた。* ]
[意識的にだとしても、無意識だとしても
恋人を甘やかすのは世の常だから。
実感するように呟かれたのなら、きっと
自身もそうしているのだろう。
苦さを感じたわけではないのだから、
そのまま垂れ下がった眦を見せていて欲しい。
手を変え、言葉を変え、
俺に確認する声はもう何度目だろうか。
まだ中に居たいと言っていた癖に。]
俺がやっぱり、やめるって言って、
止められるんですか?
[その口を軽く笑う余裕も少しは生まれて。
甘噛みしてくる唇をすり抜けて、
歯を立てて、まだ余力があることを伝え、笑う。]
[歯を立てるのは唇だけに飽き足らず。
合わせる角度を変えて、唇を合わせ、舌を絡め合う。]
ん、ンンッ、……ふ、む……ぁ、
[はだけられたシャツは肩口にかかるだけになり、
浴槽の縁に腰掛けている彼からすれば
残滓でどろどろに汚れた下肢も、
まだ然程弄られていないはずの胸元の赤い実も
ふくりと立ち上がっているのが見えるだろう。
見下される視線に打ち震え、
まだ離れるのを惜しむように、唇を触れ合わせたまま。
囁きと共に手を導かれたら、小さく息を呑む。]
[合わせて買った寝巻き用のシャツ。
既に互いに汗ばんでいて、
きっと夜は使い道にならないだろう。]
……ぅ、んッ……、
[頷き、ぷつ、と首筋のボタンを一つ外せば、彼の肌が覗く。
ゆっくりと時間を掛けるように、一つ、一つ。
熱い呼気を吐き出しながら、最後の一つまで外せば、
鍛えられた腹筋までもよく見えた。
浴槽の高さがある分、視線の位置がどうしても
下肢に固定されて。
腹筋の下にはまだ怒張を示している彼のものが
息づくように聳え立っていて、仄かに頬が染まる。]
[手を伸ばしかけて、躊躇い、留まり。]
……そ、の、……口、で、します……?
[何度も彼と交わした性交の中で、
経験もないわけじゃない。けれど。
その大きさはいつも、飲み込める程の大きさではなくて。*]
少なくとも、今は無理かな
[ 止められるのかその問いに
参った、と言わんばかりに眦を緩ませて答える。
本当に辛い時に無理を強いることはないと
信じてもらえているだろうけれど。
無理を訴えると、君が笑う声がする。 ]
[ 絡む舌の温度でそれは伝わってしまうだろうな。
昨日今日、初めて触れたわけでもないのだから。
視線で捕えるだけで、その先に思うことが
あるのか、可愛い所が赤く熟れ立ち上がっているのを
目線だけで視認すると、むしゃぶりつきたい衝動が走る
頼んだ通り、服のボタンを外すのを待っていると、 ]
そんなにじっと見られるとさすがに、照れる
[ じ、と下肢に注ぐ視線に僅か照れくささが滲んだ。 ]
え?いいの?
[ ふわりと落とされた言葉に、少しだけ悩んで ]
………うん、じゃあお願い 嬉しい、
[ 快諾した。一方的にされるだけを君が良しとしないと
しりつつ、どうしても与える一方になりがちであることもしかり ]
して、口で
[ 愛してやまない恋人が、愛でてくれるというのなら
断る理由がないことも、しかり。
胸元に伸ばしかけた手は、頬を滑り艷やかな黒髪を
弄ぶように、梳いて。* ]
……うん、
[口にして、欲しいと乞われて。
肌越しに伝わる高鳴りを聞いて薄く笑む。
その音色で呼ばれるのが何よりも好きだから。
名前を呼ばれて、求められて。
生きているのだと実感させて欲しい。]
[先程まで吐息を零し、熱の籠もっていた目を
向けていた彼自身がその台詞を言うのか。
軽く笑えば、また繰り返し同じ言葉を重ねるから
堪らずに、くすくすと声になって溢れた。]
ん、大丈夫。
[短く答え、昂りにそっと触れる。
筋の浮く箇所を指先で撫で下ろして、顔を近づけ
先端にちゅう、と口づけた後。
食事をするときよりも大きく唇を開いて]
……
ん
、
むっ……、
[口いっぱいに頬張るみたいに咥え込んだ。]
[椅子に座っていた腰を、ぺたりと床に落として。
跪くように彼の前に足を折りたたんで座り込む。
口を大きく開けて喉奥まで入れても、
すべてを飲み込むことは出来ない。
口で愛撫できない場所は、指で輪っかを作り
上下に擦り上げるようにして刺激する。]
……ッ、ん、ふっ……、
ンンっ……、
[多少の苦しさはあるものの口蓋をカリで擽られたら
ぞくぞくと自身にまで快感が伝播して、瞳が潤む。
舌で竿を舐めあげて、喉奥で擦り。
時にちろちろと先端の部分を舌先で擽って、
また、咥え込んで。彼が気持ちよくなるまで。]
[彼を刺激しているはずなのに、
ずくん、と下腹が疼くはしたなさを覚えて、
銜え込んでいる唾液が、
