【人】 生物学者 アマノ【コックピット】 [アンテナが指し示したコックピットを訪れれば、確かにそこにスピカが居た。 人2人が入れば窒息してしまいそうな狭い空間、俺は今日この時まで一度も訪れることのなかった、機械に囲まれた小さな世界に。 袖を掴まれたのはさして抵抗なかったけれど、ここでスピカの背をさするとか、肩を抱くとか、そういった事は出来ない俺はスピカに合わせるように膝を折る。] アンテナが…………? [正直、言ってることは支離滅裂に聞こえたけれど。 それでも、今日の昼間に見たスピカよりはずっと"まし"だと思った。] (236) 2022/07/18(Mon) 17:01:46 |
【人】 生物学者 アマノ────ああ。皆で帰るぞ。 俺はきっとそうなる、出来ると信じている。 先に眠った皆も……ゾズマやダビーもきっとそう思っている。 ["助けを求めてくれた"彼女への対話の準備 >>192 なんて、俺はサダルじゃないから解らない。 彼女を良く知るだろう2人の名前をあえて出すことくらいしか、俺には出来なくて。] だから、今ここで倒れるような真似していたら駄目だろう。馬鹿。 ちゃんと食え。ちゃんと寝ろ。 その労働時間は、明らか服務規程違反だ。 [バーナードに対する"馬鹿"はそこそこ威力があるだからそれはもう重宝して活用していたのだけど、果たしてスピカには届くのかどうか。 この状態で"ハヤシライス食うか"も"塩パン食うか"も違うよな、と、脳内で"告げるべき言葉"を次々挙げては却下し続けている俺は、相当に戸惑っていたし、でも結局、告げる言葉はそのくらいしか見当たらなくて。] 落ち着いたら食べてくれると嬉しい。 スピカがあんまり喜ぶからハヤシライスまた作ったし……あと、パンも焼いたし。 [だから、告げることができたのは、励ましになど欠片にもなっていそうもない、そんな言葉。**] (237) 2022/07/18(Mon) 17:06:42 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a52) 2022/07/18(Mon) 17:12:43 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a57) 2022/07/18(Mon) 20:46:20 |
【人】 生物学者 アマノ【自室にて】 ……………………ッ、も、う……。 [心中もやもやを抱えたまま自室に戻った。 ほどなくして手元に届いたのがスピカからの着信。 ────『アマノの作ったハヤシライス、食べたいな』 背中に冷水をかけられた風な気がした。 先刻、俺、言ったよな? 作ったから、食べろって。 スピカに。直接。 案の定、俺の言葉はどうやら欠片も届いていなかったらしい。 スピカは今どこで何をしているのかも俺には解らいまま、ただ、言葉だけが黄泉の国から届いてくる風に感じていた。] (261) 2022/07/18(Mon) 21:37:23 |
【人】 生物学者 アマノ【日付が変わる少し前:バーナード自室】 [バーナードは、眠りに就く前の俺に、最後に会おうとしてくれたりはしていたんだろうか。 それを知る機会が訪れる前。日付が変わろうとする少し前に、俺はバーナードの部屋に押しかけていた。 "元のスピカに戻ってきた感もあるが、やはり危ない気がする" と告げるために。] ────すまんな。 お前も色々と気苦労が多いことは承知している、が。 [共に"全員で生還する"ことを夢みている同志。 こと、この事柄について信頼を寄せられるのは、もはやバーナードしか居なかった。 冷静な判断力が備わっている常のスピカであったならば、送ってこなかっただろうメッセージ。 別離の言葉も無しに、"アマノの作ったハヤシライス、食べたい"と、眠りに就く寸前の俺に送ることは、きっと無いのにと思ったから。*] (264) 2022/07/18(Mon) 22:04:06 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a61) 2022/07/18(Mon) 22:33:26 |
【人】 生物学者 アマノ【バーナード自室】 ["気苦労なんてない、僕だよ?"の弁には片眉を跳ね上げる。 嘘つけ。 する必要も合理性もない無駄で愚かな気苦労、山ほど抱えている癖して。 時間は、あるとは言えなかったけれど。 でも、最後に見ておきたい顔の一つはこれだったのだから、仕方ないよな。] (273) 2022/07/18(Mon) 23:27:48 |
