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【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム─仕立て屋─ ね、これとこれ、どっちが良いと思う? [ セシリーの用意した試着用と、私が選んだのと 店員が選んだもの。 次から次へと新しいドレスに着替えるのは、 まるで着せ替え人形になった気分。 さすがにモデルとは言えない。身の程は弁えている。 流石は王家御達の店。 ドレスや装飾品は、桁が二つ三つ違うものばかりで 貸出とはいえ、すっかり萎縮していたけれど 魔王討伐成功と、姫君護衛のご褒美として是非、と 仕立て屋、更にはセシリーにも頼まれ 首を縦に振ることになった。 いざ試着が始まれば、数分も経たぬ間に すっかり乗り気になり、 着せ替えにはしゃぐ、元田舎娘の姿が在った。] (35) 2022/09/14(Wed) 21:41:54 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウムど、どう……? [ 暫くして、柄にもなく照れながら試着室から姿を見せた。 背中と胸元がぱっくりと開き、深いスリットから 伸びた脚が見え隠れする、妖艶なワイン色のドレス。 髪は高めの位置でポニーテールで セシリーお勧めのリボンがふわりと揺れている。 胸元にはトパーズのネックレスと、 まるでお姫様のような衣装。] これで、セシリーと並んでも劣らない、かしら……? [ 何せ目の前に居るのは本物のお姫様。 見るからに高級な、触れることも恐れ多い 白と水色のドレスを身に纏った姿は、立っているだけで 気品が漂い、王族の高貴さが滲み出ていた。 ずっと旅を共にしてきた友人なのに 一瞬別人のように見えた気がするほどに。] (36) 2022/09/14(Wed) 21:42:05 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウムじゃあ、行きましょうか。 二人とも待ちくたびれてそうだから。 [ セシリーの準備が整い次第、仕立屋を出て王城へと向かう。 てっきり走って向かうのかと思えば、流石はお姫様。 馬車での送迎があるとか。 走りやすさの為にスリットが深いドレスを選んだのに これなら他のドレスでも良かったかしら、と セシリーと談笑し、外の景色を眺め、はしゃいでいる間に 王城へと到着した。] (37) 2022/09/14(Wed) 21:42:10 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム─ 現在:王城の客間 ─ おまたせ! あら、アスもエドゥもかっこいいじゃない。 一瞬誰かと思ったわよ。 [ 私たちの席に既に居た金髪の男二人── アスとエドゥも正装を纏っていた。 見慣れた金髪の頭が二つ並んで無ければ、 何処の貴族様かと思った程に。 見慣れない正装姿の彼を見て、どきんと心音が聴こえた。 見ているだけで心臓が高鳴るものだから、 頬まで染まらないようにと すぐに視線を外し、ちらりと見て、また外す。 アスはエドゥと話しているから 気付かれていないと思うけれど。] (38) 2022/09/14(Wed) 21:49:09 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウムセレモニーの時は頑張ってね。 セシリーは大丈夫だろうけど、ふふ。 [ 宴の途中、アスが代表として 王様から栄誉を受け取ることになっている。 その時は王女であるセシリーも、王族の席に戻るとか。 流石のアスも時々緊張が見える気がするけれど きっと大丈夫。 アスは本番で失敗しない人だから。] (39) 2022/09/14(Wed) 21:49:15 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム[ アスは誰よりも明るく、眩しく、温かく 周囲に光を齎す存在。 勇者だから光を齎すのでは無く ──── アスベルだから。 光そのものだった貴方のことが、 ]私は、ずっと────……。 (40) 2022/09/14(Wed) 21:49:20 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム[ 宴の最中、アスベルとセシリーは準備の為席を立ち、 その間エドゥと二人きりになる。] あぁ、行っちゃったわね。 自分のことのように緊張してきちゃった。 発表会を見守る保護者の気持ちって、こんなのかしら? でもエドゥは保護者のような気持ち、も あながち間違っていないかしら? [ 私とアスが同い年で、エドゥは二つ上。 小さい頃から今まで、ずっと頼りにしていた人。 小さい時は、二つ年上のエドゥが凄く大人に見えて 頼もしくて、いつでも背中を見て歩いていた。 再会してからは、二つの年齢差は あまり気にならなくなったけど、頼り甲斐のある 精神的リーダーという点では、より大人に見えていた。 いつも落ち着き払って、クールで、カッコ良くて。 浮いた話ありそうな気がするのに、全然聞かなくて。 もしエドゥが素敵な人と巡り合い、結婚するとしたら。 私は義妹として、お嫁さんを「お姉ちゃん」と 呼びたいな、なんて思っていたりする。 勿論、本人には内緒だけど。] (41) 2022/09/14(Wed) 21:49:24 |
