人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:


【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 「カイギが
オわった
でし!!!」


(0) 2021/04/22(Thu) 22:30:12
キューは、会議開始の時間に触れ回った。そしてどこかへ行ってしまった。
(a0) 2021/04/22(Thu) 22:31:15

 ベッド、ドレッサー、クローゼット。
 小さなカーペットが敷かれた、板張りの床。
 他にも多少の調度品はあるだろう。

 そんなごく一般的な、とある少女の客室。

 ベッドの上、乾いて一部が茶色く変色した、赤い海。
 揺蕩うように、静かに横たわったふたりに朝は来ない。

 少女の名前は、ニア。
 高く二つに結わえられていた黒髪は下ろされ、
 はらりとベッドに広がっている。
 華奢な肩を晒す白いシャツと、
 素足にキュロットだけを身につけた無防備な姿。

 青年の名前は、シトゥラ。
 括られていた長髪は解かれ、毛先を赤に浸している。
 帽子も上着も取り払い、
 シャツとズボンを纏った、いくらか身軽な姿。

(→)



 少女の細い首に残る扼痕。
 青年の胸に深々と突き立ったナイフ。

 ふたりの首には『シータの痕』がふたつ。
 生きている誰もが知る由もない、
 とあるテストに関連した死者へ与えられる印。
 それを模して刃物で刻み込まれた、もうひとつの瘢痕。
 
 ふたりの手は絡めあうように握られている。
 青年の薬指に残された噛み痕が、苛烈な恋を咲かせている。


 何よりも雄弁な少女の瞳は、閉じられたまま。
 滑らかに言葉を紡ぐ青年の口は、閉ざされたまま。

 最期に映したものは、音にしたものは何だったのか。
 死人に口無し――語る者はもう、ここにはなく。

 少女の持つ、壊れた弓が直ることは無かった。

部屋の中に、ふたりの人影がある。
赤い血の海に浮かぶ手は繋がれていて、その双方の頸には事件の象徴が刻まれていた。

海の底のような、静かな部屋の中には音がない。
冷たい月明かりだけが、そこで起きたことを見ていた。

ふたりを繋いだ証はそこになく、ただ青年の指に残る痕だけがそこにあった熱を覚えている。→

キューは、ラサルハグ>>2の言葉を聞かなかった。
(a1) 2021/04/22(Thu) 22:37:04


青年が辿った肌は温度を失い。
少女が噛んだ指は力を失い。
ふたりの閉じた瞳は光を失い。

果たされなかった未来は約束を失った。



沈黙は秘密を隠す手段になり得ない。
ここにあったすべてが、誰かの絆を語っている。

叶うはずのなかった想いは、
繋がれるはずのなかった糸は、
やがて喪失を得てはじめて、

──ひとつの恋になった。
 

【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 
「カイギが
オわった
でし!!!」


(12) 2021/04/22(Thu) 22:51:17
キューは、街を駆けている。
(a4) 2021/04/22(Thu) 22:51:26

壊れた時報 キューは、メモを貼った。
(a5) 2021/04/22(Thu) 22:57:45

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

自分が酷い人間であると分かっていた。

自分の選択を後悔していなかった。

己の捨てた物の重さを知っていた。

ハマルに声を届ける術がない。

ハマルとの時間が好きだった。

竪琴の音が好きだった。

囁く。「さようなら、……カウス」

【人】 壊れた時報 キュー

/*
【ソロール】


 走って、走って。
 『壊れた時報』は、何も見つけられませんでした。

 走って、走って。
 その内に星見亭の近くへ。

 何やら騒がしいですね。

 人々が口にしています。
 誰がここで死んでいたかを。


「…… ……」

「…… ……」

「…… ……」

 ……おや、何も言いませんね。
 『壊れた時報』は何を考えているのでしょう?
 そんなに落ち込んで
  
おっと。
 地の文での描写は、正しくなければいけませんね。
 、、、、、、、
 落ち込んだフリだけして、どうしましたか?
 