口いっぱいになって飲み込めずに口端から溢れた。
少し、息をつくようにふぅ、と鼻で呼吸して。
もじ、と刺激を欲する腰が揺れる。*]
[ 恥ずかしいのに感じてしまう、その顔が見たくて。
唇から、赤い果実へ、臍を通れば自然と、口で愛でる
事は今までに何度も、有った。
有り体に言えば、口淫というその行為が
好きだから、している
のが俺だ。彼の体の中で、唇で触れていない
箇所など、ないのではという程に。
しかし、される、という行為にはまだ少し、慣れず。 ]
……ふ、
[ 先端に近づいていく顔に、僅かに照れが滲む。
後ろ頭を撫で付けるように、優しく梳いていると、
ぱか、と大きく口が開いて、その口が飲み込むように
己の熱の塊を咥え込む。 ]
[ 視覚から得る興奮と、温かな粘膜に包み込まれる
感覚に、思わず息を詰める。
僅か、苦しげな表情のまま、一心不乱に
快楽を与えようとする姿に、背筋がぞわりと
泡立って、声が漏れた。少し掠れた声色で。 ]
ン………、
気持ち良いよ、
[ その手が、好きだ。
繊細な料理を、生み出すその手が。
夜道でそっと伸ばされるその手が。
器用な指先
が、輪を作り、敏感な部分を擦る。
どく、と脈打てば応えるように、喉の奥まで
招かれれば、堪らないとばかり。
少しずつ息が上がり、眉間にく、と皺が寄る。 ]
[ と言うのに、少しでも長くその愛を味わっていたくて
既の所で、耐えてしまうからこそ。
ひくん、と揺れる腰に目移りしてしまって ]
腰、少し上げられる?
[ 覚えのあるその感覚を、君も味わっているのなら。
後ろ頭を撫でていたその手は背中を滑り落ちる。
待ち侘びている、そんな風に見えてしまったから。
欲して、欲されて。最後にはどろどろに溶けた愛になる。
己が相手を欲する分、欲されたいと願うのは、当然のこと。 ]
はぁ…… 堪らないな
[ 口の端から垂れる唾液が、顎に伝って、つう、と床に落ちる。
要求したとおり、腰の位置が上がったなら、まだ僅かに
白濁が残っているであろう、後孔に、つぷりと指が埋まる。
愛される悦びを厭うではない。
けれどすっかり、一緒に気持ち良くなる、が
癖になってしまったから。* ]
[口を窄めて、刺激を与えるようにすれば
息を詰めるような気配がする。
人前に急所を晒すのは少なからずも抵抗があるだろう。
歯を立てれば簡単に傷がつく。
羞恥だけでなく緊張感も伴うからこそ
感覚が過敏になるのかもしれない。
頭上で掠れた声を聞けば、
これで合っているのだと安心して
刺激を与え続け、喉を絞れば、くぅ、と喉が鳴った。]
……ッ、んン、っ……
[彼の腰が揺れ、膨張度が増して苦しくなる。]
[子供を褒めるみたいに、彼の手が湿った髪を撫でる。
束になった髪が筋を作り、後ろに撫で付けられ、
覆われていた瞳がよく見えるようになっただろう。
自然、自身の視界も開けて、恥じらうように瞳を伏した。
その手が背をなぞって後ろへ伸びていくから、
行く先を期待して身体が震え、一度、顎を引く。]
……っふ、ぅ、
……ぁッ、……
待って、
……この体勢じゃ、つらい、から……
[彼の前にしゃがんだまま、浴槽の高さまで
腰を上げるのはさすがに無理があるし、
何よりその体制は羞恥が勝る。]
床に、降りて、
[肌蹴たシャツを引いて、彼を床に座らせてから。
同じ視線の高さになれば、ちう、と唇に触れて
改めてネコのように身体を丸ま、口淫を続けようと。
もう一度、丁寧に舌を滑らせながら、]
……っ、……ン、
[彼の腹部に顔を隠すようにして、ゆっくりと腰を浮かせる。
触れて、と、言わずとも。
彼がしようとしたことを悟れば、その先が何かは分かる。
体勢を変えた分、彼の手も行き届くだろう。
すっかりと解れた後孔に、指先が埋まっていく。]
ん、ンンっ、……ふぅ、ッ……ん、
[浮かせた腰が、淡い刺激にぴくりと揺れる。
大きな昂りを咥えこんでいるせいか、
嬌声はくぐもったものになり、喉奥で詰まって。
喉奥を刀身の太い部分で、ごりと突かれ。
後孔は指を待ち望んでいたかのように
きゅうきゅうと収縮を始め、じわりと涙が浮かぶ。]
……ふっ、
……ぅン、……、
[苦しさだってあるはずなのに、
気持ちイイ。
同時に弱い場所を嬲られ、どろと瞳が熱に溶けて。*]
[ その温かな口腔内に包まれて、
絶えず快楽を与え続けられて、ぐんと質量が増した
それが、彼の喉の奥を擦ると、苦しげな声が上がる
それでも、離れるような素振りが見えなかった
ことに、ぐ、と込み上げてくるものがある。 ]
あぁ、ごめん
[ 体制がつらい、と零されれば
