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【人】 酔吟 ミズガネ>>0 ウミ 「お、おう…遠すぎるとそうなるもんなのか…?」 彼女がわからない事をわかるはずもないか。 素直に納得して置くことにした。異星はさすがにわからない。 「いや軽。……しかしどっちも、か。それで即次が見つけられるのも、そう言う技術があるのもすげーけどな…」 しかしやはり、子供なのか大人なのかわからない少女、少女?なのだなと思う。話が通じるから。 「んあ?……んー……。わかんねぇ、や。 最初は腹たった。拉致られたし。 次に、ここは俺は歓迎されてない国と感じた。 ……子供の為の国に思えたから。面子も、在り方も。だから、……嫌だったかな」 (1) 2022/01/22(Sat) 23:58:07 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>14 ウミ 「……大事なものがあれば、そうかもな」 死ぬのを待つのは嫌か。 その問いに、男ハッキリと答えられない。 いっそ世界規模で終わってくれたなら、諦めが付くからと諦観していたから。守りたいものの大切な物もなかったから。 「まあ完全な俺の被害妄想だろうけどよ。いつものことだが。……人選が、そう見えた。 アマノは嫁も子供もいた経験がある。 イクリールは見たまんまの献身気質だろ。 口煩い眼鏡のねーちゃんはしらねーけど……指輪着けてただろあいつ。だから既婚者みたいだし。 “あの”ラサルハグは子供好きだと聞いた。 ……“大人”が揃えられてんだよ」 そして、アルレシャとブラキウムがいるものだ。基本的に子供は女の方に懐きやすい。男の少なさも納得できた。ただの男の仮説だが。 「……まあ、そうだな。 人は知らねえけど、この場所自体に否定はされてないと思ったから、……それなら、もういいかって思うようにはなった」 視線を上げる。貴方を見る。 「──お前は?」 「ここがどんな世界に、国に、場所に見えてたんだ」 (16) 2022/01/24(Mon) 1:15:45 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>17 ウミ 「星を無くした奴らに言われると、重みが違うな…」 思わずデリカシーはないとわかっていてもしみじみ呟いてしまった。 「ま、普通はそうなのかもな。俺は逆だったからハッキリと気付けた。大事なものに気づけないのは満ち足りてるか、多忙で振り返る余裕がない時だ。……どっちもなかったからな、見つけた時は、すぐわかった」 それはまるで、ほんの最近できたかのような言い草で。貴方の推測も間違ってはいないだろう。ただ、思った以上に最近のことかもしれないけれど。 なお拍手されると複雑な顔。実際当たっていたならまだしも、むしろ外れてそうな推論だし、なにより人をよく見るというよりは、顔色を窺う癖があっただけ。 「……夢?」 その言い方だとまるで。 「お前は、これが夢だとしたら、覚めたらどこに戻るんだ。……誰とも喋られず、誰とも歓迎されず、人として扱われてない場所に今もいるのか?」 (18) 2022/01/24(Mon) 12:20:20 |
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