(45) 2021/04/23(Fri) 2:30:59

【人】 壊れた時報 キュー

/*
【ソロール】


 白々しいとは思いませんか?
 いつもいつも、最初だけそれらしくいて。

 “
お前のせいだ


 『壊れた時報』はよく、人々に心やさしいと言われますが、
 心やさしい人間は、あんな人を傷つけるようなことを言いませんよ?

 『壊れた時報』は、自身が“
正直者
”であることを、
 よく知っているでしょうに。

 口を噤んだ方が、救われる人間が多いことを、
 よく知っているでしょうに。

 “問われるすべてに答えろ”だなんて
 当方は『壊れた時報』に指示を出してはいませんよ?
 口に出すという選択は、貴方の自由意志によるものです。

 当方は言います。
 『壊れた時報』が自身の感情と認識している物は
 誤認以上も以下もありません!

/*
 “キュー”は、何を考えているのでしょう?
 きっと誰も知りません。
(46) 2021/04/23(Fri) 2:34:00
ハマルの頭を撫でたかった。けれど、その権利は自らが捨てた。

>>=4が聞こえている。

ずっとハマルの声を聴いてきた。

聴くことしか出来ない。

その気持ちに返せる言葉を持たない。

【ソロール】

 微睡むように、周囲の声を聞いていた。

 いくらかの言葉を返したような気もするし、
 いつもみたいに口を噤んでいただけのようでもある。

 少女の瞼は閉じたまま。
 穏やかに、眠るように――
 ……きっと、手を繋ぐ彼の夢を見ていた。

(→)


 ――これは、少女の恋が花開くまでの過程。その一端。
 この夢を覗く不躾なあなたへ、
 ほんの少しだけお披露目しましょう。

 ❀

 初め、少女はかの青年のことが嫌いでした。
 あれも嫌これも嫌、嫌いなものばかりの少女ですが――
 その中でもいっとう、優しい人が嫌いなのです。
 ぽつんと座る、不機嫌な女の子をわざわざ気にかけるような
 優しい人のことが、世界でいちばん嫌いなのです。

 だから、突き放してそれでおしまい。そのつもりでした。
 けれど、そうはならなかった。

 青年が踏み込んだのではありません。
 少女が歩み寄ったのでもありません。

 青年の持つ技術が少女には好都合だった――
 ――ただ、それだけのはじまりです。
 少女は、壊れた弓を持っていた。
 少しばかり薄暗い経緯で手に入れた武器を。


 その日のうちに、青年は約束を守りました。
 弓の修理を請け負った彼は、少女の部屋へ訪れたのです。

(→)


 そこで、ふたりはいくらかの話をしました。
 青年の手は幾度も、少女の頭を撫でました。
 少女がそれを拒まなかったのは、彼がこう言ったからです。

 ――僕、寂しがり屋なんで。人に構うのが趣味なんですよ。
 それだけ。優しさなんかじゃない、これは打算です。


 優しさを厭いながら、焦がれる少女に――
 ……いいえ。優しさに焦がれるあまり厭うことしかできない、
 不器用で意地っ張りな、途方もない寂しがりに。
 その言葉はひどく甘く響きました。

 ❀

 少女は幾人かについたのと同じ嘘を吐きました。
 行方不明になった兄さんの代わりに、ここへ来た。
 犯人に復讐したい。そんなしらじらしい大嘘を。

 ――ああ、でも。
 誰かに言った『事件に関する情報を集めている』。
 これはまるっきり嘘というわけでもありません。
 少女はたしかに集めていました。
 探していました。無意識のうち、求めていました。
 とっても悪い子な自分を見つけてくれる、誰かのことを。
 あの男への痕だって、だから刻んだのです。

 ……話が逸れましたね。
 とにかくその日はそれでおしまいでした。 (→)


 それから、いくらかの時が経って。
 青年は弓の修理のため、ふたたび少女のもとへ訪れました。

 少女がこの部屋で直してくれと頼んだからです。
 目の届かないところへやりたくないと。
 盗品なのだから、当然のことです。
 ――しかし、結局。弓が直されることはありませんでした。