薄く笑って、降りてと言われるままに
床へと腰を落として、引っかかっているだけだった
シャツは、くしゃりと浴室の床に放る。
どうせもう洗濯しなければ使い物には
ならないのだから。 ]
[ 腰を下ろすのを待った後、唇が触れ合ったと
思ったときには、体を丸めていて。
ゆっくりと腰が浮くから、容易にそこへ
指が、手がたどり着く。
ぐちゅぐちゅと聞こえる音が、己の下腹部から
聞こえてくるのか、別のところから聞こえてくるのか。
どちらにしても、浴室内に響けば
聴覚からも、大いに興奮を得る。
くぐもった声がまた新たな快楽を呼び込んで――。 ]
――………、
[ 口を開けばまた、余計なことばかり口にして
しまいそうで、快楽に耐えるような声だけ、漏らしながら
二本の指を重ねて突き入れ、中で、くの字の
折り曲げて、ゆっくりと引き抜くようにすれば
こり、と膨らみに引っかかるように、当たるだろうか。 ]
[ 奥まで咥え込むようにしながら、
僅かに腰を揺らして、徐々に高まっていく
快感に震えながら、浮かされたように
熱
に溶ける
瞳
がゆらゆら、
揺
れて ]
[浴室の湿度と自身に浮かぶ汗で
最早手首に絡んでいるだけの服が肌に張り付く。
懸命に口を開いて、奥まで飲み込んで。
口の中のものを育てていけば響くのは水音ばかり。
掠れる吐息と卑猥な水音だけが響いて、
頭がぼうっとし始めた頃──、
不意に中に埋まった指が膨らみを押して
駆け抜けていくような痺れに、びくんっと身を跳ねさせた。]
……っ、ンんッ、
……!
[ふ、と息が溢れ、昂りから唇を離す。
そうでもしていないと、歯を立ててしまいそうだったから。]
ぷぁっ……
、ぁ、ぁッ、
そこ、ッ、ゃ、……
だ、めッ……、ぁっ、
……さない、でッ……、
[刀身にかろうじて手だけは添えたまま、
頭を振って、弱く快楽から抗うように。
なのに、身体を溶かすように指は止まらなくて、
蠢く度に、ぁ、ぁっ、と短かな嬌声が溢れ、啼いて。
呟くような言葉を聞いて、薄く唇を噛む。
は、は、と上がる呼吸を継ぎながら、
ゆっくりと身体を起こして、両手を肩口に添え]
……も、ぅ……、れてっ……、
[弱い力で、きゅうと肩を引き寄せ。
すり、と前髪をこめかみに擦り合わせて乞う。*]
[ とろとろとした、はたまたゆったりとした。
そういう快感を互いが感じさせていた。
そこから一足先に、進んだのは、 ]
ン、ここ、だね
[ 進ませたのは己で、押し出されたのは君のほう。
弱い、それを存分に知っているからこそ。
――………先に音を上げたくないだけの
意地だと知ったら、笑われるだろうが。
そういう変なこだわりがあることなど、もう
知られているのだろう。
ぶるりと、唇から弾かれた自身の熱をそのままに
ぐりぐりと反応が良いそこばかり、いじめていれば、
何度聞いても飽きない声が耳を溶かした。 ]
[ そこ、だめと言われればそこばかり、
重点的に。押さないで、と言われればそれもまた
繰り返す。
その内に、短く甘い嬌声が、啼くように、
短く刻まれて
微かな声でも、浴室では響く。
その声ごと、飲み込むように唇で挟み、
起こした体をきゅう、と抱き寄せて ]
欲しい、のは俺の方だよ
入らせて、
[ 欲しい、という飾り気のないシンプルな欲を
口にすると、はにかむように微笑むから。 ]
[ そう告げたと同時、先端をぐり、と後孔に
押し込んで、 ]
………は、
さっきは、がっついちゃったから
ゆっくり、はじめようか
[ 短く息を着いて、自ら埋めてとばかりに
腰に回した手にゆっくりと力を加えていく。
埋め込んでいくたびに、感じる圧迫感に、
いつまで耐えられるかは、知れないが。* ]
[身体を引き寄せられ、交わす口づけ。
互いの前髪が触れ合うくらいに近い距離でねだれば
欲しいと笑う彼が間近に映る。]
ン、ッ……
は
ゃ、くっ……
[珍しくじれったさを訴えるみたいに、
密やかな声で訴え、抱きつく腕を強くして
彼の腹筋に自身の立ち上がったものを擦り付ける。
もう、待てないと視線で、行動で訴えて。]
[彼の手が昂りに添えられて、後孔に宛てがわれる。
先端のぬめりを秘奥に塗り込めるように、
押し付けられたら、すぐに滑りを受けて
つぷん、と入り口に雁が押し入ってくる。]
……ぁッ、ぁ……ぅ、
ぁぁッ、……っは、
[一度受け入れていた場所は、
柔く歓待するように刀身を飲み込んでいく。
ずぶぶ、と長く太いものが楔にみたいに
身体に入り込むと、押し出されるみたいに嬌声が溢れ。]
[腰を深く沈め、ぺたんと臀部が彼の太腿にくっつく。
