人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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[胸の先を弄られるたび、喉奥からくぐもった声が漏れる。
 鳥の鳴き声にも似た、声というよりは音のようなもの。

 仰向けに体を好きにされる、この状態は確かに夢の中で見た。
 思えばあの時、猫であった自分も微かに喉を鳴らしていたと苦笑を浮かべ]


  失った時間を埋めるため……ですか?
  ……っ、それならば、私では不足かと
  
  私は私にしかなれません
  男性や、他の誰かの代わりには
  どうあがいても、なれませんから


[胸に関する何かがあったのは理解できる。
 その様子から、根の深さも容易に想像は出来はする。

 では、彼女が求めているのはこの胸なのだろうか、と。
 擦り寄る膝頭から逃れるよう腰をくねらせ、僅かな抵抗を試みながら]


  ……猫?

  あぁ、それ。夢の中で不思議でした
  なぜ人間は猫を吸いたがるのだろう……って
  あとなぜ、お風呂に入れたがるのだろうって


[聞こえた単語にぽつり。

 人間は猫を吸う。それは夢で体験した、吸われた。
 けれど今の自分は人間の姿。
 吸われることはないだろうと、ぼんやりと彼女を見て*]

―― 修道院 ――


  代わりの何か、ね――。


[...は小首を傾げた。
 我が身はカザリを捕えて離さない。
 瞳で制し、身分で制し、動きで制し、熱で制する。

 腰が動くに合わせて器用に膝頭をあててやり、
 僅かな抵抗が翻り絡めて攻勢に繋げていく]


  何もなくなるわけではないわ。
  それに私には貴女が丁度良いの。
  個を持ち我があるようでいて、
  与えられるものを望む貴女が。


[...は苦々しい記憶に眉間に皺を寄せた。
 それでいて口元には自嘲気味の笑みを湛えている]

  男はダメよ、あれは奪うだけだもの。
  自分勝手なのよ。
  貴女がカザリだから良いのよ?


[...は夢の中で猫をかいぐりするように、
 カザリの胸の飾りをかいぐりしていく。
 既に隠しようがない程に主張するそこを摘まみ、
 捏ねてあげていった]

  それでも言葉が疑わしいなら……。
  私が貴女に悦びを教えてあげるわ。
  快と楽……愛されることを覚えさせてあげる。

  それはきっと新しい景色よ。
  これまで貴女が見たこともないもので……。


[...は飾りを摘まんでいた指先を離した。
 指先はシャツの上をなぞり腹へ移る。
 シャツの裾を指先で捉えれば摘まみあげて捲りあげた。

 布地はあっさりと捲れることはない]

  ……本当に、胸って。


[胸にひっかかって捲れないとはこれ如何に。
 大きな双子の丘を乗り越えさせて露わとしてしまおう。

 それにしてもカザリは妙な事をいう。
 まるで同じ夢を見ていたかのようだ]


  夢? あなたも猫が出る夢を見るの?
  猫を吸うのはね、落ち着くためよ。
  それに洗い立ての方が良い香りがするもの。
  でも不思議よね。
  温かいお風呂に入ると気持ち良いのに、
  猫はどうしてかお風呂を嫌がるもの。


[...はカザリの胸の飾りへと唇を近づけた]

  吸うのは良いことよ。
  こんな風にね?


[ぼんやりと見つめるカザリへと、悪戯っこのように目を細めた。
 ...が目の前の飾りへと吸い付いた。
 羽付きネズミの断末魔よりも軽やかな音を立てて、
 華麗に色づきに華を添えよう*]

【人】 魔王 ウロボロス

──魔王城・フォルクスの私室──

[ハロウィーンは過ぎ去った。
美しきかの都を再び滅茶苦茶にし、一人の死者を出すことも無く。]

 ……まあ、そういうわけだよ

[人類側に無許可で行った人狼族の配置問題、
以前より政権に反抗的であった二つの種族が襲撃に加わった責任。

各国の王侯貴族が集まる場であった式典で起きた事件だ、
非難の声は大きく無視も出来ない。暫くは開催も見送られるだろう。
復興に加わるのが配下達なら、
上の者はひたすらに説明や謝罪に追われる。そうして国は動くのだ。]
(29) 2020/11/02(Mon) 2:00:51