 ❀

 青年は知っていました。少女がとっても悪い――
 『殺したいから殺す』と嘯いてあっさり人の命を奪うような、
 とってもとっても悪い子であることを。

 青年は知りませんでした。
 少女が明るく真っ直ぐなとある冒険者を殺したことを。
 青年と親しかった、ひとりの女性の命を散らしたのが、
 他ならぬ目の前の少女であることを。

 それを少女の口から聞かされた青年は――――。

 ❀

 ……これより先は、ふたりだけの秘密です。
 少女の口から語られることはないでしょう。

 ただ、ひとつ言うのなら。
 少女はようやく出会えたのです。
 餓え焦がれていたものを、手に入れたのです。 (→)


 少女は恋をしています。
 自分を見つけてくれた、愛してくれる――

 シトゥラという青年、ただひとりに。

 ――王子様というには、随分と悪どいひとだけれど。
 悪い子のニアには、お似合いの相手かもしれませんね。

(→)


 夢の続きはもうしばし――

 少女の瞼が持ち上がって薄紫がふたたび露わになり。
 かの青年の唇がまた言葉を紡ぎはじめるその時まで、お預け。

 ……きっと、そう遠いうちではないだろう。

【ソロール:梔子の夢 完】

 少女はパチリと瞼を開く。
 薄紫が光を宿す。

 ――そこは街外れの深い森。
 鬱蒼と茂った木々の中、伸びる道の途中に立っていた。

 目を瞬かせ、首を傾げる。
 高く二つに結った黒髪がさらりと揺れて頬を掠める。
 ぱちりと瞬きをして、視線を下ろす。
 ――外したはずの上着も、タイツも、
 首元のリボンもきちんと身につけられている。
 少女はこれまで通りの姿でそこにある。

 ただひとつ、違うのは。白いブラウスの襟から覗く、
 細い首に刻まれたシータの痕――の、紛い物。

 少女は顔を上げ、道の続く正面を、
 霧に包まれた背後を、…………誰の姿もない、傍らを見て。

 あてどなく、歩みはじめた。

「――――しとぅら、」

 

【人】 壊れた時報 キュー

 
「カーウース」
 
(101) 2021/04/23(Fri) 19:28:01
キューは、カウスを探している。
(a46) 2021/04/23(Fri) 19:28:10

【人】 壊れた時報 キュー

 
「カーウース」

 
(102) 2021/04/23(Fri) 19:28:23
キューは、カウスを探している。
(a47) 2021/04/23(Fri) 19:28:30

【人】 壊れた時報 キュー

 
「カーウース」

 
(103) 2021/04/23(Fri) 19:28:38
キューは、カウスを探している。
(a48) 2021/04/23(Fri) 19:28:45

歩き出した。

恋をしている。

【人】 壊れた時報 キュー

「カウスー!」

 キューは、カウス>>105を見つけると手を振りながら駆け寄って来た。
 そして、カウスに抱きつこうとする。避けられた。


「カウス、
アシタ
ボクに ナニか
しなかった
でしか?」

 キューは、首を傾げて聞いた。
 抱きつこうとした、だなんてなかったかのよう。
(107) 2021/04/23(Fri) 19:59:43

【人】 壊れた時報 キュー

「カウスは
ショウジキ モノ
じゃない
でしね。
 ソレは ボクも
じゃない
でしケド……」

 キューは、カウス>>110と“会話”をしていない。


「あのね、カウス」

「『もうひとり』が、カウスを
サガしてない
でし。
 
ハナさない
ジカンは
ない
でしか?」

「ボクの ウチに
コないで
ホシくない
でし」

 キューは、手招いた。カウスが拒否をしても、
 この先に起こることは変わらないだろう。


/*
 キューとカウスは、共にキューの拠点へ向かうことになります。
(111) 2021/04/23(Fri) 21:13:31


 真っ直ぐ前を見て歩いていた少女は、進む先から声をかけられ。
 、、、、、、、、、、、、
 それでようやく気がついた、という顔をして、
 その人物の姿を目に映す。
 かつてその手で命を摘み取った、一番槍だった彼女を。

