![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
94 【身内】青き果実の毒房【R18G】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
![](./img/otoko/005.png) | >>暴行現場
「ああ、……そうだな、部屋にいようか」
ここにいるのはそもそも、普川に呼び止められたからだ。 その彼がこれ以上、用が無いのなら留まる理由もないだろう。
「……すみませんが、力加減を誤りました。 何か食うのなら、手当てしてからにしてください」
己が殴った彼の方を向いて、そんな言葉を寄越して。 集まった少年らへと背を向け、立ち去った。その足取りは早くもなく、かといって遅くもなかった。
割り当てられている、数日前までは小さな少年と過ごしていた部屋へと戻るのだろう。 (22) 2021/09/26(Sun) 23:11:37 |
![](./img/otoko/010_b.png) | >>暴行現場 「ああうん、次があったらリョウちゃんにお願いする」 拒否の言葉を返す方が面倒なので、適当な事を置いた。 >>+73実際はどうするんだろう。きっとその時に考える。 リョウちゃんは黒塚さんの何がそんなに気に入らないのだろう。何かが合わなくて、気に食わなくなるような事が起こっていておかしくない人種だとは思っているが。 本当に、なんだか大事になってしまった。みんなみんな、別に気にしなくっていいのに。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 何かを言おかと考えて、結局面倒になる。ため息すら、何かを言われそうで、開いた口は呼吸をするだけになった。みんなみんな、見たいようにものを見る。 (23) 2021/09/26(Sun) 23:46:00 |
| (a54) 2021/09/26(Sun) 23:46:06 |
| 普川 尚久は、「手当てはへいき」と言った。実際問題ない程度だったので。それでもしたがる人がいればしてもらった。 (a55) 2021/09/26(Sun) 23:46:17 |
>>暴行現場
「…………」
「……わかっ、た」
冷静な、もしくは淡々とした声が鼓膜を揺らし続ける。
それが何だか寂しく思えて、怒りが少し和らいだ。
結局大きな背中が見えなくなるまで視線を送った後、
踵を返し食堂へ向かう。
人を憎むのは、こうも遣る瀬無いのだろうか。
不特定多数を憎んだことはあれど、
誰かひとりに対してそんな感情を抱いたのは初めてだったから。
「ごめん」
その言葉は、誰に対してか。
小さく溢し、食堂へ入った。
>>普川
最年長の少年と寡黙な少年の暴行現場を見てしまった後の話。
食堂。または、そこへ向かう途中か。
兎に角一緒にいるだろう迷彩少年や闇谷少年の耳には入らないよう距離を取った隙に、最年長者へと詰め寄って声をかける。
「普川先輩。少々よろしいですか」
表情はいつもの仏頂面のまま。極めて落ち着いた様子で、貴方にしか聞こえないであろう声量のまま話を続ける。
「……事情を話したくないのであれば無理に聞きませんが。黒塚に殴ってもらうよう頼んだのは、貴方にとって必要だったからしたことなんですよね?」
>>【食堂】
とは言え、食欲もあまりないらしい。
海鮮鍋foodをゆっくりと食べ進めている。
「……あの。黒つ、アキちゃんとは何ともないから」
「急に怒鳴っちゃってごめん」
ルームメイトの呼び名を言い直し、再び謝罪を口にした。
明らかに何かがあったが、それを言う気はあまりないようだ。
以外に食欲があった。でも魚がいっぱい入っていたので、食べにくそうにしていた。
| (a56) 2021/09/27(Mon) 0:36:55 |
>>食堂
これは食堂に来た貴戸高志。
