【人】 武官 継置>>2:57 ドラマシーン 一葉 絆取得 澄んだ池に石を投げ込むと、 水底に積もった土が 煙 のように舞い上がる。俄かには信じがたい事であった。 とても平静では居られなかった。 百鬼夜行のあやかしが人間の姿を真似て 9年もの間人間として過ごしていたと。 ――――しかも、そのあやかしが人間を誑かすのではなく、 百継や継置を慈しみ、育ててきたというのだから。 9年の間に、――少年は大人になり、幼子は少年になり。 されど心までは未だ、どこか呪いのような憎しみに囚われているのだろう。 あやかしとは。 狂気とは。人とあやかしの、境は。 百鬼夜行を受け入れる人間と、 人間を望んだあやかしとに、 何処に違いがあるだろうか。 家族を奪っていったものの本質というものを、 今まで斬り捨てていたものを受け入れるとするならば、 人があやかしになるのであれば、あやかしの元もまた人でありうると。 (2) 青磁 2021/04/24(Sat) 0:40:21 |
【人】 武官 継置-------------------- 百継邸に戻った後、 庭に一葉の姿を見かけて、咄嗟に口をついたのは 「もういいのか、身体の具合は」 労りの言葉だった。 屋敷で倒れたとは聞いていた。 それがあやかし除けの香のせいであったらしいということも。 そうまでして、一葉は。 (3) 青磁 2021/04/24(Sat) 0:41:32 |
【人】 武官 継置「欺かれていたことは、 正直、おれにもどう考えるべきなのかわからん。 しかし、斬ってやりたいとも思わん。 ――お前はもう、百鬼夜行の一部では無いのだろう。 お前はあやかしだ。 …………それでも、この9年の歳月。 百継とおれと共に居たのは、 その姿を借りた人間では無くて、一葉、お前だった。 おれはそれを信じる」* (4) 青磁 2021/04/24(Sat) 0:42:13 |
継置は、場所ランダム振ったものの任意でいいなとなっているので捨てる(ぽーい) (a2) 青磁 2021/04/24(Sat) 0:51:43 |
継置は、今度から全てそうしよう。 (a4) 青磁 2021/04/24(Sat) 0:53:21 |
武官 継置は、メモを貼った。 (a5) 青磁 2021/04/24(Sat) 2:01:37 |
【人】 武官 継置継置の秘密 ・かつて百鬼夜行によって家族を失ったが、文武の才を買われ貴族の養子になった。 ・自分の大切な人は理性を奪われ、死より醜い姿にされている。百鬼夜行の存在そのものを許せない。 目的【百鬼夜行を封印したい】 (14) 青磁 2021/04/24(Sat) 2:30:17 |
【人】 武官 継置────どうぞ背中をお預けください 背中を預けるとは、 相手にその気があれば 後ろから斬られても仕様のない行いであり、 それを易々とそう言ってのけるのだから、 懐に入り込む術には舌を巻く。 百継の信を得る為だけに 己が身を削る様といい、本当に、 「強かだな、一葉は」 己が分を知っていて尚足掻く様は、 荒れ野にもしぶとく咲き誇る、かたばみの如くに。 「任せた」 返答に迷いはなかった。** (28) 青磁 2021/04/24(Sat) 11:17:09 |
【人】 武官 継置>>2:54 サービスシーン 通りから少しはずれた、 人気のない道を歩いていると、 一陣の突風と共に、服が脱げた。 いや、風かと思ったのはそうではない、 超特急で駆け抜けていく老婆の姿。 あれがかの有名な地獄の奪衣婆か、 と感心している場合ではない。(全裸なので) しかし、風が通りすぎたあと、 ひらひらと空に舞うは女物の着物。 奪衣婆にしては随分と詰めが甘いような気がするが、これは天の助けと手に取った。 しかし少し小さい。 ---------------- --------- ---- 黄色い餅から手渡された薬によって、 服を着られる女人の姿になり屋敷に戻ったものの、 自分が継置だと理解してもらうには(6)1d6時間がかかったし、暫く一葉と顔を合わせる度に笑われる羽目になった。 (29) 青磁 2021/04/24(Sat) 12:50:51 |
【人】 武官 継置>>3:56 ドラマシーン 誘蛾 絆取得 彼女の歌を聴いたことがある。百鬼夜行の、歌を。 これこそが芸術なのではないか、と ざわざわと胸が騒ぐ。 これはあまりに危険だ、と頭が警鐘を鳴らす。 芸術のげの字も判らぬ継置に判るのはそれくらいだった。 人の世の、型に嵌められた、美とは異なるもの。 隠され、秘められた本性のようなものを曝け出すかのような色。人があやかしになるのは、願望を顕現させられた故で、 ならば、おれはどのようなあやかしになるのだろうか、 美しいと思った。 もっと聴きたいと思った。 しかし、聴き続ければ抜け出せなくなる毒のような、渦のような、狂気を 孕んだそれを、受け入れるには、 あまりにも生に執着が過ぎた。 生きる為には、否定しなければいけない狂気と、否定してしまっては生きられない何か。 それを正気と呼べるうちに、 継置は、耳を塞いだ。 【感情書き換え:なし 】 * (47) 青磁 2021/04/24(Sat) 21:34:13 |
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