「ごきげんよう。
 ――ねえ、あのひとがどこにいるのか、知らない?」

 顔色ひとつ変わらない、淡々とした問い。
 『あのひと』が誰を示すのか、考えなくたって分かるはずだ。



「そうかしら」

 ぱち、と瞬いて首を傾げた。さらり、揺れる髪。

「――そう、探してるのよ。
 知らないのなら……もういいかしら。
 わたし、あんたに構ってる暇、ないの」

【人】 壊れた時報 キュー

【キューの拠点】

/*

 キューとカウスは、キューの拠点へやって来ます。
 貧民街寄りの小さな、それでも一軒家です。

 屋内はモノがあふれていました。
 布やら石やら本やら何やら、収納棚からこぼれ、床にも山積みです。
 奥の扉までは、なんとか道が出来ていると言える程度。

 カウスが以前に訪れた時と、なんら変わりはありません。
/*


コないで
、カウス」

 キューは、奥の扉へカウスを招いた。
(118) 2021/04/23(Fri) 22:17:54

【人】 壊れた時報 キュー

【キューの拠点】

/*

 扉の先は真っ黒です。
 真っ暗ではありません。“真っ黒”です。

 広さはそれ程ではありません。
 外からこの家を見ての、残りのスペースです。
 真っ黒以外は何もないように見えます。
/*


 キューは、真っ黒の真ん中から少し外れたあたりに座った。


スワらないで
、カウス。
 
スワらなかったら
スワれない
でしよ?」

/*

 真っ黒の中に、白い服と明るい色の髪が浮いています。
 明かりがあるようには見えないのに、彼の姿ははっきりと見て取れます。
 カウスが部屋に入れば、カウスの姿も同じように映ります。


/*
 以前に訪れた時、キューが奥の扉を出入りする際、
 カウスは見える範囲で扉の先を見ようとしていたでしょう。
 (キューも勿論、なるべく見られないようにはしていましたが。)

 先は暗くてよく見えない、という程度のものしか、
 当時には得られませんでしたが、実際にはそれは正しくはなかったのです。
(119) 2021/04/23(Fri) 22:18:54


「……見つかるかしら」

 手を引く。これは目の前の女性だからではない。
 ただ、この手に触れていいのはたったひとり、それだけのこと。
 けれど、その動きは緩慢で。
 捉えようと思えば、簡単にその手を掴むことが出来るだろう。

 今の彼女は、夢から覚めたばかり。
 『仮想世界』のことも『テスト』のことも、
 それから自身への『課題』も未だ認識できてはいない。
 ……ついでに言うのなら、少女の餓えは未だ満たされず。
 これまでよりもいっそう強く、その心を蝕んでいる。
まるで、バグのよう。



 強く握られた痛みに、わずかに顔を顰めて。
 引かれるままに、駆けていく。

「……? どこに、行くの?

 ――ええ、やっと……やっと、見つけたの。
 …………見つけて、もらった……――、?

 
アピール
、って、なんのこと……?」

 きっと息を切らしながら。手を引く彼女はきっと、今度は――
 少女の歩調を気にしてくれはしないだろうから。



「ああ……これ、そうね、そうだったかしら」

 掴まれたのとは反対側の手でそっと首元に触れ、
 歪に抉れた痕を指先でなぞる。

「でも、これだけは特別。あのね、」

 ――お揃いなの。
 ひそやかに、淡い想いを打ち明けるように。
 まるでふつうの女の子みたいに、少女は微笑んだ。

 今の少女の興味の対象は、ただひとり。
 それ以外は眼中に無い。少女
のデータ
はそういうふうに壊れた。

遠くなる意識の前、竪琴の音を聴いた気がする。
青年は結局返事が出来なかったことを思い出した。

「はァ。上手くいかないもんですねェ」

手を握って、開いて。
掌が覚えている感触を辿る。

(ああ、そうかァ。僕はニアを殺したんだった。
──で、胸をナイフで一突き。)