【人】 生物学者 アマノ[招かれてみれば過剰な礼と謝罪をあれこれ重ねられ、目を白黒させることになった。 改めて言われるあれやそれやが、"いつもの明日"は来ないのだという証のように思われて、少し悲しくもあった────けど。] は? チャンドラと"子孫"??……あ?"子孫"って????? え?お前とチャンドラって……え、そういう????? [最後の最後に顎を外しそうになるレベルの衝撃を受けた事は、それだけは"聞かなければ良かった"と思っている。] (274) 2022/07/18(Mon) 23:29:03 |
【人】 生物学者 アマノ笑いやしないさ。 それがアンテナの決断だった、っていうだけだ。 [今残っている面子という観点だけで言えばバーナードが"残る者"としては最適。 それは真実思っているし、口で何度でも言ってやるけど、アンテナの采配はこれまでを見ていても理解しきれるものではなく。 それが皆の生存率に繋がる選択なのだと高性能AIに言われてしまったら仕方が無い事。] ────また会おう。バーナード。 [それは約束と言えるほどには強い言葉では無かったかもしれないけれど。 俺は真実、心底から望んでいたよ。*] (275) 2022/07/18(Mon) 23:33:15 |
アマノは、ほんっとお前、そういうとこだ! (a64) 2022/07/18(Mon) 23:36:45 |
【人】 生物学者 アマノ【スリープルーム】 ────すまない。 俺、自分で勝手に、俺の側がチャンドラを見送る立場だと思っていた。 [そう呟くように告げたところで、返ってくるのは見慣れた聖母の微笑みでしかなかったのかもしれない。 ちなみに直前ギリギリまで、一度はきっちり挨拶を終えた筈のバーナードがほてほてと見えない尻尾を振りつつ、ついてきていたりもした。 ほんっとな!お前な!そういうところだからな!!] (278) 2022/07/18(Mon) 23:39:20 |
【人】 生物学者 アマノ[なるほど、この状況下で、あの馬鹿は"きて"と言ったわけだな。俺に。 改めてそんな思いを巡らせつつ、でもさして怒りは再燃しなかった。 俺も今この時、誰の顔を一番見たいかと問われたら、多分、ただ一人の顔を思い浮かべていたに違いない。 ────や、奴にとってそれが俺だったというのは、不思議というか謎というか、不可思議極まりない感じではあるのだけれど。 単に直前まで会っていたから、というそれだけの節も、あるわけで。] (279) 2022/07/18(Mon) 23:40:02 |
【人】 生物学者 アマノ[数日前にラサルハグも纏っていた、スリープ用の簡素な衣服。 記憶にある手触りに眼を細めた。] ────じゃあ、な。 また会おう、チャンドラ。 [バーナードに告げたのと同様、さよならは言わない。絶対言わない。] バーナード。チャンドラ。スピカ。 誰が"最後の1人"に選ばれようとも、どうか無事に生き抜いて欲しい。 俺達は、全員が再び笑い合って再会するんだ。 最後に思い描いたのは、蒼穹の空の下で笑う、あいつの顔だった。**] (280) 2022/07/18(Mon) 23:43:02 |
【人】 生物学者 アマノ【そして、穏やかならぬ俺の心境】 [ふうん。 などと、無関心を装いはしていたものの、俺の心中は疑問符だらけだった。 "よくわかんない"で"明日考える" >>277 ような重要度で良いのか? 子孫を残すとは……つまり、それは夫婦……でなくとも可能ではあるが、肉体交渉レベル面で言えば夫婦と大差無い関係にある異性との。その。] え──────────── [そういえば、その前のスピカ。スピカはやたらとダビーを連呼していなかったか? そう、確か、"ダビーが家族になってくれたのに" >>230 ] え──────────── [そんなこんなで、スリープ直前の俺の心拍数は常より大幅に上がるものとなって、チャンドラからは緊張ゆえかと訝しがられる事になった────のかもしれない。**] (288) 2022/07/18(Mon) 23:54:49 |
アマノは、"良い夢を"とかお前が言うな案件だよなほんとに (a69) 2022/07/18(Mon) 23:55:38 |
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