どこかの誰かさんのワクワクキッチンにより2回もえらいこっちゃになったので、もう食堂の食べ物は信じられなくなってきた。
ということで厨房を借りて夕食を作ることに。特別上手と言うわけではないが、レシピがあればそつなくこなせる少年だ。
白米にじゃがいもとにんじんの味噌汁、更に肉豆腐にもやしとツナの酢和え。デザートにしゃりしゃりの梨を切ってご用意。それを二人分持ってきた。
片方は闇谷に。もう片方は自分へ……と思ったのだが、迷彩の箸の進みが遅いことに気付くと肉豆腐の皿を少年の前に差し出した。
「迷彩。その鍋は嫌か?俺のものと交換しよう。此方に渡せ」
てきぱきと色々動いている。話は闇谷が聞くだろう……なんて丸投げしながら。
>>【食堂】
一人で去っていく黒塚にかける言葉が見つからないまま、
手を引かれてそのまま食堂へ。
普川の方へは、ルームメイトが向かっている。任せて良いだろう。
ゆるりと席に着いて、暫くして、
ルームメイトが手料理を運んできてくれる。
先程話したばかりの肉豆腐だ。
「……俺は、
迷彩が何もなく怒鳴るような奴だと思わない。」
それと同時に、黒塚も。
何もなく誰かを殴るような奴ではないと思う。
「無理に聞くつもりは無いが、
俺がお前を心配している事だけは覚えておいてくれ。」
味噌汁を啜る。
「……部屋、帰り辛くないか?
とりあえず今日はうちに来るか……?
このじゃがいもの味噌汁美味いな……。
」
暴行現場を見た。
集まってなにやら騒いでいるのも。
みんな大変だなぁと、他人事のように思いながらそれを眺めていた。
だって他人事だもの。
自分に振るわれなければ、何が行われようと構わなかった。
……あ、でも早く仲直りしてもらった方が変な空気にならなくて楽だなぁ。
そんな事を思いながら皆が解散していくのを確認して、ちょっと遅れて食堂へと向かった。
>>【食堂】
「うん、じゃあ、お願い」
肉豆腐を差し出されれば、 素直に応じた。
本当は豆腐もあまり好きではないが、魚や野菜に比べればましだ。
皿を持ち、まとめて二本掴んだ箸で掻き込むように食べ始める。
かけられた言葉には咀嚼をしながら小さく頷いた。
「部屋はもうずっと帰ってないよ。
テキトーな空き部屋使ってるからヘーキ。
二人の邪魔にはなりたくない」
ずっと、と少年は言うが、企画が始まる前までは当然自室で寝ていた。
空き部屋で寝ているのはここ数日の話だとわかるだろう。
数口飲み込めば、重い口を開いた。
「……何もなかったんだよ。向こうにとってはさ。
だから余計にムカつくっていうか。
オレの気持ちが、どこにも存在してないみたいで」
崩れた豆腐を見つめながら、ぽつりと呟く。
![](./img/otoko/015.png) | 「…………」
食堂でいつものように食事を調達して食べている。 今日の昼食はシュールストレミングfoodのようだ。 (24) 2021/09/27(Mon) 11:40:46 |
![](./img/otoko/015.png) | >>24「臭……」 流石に嫌になって捨てた。 というか流石に缶詰ってどうなの、ねぇ。 (25) 2021/09/27(Mon) 11:42:50 |
| 普川 尚久は、付け足して言った。「二桁いかんくらいなら、いいよ」 (a57) 2021/09/27(Mon) 12:05:08 |
| 普川 尚久は、この企画中、異能での治癒を何度か受けている。 (a58) 2021/09/27(Mon) 12:05:13 |
| 市川 夢助は、食堂に充満したやばい匂いに気が遠くなった。 (a59) 2021/09/27(Mon) 12:17:30 |