【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム[ 気が付けば、エドゥの方をじっと見ていた。 見慣れない姿が物珍しかったのもあるけれど。] 大丈夫? これ飲む? [ 近くにあった空のグラスを渡し ワインの瓶を持ち注ぎ入れた。 きっと、エドゥもそわそわしてるわよね。 弟の──アスの晴れ舞台を。 腕を引っ張り、此方を見てくれたなら 緊張をほぐすように、にっこりと微笑んだ。*] (42) 2022/09/14(Wed) 21:49:27 |
【人】 妖もどき 辰沙[ このセカイには、 人の目には見ることの叶わない『闇』と呼ばれる世界、 或いはそれに属する者たちが存在している。 或る時は神、或る時は悪魔。 魑魅魍魎悪鬼悪霊或いは妖怪変化と呼ばれる、 それら闇に潜み蠢く者たちに対抗するため、 人の子を闇より守り光の中で生かすため。 魔を退ける者たちは、古今東西、 世界各地に存在していた。 あの子に流れる『渡守』の血も、 そう言った退魔の一族の一つだった。 ] (43) 2022/09/14(Wed) 21:54:43 |
【人】 妖もどき 辰沙ほら、寝ぼけてないでそろそろ起きて。 [ 週末だからとゆっくり寝かせていたけれど 壁にかけられた時計を見る限り そろそろ朝と呼べる時間帯も終わりに近い。 ] 今日は、どこかに出かけるんじゃなかったの?* (47) 2022/09/14(Wed) 22:11:07 |
【人】 勇者 アスベル・レイフェルス[小さい時から「勇者になる!」と決めて、早十年以上が経過した。 棒切れを拾ってチャンバラごっこをしたり、 道に落ちていた所々破損した魔法書を数十回も読み尽くし 腕だけは磨いてきたつもりだった。 いつの日か都会に出て、勇者となり名を上げる為に。] (48) 2022/09/14(Wed) 23:22:01 |
【人】 勇者 アスベル・レイフェルス[一度決めたら退かない性格。 良く言えば意志が強い。悪く言えば頑固。 負けず嫌いで、正義感は人一倍強くて 面倒ごとにもよく首を突っ込んでいくものだから 母さんと兄さんをよく困らせていた。 「あんたにもしものことがあれば、父さんに顔向けできないよ」 と、痛い台詞を吐かれたことも何度もある。 俺は父さんの顔を覚えていないけど 魔物がいなければ、父さんは今も生きていたかもしれない。 ──だから、こそ。 俺は勇者になると決めたんだ。] (49) 2022/09/14(Wed) 23:24:01 |
【人】 勇者 アスベル・レイフェルス[勇者は当然簡単な仕事では無い。生傷は絶えず、常に命懸けだ。 兄弟揃って故郷の村を出てからは、暫く二人きりの旅が続いた。 ある時、俺が傷を負い、近くの僧院に助けを求めた時のこと。 白魔術師の女性が俺の治癒を行い、事もあろうか同行すると告げたのだった。 俺は危険だからと大反対したが、結局は押し切られてしまった。 思えば、これが運命の始まりだった。 ] (50) 2022/09/14(Wed) 23:24:57 |
【人】 勇者 アスベル・レイフェルス[途中、幼馴染のヘンリと偶然再会することになった。 昔から強かった彼女は、男顔負けの騎士となり 俺達の強力な戦力となってくれた。 今思えば、魔王を倒せたのも 仲間に恵まれたのが一番大きかった。 皆が、俺を信頼してくれて 俺も、皆を信頼していたから。 魔王を倒せたのも当然嬉しかったけど。 “この4人で”倒せたことが、何より嬉しかった。*] (51) 2022/09/14(Wed) 23:25:52 |
勇者 アスベル・レイフェルスは、メモを貼った。 (a5) 2022/09/14(Wed) 23:32:05 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音あ、辰沙おはよ。>>47 ん?大丈夫だよ、もう起きてるから。 [ 眠気覚ましも兼ねて ぶんぶんと両手を振り回してみせる。 ] まーなんていうかね。 ちょっと懐かしい夢を見たんだ。 [ 言いながら、彼の顔を見上げる。 あの頃に比べたら、ずいぶん感情豊かになったなぁと思う。 少なくとも、全く喜怒哀楽を表に出そうとしなかった頃より わたしは、今のほうがいいなぁと思ってしまうのだけど。 とはいえ、彼がわたしに向ける視線を見る限り 彼にとってわたしは「頼りないご主人様」 って奴なんだろうなぁと思うわけです。 …いや、間違ってはいないのだけど。 もうちょっと、こう。 尊敬されたい気持ちもあるんですが。 ] (52) 2022/09/14(Wed) 23:37:52 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音あ、そうだね。 そろそろキッチンも空く頃だろうし。 [ この学生寮は平日は朝夕食事付、 土曜日は事前に希望があった人のみ食事付だけれど 日曜日は全員、自分で食事を用意することになってる。 休日の食事事情はさまざまだ。 持ち込んだレトルトで済ませようとする人もいれば 門限とお小遣いの範囲内で外で済ませる人もいる。 しかしそれ以上に多いのは、土日の食事を 自炊するという派だった。 有難いことに土日朝から正午にかけては キッチンに置かれた炊飯器にご飯が用意されているし 寮の各個室にはミニサイズの冷蔵庫が 設置されているので食材を置くのにも困らない。 かくいうわたしも、自炊派の一人で。 ] (53) 2022/09/14(Wed) 23:38:22 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音ちょっと待っててね。 すぐに用意してくるから。 あ、お皿とお椀とランチョンマット出しておいてほしいな。 [ スウェットの上着を羽織って、スリッパを履く。 持ち込みの電気ケトルのスイッチを入れると フライパンと食材とラップを手に部屋を後にした。 ]* (54) 2022/09/14(Wed) 23:39:03 |
