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【人】 調査員 ルヴァ[……何となく。 前に見た記憶よりも少し 顔の輪郭が丸くなっている…ような気はしたが。 いくら何でもそれを女性に言っちゃダメなことは分かる。] …思ったより元気そうで安心した。 [ので、当たり障りのない言葉に言い換えた。 そう言うルヴァは穏やかではあるものの、 以前よりも覇気はなく 少し痩せて見えたかもしれない。 ちょっと園内歩こっか、と促して。] そっちはどう? 色々とみんな大変なことになってるみたいだけど…… [前にアマノがラサルハグと一緒に見舞いに来てくれた(と先生から聞いたし記憶にも残っている)けれど、>>413>>414その時は大して話もできずに申し訳なかったな、と思う。 今ならもうちょっとちゃんと会話できるだろうけれど。] (433) 2022/07/24(Sun) 10:59:07 |
【人】 調査員 ルヴァ……キミはダビーと仲良くしてる? [スピカがその話を周囲に伏せているつもりなことは知らない。 (ダビー側から普通に聞いてたので……) だから特に何の意図もなく、ごく自然なつもりで話題に出して。**] (435) 2022/07/24(Sun) 11:07:52 |
【人】 調査員 ルヴァ………ん?? [こっちは眠っている間スピカに寄り添う ダビーのことも見ていたわけで。 今更そんな反応をされる理由もよくわからず きょとんとした顔で首を傾げる。] 関係ない…?あれ? もしかしてもう別れた…とかじゃないよね? [もしそうなら無神経だった、と思い至り謝罪したが。 向けられた話題に鈍く胸が痛んだ。>>442] ん。なに………とは。なんで? [何とは、何を問われているんだろう。 個人的に交流があるかという問いならYes。 揉めたりしたかという問いならNO。 一瞬悩んだが、 彼女からよく自分の名が出ると知れば ああ、と納得したように頷いた。 彼女はこちらの様子を気にかけてくれているのだろうか。 ちゃんと会って話をしなければと思うのに それすらままならないのが歯痒い。] (444) 2022/07/24(Sun) 12:05:03 |
【人】 調査員 ルヴァあれ。んっと。言ってなかったっけ? 付き合ってるんだよ。結構前から。 [まあそれはスリープ中の時間であって 目覚めてからはそんなに経ってないけど。 特に隠すようなことでもない (むしろゾズマからとっくに聞いてると思っていた) のであっさり口にして。] ……なんだけど。 今向こうもめちゃくちゃ大変そうでさ。 なかなか顔見せる時間も取れないみたい。 傍にいてほしい…けどさ。僕今本調子じゃないし。 そんな中でこれ以上負担かけられないかなあって。 [支えになれないのが歯痒いという気持ちと、 支えられたいという気持ち。 相反する感情の間で躊躇っている。] ……元気そう?ゾズマ。 [自分の知らないゾズマのことを、 スピカなら知っている可能性もあるなって。思って。 そう問うてみたけれど。**] (445) 2022/07/24(Sun) 12:16:08 |
【人】 調査員 ルヴァそっかー。 スピカだったらちょっとは 会ってるかなって思ったんだけど。 ["責任転嫁系美人メカニック"のスキャンダルもこちらにはあまり入ってこず(ゾズマがスピカを避けている?とまでは思わないので) どうやら本格的に多忙なようだ。 スリープされる前、懸命に駆けずり回っていたゾズマを思い出す。 前の前にやるべきことが課せられた時、 あの子はすべてを後回しにしてそれだけに注力するきらいがある。 自分の知っている彼女はそういう子で。 それが心配でもあるし、寂しくもあった。 負担、と零せばスピカも何かを考えるように俯く。 (否定された手前)そこらを深く突っ込むことはしないけれど。 スピカが言葉を発するのを少し待って。] (493) 2022/07/24(Sun) 16:59:05 |
【人】 調査員 ルヴァ……なんか、ダメだね。 カッコつけてたいのに、 好きな子のことは臆病になっちゃう。 実際のとこ、迷惑だって はっきり言われるのが怖いだけなのかもなぁ。 [にがく苦笑した。 4年近く共に過ごして、 心身の距離は確かに近くなったけれど。 一定の情を抱いてくれているとも思っているけれど。 自分に「恋をしているわけではない」にも拘らず 付き合ってくれている彼女に 心の奥底できっとどこかひけめがあるのだと思う。 あれから連絡の一つ、 顔の一つも見せに来てくれないのは。>>482 それだけ己の優先順位が低い表れなのではないか。 人に頼ったり、甘えたり。 育つ過程でそういうのを知らずに生きてきた分、 自分もあまり得意な方ではないのだと今更自覚する。] (496) 2022/07/24(Sun) 17:04:26 |
