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【人】 陰陽師 讃岐 氐宿「やつがれには鬼一さまは眩しゅう御座います。やるべきことを見据え、愚直に邁進する貴方様は、やつがれと同じく家の者を失ってもなお、誇り高くあらせられる。こうしてお声をおかけいただくまで、やつがれはあの夜行を根元から防ぐなどという考えも浮かびませなんだ」 目を細め、柔らかく笑む。その笑みの裏には何もない。 霧の如く、風に吹かれる砂塵の如く、掴みようのない虚ろだけがある。 「平穏を齎したいというお考えはようく分かります、が──やつがれにとって其れは、鬼一さまのような強きこころより齎される責務ではなく、ただ、穏やかに暮らしたいという単なる諦観のようなものでも御座います」 ことり、と折れるように首を傾げる。 虫の声が遠く響いている。 「それでもよろしければ、お力添え致しましょう。やつがれも、かの夜行の被害を抑えられるように願う気持ちそのものに、虚実はありませぬ」 このようなもので、よろしいか。 最後にそう問いかけて──どのような答えが返ったとしても。 一つ、会釈し。地に掛かれた天地盤は足で払って潰してしまう。 「よい夜を」 最後に1つ、そう告げれば、陰陽の道に取り残された者は、闇へと消えていった。 ◆劣等感(−)取得 (24) mile_hitugi 2021/04/24(Sat) 7:39:57 |
陰陽師 讃岐 氐宿は、メモを貼った。 (a10) mile_hitugi 2021/04/24(Sat) 7:45:43 |
【人】 京職 一葉>>16 サービスシーン ■状況:触手 ■解決:暴力or能力 「ふ、ぁ………………っ、ん」 ────まずい。 これは…………キモチ、イイ、では、ないか。 * * * 此処は河原の土手の上。 麗らかな陽気に誘われ歩いていれば道端に蒲公英の群生があって。 「………………わたげ」 もうこの季節なのだなとしゃがみ込み、ふわふわした白い綿毛を愛でていたから、油断した。 身の丈10尺はあろうかというおぞましい姿の巨大蚯蚓状のあやかしが、足首にぐるりと巻き付いたのだ。 「わ、私は、あやかしだぞ……っ!」 この手のものは、人の精気が生きる糧。 あやかしの精気なぞ吸ってもどうにもなるまいに、襲われたということは私はそれだけ人に近しくなったのかと、喜んでいる場合では無い。 にゅるりしゅるりと手足に巻き付き狩衣の隙間から肌を這い始めた其奴に、気色悪いと肌を粟立てた────筈だった。 (25) Valkyrie 2021/04/24(Sat) 8:51:15 |
【人】 京職 一葉「お前が望むもの、は。何も出ないと、言うに…………ッ!」 出ないゆえに、終わらない。 執拗に身体を這い回るそれが、困ったことに心地良く、もういっそこの河原でひっそり其奴を"飼う"のも悪くはないかと思い始めてしまっていたのは、あるいは其奴の毒気に当てられていたのだろう。 い、や……駄目、だ。 もし百継様継置様がこの河原にいらしたら。 継置様はともかくとして、百継様では事案案件だ。 絵面的に 倫理委員会 京職風紀役が黙ってはおるまい。「……っ、さくら、の……ふうじめ……ッ」 吐息混じり、絞り出すように唱えた呪に応え、ざあ、とあらぬところから桜の花弁が周囲を舞い始める。 それは、来たるべきに備え、修練中だった緊縛の術。 私の宝を御守りするためのそれは、対象が何であれ桜の檻で封じ込め────、 カキーンと薄紅色に固まったのは、私と大蚯蚓とが綺麗に閉じ込められた空間だった。 「!?ちょ、私ごと、封じ込めてどうする!?」 斯様な河原で外から見えぬとはいえ マジックミラー号プレイとか 、今更ながらに羞恥心が湧き出た私は、真剣に、それはもう真剣に、抵抗し始めたのだった。[終わらない] (26) Valkyrie 2021/04/24(Sat) 8:52:43 |
【人】 武官 継置────どうぞ背中をお預けください 背中を預けるとは、 相手にその気があれば 後ろから斬られても仕様のない行いであり、 それを易々とそう言ってのけるのだから、 懐に入り込む術には舌を巻く。 百継の信を得る為だけに 己が身を削る様といい、本当に、 「強かだな、一葉は」 己が分を知っていて尚足掻く様は、 荒れ野にもしぶとく咲き誇る、かたばみの如くに。 「任せた」 返答に迷いはなかった。** (28) 青磁 2021/04/24(Sat) 11:17:09 |
