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【人】 騎士 エース[俺も立ち上がってどこも痛くないし、 王子の立ち方や歩き方もおかしくなかったから、 ひとまず無事だった事に安堵する。 しかし穴に落としておいて、殺す気がないって事か……。 それ以上を考える前に二人で部屋を調べる>>26が、 台座の周辺は石像なんかもあって、特に怪しい。 が、この時は特に目ぼしい情報は得られず。 旅の間、 ピンチだって二人で切り抜けてきたが、 閉じ込められるのはおそらく初めてで。 ……一人でなら、国外で悪さを働いて、 ひと月ほど牢にぶちこまれていた時以来か。 あの時は空腹と、自分の排泄物と、感染症に苦しめられたっけ。 こんなに早く痺れを切らしたのはそういった過去を無意識に思い出したからかもしれないが、暴れたら当然の様に王子に怒られた。>>27 しゅんとするでもなく どちらかと言うと不貞腐れた顔で言い訳したが、] ……はい。申し訳ありませんでした。 [厳しく、しかしどこか優しく窘められて、調子を取り戻す。 しゃんと背を伸ばして頭を下げて、調査に戻る] (34) 2024/01/19(Fri) 22:19:56 |
【人】 騎士 エース[王子が見えにくいだろう高いところを見て回っていたら、 台座の方に向かっていた王子から呼び寄せられる。>>28 跪いた王子の横に腰を下ろして、 王子の視線の先を見つめるが、俺にはわからない文字だ。 読めるんですか?って目線を向ければ、 王子は文字をなぞりながら、書いてある事を教えてくれる] ふむ……? 成人の儀は一人でおこなうものだった筈ですから、 これは、後から魔術師が模倣したんですかね? ……ん? で? なにを、するんですか? [部屋を開ける方法がある事はわかった、が 肝心の「すること」を王子が読み飛ばしたから首を傾げる。 言いにくいのかな?と思ったけど、そうでない様だった。>>29] (35) 2024/01/19(Fri) 22:21:18 |
【人】 騎士 エース[ふうぅ、と長く息を吐いて、その場に胡坐で座る] 他の可能性はないんですか? 似た言葉とか。 だって一人で来た人間は、どうするんですか? [さっき自分で述べた考え>>35を自分で否定する。 ここは街の人が言う祠ではない。 それは本当は理解しているのに、 王子が教えてくれたここを出る方法を、受け入れられない。 だから他の可能性はないかと王子に問うて、 王子をきっと、困らせてしまう] …………、 [口元に手を当て、考える。 誰かが、助けに来てくれる可能性。 ここに行くとは、洞窟の事を教えてくれたあの人間にしか伝えていない。洞窟までの道でも誰にも会わなかったから、そこに期待するのは絶望的か……] (38) 2024/01/19(Fri) 22:24:42 |
【人】 騎士 エースどうします? 本当に、ソレしなきゃいけなかったら。 [とりあえず王子の意見を聞いてみようと、 わざと軽い調子で尋ねてみる。*] (39) 2024/01/19(Fri) 22:25:02 |
【置】 騎士 エース― 回想、出逢いの時 ― [今なら思う。 そんな、殺す気で剣を振って>>0:L5、 本当に俺が死んだらどうしていたんだと。 まあ、代わりはいくらでもいるだろうから、 王子の行動は何ら問題はなかった、とも理解するが。 俺が強くてよかった。 初めて己の生きて来た環境に感謝した瞬間、だったと思う。 粗削りながらも鋭い剣筋を受け止めて、 隙だらけの腹を蹴りつけたら、 その小さな身体は吹っ飛んで行った。 それでも蹴った靴底に筋肉を感じたから、 咄嗟の防御に秘かに感心した] ―――、 [俺の暴挙に剣を向ける兵たちがいたが、 俺はそいつらにも負ける気がせず、鋭く視線を配らせた。 でも内心ちょっとやべ、と思った。 ]折角騎士になれるかと思ったのに、やらかしたか、と (L0) 2024/01/19(Fri) 22:53:28 公開: 2024/01/19(Fri) 22:55:00 |