違和感は今や快楽を擽る予兆しかない。
ぴったりと、根本まで飲み込んだのが分かるくらい
身を寄せ合ったら、熱っぽい息を唇に吹きかけて。]
……っは、……ぅ、ンンっ、
ぜ、んぶ、……はい、った……
[自身の下腹にそっと、手を当てて。
独りごちるように呟いて、うっとりと笑む。*]
[ 唇が離れた刹那、訴えられて
ほんの少し面食らって、目を丸くした。
待てない、欲しいと行動や表情で
訴えることはまま、あるが。
言葉に出されることは、滅多にないので。
けれど驚くより先に、体が動いた。
この体は、君の願いを叶えるためなら
持ち主の意志を軽く、超えていくらしい。
体からやや遅れて、脳の方が
彼の中に飲み込まれていくのを把握する。
早く、と急かすような声に、うん、と頷いて ]
[ 待っていたとばかりに受け入れながら、
苦悶ではなく、走る快楽に漏れる声に
気を良くしながら、頭のどこかで、
困ったことになった、とほんの僅かに
消し炭に成りそこねた理性が囁く。
0.02ミリだか、0.01ミリだか
あるかないかの違いと、満たされる気持ちを
まざまざと見せられて――……彼にそういう意識が
あるかどうかは別として。
何者にも邪魔されることなく
肌を合わせる快楽を何度も知ってしまうと。
毎度負担を強いてしまいそうで。
しかしこの儚い物思いは、秒で消し飛んでいく。
なにせ、 ]
ん、一番奥まで、入ったね
[ ずぶりと、一番奥まで受け入れられて
彼の臀部が太腿にぴたりとくっついて。
脈打つ互いすら感じられるほど、隙間なく
繋がっているのだから。 ]
それ、……すごいクるなぁ
やらしくて、可愛い
[ まるで相手のモノの形を確かめるように
自身の腹を撫で、うっとりと目を細められたら
こちらの目尻も緩んで行く。 ]
ゆっくり、動くよ
[ 体制的には動きやすいのは彼の方、ではある
が、主導権を握られたくないわけではないが、
先程丹念に口で愛でてくれたもので、
それを返すつもりで、常よりかなり、ゆっくりと
突き上げるように、腰を揺らして。* ]
[掻き出すこともしていなかった先程の残滓も
まだ胎内に残っているだろう。
奥まで埋もれば、ぐちゅりといつもよりいやらしい音がする。
下腹を撫でたのは無意識で、
身体の中で感じる彼を撫でたようなもの。
その行為を口にされたら、視線から逸れるように俯いて]
……ナカ、に、居るんだ、と思ったら……、
つい、……
[ついも、何も。
続く言葉が思い浮かばない。
無自覚の行為を悦ばれて、耳朶を染める。]
……ッ、んンッ、ぁ……、ぁッ、
[緩やかに律動を送り込まれて、淫らな音が響く。
体勢からしてこちらが動いたほうがいいだろうに、
両手で腰を掴まれて、引き下ろされ嬌声が上がる。]
ぁッ、ぅ、んンッ、
んんッ、……ぁぅッ、ぁ、おと、ひびくッ……、
[洗いに来たはずなのに、気づけば行為に耽っている。
反響する水音と、自身の声がいつもより耳に届くから、
生々しさをより感じて、羞恥が浮かぶのに。]
[じっくりと燻る熱を高めるみたいに、揺さぶられ。
彼の形をすっかり思い出したナカが悦んで締め付ける。]
……んゥ、ッ……ぁ、け、ッとさん……、
こっち、も……、
[ゆらゆらと上半身が突き上げられる度に上下に揺れる。
支えを求めるように片手が肩口に掛かり、
自身の胸を反らすように彼の眼前に晒せば
ぴん、と立ち上がった胸の先端を自身も見下ろして。**]
うん、いるよ。
[ わざと、煽るような言動をする子ではないから。
いつだって無意識ですること
、言うことが
己を満たして、駆り立てて、やまない。
腹を撫でる手を重ね、視線を逸した相手の
鼻先に、キスを贈る。
それを合図とするように、ゆっくりと
突き上げると、艶めかしい声が
耳を擽って、 ]
そう、だね
感じてる那岐くんの声 いつもより
聞こえて、
[ ドキドキする、と続ける。
それに呼応するように、言うことを
聞かない雄の体が、ずくん
、と疼いて。 ]
[ 突き上げる、というよりは、ゆったりと
揺するような動きでも、きゅう、と締め付けられて ]
ん、良い……
[ 独り言のように呟きながら、ゆるゆると
行為を続けていれば、これまた珍しいおねだり
に ]
今日は、どうしちゃったの
積極的、 ん、いいよ
[ 答えるや否や、ちう、と眼前に晒された
尖りを口に含む、揺れがゆるやかな分、
追いかけるのも、容易い。
痛そうなくらい赤く色付き立ち上がったそこに、
かり、と歯を立てて。 ]
[ 吸い出すようにすると、じゅる、とまた
卑猥な音が浴室に響いて、 ]
――ン こっちも?