【人】 武官 継置>>2:54 サービスシーン 通りから少しはずれた、 人気のない道を歩いていると、 一陣の突風と共に、服が脱げた。 いや、風かと思ったのはそうではない、 超特急で駆け抜けていく老婆の姿。 あれがかの有名な地獄の奪衣婆か、 と感心している場合ではない。(全裸なので) しかし、風が通りすぎたあと、 ひらひらと空に舞うは女物の着物。 奪衣婆にしては随分と詰めが甘いような気がするが、これは天の助けと手に取った。 しかし少し小さい。 ---------------- --------- ---- 黄色い餅から手渡された薬によって、 服を着られる女人の姿になり屋敷に戻ったものの、 自分が継置だと理解してもらうには(6)1d6時間がかかったし、暫く一葉と顔を合わせる度に笑われる羽目になった。 (29) 青磁 2021/04/24(Sat) 12:50:51 |
【人】 封じ手 鬼一 百継■マスターシーン かなめ石の前にひとり座して、しめ縄を巻かれたその岩を眺めていた。 耐え忍びつつ平穏であった9年間に比べ、あまりに短い直近の十数日は、まさに激動の其れだった。 儂が見ていた世界はがらりと色を変え、信じていたものの一部は夢と消えた。 毅然とした当主であろうと努め、己を高めていた筈の、自分の正体も知った。 心は丸裸に剥かれ、自らの弱さ、幼さ、見苦しいばかりの悪辣を眼前に叩きつけられた。 仲間の一部は去り、二度と戻らぬことを知った。 それでも今、何故か、心は凪いでいた。 理性は「何を呑気な」と叫んでおる。 封印の術が使えぬことに対して、焦るべきなのだろう。 儂は鬼一の名を、この都の民の命を負う責があるのだから。 実際、自分が封じ手として未完成であると知った時は大いに慌てたものだが……。 目を閉じる。 焦燥や無力感のかわりに、絆を繋ごうと手を差し伸べてくれた者たちの声が蘇る。 それは確かな力になり、かつて腹の内で燃えていた暗い焔の代わりに、あたたかな光を宿してくれる。 (30) TSO 2021/04/24(Sat) 17:07:01 |
【人】 封じ手 鬼一 百継――オレが百継様を御守りする。 ――どんなことがあっても、百継、お前を守る。 「揃いも揃ってのう」 くっくと喉を鳴らして笑う。 心がくすぐったい。ああ……ただ、嬉しいのだ。 人のようなあやかしも、あやかしのような人も知った。 憎しみを糧にしていた自分はもういない。 只、封じ手……否、此処の護り手として、やはり儂は人の世とあやかしの世を分けようと望む。 (31) TSO 2021/04/24(Sat) 17:07:52 |
【人】 封じ手 鬼一 百継あやかしに、人を惹きつける快楽、愉悦の姿が見て取れることは、最早否定はすまい。 そちら側の世界に焦がれ、自ら飛び込む者もいる。 しかしそれは、大麻の、あの妖しい薬のもたらす歓喜に似て、弱い者から虜にする。 儂の都には不要である。 (32) TSO 2021/04/24(Sat) 17:08:17 |
【人】 封じ手 鬼一 百継「とは言うものの、じゃな。 未だ儂は術を行使できんままなのかのう。 文献を漁り、日々色々試してはおるが、結局、何を以って可能となるのかも解らんままじゃ」 よっこらせ、と立ち上がる。 「どうしたものかのう……教えてくださいませよ、父上」 そして、何の気なしに、かなめ石に触れた。 ――刹那。 「!?」 稲妻のように、身体の中を衝撃が駆け抜けた。 両手を見下ろす。 何かが、つい数瞬前とは何かが違う。 決定的な変化が、自分の身に起こったのが解った。 もう、大丈夫だ。 根拠はないが、確信がある。 自分は、"成った"。 突如訪れた進化の原因はきっと、他でもない…… 「儂は、あの2人に、また礼を言わねばならんらしい」 静かな感動に震えながら、両手を合わせ、暫くそのままでいた。 [鬼一 百継の能力【稀代之封血】が行使可能になりました] (33) TSO 2021/04/24(Sat) 17:13:50 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾[籌木(未使用)には、斯様な使い方も出来るのだと。 無限の可能性を、信じ。 さて、ゆるりと ── ひとつ、ふたつ、 みっつ 衣を落とし。 惜しげなく湯殿へと晒し、入ったので御座います。 各所は、湯気 にて。隠し] [テラーダイス取得] * (35) plmi 2021/04/24(Sat) 19:48:29 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾[誰も知らぬ、話 彼も知らぬ、噺 うつつの境目を揺らして、ただ笑う。] ──…… [『ゆうが』と、声、零れ。 