174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】
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[恐ろしい焦燥感が身を焦がし、私はやはり津崎さんに生きていてほしいと願う。
私はもう、綺麗で純粋な願いも言葉も要らない。
津崎さんに生きていてほしい、幸せになってほしい。
そのための犠牲は厭わない。
自分が傷つけたのに、他者の犠牲は厭わないなんて最低なことを望んでいるとは思う。
でも私は願う。
小泉さんに許されなくてもいい。
津崎さんに生きていてほしい。]
[津崎さんが好きだと思ってくれていた私より、多分幾分か穢れた考えだと思う。
狡くて、弱くて、逃げ腰だった私の唯一の美点だったかもしれない、人を犠牲にすることを厭う心。
それはもう、私が自ら投げ棄てたものだから。
生きていてほしい、何度だって願う、生きてほしい。]
…徹っちんは大事な友達に時間を割くことを厭わないから、その遠慮はしなくて良いんだがな。
[どうにもくっきーはその辺り自分に向けられる感情への自覚が下手だとオレは思う。
怖がりだから仕方ないというのはわかっているけど。]
歌…
[やはり彼は、歌うのが好きなのだ。
好きというより、人生そのものを表しているのかもしれなかった。
歌は彼にとって、感情の代弁者であり、共に育ってきた理解者なのかもしれないと思った。
彼の歌う歌は、残念ながら数回しか聞いたことがないけれど、どれも雄弁に彼の心を語っているように思えたから。]
トラくん、ここに居ていい?
[居るつもりだったが聞いてしまった、津崎さんは友達への歌をこれから歌う。
その間に何者も入ってほしくないのではと思った。]
勿論良いと思うぞ。
きっと徹っちんは気にしないし。
[マブダチのための歌だとしても、届く先はいくつあっても良いと思う。歌は徹っちんが生きてるって証だと思うから。]
[話を聞けばやっぱり歌は彼の代弁者か理解者のようで。
歌を通して表現するのだ、自分の素直な気持ちを。
嘘偽りのない本心を。
言葉に出来ない複雑な想いまで。]
──病院・病室に朝霞さんが来た──
[工藤の怪我はせいぜい痣ぐらいで、それも事故由来ではなく事故前にコケたあれだ。
LINEでは病室を訪れるという連絡は事前に来ていたから、行違うことはなく。
ちなみに完全に後出しだが、工藤も目覚めてから朝霞さんの病室を訪れていただろう、おそらく朝霞さんは寝ている頃だっただろうし、親戚だか従業員だかに阻まれて病室には入れなかった。
入り口で『朝霞さんには夢の中で記憶の混濁が見られました。頭の精密検査を受けることをお勧めします』とウダウダ主張していたら追い返された、頭の検査は工藤がやられた。
話を戻そう。]
はい。まずはお怪我、大丈夫です。
[それから工藤はじっと朝霞さんの目を見つめ、黙って彼女の話を聞いていた。
体の向きを、朝霞さんが話しやすいように変えることも無く。
穏やかな眼差しで話を促すことも無く。
ただ、観察しているようにしか見えない瞳を、絵の中の女と同じ顔で向け続けた。]
…………………。
[人が死ぬということ。それに涙を流せないこと。
いくら痛みが胸を突き刺そうとも、それが表面を揺らすことは無く。顔の下には膜があって、感情が表面化するのを阻んでいるかのよう。
朝霞さんとも、きっと共感はできないのだろう。
けれど、微動だにしない表情の、その下の心を慮る魔法を、彼女は持っている。]
私の人生に、朝霞さんは付き合いたいと思っている。
[工藤は繰り返した。そしてもう一度言った。「私の人生に、朝霞さんは付き合いたいと思っている。」
それは工藤にとって、全く理解ができない時にする癖のようなものだった。]
私は絵の女ではありません。
彼女のような言動を期待されてもできませんが、そのことを分かっていますか。
[工藤は朝霞さんの目を見つめたまま確認した。
入れ替わっていた間も、意識はあった。
自分よりも絵の方が優れているとは、最早思わない。彼女には彼女の、自分には自分の魔法があると知った。そして自分の魔法を使って生きていくと決めた。
しかしコミュニケーション能力に関しては、間違いなく絵の中の女の方が上だった。朝霞さんの相談に乗るなど、工藤には決してできなかったこと。
朝霞さんが寄り添うのに適しているのは、不器用な自分ではなく、絵の中の彼女ではないかと疑問に思った。]*
━とても、とても長い夢からの目覚め━
夢を見ていた
“カムパネルラ”達の織り成す…とてもとても長い、夢を見ていた
[目を開ければそこは、見慣れない部屋。
そして、枕元に目線を移せば…やはり見慣れない一輪挿しの“リンドウ”の花。]
“悲しむあなたを愛する” “正義”…か。
なにが“愛”だ。なにが“正義”だ。
あたしは、なにもできなかった。
音楽の話、好きなものの話、美術館の話…話題なんて何でもいいよ。
ただ、みんなともっと話したかった。
“終わる日まで 寄り添うように 君を憶えていたい”と。
一人ひとりの声や表情、姿なんかを焼き付けようとしたのだろうけれど。
あたしがそれをするには、何もかもが足りなすぎた。
…つか、返事してないよ…!