[ 緩やかな律動に合わせて、ほんの少し
彼が動いてくれたなら、空いた片手で、
もう一方の胸の尖りを、きゅうと摘んで。** ]
っは、……ぁッ、ん、ンっ……ぅ、
[声を指摘されたら、かぁと首筋が赤く染まり、
堪えようと唇を噛んだ。
なのに揺さぶられたら、噛み締めてもまた漏れ出てしまう。]
んっ、ぁうっ、……
ぁ、また、おっきくッ……、
ぁ、ぁんッ、……ッ、んんっ、……っ、
[身体の中で角度を変えたモノが、弱い場所を突いて
ぞくぞくと背筋を快感が駆け抜けていき、身悶える。]
[どうしたの、と問われて暫し、返答に窮した。
じっくりと責め立てる甘い疼きに、涙を浮かべながら。
自ら晒した胸に彼の視線が集まる。
恥ずかしいのに、きっと彼と同じくらいドキドキして、
期待に震えている。
胸に近づいていく頭を見下ろしながら、
小さく口を開いて。]
……
お、
れ、だって……、
ずっと、繋がりたかった、こと、……知って、ほし、ぃ、
ッぁ!
……ぅンッ、ぁ、……
[ぽそぽそ、と本音を晒すみたいに呟けば、
張り出した先端を唇に飲み込まれ、ぬるりとした舌が覆い、
歯を立てれば声が、跳ねる。]
[敏感な場所を擽られて、ぞわりと肌が粟立つ。
太腿に上で、びく、びくと小刻みに震え、
快感に飲まれそうになっていく。]
ぁ、っふぅ……ン、んっ……ッ、
どっちも、ッ、される、のっ、……だ、めぇッ……、
……ッ、ぁっ、ぁん、……ぁ、くぅ、……っ、
[抗う声が甘く蕩けてしまうし、胸はもっとと、
求めるように背を反らして唇に押し付けるみたいに。
上半身が揺れれば、自然、下肢も動いてしまって
微細な振動を感じて、震え上がる。
どこもかしこも、気持ち悦くて。
このままじゃ骨まで溶けてしまいそうで。
怖くなって、肩口に伸ばした手を弱く、掴んで。*]
[ 素直に声が聞きたいから聞かせてと
頼んだところで、いつだって羞恥が勝り、
逆に堪えようとしてしまう。
けれどそうすることで、意識が別の方へ向かい
揺さぶられることから逃れる術が失われて、
結果的に、 ]
うん これ以上ないくらい大好きなのに、
ぎゅってしてくれて良さそうな 声あげて
くれるから、つい
[ そのあえかな声を引きずり出されてしまうのだ。
質量を増したのは故意ではないが、そうさせるのは
君、という時点で故意かそうではないか、は
さほど違いはない。 ]
寂しい思いさせたね
[ ずっと繋がりたかったことを、知って欲しかった
ぽそりと零された健気な言葉に、癖のような
謝罪を零しかけて、留めた。
謝罪の言葉を連ねることを良しとしないのは
理解している、から ]
言ってくれて、嬉しい
ありがとう 溶けそう
[ 吸い付いた後、僅かに見上げて言い、舌先で
尖りをぬるりと巻き込むようにして。
謝罪のかわりに、嫌というほど己を感じさせたい
と動きに更に熱が入る。 ]
[ 感じやすい場所をいくつも同時に愛撫されて
太腿の上に乗った体がびくびくと震える。 ]
すご、 めちゃくちゃぎゅってしてくれる
[ 彼が快感に震えるたび、繋がった場所が
きゅうと圧迫され、揺られ、こちらにも、
快感の波がやってくる。 ]
もっと、だめにしてあげる
[ 甘く蕩ける声と、もっと欲しいとねだるように
押し付けられる体に誘われるように、
ぢゅ、と強く果実に吸い付いて、指もまた
同じようにつねるように摘めば、震えるように
びくんと揺れる。
そこを逃さず、一番奥を穿つように
ぐんと大きく腰を突き上げて。 ]
[好きという言葉に反応して、こくこくと首を縦に揺らす。
ずる、と肩にかかるだけだった服が滑り落ちて、
羞恥と体温で赤く染まった肌を晒して。
頷く声も一つ一つ、揺さぶりに上擦って乱れた。]
ぁぅッ、ん……ぅんッ、
……きっ、……すきっ、……ぁっ、ぁッ、ふっ、
[自分のものとは思えない甘い声で言われた言葉を