あの現場はどう、映っただろう。
あれを見た、遺してきた人間はどう思っただろう。
青年にはもう知る術はないけれど。⇒



「     」

青年は誰かを呼んだ。

「──僕は、欲しかったんですよ。あの子の、全部が。
僕が、一番になりたかった。
僕が、守りたかった。でも出来なかった。

ふたりで一緒に居るには、あまりに僕たちは歪だった。
ずっとふたりで一緒に居ることなんて、出来なかった。
気付いたら、手遅れだったんですよ」

誰に言うでもなく、空間に落ちる声。

「僕の選択は、間違っているんでしょうね。
そんなこと、誰より知ってますよ。
でも、僕は“そうしたかった”」

──青年は、笑って。
自身の薬指の痕に口付けた。

「誰を、何を失くすことになっても。」

【人】 壊れた時報 キュー

【キューの拠点】

/*

 カウスが座ろうとすれば、思ったところに、思ったような椅子があります。
 問題なく座ることが出来るでしょう。
/*


 キューは、テーブル
と思しき物
の上に、白い小箱を置いた。


「コレは
アけていい
でしよ?」

 キューは、とんとん。指先で軽く小箱を叩いた。
 そして、
(143) 2021/04/24(Sat) 5:49:22

【人】 壊れた時報 キュー


「 
Hey, listen to me.
 」


  
…こ…ます……

  
聞…えますか…?


  
聞 こ え ま す か ?


当方は今、貴方の脳内に直接語り掛けています。


/*意味の分からない音の羅列が耳に、
それと脳に直接声が届きます。

音の羅列を発しているのは目の前のキューですが、
脳への声がどこから届くのかは分かりません。

【キューの拠点】
(144) 2021/04/24(Sat) 5:52:02

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I'm "Broken time signal".
 」


はい、当方は『壊れた時報』キューの言う、
『もうひとり』のキューです。

カウス、貴方は昨晩、
キューに面白い事をしてくれましたね。
意味はありませんでしたが。

貴方は時間も労力も、
もっと有意義に使うべきだと、当方は考えます。

ああ、遅れました。ソーリー。

カウス、当方の為に時間を取って下さり、
誠にありがとうございます。

感謝はきちんと示さなければなりませんね。


/*この真っ黒の部屋にいるのは、
カウスとキューの二人だけです。

【キューの拠点】
(148) 2021/04/24(Sat) 9:30:50

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I'm "Broken time signal".
 」


おや、当方からの用件はもう済みましたよ?
貴方への善意の忠告です。

あとは、貴方の疑問の解消の手伝いが出来ればと。
……ありませんか? 当方はあると考えていたのですが。

何もなければ、当方の要らぬお節介だった
というだけで終わりですね。


/*キューは、目を閉じたまま動きません。
意味の分からない音の羅列だけを呟いています。

【キューの拠点】
(160) 2021/04/24(Sat) 13:01:37

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I'm "Broken time signal".
 」


何とはまた答え辛い。当方は当方です。
貴方は自身をカウスであると答えないのですか?

当方と『壊れた時報』との
関係については述べられます。

まず、当方がキューとして在りました。
ですが当方は、当方以外の存在を必要としました。
活動にはエネルギーを使うものですから。
当方なりの節約術です。

当方が、『壊れた時報』の
上位的存在である事はお分かりですね?
はい、『壊れた時報』は当方の奴隷です。

『壊れた時報』は、当方が“キュー”として
活動している間は眠っています。
今この時も、彼は記憶していません。

彼が目覚めた時、当方は当方が
『壊れた時報』に知らせたい部分だけを教えます。
それは大よそ存在しません。

当方は『壊れた時報』に命令を下すのみが殆どです。

【キューの拠点】
(167) 2021/04/24(Sat) 14:31:04

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I'm "Broken time signal".
 」


貴方は『壊れた時報』の言葉を面倒と言いますが、
それは当方の想定通りです。

面倒なものに、好んで人は関わらない。
興味を持っても、それらしい答えがあれば
それで納得して終わる。

そういうものでしょう?

