メレフは、少し体の調子が良くなってきたようだ。 (a83) 2021/05/30(Sun) 13:43:03 |
メレフは、連れられた子供のを、見ている。 (a93) 2021/05/30(Sun) 17:28:04 |
メレフは、連れられた子供を、見ている。 (a94) 2021/05/30(Sun) 17:28:23 |
【人】 空回る思い メレフ>>78 サルガス 「……忘れた事はない。ここにいるやつらはどれだけ年を取ったって子供だ。 それでも、積んできた年数は兄貴面したくもなるんだろ。…まあ、お前は見た目より随分と大人な考えを持っているとは思うけどな」 きっとそれは自分もそうで。 下の兄弟がいなかったから、姉の真似事をしているだけなのかもしれないけれど。 「…危ないだろ。それで、怪我したのか…はあ、誰かに怪我させられたわけじゃないならひとまずは安心だが……… ……痛むはずだ、今日一日はちゃんと大人しくしていろよ。ぼくが言うのもなんだが、それは無理に活動していいレベルじゃあないからな。 ………こっちの傷は?これは前からあったのか?」 胸の傷を指して。定着しきっているのなら、古い傷なのだろうとはわかるけれど。 (93) 2021/05/30(Sun) 19:23:16 |
【人】 空回る思い メレフ>>@9 ラサルハグ 「ッ、―――」 彫刻刀は、寸前でぴたりと止まった。 そうだ、ナイフとは違う。 自分の力では、これで致命傷を与えることは出来ない。 他人に危害を与えられるものを、ただ、振り回していれば。 少年は、変えられると思っていた。 「クソ………」 逃げる事はできない。 いっそ、自分が傷付けられれば良かったのに。 子供に傷付けられる宿題だったなら、こんなにも苦しまなくて良かったのに。 少年は、自分のことだけを考えて生きていると思っていた。 そんなことは、決してなかったのに。 少年は、紙袋に手を伸ばし 鞭を、手に取った。 ひどく、重たく感じる。 (96) 2021/05/30(Sun) 19:31:14 |
【人】 空回る思い メレフ>>97 サルガス 「それは………、…その通り、だな。同じ立場だったとしたら、無理してでも、這ってでも動いていただろうな… ぼくにあったことは、ぼくからは…とてもじゃないけど 、気持ち悪くて話せない。 ………シェルタンに、聞いたら 答えてはくれると思うが」 それでも、心配な気持ちはやはりあるけれど。一旦、口を噤んだ。 自分のことを棚に上げて、サルガスにばかり休むように言うのも よくない話だろうと思ったのだ。 「…病気。 そうか シトゥラの言っていた………この場所があって、助けられた子供… お前も、そうなんだな………」 この場所がなければ、この場所は悪だと信じていた。 目の前に、確かに正しい治療を施された痕跡を見てしまえば。もう何も言えなくて。 自分は、どうするべきなのか。 それを知って、果たして。やるべきことを変えられるのか。 少年には、まだ。 ただ、苦しそうに顔を歪ませて。サルガスの傷跡を見ているだろう。 (100) 2021/05/30(Sun) 19:43:54 |
メレフは、罪のない子供を、3度叩いた。 (a112) 2021/05/30(Sun) 19:59:28 |
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