![](./img/otoko/010.png) | >>+77 貴戸 「んー……? うん」 寄ってくるあなたの動きをぼんやりと目で追って。それでいて、耳に入ってきた音には淀みなく答えられた。 「涙を流したら、スッキリするだろ? そのくらいのことさ」 それくらいのことか? 自問したが、そうだからそう言ったのだろう。 「ふつうは人にたのむことでないし、見せるもんでもないな。 もっと気をつかうべきだった。さわぎにしてごめんなさい。 おなじことがないように、よくよくかんがえてこうどうします」 渡された反省文を読み上げただけのような、誠意のない言葉だった。 (26) 2021/09/27(Mon) 12:23:48 |
| 榊 潤は、流石にその缶を開けた食堂に行きたくないと思った (a60) 2021/09/27(Mon) 13:08:18 |
>>【食堂】
「邪魔な訳あるか。
……寂しくないか?」
な、と、ルームメイトを一瞥。
からっぽな空き部屋で、彼は一人何を思うのだろう。
そんな勝手な想像だけが頭の中にある。
言い忘れていたいただきますと有難うを告げて
箸先を行儀悪く迷わせ、豆腐を割いた。
「……何かあったんだな。」
きっと何か、迷彩が大切な話をして
黒塚がそれを無視でもしたのか。
何にせよ、タイミングの悪い事故……のようなものか、と
一先ずは気楽に捉えた。
大きなことが起こっているとは、あまり考えたくはなかった。
>>【食堂】
「邪魔じゃないなら、うん。今日はそっちで寝る」
温かい手料理など口にしたのは、ここに来てからだ。
きっと栄養もあって美味しいけれど、それでも何かが足りない気がした。
「でも寂しいのは、今に始まったことじゃない」
友人に作ってもらった食事を残すのは気が引けた。
調理に割いてくれた時間を無かったことにするのと、同じだと思うから。
薄く色づいた野菜を、肉と一緒に食べ進めた。
「そう。オレにとっては、何かあったんだよ」
貴方に心配はかけたくない、という気持ちはある。
だから、何も心配いらない。
そう意味を込めて、短い説明をした。
「……夢の話、した。
そしたら、笑われた。それがムカついた。そんだけ」
大人が禁じた、愚かな夢だ。
しかし少年にとっては、ようやく見つけた生きる希望だった。
本当は願っている。再び元の生活に戻れることを。
本当は期待している。もしかしたら、自分たちが許されるのではないかと。
世界はそんなに甘くない。
子供は知っているつもりで、ちっとも知らなかった。
>>【食堂】
「………良いよな?
今日だけと言わず、いつでも。」
言って、気付く。
勝手に決めても良いものだろうか。ルームメイトへちらりと視線を送る。
布団は……近くの部屋から持ち込んで来ても良いだろう。そんなことを考えつつ。
「……煩かったらすまん。」
自分は何とも思わないが、ルームメイトの声が大きい。
……寂しさは紛らわせるのではないだろうか。
「…………、」
貴方の夢。
かつて自分勝手に口を挟み、怒らせたもの。
背中は押せないが、貴方の思いはよく理解していた。
「悲しいな。」
彼のために、何が出来るだろう。
探偵だ何だと名乗っておいて、余計なところで飛び込む癖に、いざ目の当たりにすると足が止まる。戻れないな、と、自虐の言葉と共にもやしを飲み込んだ。
「話して、笑われて……何か言われたか?」
普川
「そうですか」
手短に反応する。殴られる事を求めた理由に関してはその程度だった。
貴戸がもっと反応を見せたのは、その先。貴方の謝罪に関してだった。
「……俺が切り込みたかったのはそこです。
事情はどうあれ、殴るという行為は良い顔をされないものだ。己が当事者じゃないとしても。
だから、もし求めるなら人の目に触れないところでやる事をお勧めします」
目的であった話を伝える。話し終えるまで眉根は八の字に下がり、些か困惑の色を滲ませていた。
「…………先輩、謝り慣れていますか?」
迷彩を歓迎している。断る理由が無いし、心配する気持ちがあるのは相方と同じなのだから。