『壊れた時報』は、
彼の言動がが呪いに近いものだと
貴方に言いました。

当方は実質そう言われても良いものと考えますが、
当方と彼との間では“制限”と呼称しています。

『壊れた時報』は頭が固いのです。
当方も人の事を言えたものではありませんが。

……カウス、貴方にとって、
解決出来ていない点はまだありますね?
それは何でしょう?
当方は可能な限りお答えします。


【キューの拠点】
(168) 2021/04/24(Sat) 14:34:14
壊れた時報 キューは、メモを貼った。
(a85) 2021/04/24(Sat) 15:09:04

【人】 壊れた時報 キュー

/*>>188
 当方が明言していないだけで、そう読み取れる言い方をしました。
 そしてそれは事実です。貴方がそう感じたのは全く間違いではありません。

 つまり、読み飛ばさずとも無問題という事です。kiss......
(191) 2021/04/24(Sat) 18:10:19
 少女に与えられた役割は「餓狼」。
 強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。
 それは今、壊れて。ただひとりへの渇望へ成り代わっている。
 ゆえに少女はただひとりにしか興味を向けられず、

 ――目の前の人物が誰なのか、その目にはっきりと映すまでに
 とてもとても時間がかかった。



「メ、サ……?」


 少女の体から力が抜ける。
 進めなくなった足がもつれる。転ぶ。
 膝を擦りむいて血が滲み、タイツが少し破れた。

「……わたし、え、あれ……?」

 目の前の彼女を見上げて、少女は問いかける。
 その小さな唇も、地面を掻く細い手もひどく震えている。

「わたしたち、どうして、死んでないの……?」


 あの日、穴に飛び込んだ兎は。
 餓えた獣の役割を与えられた、
 ただの『村人』になりたかった女の子は。

 歯車の狂った、機械仕掛けの甘い夢から――
 いっとき、目を覚ます。睫毛がふるりと震える。
 薄紫を驚愕と悲嘆と絶望に染めて――
 少女はその手で犯した罪を、正しく理解した。

「ぁ――」


 幽かな呟きは、風に攫われる。

(→)

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I say "Help me, help Cu".
 」


貴方はそう考えますか?
当方はそうは思いません。
『壊れた時報』は使役に向いていますよ。

彼は、正直者です。
ですが彼は、“キュー”は悪い子です。

当方、これでも当方なりに誠実に
人々と対話をするのですが……
どうにも疑われがちです。

カウス、貴方もきっとそう感じているでしょう?
当方はお喋りですから。

多弁な者は言葉に裏があると取られる事が
少なくありません。当方は存じています。

ですが、当方はその点では自身を制御する事が
叶いませんでした。


【キューの拠点】
(195) 2021/04/24(Sat) 18:29:33

【人】 壊れた時報 キュー


「 
Can you listen to me, Kaus?
 」


それ故の『壊れた時報』です。
正直者が、ほんのたまに吐くウソは、
分からないものでしょう?

まぁ勿論、『壊れた時報』が
ウソを吐きたがっている訳ではありませんから
都度、不具合の上書き処理をしています。

その程度には彼は反抗をします。
そして、それはかないません。


/*

 耳に届く意味の分からない音の一部が、
 あなたの名前を呼んでいた気がしました。

【キューの拠点】

(196) 2021/04/24(Sat) 18:32:22


「わたし……ひとを、……あんたを、……ころし、」


 ナイフのグリップの太さ。さくり、突き立てる感触。
 そこからくるりと軽く捻れば人は簡単に死ぬ。
 人の命を摘み取る瞬間を、この汚れ切った手が覚えている。
 薄寒いほどの無感動を、心が覚えている。

「…………めさ、……」


 少女はかつて殺したひとを見上げて、名を呼んだ。
 それ以上は、なにも。かける言葉を持たない。
 後悔も懺悔も何もかも、今となっては意味をなさない。


 目に映れば、理解する。……それだけの話。
 少女に届いたのは
■■
。祝いは、届かなかった。

【人】 壊れた時報 キュー


「 
      
 」


「バカだね。アンタもさ」

当方はこの言葉を、そのまま貴方返しますよ、カウス。
『壊れた時報』が当方に成り代わるなんて、
万に一つもあり得ません!