反芻して、ぱちゅん、と繋がった部分が泡立つ音を
淫らに伝えて、堪らなくなる。
浮かべる涙は快楽からか、極まる感情からなのか
もう、何もわからない。]
[何に頷いているかも曖昧なぐらいぐちゃぐちゃで。
寂しいという声が聞こえた気がした。
こんなに溶け合ってぴったりとくっつき合っても、
足りないのかもしれない。
貪欲なまでの欲に踊らされ、自らも腰を揺らし彼を求める。]
んッ、っは、ぁッ……、ぁッ、ぁっ……、
[笑う気配に手を伸ばして、胸に吸い付く彼の頭に触れ
自身と同じように濡れた髪を撫で付ける。
呟くような声は、自身も考えていたものと、同じ。]
[そんな余裕が生まれたのも一瞬だけだった。
ぐっと腰を引き寄せられて、打ち付けられたら喉が反る。]
ンッ、っ、ぅッ、あぅッ、……ぁッ、も、ッぅ……
ってる、……、め、っ、に、
なってぅ、からッ……、
ぁっ、
ひ
んッ、……ぅっ、ぁッ、
……ッ、っちゃう、またッ、
……で、ちゃッ……ッ
[体中が火照りを感じて、繋がった部分が一際熱く感じる。
ぐちゃぐちゃと吐き出されたものが中で泡立ち、
自身から溢れたものが竿を滴って後孔にまで伝う。
どちゅん、と最奥を穿たれたら、
チカと目の奥がフラッシュして限界を訴え。]
ふぁ、ッ、ぁ……ぁ、ッ、ぁあッ、……────ッ!
[びくびくっと、激しく身体が痙攣するように達して、
ぎゅうと内腿で彼の腰を押さえつけ中がキツく締まる。
一度吐き出したせいか、二度目の精は少し勢いがなく、
とろとろと、壊れた蛇口のように
蜜を吐き出し、彼の腹筋を汚して。*]
[ 大好き、と零しそれを知っている、
自分もそうだと言わんばかりに首を縦に揺らして
鸚鵡返しのように返される好きに
最早、脳は正常に機能していない。
快感を与えることと、貪る事しか
考えられなくなるような ]
ん、伝わってるよ、俺も好き
………んんっ
[ 未だ掻き出して居ないものが残っているせいで
淫らな水音は腰を突き上げる度に響く。
それすらも興奮材料になるのか。
互い限界が近いことを感じ取って、
突き上げるのに合わせて、彼が腰を揺らすから
より深く、感じ入って。
ゆっくり、なんて言っていられなくなる。 ]
ん、俺も、出そう
[ ぐちゃぐちゃとした水音に負けないくらい
嬌声が上がれば、打ち付ける速度がぐんと上がる。
最奥がをどちゅん、と強く突き上げると同時、
口に含んでいた突起を甘く、噛んで ]
――
ンンッッ
[ あぁナカでイッちゃったな、と、
ぎゅうと絡みつかれて知った。
まだ温いそれが腹のあたりに掛かっている
ことも、把握はしている。けど ]
もう少しだけ、付き合って――
[ 彼よりも少し遅れて限界を訴えていた自身の熱は
まだ、爆ぜていない。イッたばかりの敏感な体に
鞭打たせるようで、少しばかり、申し訳ないけれど。 ]
――う、………ぁ、 出る、
っ
[ くたりとした体を、ぎゅうと抱きしめて、
数度、一番奥まで突いたら、ぐ、と唸る。
一番奥で、迸る熱を放出すると、ふ、ふ、と
浅く息を着いて、名残惜しげにずるりと陰茎を引き抜くと
ぽたり、と己の出した白濁が床に落ちた。
まだ熱の引かない体からそれを掻き出すのは
ひとまず、置いておいて。 ]
[ 隙間なく、ぴたりと一つの生き物のように
くっついて。 ]
すごく、良かった
ね
[ 頬をすりよせ、汗で束になっている髪の毛を
撫で付け、たまらない、と言うように、
触れ合うだけのキスを贈った。* ]
[とろとろと溢れる白濁が彼の腹筋を汚していく。
チカ、とまだ目の奥で光が明滅している、のに。
残滓を吐き出させるみたいに、ばつ、と腰を打ち付けられた。]
ッア、っんン、ぁ、
……いま、動いちゃッ、……ぁぅッ、
[強すぎる刺激に腰が震える。
腰がぶつかり合う度に、ぴる、と少量の精が飛び散って、
もう出ないと思っていたはずの残りまで押し出され、]