【人】 妖もどき 辰沙[ 部屋に備え付けの戸棚から 彼女に言われた通りの品物を取り出すと 部屋の中央に置かれたローテーブルに並べていく。 赤地にノルディック柄の刺繍が施されたランチョンマットが 彼女のもの。 藍色に七宝柄の差し子模様のランチョンマットが僕のもの。 …僕に食事はいらないと、彼女には何度か伝えたけれど。 それでも、彼女は料理をするとき、いつも二人分を用意する。 昔、初めて出逢ったときから、ずっと。] (56) 2022/09/14(Wed) 23:43:10 |
【人】 妖もどき 辰沙「ご飯は独りで食べるより、 誰かと一緒に食べたほうがおいしいんだもの」 [ ……そう、満面の笑みで言われては、 断るなんて、できるわけがない。] (57) 2022/09/14(Wed) 23:43:49 |
【人】 妖もどき 辰沙[ そのうえに皿とお椀をそれぞれ並べたところで、 電気ケトルから湯が沸いたと知らせる音が鳴り響いた。 ふと思い立って冷蔵庫を開けると、 タッパーからラップに包まれた玉を二つ取り出す。 それぞれのお椀に味噌玉を一つずつ入れると そこにゆっくりケトルでお湯を注いでいく。 湯を注ぐ毎に柔らかな湯気と香りが溢れ出して、 瞬く間に即席の味噌汁が出来上がる。 今日の味噌汁は長葱と油揚げ、そしてわかめ入りのようだ。 ……そうして味噌汁が出来上がったところで、 少し慌ただしく、ドアを叩く音がした。 ]* (58) 2022/09/14(Wed) 23:44:45 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音ただいまー。 [ てしてしと、近所迷惑にならない範囲で ドアに体当たりをしていれば、彼がドアを開けてくれただろう。 ] あ、お味噌汁作ってくれたんだ。 辰沙ありがとう! [ テーブルの上で柔らかな湯気を立てるお椀を見て 彼にお礼をいう。 なんだかんだ言っても、彼は面倒見が良くて優しい。 彼が___だなんて言われても信じられないくらいには。 (59) 2022/09/14(Wed) 23:47:31 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音っと、お待たせしてごめんね。 温かいうちに食べよう。 [ テーブルにラップで包んだおにぎりを置くと フライパンを傾けて、お皿に中身を移していく。 千切りキャベツで囲って焼いた 巣ごもり風味の目玉焼きとたこさんウィンナー。 最後に冷蔵庫から取り出したミニトマトを添えてワンプレート。 それにおにぎりと、手作りのインスタント味噌汁を添えて 本日の朝ご飯の出来上がり。 ] よし、できた! ほら、辰沙も座って。 [ 彼の衣服(?)を引っ張って反対側に座ってもらえば。 ] (60) 2022/09/14(Wed) 23:48:09 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音―――いただきます。 [ 両手を添えて、一礼と共に感謝の言葉。 食事というのは『命を繋ぐ行為』なんだって、 まだわたしが小さい頃、誰かが言っていたような気がする。 それが誰だったかは覚えてないけど、 でも、とてもそれは大切なことだとわたしも思う。 食べ物を口にすることで、自分の命を未来へと繋ぎ。 肉でも魚でも野菜でも果物でも、それを口にすることで かつて命だったものとの縁というものが生まれ、 それを食卓に届けてくれた名前も知らない沢山の人たちと繋がり、 そして、一緒に食事をする誰かと絆が生まれる。 うん。 やっぱり食事って『自分以外の誰かと繋がる』ための行為なんだと思う。 ] (61) 2022/09/14(Wed) 23:49:10 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音どうかなぁ、辰沙。 今日のご飯、結構うまくできたつもりなんだけど。 [ 誰かに美味しいと想ってもらいたいな、なんて そう考えてしまうのも、悪いことではないよね。 ] (62) 2022/09/14(Wed) 23:49:43 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音[ あ、そうだ。 ] 今日はさ、デートって奴をしたいなーって思って。 この学校に入学して半年くらいになるけど、 そのあいだずっと学校と寮の往復と『社会見学』ばっかりで どこかに遊びに行くことって殆どなかったじゃない? だから、外に出て街歩きをしてみたいなって。 せっかく半年もここにいるのに、 わたしたち街のことあまりよく知らないじゃない。 (63) 2022/09/14(Wed) 23:56:38 |
【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音[ で。 ] 辰沙にも一緒にきてほしいな、って。 君も知ってるけどわたし、落ちこぼれだしぼっちだし、 未だに友達も碌に作れてないからさ。 [ どうかな?なんて、 つい彼の顔をまじまじと見つめながら彼の返事を待った。]* (64) 2022/09/14(Wed) 23:57:13 |
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