其れは はて、 何方 でしたか ?] ひとひら、あかしを たへず、みせ かのきみに まことも うそも なみだに、まぜ─── (37) plmi 2021/04/24(Sat) 19:49:24 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾………魅力。 はて はて 当主、殿。 ………当主殿は、”あか”を、知って? [ぱらり、謡うやうに、問ひかへし] 我は、知らず。 我は、知れず。 ……黄昏も、曙も 意味はなく。 ただ、其処に ”あか”が、有る、のみ。 彩を、……付けるは、人 な だけ。 [はらり、向けた、ものは ──なにも、変はりは、せず。]* (38) plmi 2021/04/24(Sat) 19:50:05 |
鬼一 百継は、一葉が安定の一葉(最早そういう安定剤) (a12) TSO 2021/04/24(Sat) 20:08:07 |
一葉は、"そういう"、とは…………[微妙なる釈然としない顔] (a13) Valkyrie 2021/04/24(Sat) 20:10:21 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾ただ、意味を 見出し、付けたのは…… 人、故に それだけ。 我も、意味出された、故 此処に。 [此の身姿のやうに 変わるものなど、無く。 変わるのは、其れを見る、人 なのでしょう。] 当主殿、 我の、おと は……好むかや? 我の、いろ は……好きかや? [答えを、必要としない問。 何より、この場に居ることが物語っている。 なれば、そう] (40) plmi 2021/04/24(Sat) 20:36:30 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾………故に、 この線は、交わらず。 [置いたのは、ただひとつ。 朱塗りされた、二本の絵。] [誘蛾→百継 感情書き換え] [宿敵(-)取得] * (41) plmi 2021/04/24(Sat) 20:36:34 |
封じ手 鬼一 百継は、メモを貼った。 (a14) TSO 2021/04/24(Sat) 20:44:08 |
【人】 封じ手 鬼一 百継>>3:52 氐宿 絆取得 === 継置。 誘蛾。 一葉。 徽子。 そして……氐宿。 儂はずっと自分が周囲の誰よりも幼いことに劣等感を持っておった。 皆は立派な大人で、余裕があり、鬼一の名に膝をついてくれることはあろうとも、それぞれ儂より自分に自信を持って立っているのだと無意識に信じて疑わなかった。 だから先日、(>>21>>22>>23>>24)は驚いた。 はじめは、陰陽師に気安く"占い"を請うた自分の迂闊さに呆れ、同時に氐宿の技の緻密さ、鋭い知性と感性の融合に驚いていたものだが。 段々と、彼が発する言葉に心がざわつく心地がしておった。 その時は何故自分がそう感じるのかわからなかった。 今でも確信は持てぬ。 ただ、推測ならできる。 氐宿は、あの物静かな陰陽師は、儂が思うような"超越した立場から世界を見下ろし、悠然と構える"ような性格ではなかったのではないか。 (42) TSO 2021/04/24(Sat) 20:45:22 |
【人】 封じ手 鬼一 百継あの時氐宿が儂に寄せた感情には、確かに劣等感が含まれていた。 儂は、ただ面食らった。 こんな、名ばかり背負わされ常に精一杯の子供に感じる類のものではないと、否定してしまった。 だが、実際、氐宿がはっきりと示した意見は、それだけだった。 彼は、「強い意志を持った儂」と、「家を失い虚ろに漂う自分」を比較して見せて、笑った。 そう、それだけは言ったのだ。 氐宿は、自分には強い希望があるなどとは、終ぞ言わなかった。 儂の言うことに一部同意できる故、ここにいる、らしい。 あれから、隙を見て氐宿と話をしようとしているが、どうにも難しい。 それこそ何か術でも使っておるのかもしれん。 そのくらい、氐宿と相対することが叶わぬ日々が続く。 氐宿を強引にここに招いてしまった責、と云うより、純粋に、今一度、好機があるのならば。 今度は、探り探りではなく明確に聞きだしたいことがある。 胸倉を揺すってでも、伝えたい思いがある。 氐宿には、目を離せばふらりと消えていってしまうような危うさがあるのだ。 ゆめまぼろしのように、そう、百鬼夜行の只中へ。 [こちらからは〆] 感情書き換え:なし (43) TSO 2021/04/24(Sat) 20:46:46 |
