【人】 無表情 トオルそうなのか…。それはすまない。 彼からこんなLINEが届いたもので。 ........... ラインッ 「急募!生徒会主催の和太鼓の人員 曲名は我が学園の伝統『叶』 授業でやったことがあるものだ。 必要なのは『情熱』 参加できる方は2-Cタピオカ屋まで。」 ........... (55) 2020/06/17(Wed) 21:58:52 |
トオルは、誤爆しました/* (a12) 2020/06/17(Wed) 22:02:05 |
トオルは、削除失敗……申し訳ない。 (a13) 2020/06/17(Wed) 22:03:06 |
【人】 無表情 トオル[赤羽の肩を力強く抱かれながら体育館へ向かうトオル >>84] (離してくれねーのかな…) [体育館に入る手前で、不気味なほどに凛々しい顔でまっすぐ前を見つめながら、赤羽はトオルに告げる] 「とりあえず…締めることになるが、大丈夫か!?」 (しめる?しめるってなんだ…。ドアを閉める?俺を〆る…?さすがにそれはないか) [頭にハテナを飛ばしながら、その奥の部屋へと進み、更衣室へと入っていく。そこにはふんどしを締めた男たちがすでにスタンばっていたのだ] (ま、まじか…。しめるって、ふんどしを締めるってことかよ〜〜!!) ・ ・ ・ (帰りたい…) [トオルは更衣室で頭を抱えていた。ふんどし姿で…] (156) 2020/06/19(Fri) 5:32:01 |
【人】 無表情 トオル[ふんどし姿のまま、頭を抱えているトオル] (こんなことしている場合ではなかったんだが…はぁぁぁ…どうしたもんか…) [彼女に返すべき、紫陽花の白いハンカチを両手で優しく持ったまま、あの頃へと記憶が戻っていく] (157) 2020/06/19(Fri) 5:55:46 |
【人】 無表情 トオル〜回想〜 「お、お兄ちゃん…またしずくとあってくれる?しずくの絵を見てくれる?…」>>1:256 [俯いていたしずくが、急にトオルを見上げて目を輝かせていうものだから、トオルも反射的に「イイよ!」と言うが、勢いがありすぎて、その声は裏返ってしまった。それがとても滑稽で、2人で笑いあった。] [それから、しずくは通院の度に、トオルの病室に顔を出すようになった。 家族以外の誰かがトオルを見舞うことは、トオルにとって初めてのことで、誰かの訪れを待つという時間の嬉しさを知った。 しずくは、スケッチブックにたくさんの絵を描いて、トオルに見せてくれた。トオルはいつも彼女の絵を褒めた。 ある日、トオルは母親に頼んで、一枚のハンカチを買ってきてもらった。 白くて、右下に紫陽花の刺繍の入ったタオルハンカチだ。] (158) 2020/06/19(Fri) 5:57:03 |
【人】 無表情 トオル[ いつものように、しずくがトオルの病室を訪ねて来たが、その顔は暗い。] 「どうしたの…?」 [ しずくは俯いたまま、これからもうここに来られなくなってしまったと話す。 いまさっきの診察の時に、別の病院への紹介状が出たようだ。この病院はしずくの家からは遠く、幼い彼女は一人では来ることが出来ないのだ。 ポロポロと泣き出すしずく。] 「しずくちゃん、泣かないで。これ、あげるよ」 [ トオルは、白いハンカチをしずくに手渡す。] 「このハンカチ、最初見せてくれたしずくちゃんの絵に似てると思わない?ネットで見つけて、お母さんに買ってきてもらったんだ。」 [ トオルが優しく笑うと、しずくも涙目のまま笑った]* (159) 2020/06/19(Fri) 5:57:13 |
【人】 無表情 トオル「いよいよ時間だ!行くぜ!」 [威勢の良い開幕の発声に、更衣室内はにわかに活気付いた。そんな中でもまだ頭を抱えて座ったままのトオルに、光明と呼ばれていた男子生徒が声をかける。] 「行きたいところがあるなら行っていいんだよ。」 [トオルは一瞬考えたが、覚悟を決めることにした。…行こう! それは、幼い頃から病気を持っていたことで小学校もろくに通えず友達もおらず人と関わらずに生きてきたトオルの、初めての一歩への覚悟だった] [舞台の上に立つと、手足が震えた。和太鼓の演奏自体は授業の課題になっていたため、練習したことがあった。熱気に圧倒されながらも、音に合わせて手が動くのに任せて、必死に叩いた。 次第に薄れていく緊張感。それと同時に、今までに感じたことの無い高揚感を感じていた。] (222) 2020/06/19(Fri) 17:56:27 |
【人】 無表情 トオル[ 演奏を終えても、高揚感に包まれたままのトオル。更衣室に戻って着替えていると、あのハンカチが目に入った] ( うっかり忘れていた…!もう文化祭も終わってしまう…!彼女を探さないと…!) [トオルは、校舎の方へ走って行った。無意識に足は美術室の方に向かっている]* (223) 2020/06/19(Fri) 17:59:42 |
【人】 無表情 トオル「はぁっ…はぁっ…!」 [美術室のある三階まで階段を駆け上がったトオルは、息を乱しながらゆっくりと美術室に入っていく。 美術室の窓際には、美術部員が書いたのであろう絵が、何枚も並んでいる。 トオルは一枚の絵の前で足を止めた。] 「綺麗だ…」 [その絵は、雨のしずくと光でキラキラと輝く紫陽花の絵だった。]* (242) 2020/06/19(Fri) 20:11:11 |
(a30) 2020/06/19(Fri) 20:14:57 |
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