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【人】 氷炎の剣士 フリーレ[問い掛けに更なる問い掛けが重なる。>>282 なんで?さあ、何でだろう。 何となくそんな気がしただけだ。 何となく普段と違う様子が気に掛かっただけだ。] ―――なんでだろな? [だから率直にそう応えた。 いつもと違えた様子はどうしたって ”慣れない” ] (7) 2019/04/15(Mon) 23:09:24 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[世の中は弱肉強食だ。 パンを盗んだ先から、かっ攫われる。 目の前に食べ物があると 早食いをしてしまうのは仕様が無い。 貧しく慎ましく ……それでも小さな幸せを噛み締めて生きてきた頃の名残。 そうそうってことは 逃げることだってあるだろ。 [おまえは食べるの遅いと文句を垂れた。 フリーレが早すぎるという異論は、まあ受け付ける。 一口一口味わって食べるのが 料理人に対しての礼儀だろうけれど。 生憎とそれを指摘する相手も指南する相手もいない。] (8) 2019/04/15(Mon) 23:09:31 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレその呼び方やめろ。 ぼくはもう違う。 [いつものような炎のごとく怒声ではなかったのは 店内というだけじゃない。 ユーシャ様 そう呼ばれて不機嫌そうに眉を顰める。 好きでなったわけではなかった。 けれど、勇者ですら無くなった。 誰もが枠組みに嵌められるわけではないと知っていても尚] (9) 2019/04/15(Mon) 23:09:34 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ 話は外でいいや 店員さん、お会計ーー! [近くにあった伝票を持って レジに向かえば名前も知らない店員の内のだれかが会計をしてくれる。 足りない訳がない。 一人分しか財布をすってないなどとは一言も言ってない。 きちんとお金を払って、ご馳走様を告げて店の外へと出た。] (10) 2019/04/15(Mon) 23:09:37 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ────リコリスから出た外 [入る時とは異なり、ドアから出れば 林の中であったことを思い出す。 外はもう日暮れ時 空が茜色から藍色へと急速に変わるような時間帯だ] へえ、けっこう時間経ってたんだな。 [ぼやけて見えたカフェのドアが 今はもう見えないことに気にも留めずに。] (11) 2019/04/15(Mon) 23:09:40 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[周囲の温度は急激に冷えた。 夜へと向かう空気ではない────それは北国の気配 精製するのは固氷なる透明な斧 ] なあ、バカ悪魔 ちょっと運動に付き合えよ [店の中でおとなぁしくしていた分だけ利口だろう? 理力の高まりを 知らしめるように白髪と赤い目のアルビノ姿へと戻って 口元を歪ませた。 ]** (13) 2019/04/15(Mon) 23:10:03 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[本当に本当に気軽な声>>42 申し訳程度のお愛想のような それ ────腹が立つ 何 に?恐らく一番は自分自身に、だ。 このままずるずると、ずるずると 適当に誤魔化されていようかと 少しでも想った、自分自身にだ 。] (51) 2019/04/16(Tue) 13:46:53 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[氷の斧を振り回す。 爆発的に理力が高まれば周囲の地面も氷と化して チリリ、心の臓は 火種 が燻っていた。 ]ぼくが願ったことを お前が叶えればいいだろう!! [元よりフリーレが そう ”おとなしく” している訳がないって 見越していなかったわけでもないだろう。] (53) 2019/04/16(Tue) 13:47:10 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[───激しい感情を抑えようとも思わなかった。 伝わらないように気を張っていた。 それだってもう お 元々、 こころ なんてどう 隠 して 偽 ったってその分だけ膨張してしまうんだ ] (105) 2019/04/16(Tue) 23:23:41 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[振り回した斧が炎に触れる 反発しあう反属性の狭間で 青 い火花が散る。はあ、はあ────息を切らした。 吐く息すらも、白いほどに温度が急激に下がっていく。 ]………叶ってない…! ぼくはぼくのまま人間のまま死にたいって言った! 違えたのは、そっちだろうが……! [───…理解しているくせに。 判っているくせに! 分かっているくせに! はっ、と吐きだした息とともに 歯を食いしばって睨み付ける。 煌々とした 赫 い瞳が睨み付ける。] (106) 2019/04/16(Tue) 23:23:47 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ 人間 [ "勇者" であったフリーレは、死んだ。悪魔と魂を結んだこの身は 人間でありながら人間ではなくなった。 世界の理から外れてまで 生き長らえたのに────どうして、 ] (107) 2019/04/16(Tue) 23:23:53 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[駆けてゆく。振り下ろした斧は宙返りで避けられれば 氷斧が分離し矢のように悪魔に襲い掛かる。] このペテン悪魔ッ! なぁにが魂はいただいた、だ!! いつもいつもいつも 逃げて誤魔化して……っ! [仮面の奥で嗤った気配に、気づいた。 ああ、腹が立つ! 身の内に燻る火種は自らの髪の先に火を灯した。 魂の繋がった悪魔のチカラ フリーレの厭う、炎のチカラを抑えきる余裕もない。 ただ、一瞬にして消すだけで精一杯だ。 息を荒げる。前ならこんなすぐに消耗なんか、しなかった。 疲れやすくなっていた。 ……今日は特に顕著だった。 ] (108) 2019/04/16(Tue) 23:24:04 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ おまえなんか、おまえなんかなあ…… ひよこ豆のスープに沈んじゃえ バーーーーカッ!!!!! いいから言うこと聞けこのバカ悪魔! 意味わからんこの魂の繋がりを解け!!! [結局のところ吐き出してしまった。 我慢しきれなかった小さな拒絶>>1:129 世界中のすべてに拒絶されたって 平気だったのに 悔しいと地団駄を踏む。 悔しい、悔しい。悔しい。]* (109) 2019/04/16(Tue) 23:24:42 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[空中に浮いた悪魔を、睨み上げた。 消耗の激しさに眩暈が起きそうだった。 地面を強く踏みしめて 瞳が赤から アイスブルー へと”戻った”] (195) 2019/04/18(Thu) 21:49:11 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ ふっざけんな!! [どうして声を張り上げて どうして繋がりを解きたいのか 理解していない訳でもないだろうに ああ、でもそれは心奥に深く閉ざしていたかもしれない だから伝わっていないかも、しれない。] (196) 2019/04/18(Thu) 21:49:27 |
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