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【人】 【兎】脱走兎 たま 同志の血反吐に塗れた紅い月を見ているのだ。 地上の民よ、今はのうのうと生きているがいい。 いつかこの地をワレら兎の郷にしてくれよう.......。 (5) 2021/12/17(Fri) 1:06:30 |
【人】 【兎】脱走兎 たまうさぎを見るとき、 うさぎもまたおまえを見ているのだ。 [ たとえ。それが一瞥程度のものであろうとも、 うさぎは見ているのです............。 じ〜〜〜〜〜ッッ。 ] (22) 2021/12/17(Fri) 16:01:29 |
【人】 【兎】脱走兎 たま[────その舞台の上の役者は正しく役者であろうか。 その中になにか紛れていないとは言えるのだろうか。 箱の中身は開けなければ誰にもわからないものである。 わたしはおまえをみている。] .....あっ、えっと.... わたしの、ですかぁ....? [とは言え、声を掛けられば呟きなどなにもなかったかのように 見掛けどおりの少女のようにおどおどとしたふうに 布を掴んでぎゅ....っとちいさくなってしまうのでした。] それは──────。 (27) 2021/12/17(Fri) 22:27:05 |
【人】 【兎】脱走兎 たま『君子危うきに近寄らず。』 そんなことばを知っているか、小僧。 我が身が可愛いと思うのならば深追いするな。 [ それともおまえはそんなにも深淵を見たいのか。 なぁ、どうなのだ。 うさぎ.......いえ、その少女は布地の下で 小さくなったフリをしたまま、 よく見ると仮面のような笑みを貼り付けているのでした...。]* (28) 2021/12/17(Fri) 22:31:06 |
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