【人】 調査員 ルヴァ……でも、そうだよね。 言わなきゃわかんないよね。そういうこと。 ありがとう、スピカ。 [ゾズマとちゃんと話してみるよ、と 一つの決意を乗せて伝えた後。 公園をぐるりと回った後、お茶にしただろうか。 何だか色々聞いてもらったし、自分が奢るよとも言い添えて。] チャーイ、また飲みたいな……って、僕が言ってたって ただの同僚 によろしくね。スピカ。君の行く末もよいものでありますように。 [あの時直接伝えられなかった礼の代わりに 彼女の幸せを願う言葉を贈る。>>2:431 にっこり笑うルヴァの顔は 会った時よりは少し、晴れやかになっていたはずだ。] (498) 2022/07/24(Sun) 17:08:04 |
【人】 調査員 ルヴァ[そうそう、ところで余談だけれど。 スピカとはこの後も トレーニングと近況報告を兼ねて ちょくちょく会うことにはなる。 勿論ルヴァの方も全盛期と同じようには行かないが それでも彼女には結構スパルタだったかもしれない。 悩める乙女の体型維持に一役買えたかどうかは、また別の話。**] (499) 2022/07/24(Sun) 17:13:25 |
【人】 調査員 ルヴァ― Xday ― […と、スピカには告げたものの。 ルヴァがそれを実行に移すのは それから少しの間を開ける。 出歩きは許可されている。 声をかけてくるマスコミも今は大分減った。 ただただ致命的な問題が一点。 単純に自分は彼女の居住地を知らないのだ。>>477 端末で本人に直接聞くことはしなかった。 なんせこれだけ連絡が来ないのだ、 無視される可能性も十分あることを思えば まどろっこしい真似はやめた。 なんせゾズマ自体、交友関係が広い方じゃない。 4年間の間に本人から断片的に聞いた情報と 自分と彼女の事情や関係を知る周囲を頼り 住所を突き止めるまでにしばしの時間を要した。] (500) 2022/07/24(Sun) 18:08:20 |
【人】 調査員 ルヴァ[この時のルヴァは確かに、衝動に突き動かされていた。 ずっとぼんやり抱えていた益体のない虚無感が はっきりと一つの線を結んだように。] (505) 2022/07/24(Sun) 18:13:52 |
【人】 調査員 ルヴァ[キミは驚いていた?呆けていた? 会ったら最初に何を言おう。 ずっと音信不通なことに文句を言おうか、 『来ちゃった♡』なんておどけようか、 着くまでに色々考えていたのに。 その顔を見たらびっくりするほど言葉が出てこなかった。 ちゃんと笑おうと思ったのに、 なんだかそれもうまく作れなくて。 泣き笑いみたいな情けない顔になってしまったかも。 僕らの距離を一枚隔てる邪魔な扉を キミが除いてくれたなら。 久しぶりに見る僕はきっと記憶の中より ちょっと窶れて見えただろう。 同じように少し疲れて見えるキミを 考えるよりも先に生身の身体で強く抱きしめて、 今度こそ伝えさせてほしい。] (507) 2022/07/24(Sun) 18:22:02 |
【人】 調査員 ルヴァ……うん? [私物。何かあったっけ? いや、色々(勝手に)持ち込んでいた気はするが どうせ遊び道具ばっかりだし 別にそのまま処分して貰ってもいいんだけど。 そんなことを考えながら言われるまま両手を出せば 見慣れた球体が弧を描く。 手の中にごろんと納まったそれは、 もう何だかずいぶんと懐かしい気がする100面ダイス。 ぱちぱちと瞬きをしたあと、サダルの声に耳を傾けて。] (529) 2022/07/24(Sun) 21:25:16 |
【人】 調査員 ルヴァ……そっか。 [アンテナが役目を終えたことは その時には多分もうゾズマから聞いていたと思うけれど。 改めて話題に出されると感傷に近い気持ちがわく。 自分たちを4年間見守ってくれた彼女。 彼女の尽力がなければ今ここにはいないのだから。] うん、いいと思うよ。同窓会。 僕もまた皆に会いたいな。 [ひとりひとり、顔を思い浮かべた。 ちょくちょく顔を合わせている者も、 そうでない者も居るけれど。 皆各々幸せで、それぞれの道を歩んでいるといいと願う。] (530) 2022/07/24(Sun) 21:26:45 |