ぁ、ぁンッ、ひ、ッ、……ぅッ、ぁ、ぁー……ッ、
[喉奥から溢れる嬌声も、止められない。
開いたままの唇からは、言葉にならない音と涎が溢れ。]
[涙と涎と、汗で、でぐちゃぐちゃになった顔を晒して、
内壁だけが息づくみたいにきゅうぅと昂りに纏わりつく。
彼の眉が寄り、苦しげな声が洩れたと思えば、
ぐっと身体を引き寄せられて、ぶわりと熱が広がる。]
……っ、ぁ、……、
[二度目に受け止めた熱は、最初に感じたよりも
熱く、長く感じられた。
どくどくと脈打つ気配すら伝わった気がする。
彼が吐き出したものを飲み干すみたいに、
ひくひくと、ナカが収縮を繰り返して、やがて。]
[ずる、と頭を抱き寄せていた腕が滑る。
達した解放感も相まって、身体の力が抜けていく。
それでも、ずるりと刀身を引き抜かれる時だけは、
あえかな声を漏らして、飲み干しきれない
彼のものが床に溢れた時は、ぁ、と。
名残惜しそうな声が洩れてしまっただろうか。
息が上がり、肩と胸だけが上下し続けている。
鼻呼吸だけでは足りず、閉まらない唇からは
幾度も溜息のような、息継ぎが溢れて。]
…………う、ん
[感想を求める声に、小さく笑って、頷き。
額をぶつけて、肌を擦り寄せた。*]
[ 予想通り。達したばかりの体には、
強すぎる刺激だったらしい。
達したばかり、というよりは
達し続けている、と言った方が正しいのだろう
とろとろと少量、溢れていた蜜が、
イキ続ける体に押し出されるように、飛び散り
声にならない声が溢れつづけ、口の端から
唾液がたらりと、溢れて。
その光景を目の当たりにしながら、
精を放つ。その感覚すらも今は快感に近いのか
きゅうと、搾り取るようにナカが収縮して。
く、と小さく呻いた。このまま収縮を繰り返され続けたなら
イキ続ける辛さとやらを理解できるのかもしれないが。 ]
[ 収縮はやがておさまり、自身が抜け落ちれば
その感覚は理解できないまま。 ]
すこし、休んだら体洗ってあげるね
[ すり寄る体を、抱き寄せて余韻に浸るように
肌を合わせたままで。
浴室の蛇口を捻り、浴槽に湯を継ぎ足して。 ]
だからもう少しこのままでいて
今すごく、気分が良いから。
[ 短い口付けを繰り返しながら、優しくその背を撫でていた。** ]
[注がれる湯はすでに溜まっている湯に足されていく。
全自動だから然程待たずにして注ぎ足されるだろう。
それも、二人で入ってしまえば溢れてしまうけれど。
身体を洗うという申し出に、額を擦り合わせたまま
う、と小さく呻く。]
……、景斗さんに洗われる、と、
ま、た……、その、
[そこまで言いかけてまた羞恥が浮かび、口籠る。
肌を撫でるならまだ堪えられるとしても、
言っている合間にも、たらりと垂れてくる後孔を
弄られてしまえば、堪えられる自信がない、から。]
[俯く表情を掬うように彼の目が下から覗き込む。
蕩けた顔でキスを送られてしまえば、
先は途切てしまって、目を細めて口付けを受け、]
……ん、……ン、っ……
[上がる息を落ち着かせるように撫でる手が温かい。
ちゅ、ちゅ、と触れるだけのキスを数度交わして、離れ。]
[もう少し余韻を楽しみたい気持ちは、
同じ、だったけど。]
……っ、っくしゅ……、
[ぶる、と身震いを起こし、咄嗟にくしゃみを手で抑え込む。
しとりと濡れたパジャマは肌に張り付いたまま、
それ以外には裸の状態で、洗い場に居続けたせいか
微かに冷えも覚え始めて。**]
冷えちゃったね
[ ただでさえ熱を上げた後なのだから
冷えるのも時間の問題であるのは間違いない。
くしゃみを聞くと、浴室用の椅子に促して
肌に張り付いたパジャマを引き抜いて、
引き取った。 ]
下着と着替え、 あとタオル取ってくる
[ 浴室の床に放置していた自分の分も拾い上げて ]
背中と髪の毛、残しておいてね?
