47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
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今、世界は絶え間なく変動を続けています。 教会が無くなり、一つであることが出来なくなったこと 停滞させられていた文明の歩みが、再び始まったこと。
そして我々が種を越えて分かり合い共存する、その難しさ故に。 どれ程の年月が掛かったとしても、 世界はあるべき形を見つけられる。私はそう信じています。 人類と魔族は元々────
(13) 2020/10/27(Tue) 23:51:34 |
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[丁度その時。翼を持った人型の存在が目前を落ちていった。 幾つもの羽根が風に揺らぎながら、後を追う。
言葉が途切れても沈黙は訪れない。 悲鳴と叫び声、会場はほんの一瞬で混乱に支配された。]
(14) 2020/10/27(Tue) 23:52:02 |
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────ッ!
[首を抑えたその時に彼の腕が届き、引っ張られる。 四方から子供のような笑い声が聞こえた。
無邪気に響いた、 嘲笑のようでもあった、 怒りに満ちているようにも届いた。
現れた姿、宙に漂う小柄で希薄な気配。 あれは、かつては先代に仕えていた筈の。]
(19) 2020/10/27(Tue) 23:55:47 |
── 修道院 ──
[指への口付けの意味など知らない。
否、それ以外の箇所のことも。
ただ単に親愛を示す行動だと、自分の中では理解していた。
恋人同士のそれもありはするけれど、この建物に飼われる限り自分にはそれは無縁だろうから。
だから彼女の言葉の意味を、さして考える事もなく]
口付けなど、していませんよ?
食べ物の一部かと思っただけです
多くの猫は、人とは違い
舌で食べ物を掬って食べますから
[猫に例えられたことを受け、一言。
自分が汚した指をそのまま舐めとる姿に、なぜ拭かないのだろうかと怪訝に思いながら、またパンを新たに一口]
ペットでも従者でもない……
それはまぁ、私は私でしかありませんから
私の主人は私自身
その方が気が楽で良いのです。
[そういう意味では、自分は犬より猫に近い。
だからこそ夢に見るのだろうかと、ぼんやりと思いながら]
普通にお話しというと
お望みは友人関係でしょうか?
残念ながらそれは、ペットよりも難しいかと
友人という存在がいたことがないので……
あとはそうですね、愛人──とか?
[それ自体は別に珍しくないもの。
身分の違いはそのままに、対等に話すことはできる。
意見を言うことのできるものとして、その役職を掲げてみせ]
固くてパサパサしていますよ
気をつけなくては口の中が切れるかと
実際、先ほど少し傷つきましたし……
[それでも良いのなら、と
自分の分のパンを一欠片ちぎり彼女の方へ。
彼女が試すなら、水もどうぞと渡そうか*]
―― 修道院 ――
それこそ猫のように?
[...はカザリの瞳を見つめた。
自己を持つ割りにそうした真似を平気でする。
お道化ているのか戯れているのかはわからないが、
彼女なりの反応なのだろう]
貴女は貴女。
私は私。
私は貴女ではないし、貴女は私ではない。
私も変に合わせられるよりも余程楽よ。
[...は小首を傾げる。
でもそうした考えを持っているかはわからないけれど、
夢の中の猫はその考えを持っている感じがして、
尚且つやたらと反抗的だった。
あれは本当に自身の夢なのかと疑いたくなるときもある]
私も居ないわよ、友人なんて。
そもそも対等である者がいないもの。
でも――。
[...は言葉を区切る。
視線を細め、先までの笑みが凍てついてしまったかのように、
冷気すら帯びたかのような表情を浮かべた]
愛人はいけないわ。
[そう、愛人はいけない。
特に胸の大きな者はいけない。
...の視線は自然と鋭くなる。
陰鬱と言うよりは苛立たしい過去を思い出し、
差しだされたパンを手繰ると口に放り込んだ]
…………カザリ。
[差し出された水を飲む。
ただの水だ、季節柄冷たいだけでただの水だ。
少しばかりふやけたパンをもにゅもにゅして、
漸く飲み込んだ時には表情は常に戻っていた]
至極不味いわ、これ。
[...は口直しに自分のパンを食べて、
一欠けら千切ってカザリに差し出した]
あと、もう一度言うけれど愛人なんていけないわ。
なるなら私の愛妻になさい。
[妻は一人、実にそれで良い。
...は満足そうに頷いていた*]
| [祭り客の魔族が人間を守り、多数を相手にしている。
氷の矢を降らせ彼の助けを行うと、 当たらなかった一体が標的を変え目前に迫り武器を振り上げた。]
……ふ、
[防いだ魔法はごく小規模で脆い。 大きく裂けた口が、こちらを嗤うように歪んだ気がした。 砕けた瞬間、庇い前に出たフォルクスの剣が相手のそれと交差する。]
(36) 2020/10/28(Wed) 22:48:55 |
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遅かったじゃないか。ねえ、ルー?