【人】 魔王 ウロボロス



 でも、悪いことばかりじゃない。
 あの場に居合わせてしまった民からは、支持の声のほうが大きい。
 それに、王族の一部も擁護に回ってくれている。
 
 それもこれも、君達が力を尽くして戦ってくれたからだ。
 ……ありがとう、フォーク。皆を、僕を助けてくれて

[世界は変わり続けている。良くも、悪くも。

休養を余儀なくされた配下への報告も、
最後だけは明るい話で締めくくることが出来た。

自分が脇に腰掛けている寝台の主は、
足を伸ばし身体を起こして座り、じっと話を聞いている。
そちらを一度見て、微笑みかける。]
(30) 2020/11/02(Mon) 2:01:04

【人】 魔王 ウロボロス



 君は本当に仕事熱心だな。
 いい加減休息も知るべき時期じゃないかと、思うけどね。

[何気なく響く返答で、語るその先を予測して遮った。
400年と言ってしまえば本当に短いものだ。
しかし、絶えず共に在れば人格を知るには充分な時間と言えよう。]

 これは良い機会になるんじゃないかな?

[表情を変えぬまま、首に手を伸ばし痕を隠す。
魔族には些細な攻撃を受けた、それだけだ。
治癒能力を下げる呪いこそ掛けられていたものの、
人間と変わらない程度の速度でやがて消えるだろう。

その先で起きたことも、忌むべきものでは無い。
自分の意思で彼を誘った。かつての先代のように、血を与えた。
誰にも文句など言わせはしない。当人にすらも、だ。]
(33) 2020/11/02(Mon) 2:02:25

【人】 魔王 ウロボロス



[再び話を試みてこないように。
徐に靴を脱ぎ、上体を捻り彼の方を向いて横たわった。

そのまま下半身も寝台に乗せてしまい、腰を上げて
横に重ねた足が両方柔らかなシーツに触れるように姿勢を変えれば、
俯せから肘をついたような姿でゆっくりと距離を詰め。]

 ふふっ……ねえ、これ何だと思う?

[いつの間にか、この手には君の捜し物。
紙切れを指先で摘む手と頭だけを上げて、態とらしく小首を傾げる。

満面の笑みで見上げ意地悪を始めたのは、
あと少し詰めたら鼻先が腹部に付きそうな程近くになってから。
重いなんて文句は勿論許していないし、君はそれを理解している。]
(34) 2020/11/02(Mon) 2:02:56

【人】 魔王 ウロボロス



 駄目。ちゃんと僕に隠していたことを白状してね。
 それから君のウロボロス様にきちんとお願いするんだよ?

[深まる笑み、覗く牙。指を離れて天井近くで浮かぶ紙切れ
見せつけるように見やすい位置でそれは止まっている。

こんな意地悪を今まで何回繰り返してきたっけ
あと何回出来るんだろうな。
どうすることも出来ない思考は、口に出さないまま。]
(38) 2020/11/02(Mon) 2:04:39

【人】 魔王 ウロボロス



 それでいい

[珍しく、短く愛想の無い声で応える。
表情が見えないように俯いて、更にまた彼の上で這い寄る。
そのまま腰に手を回し、抱きつくような姿勢になり。]

 僕は疲れたから暫くこうして休むよ

[許可は取らない。ただの報告だ。]
(39) 2020/11/02(Mon) 2:07:42

【人】 魔王 ウロボロス



 お休み、フォルクス。良い夢を

[扉を閉じる間際振り返った時には、既に名残も無くなっていた。**]
(41) 2020/11/02(Mon) 2:12:37
── 修道院 ──

  私が、丁度良い……?


[都合の良い言葉だと思う。
 選ばれたと勘違いしてしまう言葉。
 期待を──希望を抱いてしまうだ、と。

 向けられる言葉も熱も、退屈を埋めるためのもの。
 決して選ばれたわけではないのだ、と自分に言い聞かせようとしたけれど]


  私が、私だから……


[有るか無しかの虚勢はあっさりと破れた
 自分だから良い、そう言われてしまえばそれ以上逆らうことはできない。
 逆らえば、なによりも自分が自分を蔑ろにすることになる。

 先端をつままれ捏ねられる度、短い悲鳴のような声が自然と上がる。
 視線を動かせばシャツを押し上げる小さな突起が二つ、自分の目からも明らかで]
  

