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【人】 『人形屋』 サダル「私は…。」 自分の口をついて出た名前。 初めて口にするその名前が自分のものだと確信している。 なのに、何故それを口にしたのかもわからなくて。 先程は苛立ちを覚えたその笑顔に。 何故か今はとても目元が熱くなって。 目から雫が溢れて。 胸の奥底が重くて熱くて冷たくて。 彼に。しがみついてしまっていた。 (2) 2021/12/10(Fri) 4:05:11 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a0) 2021/12/10(Fri) 4:12:24 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a15) 2021/12/10(Fri) 17:18:02 |
【人】 『人形屋』 サダル―祭り1日目 市場街― 「Lakht der vint in korn Lakht un lakht un lakht Lakht er op a tog a gantsn Mit a halbe nacht」 時々「人形屋」から聞こえて来る、暗い調子の澄んだ声。 それは店主のものと同じだが、今歌っているのは店主ではない。 店主が繰り返し歌う歌が、ホムンクルスたちにも馴染んだのだ。 今日も今日とて、果物を買いに。 店主はいつもと様子が違うようだけれど。 ホムンクルスたちは気付かない。気付けない。 気付こうとも、しない。 (49) 2021/12/10(Fri) 21:00:46 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a20) 2021/12/10(Fri) 21:02:41 |
【人】 『人形屋』 サダル「ポルクスさんは、良いですね。 揉むだけで気持ちよくなれるのですか。 おーらい。alright? 揉まれるだけでは気持ちよく無いんです。」 にょき。手を伸ばす。 今度は相手の胸に手を伸ばした。 狙うは彼の胸の頂。 見つけたならくりくりと服の上から。 「こうして。こう? 店主もただ揉まれるだけは平気でした。 けど、違う触られ方をしてると気持ち良いらしいです。」 どうですか。真顔です。** (113) 2021/12/11(Sat) 0:33:01 |
【人】 『人形屋』 サダル「胸の触り方を勉強したい。承りました。 胸でイけるようにご奉仕ですね。」 真顔なアホがいる。 彼がここで逃げ出さなければ、すぐ横に往来の騒めきが聞こえる中。 彼の首筋に顔を寄せて唇を触れて。 彼の衣服のボタンをぷつ、ぷつり。外して行ってしまうだろう。 きっと誰かが来てしまっても。 彼が逃げ出さなければその手は止まらないのだ。* (128) 2021/12/11(Sat) 8:24:12 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a48) 2021/12/11(Sat) 13:38:54 |
【人】 『人形屋』 サダル―祭り1日目 裏街 「人形屋」― 店主は、先ほどからホムンクルスたちが言っている様、様子がおかしかった。 「ンッ、うぐぐ…い、痛ぁー!!?」 何か身動きをするたびこの様子である。 この店主、普段から店の外に出ないのである。 諸用を済ませるのはホムンクルスたちの役目。 店主は店で店を守り管理するのが役目。 その為、普段から運動不足である。 そんな店主が、激しい運動をしたらどうなるか。 翌日、激しい筋肉痛に見舞われる。 当たり前の真理であった。** (169) 2021/12/11(Sat) 20:35:30 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a59) 2021/12/11(Sat) 20:50:48 |
【人】 『人形屋』 サダル胸は所謂スイカップ。 顔や表情はいつもと同じだが。 「隆起状態になると、これが約三倍になります。」 どこがとは言わない。 通常時は平均よりやや大きめなのだから、そこそこ大きくなるのだろう。 「一般のホムンクルスと同じく妊娠機能はありません。 自活できる程度の知能あり。 戦闘能力はそこそこ。 魔法は生活に必要なレベル程度です。 契約書にサインし、彼女に名前を与えれば 彼女は貴方だけのホムンクルスとなります。」 (186) 2021/12/11(Sat) 22:08:05 |
【人】 『人形屋』 サダルそうして彼からお金を受け取り。 枚数を確認しては、契約書を差し出した。 今は、このホムンクルスはぼんやりとしていてどこを見ているかもわからない。 瞳に光は宿っていなかった。* (187) 2021/12/11(Sat) 22:08:19 |
【人】 『人形屋』 サダル―祭り1日目 裏街 「人形屋」― 「基本的には人間と同じですが。 定期的に…契約者の体液が必要です。 唾液を少量で構いません。 それが無いと契約が途切れる場合があります。 その場合、この個体は価値を失うでしょう。 寿命は基本的にマスターである貴方と同じです。 貴方がなくなれば契約が消え、個体も、と言うわけです。」 そんな事を淡々と告げていく。 そうして個体花を与えられると、ぱち。ぱち。目を瞬かせて。 その目には光が宿る。 (221) 2021/12/11(Sat) 23:38:43 |
【人】 『人形屋』 サダル『素晴らしい名前をありがとうございます、マスター。 これからこのベリル、貴方に懸命に仕えさせて頂きます。』 そして彼に向けて。 胸元に拳を添えながら一礼した。 前屈みになるとたゆん、と胸が揺れて。 「…服を着せて構いませんか?」 そんな事を尋ねた。 このまま連れていくのか。 味見、もしくは検分していくのか。 それを確認してから着せるつもりだったから。** (222) 2021/12/11(Sat) 23:39:04 |
【人】 『人形屋』 サダル―祭り1日目 裏街 「人形屋」― 『部屋に残されても構いません。マスター。 あの。えっと。 砕けた話し方は、練習します。』 至極真面目な顔でそんな事を言う。 >>232部屋に残されても構わないとは言ったけれど。 店から出る前に、一度店主は体液を与える様に言うのだろう。 なるべく早く契約を安定させるために。 それが唾液か。血液か。他のものかは分からないが。 着替えの許可を得たので、ミニスカのメイド服に着替えさせる。 その後はベリルのことは彼に任せよう。 商品の受け渡しがきちんとできたことで、私は少しほっとしたのだった。** (233) 2021/12/12(Sun) 0:08:18 |
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