【人】 調査員 ルヴァ………あはは。 [こんな時でもやっぱりサダルは相変わらずで、 思わずその場で笑ってしまった。 去って言ったばかりの引きの悪い 友人 宛に、端末でメッセージをひとつ。 『僕の勝ち。勝者の権利は今度貰いに行くよ。用意して待ってて。』と。 そう遠くない来訪の約束を告げて。**] (532) 2022/07/24(Sun) 21:36:38 |
【人】 調査員 ルヴァ― 1年後/告別式 ― [告別式の日は青々と晴れていた。 白い花に包まれた棺の中で眠るチャンドラは まだどこか眠っているようで――― けれど、痩せた頬と生気のない肌が もう目覚めることはないのだと 確かに告げているようだった。] ………、 [喪服で彼女の前に立った時、 もっと平常ではいられないと思っていた。 けれど、心はずいぶんと凪いでいて。 医療ポッドで眠る彼女の元に何度も通い 人知れず涙するのを繰り返すうち 自分なりに心の整理が進んでいたのだ、と思った。] (543) 2022/07/24(Sun) 22:44:36 |
【人】 調査員 ルヴァ……チャンドラ先生。 沢山、たくさんお世話になりました。 僕、…ちゃんと生きていきます。 あなたに助けてもらった命を。 [涙は流さず、凛と告げる。 眠る彼女にごめん、は もう数えきれないほど言ったから 最期に告げるのはこの言葉でありたかった。 死者をどう扱うかは、生者の権利。 そして与えられた生をどう使うかも。 きっと自分の知っている彼女なら 罪悪感に押し潰されてしまうことも 悲嘆にくれて留まり続けることも望まない。そう思う。] (544) 2022/07/24(Sun) 22:45:15 |
【人】 調査員 ルヴァ[告別式の頃には既に アンテナの解体作業は終わっている。>>429 つまりはゾズマとちゃんと会って話した後だったので、 泣きじゃくりながらチャンドラを見送る彼女>>426が 落ち着くまで肩を抱いて寄り添っていただろう。 と言っても思ったよりも気丈そうで安心したし、 あちこちあいさつ回りに行く彼女を 眺めながら久しい面々と会話をした。 久しいと言ってもちょくちょく会っている面子もいるので そこまで目新しさはなかったけれど――― 喪主をやっていたバーナードは 流石に少し沈んでいるように見えたが 今どこでどうしてるの、位は聞いたかも。 (ラサルハグたちの所に居ると知ったら なんで?????って言ったと思う) とはいえ今は喪に服す席だから。 積もる話はサダル幹事の同窓会に持ち越して、 皆とも別れたんだったかな。**] (546) 2022/07/24(Sun) 22:51:39 |
【人】 調査員 ルヴァ― その後の話 ― [ルヴァ・ルロットに帰るべき故郷はない。 宇宙こそが自由の象徴であり、自分の生きる場所だった。 療養生活が終わり、すっかり日常に戻った後は また元通り調査員に復帰しようと考えていた。 別段調査員という職に拘るわけではないし また今回のような事故が起きたらと思わないでもないけれど そんなこと言ってたら何もできないしなあ、とも思う。 何だかんだこの生き方が性に合っている気もして。] (553) 2022/07/24(Sun) 23:17:00 |
【人】 調査員 ルヴァまあ〜〜〜……そうだなあ…… キミのママの言い分もわかるし 大事にしてあげてほしいけど。 ゾズマはやっぱりメカ触ってる時が 一番生き生きしてると思うからさ。 辞めたくないって言うなら応援するし。 [何も宇宙船の整備士、という形でなくても。 何かしら機械に携わる者として、 その情熱を生かしてほしい所。] まあ、どんな形にせよ、 キミの納得いくようにしなね。 [説得が必要そうなら加勢するし? なんて半分冗談めいた口調で告げた後 改まって彼女に向き合って。] (555) 2022/07/24(Sun) 23:19:31 |
【人】 調査員 ルヴァね、ゾズマ。 今度キミのママに会わせてよ。 一度ちゃんと挨拶しとこっかなって。いい機会だしさ。 [話を聞いている限り、 なかなか肝の据わった女性のようだから 不義理はしないぞというケジメの意味でも。 それに。 あの夢の中でラサルハグとした話を 僕は最近、よく思い出すんだ。>>3:+74 ちゃんと結ばれて、家族になって、法的に認めてもらうこと。 僕にはいまいちまだ馴染みがないものだけれど キミが語る両親の話を聞いていたら そういうのも悪くないなって思うんだ。 キミを支え、頼り、愛し合ってともに生きていくこと。 これからもそう在りたい。その決意の証明として。] (559) 2022/07/24(Sun) 23:22:54 |
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