[彼女の指が腹部をなぞり、布地をめくり上げていく。
 布越しの感触なのに、指が通ったところがぽおっと熱い。

 快と楽、その先にあるのはきっと欲。
 愛されてもえられるのは愛ではないはず、と
 自分自身へ言い聞かせようとしても、鼓動は言うことを聞いてはくれず]


  ────ぁ、 


[捲られる瞬間、布地が胸の先を擦った。
 それだけでびくんと体が跳ねる。
 ごくりと唾を飲み込み、何もなかったように取り繕い]


  猫が出る夢、では……
  正確には、夢の中で私が猫でした

  洗われて、顔を埋められて 
  木の実──マタタビに酔いました
  お風呂は自分の匂いが消えてしまう
  だから嫌だと暴れましたが……


[夢の内容を伝えるうち、近づいてくる唇
 その位置も、仕草もまるで夢の再現のようなのに]

[ただ、与えられるものだけが違う。

 ちゅっと響く音を耳に聞きながら
 波が過ぎるまで手でシーツに皺を作り]


  ────んぅ、あっ
  
  ……同じ、夢……を?
  あぁ、でも……きっと、一緒ではないかと
  私は、満月の晩だけは違いました……から
  

[吸われた方とは反対側の蕾が、吸って欲しいと尖って主張する。
 とくりとくりと早まる鼓動は夢の中とは違う、と朧げに思いながら、彼女の頭を胸の方へと引き寄せて*]
  

―― 修道院 ――

[...は唇で主張を食みながら舌先で其れを擽っていた。
 音を立てて吸うは耳に覚えさせるため。
 堪えている波はどうやって起こされているのかを教え、
 覚えてしまえば――]


  こちらも、ね?


[...は誘われるままに反対側の蕾へも唇で吸い付いた。
 音の立て方も先と同じもの。
 けれど先よりも少し強めに吸っては歯で軽く食んでしまう。
 そちらの色づきがすっかりと唾液に濡れた頃に顔をあげて、
 舌なめずりをして見せた。

 カザリは借りてきた猫の様に大人しい。
 大人しいのに求めてくる]


  私がカザリを愛してあげるわ。
  それが貴女が私の嫁になる代わり。
  同時に貴女には権利もあげる。


[...は唇で微笑の弧を描く。
 足りなかろう。不足すれば疑いを持つだろう]

  愛とは想い、貴女には私を想い愛する権利をあげるわ。
  そうするかはカザリ次第だけれど――。


[...は自身の頬に手を触れ、小指を唇で食んだ]


  でもね、相思相愛は良いものよ。
  少なくとも一日の66%は私を想ってくれていいわ。


[人間の睡眠時間を8時間としよう。
 残りは16時間である、つまり全部だ。

 ...は濡れた尖りを指で摘まむ。
 質問が返らぬように頷いてくれるだろうと謎の自信を持っていた]


  それにしても不思議なものね。
  私は夢では猫の飼い主なの。
  強情な子だけれど食べ物でつったら浴室まで来るのよ?


[...はにんまり笑みを浮かべて尖りを扱くように摘まむ]

  ――それも同じ。
  満月の夜にだけ、私は魔砲を使えるの。
  その魔砲でね、大きな猫と戦うのよ。
  本当は猫娘なんだけれどね?

  彩りどりの光が煌く世界。
  あの世界はとても明るくて、眩くて、素敵だわ。
  ねぇ――その猫は飼い主のこと、愛しているのかしら?


[...は小首を傾げ問いかける。
 別段愛してなくとも構わないけれど、
 その時は私が一方的に愛しているだけというお話**]

── 修道院 ──

[愛してあげるその言葉に操られるように頷く。

 左を吸われれば、右が欲しい。
 右を吸われれば、左が欲しい。

 どれだけ与えられても物足りない。
 一つ満たされれば次は二つ、三つ、温もりを貪っていき]


  ……想い、愛するけん……り


[滔々と語る唇に瞳が吸い寄せられる。
 道理の通らない言葉、けれどそれで良いとさえ思えるから]


  愛するのに権利がいるならば
  貴女を愛せるのは私だけ……?
  それならば────


[それが良い、とこくりと頷く。
 愛するのも愛されるのも互いだけ、自分だけのものが手に入るのなら。
 だれにも縛られない自由を手放しても構わない、と]

[恐る恐る、伸ばした指先で彼女の唇に触れる。
 夢の世界を引き継いだような鮮やかな赤を見つめ]