【置】 騎士 エース[けれど王子の一声>>0:L6で、兵たちは剣を下ろしたか。 構わないと言ってくれた事、それから、 咳き込んで、すぐに立ち上がれないくらいのダメージを喰らわせてしまった事に、申し訳ない気持ちで、急いで王子のもとへ近寄る。 せめてと手を差し出し、王子が立ち上がるのを手伝う] ……、はい、 [無礼を働いた相手に怒るでもなく、 目下の相手に教えを乞う謙虚さを持ち、 この歳で、自分に合う術を知っている。 まだ逢って間もないのに。 大きな器を持つこの人に、 そして何故だか、その滲んだ涙に 惹かれてしまって。 生まれて初めて人の助けができる事を、嬉しく思う。 そうさせてくれるこの人はこの時、俺の中で大事な人になった] はい、シール様。 この命ある限り、あなたの為に。 [差し出された手を握り締める。 握手をしながら言う様な台詞ではなかったかもれないが、心は、王子に跪いていたから。この気持ちは今でも、変わる事がない。*] (L1) 2024/01/19(Fri) 22:53:36 公開: 2024/01/19(Fri) 22:55:00 |
【人】 王子 シール[散々迷った挙句に勇気を振り絞って伝えたのに、 誤読じゃないかと一蹴されて、] ……ウッ [恥ずかしくて居たたまれなくて、泣きたくなってきた。 誤読だったら、どんなに良かったか。一応、似たような単語の意味を当てはめたけど、最初に読んだ物以外にしっくりこなくて、つまり最初のが最適解という事になる] (40) 2024/01/19(Fri) 22:55:25 |
【人】 王子 シールこれは、わたしに向けて書かれた文なのではないか? わたしたちの中で、これが読めるのはわたしだけだ。 新成人に当てはまるのも、わたし ここを訪れる者に合わせて、ここの文章は変わる…… いや、文字が読めない者には別の手段で伝えるのかも? つまり、脱出する条件が変わる、というわけだ [どこかでわたしたちを伺っている存在が居るかもしれないと、 その可能性に気付いて思わず背筋が震えた。 あの壁に掛かった古ぼけた人物画。 あの目はこちらの台座に向けられているのではないか。 あと、二つの石像。 あれらもここを、伺っているようで] (42) 2024/01/19(Fri) 22:57:26 |
【人】 騎士 エース[けれど他に何かできるでもなく、 傍に座った王子へ、否定材料を並べる。 王子も賛同してくれた>>41から、 やっぱり誤読か、別の読み方があるんじゃないかという考えに飛びそうになったところで、王子が別の考えを聞かせてくれた。>>42] ……シール様に? [確かに、それだと筋が通ってしまう。 魔法っていうものは複雑で、けれど繊細に相手に対応する事が可能な術だと思っている。回復魔法なんかわかりやすくて、多種多様な傷に対して効果がある。 ここに仕掛けられた魔法も、探索者の一人に対して発動したとしても、何らおかしくないという事か……] へー、じゃあ シール様ってどうて……いえなんでも。 [文章も変わるというのなら、 さっきの文章>>29から、シール様って経験がないんじゃないか?と無礼な考えが口から漏れてしまった。 見られているという発想には、俺はまだ至らず] (45) 2024/01/19(Fri) 23:27:19 |
【人】 騎士 エース[そして脱出する為の方法がやはり間違っていなさそうで、 王子は気を重くしている様だ。>>43 一人でぐるぐる悩む前に、俺の問いで声だけでも元気になってよかったなんて、こんな状況なのに思ってしまう。 睨み付けられても、へらっと笑って] え?男同士でもできますよ。 いや俺はした事ないですけど…… 多分いけるんじゃないですかね。 寧ろ男同士でよかったんじゃないですかね。 俺が女だったら、シール様は困るでしょ…… [と言ったところで、ふむ、と思案する様に目線を横へ遣る。 「普通」の考えに囚われていたけれど、 よく考えれば、別の方法だってあるじゃないか。 さっき王子が耳打ちしたみたいに、 俺も王子の耳元に手と口を寄せて囁いた] (46) 2024/01/19(Fri) 23:28:03 |