![](./img/otoko/010.png) | >>【食堂】 >>+84>>+85 三人からはちょっとだけ離れた、それでも会話をするには遠くない所に座っている。料理を作り始めるのに少し問答をしていた貴戸と闇谷には「僕お腹いっぱいになる量取ってくから」と暗に自分の分は作らなくていいとの発言をしていた。 「ふぅん……プリンを毎日食べられるようになりたいも、 空を飛びたいじゃなくて飛行機になりたいも、 別に立派な夢なんにね」 暗に笑うことはないのにと言っている内容を、事も無げに呟いた。笑う人間の心理は分からないでもないので、普川本人としてはそう思っているわけではなかったりする。 普川はリョウちゃんに本当の願いがあるだなんて知らない。それを欠片でも察せる鋭さを持っていたら、普川はもっと思い通りに人生を過ごして来られた。 (27) 2021/09/27(Mon) 15:34:22 |
![](./img/otoko/005_b.png) | 一人、少しばかり草臥れた寝具の上に横たわる。上着だけは壁のハンガーにかけて、履いたままのスラックスに皺が寄るのも構わず天井を眺める。 視界の外にある、畳まれたままの布団の存在を意識する。ここ数日、背景と同化しているそれ。今日もきっと、少年は戻ってこないのだろう。 随分と嫌われたものだな。そんな感想を抱く。抱いたものに、大した感慨も無かった。 本音を言えば、好意よりは敵意の方がいくらもマシだった。明確な何かがあれば、あるだけ。 しばらくは――二、三日程、ほとぼりが冷めるまでは――顔を出さない方がいいのだろうかと考える。 しかし問題があればあちらが避けるだろうかと考える。模範的な在院者は、おおよそ決まった時間に顔を出しているのだから。 そろそろ、この馬鹿げた企画も終わる頃合いだろうかとも、考える。 期待と落胆とを、思い起こす。 寝返りを打つ。慣れた匂いに、目を瞑る。 早く、早く、………… はやく。ここから、出してくれ。 いつかの暗闇よりは浅い、浅い眠りへ落ちる。 瞼の裏、焦がれる姿が映ったような気がして、けれどもぼやけていたので、いっそ世界ごと終わってくれと、さほど本気でもない、自暴自棄を願った。 (L0) 2021/09/27(Mon) 15:42:01 公開: 2021/09/27(Mon) 16:00:00 |
| (a61) 2021/09/27(Mon) 15:47:53 |
![](./img/otoko/010.png) | >>+86 貴戸 「……? 慣れてたらもっとそれらしく言えるんと違うかな」 我ながら相当気持ちが籠っていない謝罪だったと思っている。口だけで守る気が特にない、そんなふうには聞こえなかったのだろうか? 普川は首を捻った。 「貴戸さんがそういうことを言うと思って、 だから先に言われそうなことについて言ったよ。 意図のりかいはします。先のはつげんどおりです」 (28) 2021/09/27(Mon) 15:49:57 |
![](./img/otoko/010_r.png) | (29) 2021/09/27(Mon) 15:50:41 |
| (a62) 2021/09/27(Mon) 15:51:21 |
>>【食堂】
「うるさい方がいい」
家に誰かがいるのが当たり前だった。
それでも時々、留守番をしたことがある。
テレビを付けたまま、硬い布団で寝たことを覚えている。
悲しいと言われれば、ややあって頷く。
あの時は恐怖心を覆い隠す為に、怒りを募らせたけれど。
怒りと恐怖の下に、悲しみがあったことに今気が付いた。
「え、うーん……」
何か、と言われて思案する。
あまり思い出したくない記憶を、隙間から少しだけ覗き込む。
黒い瞳と目が合って、すぐに目を逸らす。
「母さんに報いる気がないんだな、とか」
「だったら今ここで死んでも同じだ、とか」
少年の夢は、そう言われて当然の形をしていた。
ルームメイトの言葉は全てが正論だと、きっと誰しもが納得する。
それが正論で生きていけない子供の神経を逆撫でした、ただそれだけの話だ。