  ……夢の世界がつながっていた
  そういうことでしょうか

  私は、満月の夜は人の姿に……
  鮮やかな色彩の服を着て
  ヒトと戦って……というか、
  あれは戦い?だったのでしょうか
  遊んでもらっている感覚でしたが


[今思えば戦いなのだろうけど、あの時の自分からすればあれは遊びの一環だった。
 どうなのだろうかとうーんと小さく唸り]


  飼い主──とは思っていませんが
  嫌いではない。そう思っていましたよ

  信頼できる、居心地が良い相手
  それを愛と呼ぶならば


[愛していたのかもしれない。
 夢の中の自分のことはわからない、と苦笑い。
 伸ばした指先で彼女の唇をなぞっていく**]

【人】 魔王 ウロボロス



……ふふっ。フォルクス、面白いね

[全てを傍観していた少年が、笑いながら声を掛ける。
己の座すべき玉座よりも更に上、壁を構成する蒼の結晶に腰掛けながら。]
(55) 2020/11/03(Tue) 1:17:46

【人】 魔王 ウロボロス



 大丈夫だよ。それに、僕はここ好きだな

 なんだかあったかくて……安心するんだ
(57) 2020/11/03(Tue) 1:19:02
―― 修道院 ――

[一つ愛を与えよう。

 頷き受け入れた貴女は一つを二つにも三つにも求めてくる。
 未知は人の心を魅了し引き寄せる。
 愛を知らぬ者にとって、愛は猛毒となるのだ。

 頷くカザリ。
 ...は薄く笑みを浮かべる]


  愛させてくれてありがとう。


[...は唇に触れる感触に目を瞑る]


  貴女は私だけの特別で、
  私は貴女だけの特別よ。


[色のない世界、つまらない世界。
 出られぬであろう人生の監獄に於いて未だに夢を抱いている]

  同じ夢を見ていたのかもね。
  もしそうだとしたらそれは素敵なことね。


[...は唇をなぞるカザリの指先を食んだ。
 柔らかな唇で味わい、舌先で舐めていく。
 唇を開き解放すると寂しそうにしていた尖りにまた吸い付いて、
 たっぷりと時間をかけて愛を植え付けていく]


  私は聞き分けの悪い猫に教えてあげていたのよ。
  遊んであげればあの子は他の人間にちょっかいをかけないもの。


[...は頭を擡げると今度はカザリの瞳を覗き込んだ]


  私たちの心はずっと求めていた。

  色のないこの世界に色を求め。
  信頼できる相手を求め。
  居心地が良い相手を求めていた。


[...は目元を細めて笑みを浮かべた]


  そうして見つけていたのよ。
  夢を見始めた頃からずっとね。

  だからね、此方でも私が貴女を愛してあげる。
  私たち二人だけが見える彩りある世界を魅せてあげる。


[...は微笑みを湛えたままに唇を重ね合わせた。
 其れは誓いの口づけだ。
 約束をたがえることがないように。
 
 此処に神に誓いましょう。
 その証を貴女に刻みましょう]


  
沢山愛してあげるね、カザリ――。



[その言葉は既に色づいたものであった*]

── 修道院 ──

[同じ夢を見ていたのかもしれない。
 どこか知らない世界で繋がっていたのかもしれない。

 色鮮やかな世界と、色のない世界。
 どちらが夢で、どちらが現か
 考える程にわからなくなっていく。

 あぁ、それでも
 どちらの世界でも彼女はここにいるから]


  ……私こそ
  愛してくれて、ありがとう


[瞳を瞑る彼女
 向こう側へ渡ってしまいそうで少し怖い。

 眠ってしまわないように
 向こう側へ行ってしまわないように
 赤く濡れた唇を指の腹で辿り]

  
  案外──

  あちらの私たちにとっては、こちらが夢
  そういうこともあるかもしれませんね……


[そうだったら良いのに、と瞳を細くする。
 くすり、悪戯を思いついたように指先で彼女の舌をくすぐり、あそび]


  ……まぁ、
  猫じゃらしもネズミのおもちゃも
  嫌いじゃありませんでしたけど

  遊んであげていたのは、私の方かと
  勧誘しようとすると、貴女が来る……ので
  遊んでって、言われているようで


[単純に遊びに来ていると思っていた、とぽつり。
 胸の先から彼女の唇が離れれば、次をねだるように視線を絡め]

 




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