“いきな”という、たった3文字に込められた“2つの意味”を餞に、松本センパイは送り出してくれたのに。
生還に向けてしっかり歩いて“行きな”と。
辿り着くであろう現世でしっかり“生きな”と。
…人にそんなこと言っておいて、松本センパイだけ還らないとか、ナシですからね?
[今更言葉にしたところで、夢の中の世界には届くわけなどなくて。独り言で終わった。]*
──夢・レストラン組のぞき見──
生きてたら頑張る。
[工藤は繰り返した。
生きる気力が無いと言っていたのに、生きていたら頑張ると言う。
くるくると一瞬のうちに変わる人の意見は、工藤には全く理解できない。
結局何が嘘で何が本音なのか。
解説してくれる人が必要だった。]*
勿論、分かっています。
絵の中の工藤さんは、私が手に掛けて、今は私の心の中にいる。
私の思い出の中にしか生きていない。
でもあなたは、今、生きている。
現実で、私の手の届く場所で。
絵の中の工藤さんは絵の中の工藤さんで、今目の前にいる工藤さんは現実の工藤さん。
それは絶対に覆らない事実だし、彼女の代わりをあなたに務めてほしいだなんて思わない。
[いなくなった人の代わりなんて、誰にも務まらない。
それは向ける好意が人によって全然異なる自分にとっては当たり前のことだ。
それが分かっていながら、突き放してしまった人のことは胸を締め付けるが、今は目の前の工藤さんと向き合わねばならない。]
私はこの現実で、あなたと現実を分かち合うつもりでいる。
それが出来なくとも、試みることはできる。
それは言動に期待するとかではなくて、ただあなたの人生に私が付き合っていきたいから。
……、
[怒ると思うの時点で察してはいた前提だから、オレは怒らないし、今は悲しいと思わずにおく。
仮定の話。
もし死んだらパソコンのHD壊してくれって友達に頼んどくみたいなもの…、とは違うってわかってるけどな。]
オリジナルの曲のこと、気になってはいたんだ。
[生きた証として残せるものがあるなら、それはずっとオレが欲していたもので。
だから、本当に、もし、仮に、
………徹っちんがいなくなるなら、
オレはそれを、残したいと思うよ。]*
[エロ画像の一言に思いっきりがっくりしてしまったが、紡ぎ出される言葉はどれも真摯で、本当に大切なものなんだと分かったから。
私はマブダチではない、そしてこれはマブダチにしか頼めないこと。
分かっている。
それでも、隣にトラくんがいて、黒崎さんに頼み事をする場にそぐわないながらも居れたこと、マブダチではないけれど、相応しくないけれど、彼の生きた軌跡を託そうとする場に立ち会えたことは嬉しかった。]
動画投稿…してたんだね。
[初めて知ったことだった。歌は彼の人生。
その歌が残るなら、聞きたいと思う。
未編集の動画、マブダチにしか頼めない、彼の人生そのものの軌跡。
何となく、何となく、どうしてほしいのか、分かる気がした。
だって彼は、死にたがりではないから。]
ああ、徹っちんの動画についてはオレも最近、というか還る前に知ったが。
…今度本人に聞いてみると良いぞ、多分教えてくれるから。
[もし聞く機会がなかったらオレが教える、とは今は言わないでおく。]
…嫌がられるかもしれないけど、聞いてみるよ。
私、津崎さんのこと、今凄く知りたいから。
生きて還った後ならきっと大丈夫だよ。
……、徹っちんは、ちゃんと自分のこと知ってほしい、わかってほしい奴なんだと思うし。
[津崎さんの側に、黒崎さんが居てくれて、本当に良かった。