[その言葉は、先陣を切る赤毛の狼への。
口振りだけで常のように、誂う真似事をしてみるも。 連続する戦いにより冷や汗が額を伝い、 名を呼ぶ声には喜びが隠しきれていなかった。]
(44) 2020/10/28(Wed) 22:52:49 |
── 修道院 ──
[差し出したパンは彼女の口には、合わないようだった
それもそうだろう、食べなれている自分ですら美味しいと思ったことはない。
水を飲み口直しに焼き立ての方のパンを食べる。
その様子に、やはりとめておけば良かったかと思いはするけれど]
そうですね、そのパンは
焼き立てパンが美味しくなる味、でしょう?
[先の言葉のように、選んだのは彼女自身
それならば、自分が罪悪感を感じる必要はないのだろう。
自分の胸へと向けられた視線も、その理由も知らず固いパンと水を交互に口へと運び]
────?
[そうしていれば
また新たに差し出された一欠片。
手を伸ばしかけ、はたと思いとどまり]
分ければ、そちらの分が減ってしまうかと
……こちらの固いパンとは違い
お嬢様の方は、おかわりの保証はできませんよ?
[それでも良いのかと問いながら彼女を見つめ]
あぁ、そうでした
愛妻──私が妻でしたら
お嬢様は旦那様、でしたね
[自分なりの冗談。
此処以外を知らない身では
夫婦も愛人も友人も、名称だけ。
愛人ではなく、愛妻とされたところで
どのように違うかもわからないけれど*]
―― 修道院 ――
比べると美味しく感じるけれども。
そもそも食べ方の問題よね。
[そう、確か夢の中では古くなったパンは粉にして、
お肉に塗して油で揚げていた。
固くなったパンには固くなったパンの食べ方があるのだ。
それに食料は足りないわけではないはずで、
この差はどうして生まれたのかと言えば――]
別段に一食くらい構わないわ。
[...は見つめてくる視線をまっすぐ見つめ返した。
口元には微笑みを浮かべて果実水を口に含む]
私が旦那様になって、貴女が妻となる。
それならば食事も同等のものが必要よね。
それにしても旦那様……。
そちらの方が良いわね。
[...は口の中で一人愚痴る。
誰かに嫁ぐよりも嫁がせた方が心穏やかである。
そうこうしている間に食事は終わる。
パンはなくなりシチューは空となった。
...は手に紐を持つとカザリを見つめた]
それでは採寸しましょうか。
上着とか、脱いで?
[服があっては正しいサイズは分からないからと催促をした**]
── 修道院 ──
食べ方の問題……ですか?