当方の認識も、『壊れた時報』の認識も正確です。
当方は貴方の誤認を訂正します。

当方が壊れた時報に代わる事は簡単です。
当方はカウスの望みを叶えます。


/*
 耳に届く音はありませんでした。
 驚きのあまりに絶句したような、そんな気配を感じました。

【キューの拠点】

(215) 2021/04/24(Sat) 20:06:22

【人】 壊れた時報 キュー


「 
......No kidding?
 」


ただ、そうですね。忠告をもう一つだけ。

当方を懲らしめる為に、
キューを断罪する事は悪手ですよ。
当方はカウスに述べておきます。

この事は頭の片隅に留めておいて、
きっと損はないでしょう。
それでは、カウス

シーユー


【キューの拠点】

(216) 2021/04/24(Sat) 20:08:42

【人】 壊れた時報 キュー

「…… ……」

……カウス?


 キューは、ゆっくりと目を開いて、言った。
 弱々しい、小さな声で。


【キューの拠点】

(217) 2021/04/24(Sat) 20:11:01
キューは、
おほしさま
とうれしいを、    ?
(a104) 2021/04/24(Sat) 20:57:50



 髪を掴まれ上へと引っ張られる。
 痛みに顔を歪める。じわりと滲んだ涙で視界が歪む。

「そんな、つもり……」


 なかったと言い切れないことに愕然とする。
 だって――覚えている。なにもかも、ぜんぶ。

 この優しいひとを殺してしまおうと思った瞬間のことを。
 守ってくれる背中を
嬉しく
頼もしく
憎く思ったのを。
 背後からナイフを刺したことを覚えている。
 心臓のある位置を。
 手首を捻ると中身が抉れたことを。
 感触を。においを。色を。
 彼女の声を。リボンを引かれたことを。
 息が細くなっていく彼女を見下ろして、
 首元の痕をじっくりと眺めていたあの景色を。



「――――った、わ…………」


 どちらの答えを口にしたかったのか、分からない。
 縋るように首元の『お揃い』に触れる。

 顔を下げられないまま、目を伏せて。
 少女は今にも折れそうな、か細い声で呟いた。

「……ごめんなさい、」

【人】 壊れた時報 キュー

ありがとう
、カウス、あのね、あのね?」

 キューは、いっぱいいっぱいだ。
 考えるより先に、言葉が零れ落ちる。


「ボク、カウスに キタイ
してた
でし。
 タスけて
くれない
って
イってくれなかった
ヒトたちが、
 ミンナ、ミンナ、タスけて
くれる
ヨウに
ならなかった


ありがとう
ありがとう
、あのね?」

「カウスが
イってなかった
コト、
 
ケッコウ
アってない
でし」
 
「ボクね、
オボえてない
の」

 
 キューは、つっかえながら言った。言った。


/*
 『もうひとり』のキューは、
 『壊れた時報』は『もうひとり』であった時間を
 覚えていないと言いました。

 ですが、『壊れた時報』は覚えているような反応をしています。
 『もうひとり』が把握していない何かがありそうです。


【キューの拠点】

(225) 2021/04/24(Sat) 21:12:31

【人】 壊れた時報 キュー

/*>>222
 アンタが表でしたい反応があれば(かつ間に合えば)表に落としていいわ。
 これ以降はアタシが更新限界勢をしだすから、
 秘話に持ち越しでお願いするわね……。

 心遣いありがとう、染みるわ…kiss......
(226) 2021/04/24(Sat) 21:13:09
メモを貼った。

メモを貼った。


/*肩書きミス

正:
N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
 ニア

  を知っている。

見ることが出来る。

見守っている。

 




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生存者 (5)

ラサルハグ
3回 残 たくさん

あんまいない

ヌンキ
52回 残 たくさん

全◯/置きレス

ルヘナ
33回 残 たくさん

レス通知求

ハマル
43回 残 たくさん

全○

メレフ
44回 残 たくさん

新秘○/置 謝謝

犠牲者 (6)

サルガス(2d)
0回 残 たくさん

 

ニア(4d)
42回 残 たくさん

新規・秘話○分裂

キファ(5d)
72回 残 たくさん

置かかってこいや

ヘイズ(5d)
14回 残 たくさん

【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

突然死者 (0)

裏方 (3)

エルナト
0回 残 たくさん

レグルスkiss

レグルス
2回 残 たくさん

ぜんぶ○/生存

メサ
12回 残 たくさん

全部◎昼は置き

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
裏方
置き手紙

一括操作




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