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【人】 知情意 アマノ>>8ナフ 「ふふ……分かった。それじゃあ、おやすみ」 あなたがいつも通り であるかのよう にしているので、男もそんなあなたに対して投げかけるのは至って普通の言葉だった。たった一夜を超えるだけのような軽い言葉で。>>7アンタレス あなたが刃を突き刺す直前、男はあなたの躊躇いに気付いていたかもしれないが、それでも何を言うこともなかった。聞く資格がないようにも思えていたし、そもそもとしてそんな時間はない。 ひゅ、と喉の鳴る音が聞こえただろうか。そんな吐息が男の零す最期のまともな呼吸であったとその場の誰もが理解することだろう。描写をするまでもなく、その一手で男に与えられたのは即死という事実。椅子に座ったまま、氷に穿たれた雷はその生を終える。 (9) 2021/10/17(Sun) 0:43:38 |
アマノは、死んでいるので処刑に非参加だ。頑張れ。 (a2) 2021/10/17(Sun) 13:49:57 |
アマノは、与太時空で「えっ時系列どうしたらいいんだこれ、私蘇生後すぐにメサ殺しに行くのか?」になった。 (a5) 2021/10/17(Sun) 14:01:09 |
アマノは、後追い起きたのかってくらい死体多いな……と思っている死体。 (a32) 2021/10/18(Mon) 2:32:35 |
アマノは、それでも先に蘇生装置に入れられていた。 (a33) 2021/10/18(Mon) 2:33:48 |
アマノは、先に蘇生室に消えていくだろうし、目を覚ますのも恐らくそこまで遅くなかったはずだ。 (a34) 2021/10/18(Mon) 2:33:52 |
アマノは、目を覚ました。それから最後の役目を果たすため、襲撃対象の部屋へ。 (a36) 2021/10/18(Mon) 4:22:50 |
アマノは、蘇生装置の中で目を覚ました。何度目かの蘇生かつ蘇生直後の死を経た蘇生で意識が戻りきらない。 (a46) 2021/10/18(Mon) 19:17:29 |
アマノは、蘇生装置の中でぼんやりと虚空を見上げている。 (a47) 2021/10/18(Mon) 19:17:51 |
【人】 知情意 アマノ>>69ルヴァ 意識がどうにもぼんやりして、思考が上手く働かない状態で。そうしてただ視界に映るに任せていた世界に変化が訪れる。変化を捉える。それまでの視界に存在しなかったそれは人の影だ。 像の特徴を把握し、それが誰であるかをようやっと認識した時、男はまるで今目覚めたかのように瞬きを数度繰り返した。実際、意識と思考が戻ってきたのだから目覚めたと言っても過言ではないのだが。 「 ……ルヴァ 」掠れて発音もままならない、不完全に不完全を重ねた声であなたを呼ぶ。きっとそれは装置外のあなたに聞こえるかも定かではないが、口の動きから読み取ることはできるだろうか。 男は装置の内部から出ようと腕に力を込める。あなたに当たらぬように、ロックがかけられないように、そして何より自分が蓋を開けられるように。 (70) 2021/10/18(Mon) 21:06:42 |
【人】 知情意 アマノ>>73ルヴァ 暫くは黙って呼吸を繰り返す。こちらに対する返答をのみ口にした様子を聞いて、恐らくあなたはこちらの普段よりも不完全な姿を望んでいないのだろう、と判断したため。両の手指から両脚の爪先まで徐々に力を込めて、問題ないと判断してから一言だけ礼を挟んで口を開く。 「そうだな、お互い残念だった。……いや、君にとってはこれも想定された結末のうちのひとつに向かう道中か。では、理想的な結末ではなかったにしても……『おめでとう』を告げられる結末を得られるよう、そちらに関しては私も尽力を続けよう」 あなたが『愛』を抱えて『墓』になるというのならば、それを狙うというのならば、まだあなたにとっての計画は終わりではない。自分も最善とは言えないが目的や環境の改善はまだ想定できる範囲である以上利は得ているため、最期まで協力しようという心積もりだ。 「罪は遠慮なく君に押し付けさせてもらうし、私は自分の処遇があまり大きく悪化しないように足掻く。……まあ、君にはあまり関係のないことかもしれないがね」 (74) 2021/10/18(Mon) 22:46:24 |