それを言うなら、クッキーのようなもので
それだけで一食分が賄えるもの
甘いものではなく
肉や魚の味があるものなどがあれば
保存も利いて、洗い物も少ないのですが
[夢の中の自分はそのようなものを食べていた。
干した魚や肉とは違い、小粒のクッキーのような食品。
固いパンを食べるより、あちらの方が余程飽きなくて良いと最後の一欠片を飲み込み]
そうですか
では、お腹が空いたら仰って下さい
固いパンをお持ちしますから
[要らないだろうとは思いながらも減らず口。
言われるまま自身の服のボタンへ手をかけ]
[恥じらうこともなく、上着を脱ぎ床へと落とす。
下は裾の長い木綿のシャツ一枚、ショーツは穿いているものの胸を押さえるような下着はない。
もちろん、体系を整えるようなコルセットもない]
こちらも脱ぐべきでしょうか?
このままでも測ることはできますが
[触れれば体の輪郭は容易に分かるだろう。
否、触れなくとも見るだけでも、シャツを押し上げる豊かな胸とそのサイズはきっと分かるはず。
それでも全て脱いだ方が良いのだろうか、と不思議そうな口調で*]
―― 修道院 ――
……カザリ、それはクッキーに失礼よ?
でもそうしたものがあれば糧食に良いかしら。
[...は眉間を指先で幾度か叩く。
味の改善をしつつコストを押さえて運びやすくする。
糧食は美味しい方が士気も上がりやすいだろう。
でもその様なものは夢の中にも無かったと思う。
...はカザリへと視線を向けた]
保存が利くというのが難関だけれど、
試してみるのは良いと思うわ。
でも私はもう固いパンは要らないわ。
貴女も明日からは普通のパンになさい。
私の妻なのですからね。
[...は笑い声を漏らしてから席を立った。
紐を手繰り、木の板とペンを用意する]
もう少し恥じらいがあると良かったのだけれど……。
[
何事もないかのように服を脱ぐカザリを見て、
...の笑い声は苦笑へと変わった]
シャツはそのままでも構わないわ。
でも……何これ!
うわぁ……ほんと、すごいのね。
[...は紐を持った手を、そして紐を持っていない方の手もあげた。
手の向かう先はシャツを押し上げる主張の大きな胸だ。
豊かな胸に手を触れてもみもみと手を動かした。
...は真顔であった。
まじまじと視線を胸へと向ける]
……背丈は同じくらい。
でもこの胸の差は一体……。
食べ物、違うわ、うんん……。
[胸囲は驚異の格差が此処にある。
一面の平原とと峻峰では戦いにすらならない。
...はぐぐぐと奥歯を噛んでいた**]
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[横っ飛びに攻撃を避けると、 身代わりになってしまった大南瓜が砕け欠片が視界に入る程に飛び散る。 ただ魔法を掛けられていただけのそれは、物言わぬ野菜の残骸と化した。
豪腕の合間を縫い懐へ飛び込んで、剣を振り上げた。 その刃そのものと己の筋力は、堅牢なオーガの身体に深い傷を残せない。 しかしフォルクスの剣に宿した炎が斬撃と共に敵へと襲いかかる。
彼の武器はその異能で作られたものであり、魔法に適合し易い。 そして、ただ魔法を放つよりも範囲が狭くなる代わり深くへと届く。
また一人、巨体が地に伏した。]
(61) 2020/10/30(Fri) 2:10:14 |
| [純粋な力のぶつけ合いに介入してきた二人は、 同じように戦うには非力過ぎたものの、 違う方法でかき乱し、戦況を変えていった。
ベアの部下で立っているのは今力尽きた者が最後だった。 しかし、数で勝っていた筈のオーガも多くが倒れ、残り二人。]
降伏して、首謀者を吐いてほしいな。 無実体種族と君達オーガ族だけではないね?