黒崎さんだけじゃない、トラくんも、松本さんも。
彼の側に居てくれる人は沢山いる。
こうして、強めに叩いて元気を出させようとしていると、少し安心する。
この先、どうなるか、分からないけど。
私は拳を強く、血が出るほどに握りしめた。
この痛み、この辛さ、この苦しみ、全部天使に伝わればいい。]
──病院・武藤先輩と会話──
[LINEをしゅぽしゅぽ打っていると、何やらわちゃわちゃと言われたが特に気にしなかった。
そのLINEの難易度に朝霞さんが首をかしげることになる、当然だ。自分が知ってることはみんな知っているという前提に立って話すからこうなる。
話題はどんどん移り変わる。いったん過ぎ去った会話が再び戻ってきたり、横道にそれたり。
だから工藤は雑談が苦手だった。]
……はい。先輩にも還ってきたらお礼言います。
……………………。
[還ってきたらお礼を言えばいい。思いつかなくても、時間が伸びたのだからなんとでもなる。
今考えるべきことは、還ってこなかった時のことだ。その時はもうやり直せないのだから。
津崎先輩か小泉先輩か、どちらかは死ぬ。どれだけ祈っていても。
だからどちらになっても、死を受け入れる準備を進めていく。
工藤はドライに現実を受け止めていた。]*
[トラくんと一緒に二人の後を追いかけて、レストランまで戻る。
わざわざ人に呼びかけるのを見れば、歌うのかな、なんて何の気なしに考えてしまう。
それは多分、私の願い事。]
松本さん…
[頭に過ったのは、現実の怪我。
命に大事ないとはいえど、怪我の程度には差があるだろう。]
筆談できないのに…
[彼は文字を読めない、読むのが苦痛としか、今はまだ分からないが、そんな彼にとって唯一に等しい意志疎通手段を奪われるのは辛いだろう。
早く回復してほしいと、思った。]
[その約束は確かにオレも聞き届けたから。
オレも手伝うだろうけど、その約束は無しになれば良い。
無しになることを信じてる。
元気を失くした徹っちんにくっきーが割と痛そうな喝を入れるのを少しだけ笑って見届けて、二人が戻っていくのをじゅじゅと追った。
多分、もう少しだとわかるから、還る2人、残る2人を見守る。]
待って、現実の怪我…?
[そろそろだ、そう思った、そう思って強く強く想う。
何度も思ったことを、この程度で変わるまいと思いつつも。
彼への想いを、受け取った想いを強く強く考えた。]
[まつもっちゃんの喉の不調。
現実での具合とリンクしているのだろうか。
筆談できないの意味をオレは知らないので不思議に思うけれど、戻ってからも大事なければ良いのだが。]
[少し離れた席に腰掛けるくっきーの側に寄る。
自分が還る時、そうしてもらったみたいに。]
戻って来たらすぐにでも駆けつけるつもりだけど、
…答えを見届けてから、だよな。
だから少しだけ待たせるかもしれん。
[目を逸らしたい最期の答え。
じらされ続けたみたいなそれを知るのは怖いけど。
それを聞いた後の内心はどうあってもきっと滅茶苦茶だと思うけど。
どんな結果も受け入れる覚悟だけはしておく。]*
[彼が誰かに駆け寄るのは何度も見たけれど、頭を撫でるのは初めて見た。いや、一回だけあったか。
大切な人なんだと思う。
大切な人たちと一緒にいてほしいと思う。]
…愛してる。
[好き、ではない言葉。私が言うと不実かもしれない言葉。
でも、言いたかった。今。この時に。]
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