【人】 知情意 アマノ>>75ルヴァ 「君であればそうだろうと思っていたが、やはりか。なら……私から口を出すことはないだろうな。君の知性に私は信用を置いている」 尊重する意思もまた、ある。自分一人が尊重したところで、というところはあるが。 「私の場合、この場面だと感情に従った方が君好みの結果が得られそうな気もするがね。そこは互いにとって都合のいい未来を目指すこととする。君は君の『愛』に殉じればいい」 この無礼講の場で出会い、ほんの僅かな間交わった縁だ。情のために罪を引き受けられているわけでも情のためにあなたの頼みを聞くわけでもない。 情がないとは言わないが、情と表現するのは何か違う気がするので。 「エリアから抜け出す件については私が改めて動かずとも、といったところではあるが頼みは聞き入れよう。保険は多いに越したことはない」 きっと暫くすれば、それこそあなたが凍土に行くなり封じられるなりすれば忘れ去られる程度のそれを保険と呼んでいいかは分からないが。 男は、あなたの問いに近いそれにほんの一瞬だけ思考を巡らせてから。 「遺言は遺言で一応受け取ってはおくが、それは言うまでもないことだろう。私が君という知性を忘れるなどという惜しいことをするわけがない。 それと……そうだな、」 す、っと人差し指を立てて。 「 次会う時には もう少し君の彼女について話を聞かせてもらいたいが、構わないかね?」 (76) 2021/10/19(Tue) 0:08:47 |
【人】 知情意 アマノ男は四度目の死を経て蘇生室を出る。カウンセリングはこの無礼講終了後でいいだろう。精神治療の際に一緒に受ければいい……はずだ。 後で看守である主人や友に知られたらめっされたり大馬鹿者と言われたりするかもしれないが、まあ、許してほしい。 蘇生室を出て、カウンセリングルーム、トレーニングルーム、各人に割り当てられている個室を経て。であればここにいるだろうとやってきたロビーの隅、目当ての人物>>a48の姿を捉えればそばに歩いて行って近くへとやってくるだろう。許されるのならば隣に、壁に寄りかかって座るような形で。 「……ナフ、遅くなってしまったね。すまない、おはよう」 (80) 2021/10/19(Tue) 2:50:05 |
【人】 知情意 アマノ>>82ナフ いつものあなたを思えば何ともらしからぬ姿に男は驚きもしていたが、同時に自分に生じていた違和を思うとそういうものなのかと思いかけ。……ロビーの時計が無礼講終了に向けて少しずつ進んでいるのを見てひとつ息を吐き、こちらもあなたの方に寄り添った。肩が触れるような形。 「ああ、私も会いたかったし君が待っていてくれて嬉しい。待たせてすまなかった。……蘇生後、襲撃に行ったらそこでも死んでしまってね。また君の知らない場所で死ぬことになってしまったよ」 少し、許されるのならばあなたに軽く頭を乗せようと。 「……もう少しでこの無礼講も終わってしまうが。ナフ、君は何か得られるものがあったかな」 (84) 2021/10/19(Tue) 3:20:26 |
【人】 知情意 アマノ>>85ナフ 「………………一体何があったんだ……」 自分も死んだ側なのであまり色々言えないが、それはそれとしてどうして更に死んだんだと思うことは止められず。避けられずに受け止めてもらえるのならば男はくったりと肩の力を抜いた。 「いいことだったのならよかった。それらが今後に君に更なるいいことを与えるように願うばかりだ、……願うというと少し距離があるか。君に更なるいいことをもたらすのを見ていたいと思うよ」 実際に得られるかは分からない。これからどうなるのかも分からないのだ。その上で、あなたの頬を当然ながら避けることもないので髪はされるがままにわしゃわしゃと揺れている。 「ふふ、私か。そうだな、私は君に全て捧げたし私も君の全てを貰ったつもりだ。 ……だから、どうか君も忘れないでいてくれ。私が君を愛していることも、君が私を愛していることも」 例え何年、何十年会えずとも。……物好きの主人がきっとそこまで多くの空白を作らないように尽力してくれるのだろうと思うけれど。それでも、伝えておくべき言葉だと思ったから。 (88) 2021/10/19(Tue) 3:51:47 |