兎駱駝 アルウサ(村建て人)■クライマックス行動順 @一葉 99 92 A継置 62 29 B誘蛾 61 47 C讃岐 氐宿 43 33 ※更新後は、 沈黙時間 (#4) 2021/04/24(Sat) 20:54:07 |
【人】 封じ手 鬼一 百継「あ、"あか"?」 誘蛾から返事があったと喜んだのも一息の間で、直ぐに彼女の言葉に面食らうこととなった。 "あか"とは何のことだろうか。 赤色? 赤子? いや、何かあやかしのことだろうか。 儂はさぞ間抜けな顔をしていたのだろう。 誘蛾は、言葉を知らぬ幼子に教えるように、奏を続けた。 儂は、ただ広く深い宵闇のもと ちいさな誘蛾が無限に展開する世界に その時ばかりは、吞まれていた。 百鬼夜行に魅せられた姉も、このようなふわふわとした、しかし色彩あふれる世界を垣間見たのだろうか。 (44) TSO 2021/04/24(Sat) 21:16:02 |
【人】 封じ手 鬼一 百継誘蛾は絵巻物を取り出した。 そこに散りばめられた、色、色、色。 彼女曰く、どれもあかいろであり、どれもあかいろと呼ばず。 見えるものに名前をつけ、定義の檻に閉じ込めたのは、人だと云う。 ――我の見ゆもの 当主殿には知れず ――我もまた 当主殿の"いろ"知れず 間違っているかもしれないが、誘蛾が訴えていることの一端は、解る気がした。 そして、常日頃から、誰しもが疑わぬ共通言語を是とせずに、万人がそれぞれ身勝手に世界を定義する中で、世界そのものを愛する誘蛾の精神に触れ ぞっとするほど、 美 しいと思った。不可能だ……そんなものは。 しかし、"あちら"の世界には、まさにそれがあるのかもしれない。 (45) TSO 2021/04/24(Sat) 21:17:36 |
【人】 封じ手 鬼一 百継"交わらず"と云われ置かれた、2本の絵。 この世とあの世のことだろうか。 儂と彼女のことだろうか。 そのほか総てのことだろうか。 「ありがとう。聞けて良かった。 儂がお主のおとやいろに魅了されたことは、大いに意味があったのだ」 誘蛾は、首をかしげて唇のはしを上げた。 世界の"まこと"に魅了されぬ者などおらぬ……と、嗤っているように見えた。 [〆] 感情書き換え 百継→誘蛾 劣情 (46) TSO 2021/04/24(Sat) 21:20:22 |
封じ手 鬼一 百継は、メモを貼った。 (a15) TSO 2021/04/24(Sat) 21:23:36 |
【人】 武官 継置>>3:56 ドラマシーン 誘蛾 絆取得 彼女の歌を聴いたことがある。百鬼夜行の、歌を。 これこそが芸術なのではないか、と ざわざわと胸が騒ぐ。 これはあまりに危険だ、と頭が警鐘を鳴らす。 芸術のげの字も判らぬ継置に判るのはそれくらいだった。 人の世の、型に嵌められた、美とは異なるもの。 隠され、秘められた本性のようなものを曝け出すかのような色。人があやかしになるのは、願望を顕現させられた故で、 ならば、おれはどのようなあやかしになるのだろうか、 美しいと思った。 もっと聴きたいと思った。 しかし、聴き続ければ抜け出せなくなる毒のような、渦のような、狂気を 孕んだそれを、受け入れるには、 あまりにも生に執着が過ぎた。 生きる為には、否定しなければいけない狂気と、否定してしまっては生きられない何か。 それを正気と呼べるうちに、 継置は、耳を塞いだ。 【感情書き換え:なし 】 * (47) 青磁 2021/04/24(Sat) 21:34:13 |
【見】 あないみじ・くっしょん 黄色[どんどこどんどこ] 誘蛾がモッテモテなんだぜ―――いえ―――!!! くらいまっくすまであと20分か――――!!!??? おまえら―――心と身体の準備はいいか―――!!!! 黄色は無責任に見ているぜぇ――――――!!!!!! (@1) TSOc 2021/04/24(Sat) 21:40:29 |
【人】 宮廷音楽家 誘蛾……否定は、致さず。 こころ、在れば ……何を要す、か。 ……はて、 ならば ひとと あやかしの 違い、とは 何でしょう、か。 [たはむれごと、ひとつ。 返らぬ問、ひとつ。 落ちていく帳にかくし、歩みだし。] [絆取得] [書き換え無し] * (49) plmi 2021/04/24(Sat) 21:52:19 |
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