[ そう言えば、察してもらえるだろう。
――先程、告げられた言葉の続きは
想像に易い。また熱を灯されてしまえば、
このまま、もう一度、になることは自明。
君だけ熱して終われる自信は残念ながら
持ち合わせていないので。 ]
[ 本音を言えば己のなした事への処理は、
己に任せて欲しいが、……処理する意味を
水泡に帰してしまいかねないし、
恋人とはいえ、否、だからこそ、か
見られたくないもの、見せたくないものは
存在する。彼にとっては準備も、後処理も
そうであろうという気遣いから退室している間に
どうぞ、というつもりで。
椅子に座ったのを見届けると一度浴室を出て
バスローブを被り、室内へ。
二人分のタオルと着替えを手に脱衣場にそれを
置いて、また室内へ。
暖房は付いていただろうが、設定温度を少し上げ
常温保存してあるミネラルウォーターを二本取り
再び脱衣場へ。
ちょうどよくシャワーの音が消えたなら ]
入るよ
[ と声を掛けて浴室の扉を開いた。 ]
水持ってきたけど、要る?
[ そう聞いて、適当な場所にペットボトルを置くと
ボディスポンジにボディソープを二プッシュ。
背中と頭は残しておいてくれただろうか。* ]
大丈夫……、って、……ぁ
……はい、……
[手を差し出されたら、パジャマを解いて
彼に預けて、見上げた。
冷えたのは彼も同じはずだろうに。
なんだか申し訳無さが立ってしまった。
一度外に出るという彼から、
洗う場所の指定をされて、ようやく合点がいく。
先程の言葉を気にかけてくれているのだろう。
それは、自身のわがままからではあったけれど、
扉を締めて外に出ていく後ろ姿を見ている間、
一度追い出してしまう形になるのは忍びなくて、
少し眉尻が下がってしまった。]
[気遣ってくれた時間を無駄にするわけにも行かず、
シャワーを浴びて、一人で事後処理を済ませる。
つぷりと指を埋め込んで、掻き出せば
どろりと中に溜まった白濁が溢れてくる。]
……っ、ふ……ぅ、……
[自身の手ではやはり感覚が違う。
彼が感じた証を掻き出してしまうのは少し
惜しい気持ちはしたけれど、そのままというわけにもいかない。]
[掻き出した指に絡む粘りのある白濁を眺め、
は、と小さく息を零し。]
……女だったらな、
[と、ぽつりと柄にもないことを呟いた。
性別が違えば、彼の子だって宿せたかもしれない。
自身の性別が嫌になったことなどないけれど。
こうして身体を気遣われたり、彼の遠慮が見える度
男女との恋愛とは違うのだと思う時がある。]
[それすらも、受け入れて付き合うと決めたのに。
身体にシャワーをかけて汚れを落とし、
粘ついた手も、下肢も洗い流す。
泡を付けて身体も軽く洗い流した後、
彼の声が聞こえた。
手にはペットボトルまで用意してある。]
あ、ありがとうございます。
えっと、水もいただきます、けど……、
……一緒に浸かりませんか。
景斗さんも、身体冷めたでしょう?
[洗う用意を始めている姿にそう返しつつ、
汚れが湯船に浮くのが嫌だと言うなら
先に身体を洗い流すつもりで。**]
[ 浴室に戻ると、既に体は綺麗に洗った後だったか ]
どういたしまして。
[ けど、と続けられた言葉を待って、 ]
そうだね、そうしようかな。
[ シャワーを借り受けてざっと洗い流すと、バスタブに
身を沈める。湯を継ぎ足したせいで二人分、お湯が
勢いよく外へ飛び出していくが、温かい湯に浸かる
心地よさのほうが今は大いに勝る。
ふー、と深く息を着いて、 ]
綺麗だったから、つい
[ 白い背中に強く吸い付いて、赤を散らす。
肩甲骨の内側あたり、ちょうどホクロのあるところ
常日頃、このあたりにはいつも痕がある。 ]
――……だめだなぁ
[ 不意に呟いた言葉に滲むのは、情けない己に
向けての呆れのようなもの。 ]
なにがってね
[ する、と両手を伸ばして抱き寄せると ]
もう二回もしたのに、そこに那岐くんがいると
すぐその気になっちゃうから、と思って
風呂から出たんだけどさ
[ 愚痴を零すような具合でぶつぶつと続ける ]
どうしても、触りたくなってしまうんだよね
年明けからこればっかりで……… 呆れない?
[ 額をぺたりと、首筋にくっつけて ]
俺ってこんな欲深いやつだったんだなぁ
[ 心底呆れているのは君じゃなくてきっと俺の方だろう。
ちゃぷちゃぷと湯の動く音に紛れて、腹の虫が
空腹を訴えている、のは聞こえていないと良いのだが。 ]
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