| 素崎 真斗は、窓を開けて換気した。「死ぬかと思った……」 (a63) 2021/09/27(Mon) 16:12:13 |
普川
殊更困った顔をした。少し考える為に瞼を下ろす。小さなため息を一つついて、それから瞼を持ち上げる。
「そうですか。
……先輩。その言葉に誠意がこもっていようがいまいが、口から出た発言には責任がついて回ります。
別に俺は、貴方が自ら殴られるのを求めることに思うことは特にありません。先輩には先輩の事情がありますから」
淡々と言葉を紡いでいく。
「……ただ。こうして口先だけでも約束してくれたのに。それを破ってしまったら。……いいや、破るだけなら別に良い。
それで万が一、暁が再び困ってしまうようなことがあれば」
▽
「俺は貴方をもっと叱ります。
覚えておいてくださいね」
| 普川 尚久は、「うれしいな、ありがとう」 少し的外れな言葉を返した。 (a64) 2021/09/27(Mon) 16:19:00 |
| (a65) 2021/09/27(Mon) 16:19:46 |
「…………はあ」
ため息が止まらない。
「……俺は本当は、こんな事を言うつもりじゃなかったのに。
…………俺は先輩に、お礼をいう用事があったのに」
迷彩と闇谷が廊下で重なりあっているのを見た日。
真意がどうであれ、普川の言葉によって背中を押されて行動することができたのだ。律儀で生真面目な少年はその件に関してあとできちんとお礼を言おうと考えていた。
それなのに、今こうして飛び出した言葉はなんだ?感謝とはまるきり違う棘を含んでいる言葉ではないか。
「…………はあ」
ため息が止まらない。
的外れな言葉を耳にしながら、自身も食堂へ向かった。
>>【食堂】
がたん!
音を立てて立ち上がる。
「───ッごめん、」
咄嗟にそう、口から出た。
苦しい記憶を開かせて、
あまつさえ言葉にさせてしまうなんて。
そこまでさせるつもりじゃなかった。
なんて言葉は、ここ以外だって通用しない。
知りたがって貴方の傷に触れた。
悪い、と呟いて再度椅子を引く、座る。
「……同じな訳ないだろ、
違うよ、違うんだ、リョウ……。
お前は望まれて産まれてきたんだ、
そんなことあってたまるかよ……!」
ここには居ない男の言い分も、理解できなくはない。
それでも情のせいか、目の前の少年の事ばかりが大切に思えてしまって
本当に、探偵失格だ、と瞳を細めた。
箸を取り落としそうになって、置いた。
![](./img/otoko/010_r.png) | 「素直に努力する子は応援したくなるな、上手くいくといいね」 そう寄り添うように言って、返ってきた言葉に対して 『ああ、うん、やっぱりなぁ』なんて思ったことだけを、 僕は形にしたことにした。 きっと誰も良いことだなんて言いやしない。 だからお揃いの少年に向けた言葉は素直だった。 そう嘲るように言って、返ってきた言葉に対して 『 』とか思ったことを、 僕は全然形にしていない。 ただ、この後からは出来たら叶えたげようと思った。 お揃いが素直にいやだった。鏡に映したみたいなとこに居ないでほしい。 そうなんでもないように言って、返ってきた言葉に対して 『悪いことをしたな』と思いそうになったのを、 僕は形にしなかった。 別にどうでもいいと思ってくれると思ったから、頼んだのに。なぁ……。 悪いことなんてしなかったから、自己満足だけ後でしに行こう。 ちょっとした何かくらいは、叶っていいはずなんだよ。ああいう人ら。 (L1) 2021/09/27(Mon) 17:10:41 公開: 2021/09/27(Mon) 17:10:00 |
>>【食堂】
立ち上がった貴方に、少年は目を丸くした。
大したことを話したつもりなど、微塵もなかったから。
死ねと言われたことが悲しかったわけじゃない。
自分の夢を、生きる理由を、
ちっぽけなものだと扱われたことが悲しかった。
貴方の感傷が、理解できない。
「やっぱりそうだよね?