[その光景を目に牙を剥いて唸るのは、オーガの族長。 努めて穏やかに、今でも取れる平和的解決を提示した。 ここまでの状況から浮かぶ想定の答えを、得ようとした。]
(62) 2020/10/30(Fri) 2:10:28 |
| 「黙れ、化け物と偽りの王め…… 人間に媚びを売る貴様らのことなど、わたしは絶対に認めない。 特にウロボロス、貴様だ。お前は何なんだ?何が目的だ? メフィスト王には子供などいなかった! 」 (65) 2020/10/30(Fri) 2:12:08 |
| (67) 2020/10/30(Fri) 2:13:43 |
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…………。
(68) 2020/10/30(Fri) 2:13:59 |
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君の言葉は正しくもあり、間違ってもいる。 僕は確かに真祖竜の末裔で、 目的は君達魔族の民が戦わずに済む世界だよ
[にこやかな表情を作った。 それでも声ははっきり届くように、強く。]
(69) 2020/10/30(Fri) 2:14:14 |
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[その時、何処か遠い場所から轟音が聞こえた。 思わず見上げてしまった、音の先────ヤドリギを。
それは、魔法による攻撃を連続して受け続けているようだ。 何者かが魔法障壁を破壊しようとしている、 自分達が何をしているのか理解した上で?この戦いも、その為に?
理解してしまった。首謀者を、敵の目的を。]
(70) 2020/10/30(Fri) 2:14:29 |
| ベア!
[呼び掛けに応え、熊獣人は掴み合いとなっていたオーガを投げ飛ばし 二人の元へと四つ足で駆ければ、族長へと襲いかかった。 フォルクスの槍が砕けたのはそのすぐ後、間一髪だった。]
そうか、君達は……教会の残党と組んだんだね?
[再び剣を構え炎を灯しながら、呟く。
一見すれば矛盾した、異種族へ敵意を持ち壊滅を目指す両者の結託。
人魔の和平を謳う魔王の殺害は、反するオーガ達は勿論 教会を復権し、魔族の再びの迫害を狙う残党にとっても利点がある。 そうしてヤドリギを取り返せばかつてのように戻れるということ。] (72) 2020/10/30(Fri) 2:16:00 |
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────終わらせようか
[戦いの終わりは、近い。**]
(78) 2020/10/30(Fri) 2:18:25 |
| ──やがて──
[オーガの族長、彼女は数百年反魔王派を率いてきた。 戦時中は凶暴性を多種族に問題視されながらも、 それ以上の大きな功績を上げ、黙らせてきたのだという。
しかし、戦争とは一人でするものではない。 仲間が戦闘不能になり3対1の戦いを強いられながらも、 彼女にとっての誇りを貫き通したが、ついに膝をつくこととなった。
交戦の知らせの前には止んでいた魔法障壁への攻撃は、 この場に決着がついた今でも再開される様子がない。
旧き時代の意思を継ぎ、永きに渡り活動していた教会。 その残党もまた、復権の未来を夢見続けていたが──── 彼らの暗躍も、終わりを告げることとなる。] (79) 2020/10/30(Fri) 3:41:50 |
| [何度か拳を受けた身体は、重い。 それよりも最初に受けた傷の治癒が未だに済んでいないのが不思議だが、 放った種族が種族だ。呪いだったのだろう。
配下達も各々負傷をしているが、生きている。 その中で一人、動けぬ程の状態では無いはずの男が蹲っていた。]
ああ、可哀想に。 君は……そんな風になってしまうのか
[その姿は手遅れではないが、十分な異変が見て取れた。 眉を顰め、戦いの前と違う覚束なさのある足取りを 懸命に整えながら、すぐ側まで歩み寄った。] (80) 2020/10/30(Fri) 3:42:35 |
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おいで、フォーク。 ……今の君に必要なものをあげよう
[何を見ても何を向けられても、怯むことはせず。 幼い頃のように呼び、両手を広げた。
ベアが気づいたのだろう。 制止の声を上げるが、体躯で劣る二人を幾度も守った彼の身体は きっと限界が近い、咄嗟に動けない。]
(82) 2020/10/30(Fri) 3:44:59 |
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