【人】 知情意 アマノ>>90ナフ 「ルヴァと。そうか、お疲れ様」 言葉の内に何かしら燻っているようなものはないのだろうと判断し、それだけの言葉をかけるに留まった。きっと楽しかったのだろうからそれでいい。 「……確かに変な話だ。本来ならもっと早くに許されるべきことだったろうに、君は考えるための材料を与えられずにここまで来ていた。それは一般的には有り得ないとされていることだから。しかし、考える材料ときっかけを得た君はこの期間で大きく成長したし、これからもっと成長していくのだろうな」 初めの頃と比べてもあなたの思考は見えやすく、理解が追い付きやすくなっている。それはあなたが表現する方法を多く得たからだろうし、周囲との交流を経てあなた自身への理解が深まったからもあるのだろう。 それから、ぐりぐりされて目を丸くし、続く言葉を聞いて驚いたらいいやら困惑したらいいやらで言葉を失っていたが。あなたの意思が見える言葉に、男はくしゃりと表情を歪めて顔を伏せた。 嬉しい、嬉しくて、泣きそうなくらい胸が苦しくなる。 「私自身の愛の分かりやすさはともかくとして、いや、忘れられるものじゃないのならば本当に嬉しいがそれはさておきだ。……あんなにも必死に言葉を探してくれた君の愛を疑いようもない。君にとっての初めてがずっと色褪せぬよう、私も……私もこれまで通りに表現していこう。 ――待っている。 私もこれまで通りいい子にして」じっとその時を待とう、と呟いた声をあなたが聞いたかどうかは分からない。それでも男は一度あなたに向き直り、許されるのならば頬にキスを落とそうと。 (93) 2021/10/19(Tue) 4:45:03 |
【人】 知情意 アマノ>>94ナフ あなたがいつも通りの返事を寄越したのでこの話はここまでだ。いつも通りと言えてしまうほど、ともに過ごした時間は長いように思う。 「いい収穫だと言えるのなら何よりだ。……色んな人、色んな考えに触れる機会はそう多くもないだろうから」 特にこの監獄ではそうだと男は思っていたが、それが思い込みに過ぎなかったことを今はもう知っている。この監獄の狂気に関係なく、もともとかけがえのないことであっただけなのだ。男は沈黙が苦にならない性質であるためあなたが口を閉じても特に気に留めずにいる。 「当たり前のことではないと知った上に、耐えるべきではないとトラヴィスに口酸っぱく言われたんだ、もう蹂躙されないとも。そちらも殺し合いの楽しさに流されて他者に蹂躙されないようにくれぐれも気を付けたまえ。……ふふ、君の頑張りを私も楽しみにしているよ、ナフ」 周囲の人間に恵まれて、頼るべき相手も増えて。その結果、諦観よりも遥かに大きな希望を得ることができた。こうして明日を思えるようにもなった。これから先にあなたと紡ぐ未来もあると確信できる。 (97) 2021/10/19(Tue) 5:40:13 |
【人】 知情意 アマノ>>100ナフ 「ああ、まあ。そこはお互い様と言ったところか。……守るために色々利用するといい、看守も囚人も。君は『あのチャンドラの弟分』なのだから」 ペットだろうとなかろうと、看守にそう接されまた接することを許されているのだ。どういう形であれ後ろ盾があるという事実はもしもの時に使えるだろうと男は考えていた。そうして、あなたが絶対に近い思いを持つのであれば、きっと、そう悪い結果にはならないと思っている。 「……ああ、また。また後で」 穏やかに笑い細められた ターコイズ には寂寥と名残惜しさが滲んでしまってはいるものの、それ以上にあなたという柘榴色 に溺れた幸福を溢れさせて。『後で』がそう遠くないことをただただ願い、 あなたの物陰からそっと外に出る。ここからはまた、私を守っていくための生を。 これまでとは異なる多くの感情を持ち、これまでとは異なる多くの縁を纏いながら。 そんな誓いを伝えるように、最後にまた一度あなたの胸をとんと叩いた。 (103) 2021/10/19(Tue) 16:42:48 |
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