医者の息子 カイは、メモを貼った。 (a22) 2022/03/03(Thu) 4:15:51 |
【人】 医者の息子 カイ>> エノ 「おい」 任意の時間。おそらく君が目を覚ました後くらいだろう。 医務室に入ってきて早々、声をかける者がひとり。 さて、容態はいかがなものか。カイは続ける。 「怪我の調子はどうだ。治りそうか」 仮にも医師を目指す人間だから見にきた、にしては 不本意そうにしている。 変に思うなよと釘でも刺しそうなくらい。 (20) 2022/03/03(Thu) 22:21:46 |
【人】 医者の息子 カイ>>21 エノ 「逆だ。そんなバカなことなんかしない。 ……あの女みたいに選ばれてたらやったかもしれないけどな」 面倒そうにため息を吐く。 まあ、普段の言動を見ればそう思われるのも無理はないから それ以上文句を吐くのはやめる。 「本当は来る気なんてなかった。 中途半端に助けたって、蹴落とす相手かもしれないのに。 でも仕方ないだろ、しつこく頼まれたんだよ」 目を逸らす。押しに弱いタイプなのかも。 実際、そんなにしつこく頼まれたわけではないけど。 他人のことなんて知った事かと思うのだって変わりない。 君の傍らに寄り、傷の様子を見ても 他の人より大して細かいことがわかるわけでもない。 ▽ (22) 2022/03/04(Fri) 14:25:55 |
【人】 医者の息子 カイ>>24 >>25 エノ 「うるさいな……別にやさしくはない。 感謝するならナツメにするんだな」 彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。 咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。 嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。 「……医者に仲間意識? どういうことだ」 怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。 渋々といった態度だけれど。 ガーゼ、包帯などを用意して。 濡らしたタオルで、傷口が開かないように 背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。 少々染みるくらいはあるだろうけど。 君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。 ここはVR世界。現実とは少々違うから。 (26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33 |
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