ここで死んだら、同じじゃないもん」
故に。
的外れな言葉を、そうと気付かず平然と返した。
「でもさ、でもさ。望まれて産まれただけじゃ、」
ほんの数年で見える世界と常識は一変した。
無学な少年でも、大人達が何を言わんとしているかは察しがつく。
「────生きるのを許された、ってことにはならないよ」
これは曲論だらけの少年が学んだ、数少ない正論だ。
| (a66) 2021/09/27(Mon) 17:25:42 |
少年の言葉の何処かを拾い上げて食事をつつく箸を一瞬ぴたりと止めた。
何事もなかったかのように食事を進める。ふと家族の事を思い出したが、もう関わりのない話だ。
>>【食堂】
口を一文字に結ぶ。
具材が沈殿していく味噌汁の色が、薄くなっていく。
貴方はいつだって変わらず、理解してくれない。
けれどそれで構わない、理解し合うだけが『友人』ではない。
だから。
「生きるのに許可なんて、いらない。
誰の許可が必要で、
誰にダメだと言われて死ぬんだ。
もっと好きに生きて、良いんだよ……」
好き勝手に、言葉をかける。
「リョウは、
誰かに許されないから死ぬのか?」
貴方からそんな言葉が出た事が悲しいと、
そんな想いだけは、知って欲しいから。
「だったら俺は、
お前が死ぬのを許したくない。」
正論なんて、くそくらえ。
箸を拾い上げて席を立つ。少しだけ、胸が苦しくなった。
| 普川 尚久は、ごちそうさまでした。そのまま話を聞いている。 (a67) 2021/09/27(Mon) 20:43:04 |
思考の海に浸り続ける。人は、いつから人に許可を求めるようになってしまったのだろう?
| 黒塚 彰人は、手を伸ばし、“お前”の頬を一度、撫ぜた。 (a68) 2021/09/27(Mon) 20:56:30 |
![](./img/otoko/012_b.png) | タイムリミットはもうすぐだ。慌ただしく上の連中は何かを用意していて。 思い残すことが無いわけではないが、彼らに挨拶をする必要があるだろう。 適当にばらまいただけのあの環境は、上の人間にお気に召しただろうか。 そして、褒美が与えられたとして。俺に意味をなすものなど無いのだが。 榊潤の罪は、既に全て証明されている。 "事故"で病院を経営していた両親を亡くして製薬会社を率いる叔父に引き取られ、裏で麻薬の密売人をしていた。 それが悪事だと知る前に、たたき込まされ、そのクスリの正体を知ってもそれが罪であるとは認識することが出来ない。 罪は、軽い。一年もすれば出されるものだ。だから"出所"は近い。 ―――眠れなくなったのはいつからだった。 ―――それは何年前だった? ―――一体いつから、俺は。
―――17の誕生日を祝われたのは、何年前だ?
教わったことが本当ならば。 今の俺には、どうでもいいことなのだが。 (L2) 2021/09/27(Mon) 20:57:12 公開: 2021/09/27(Mon) 23:55:00 |
![](./img/otoko/005.png) | 【プロフィールカード】 番号:8435 名前:黒塚 彰人(クロツカ アキヒト) 年齢:推定18歳 異能: クローン生成。昨日までの己の複製を生成可能。 収容歴:6年(うち、当院に1年数ヶ月) 犯罪歴: 保護者 殺人罪、および複数の余罪により死刑判決、執行済み。 が それにより保護処分とされている。 ひとこと:「これでいいでしょうか」 「開示する必要があると思いました」 同室:迷彩リョウ (L3) 2021/09/27(Mon) 20:57:17 公開: 2021/09/27(Mon) 21:00:00 |
| (a69) 2021/09/27(Mon) 20:57:25 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る