【人】 王子 シール(いまっ、わたしはっ、 絶望的な思いをしているというのにっ!!) [こちらの焦りなどお構いなく、どこか飄々としているような態度と受け答えにカチンと来る。 これが大人の男の余裕か。>>45 昨日だって、わたしを娼館に連れ込もうとした時も、何だか楽しそうにしていたな。 しかも今『どうて』って、] おっ、おまえっ!! 主に対して今、無礼な事を言おうとしたなっ? クッ、子どもだと思って…ッ [大体12歳の頃から一緒に過ごしていて、わたしの周りに女ッ気一つない事は承知しているだろうに。そして、怖がらせるためにキツく睨み付けたのに、まったく堪えないどころか、軽く笑い返されて>>46] (47) 2024/01/20(Sat) 0:05:50 |
【人】 騎士 エース― 回想、お財布係任命の儀 ― [弟王子のシール様と旅に出る事になって、 世間知らずのお坊ちゃんと庶民以下の暮らしをしていた俺、なんてメンツの二人旅で大丈夫か?と思ったけど、色々苦労はしつつも何とかやり切ってきただろう。 基本的には協力して生活しただろうけれど、 旅の中で役割が完全に分かれるものもある。 それが、財布の管理だ。 俺が私的に何かを欲しがる事は無いと思ったから、 別にそれに異論はなく。 王子と立ち寄ったバザーでも>>0:60、 見るだけで楽しくて……] お守り、ですか。 [王子が手に取って見つめる装飾品。>>0:61 ペンダントをお守り、という目で見た事はなかったから ちょっと驚いてそれを見つめる。 装飾品もつけた事がなかったし、 お揃いなんて、何だかくすぐったい気持ちだ。 ただ、王子の楽しそうな顔が印象的だった] (49) 2024/01/20(Sat) 0:27:39 |
【人】 騎士 エースへえ、きれいな石使ってるんですね。 [商人のトークにペンダントを改めて見る。 俺も盗みを働く中でこういった石を見た事はあるが、 全部奪って全部売る、という大雑把なやり方をしていたので、 これが本物か偽物かなんかわからなかった。 ただ、きれいだと思った。 それはきっと、王子が気に入ったから、という 付加価値が大きかったと思うけど。 俺がちょっと目を離した隙に、 王子は支払いを終えていた。 あ、いくらだったんだろう、と思ったけれど、 王子が自分と俺の首に揃いのペンダントをかけてくれて、 すごく、嬉しそうな顔で微笑んでいたから>>0:62、 なんかもう、どうでもよくなってしまった] ありがとう、ございます…… [ちょっと恐縮する気持ちも混じりながら頭を下げたら、 きらりと光る石が目に入って。 王子の顔をうつしたみたいに、俺も微笑んだ] (50) 2024/01/20(Sat) 0:28:15 |
【人】 騎士 エース[あの商人を見付けるや否や、返品を迫った。 応じない相手に無性に苛つくのは、 王子のあの笑顔を、気持ちを踏みにじられたと思ったから] ニセモン掴ませてんじゃねェぞ。 [偽物かどうかなんてわからなかったけれど、 この胡散臭さから、カマをかけた。 相手の顔色が悪くなったが、歯切れの悪い態度が続く事に痺れを切らし。胸倉を掴んで脅したら、やがて観念した。 金は無事に戻って来た] はあ……返してもらえて、よかった。 [ほう、とため息。一般人相手に脅しなんて、久々だった。 上手くできてよかったと、元来の気弱な面が僅かに顔を出す。 でも、金も返してほしかったけれど、 ペンダントを揃いでつけて胸が温かくなったあの気持ちも返してほしい…… 重い気持ちで、宿へ戻った] (52) 2024/01/20(Sat) 0:28:41 |
【人】 騎士 エース[二時間ほど後。 戻って来た俺の手には、ペンダントが二本握られていた。 それはさっき買って戻して来たそれではなく、 シルバーの華奢なデザインで、白い石が嵌っている] あれの代わり、じゃないですけど…… いや、代わり、です。 あれより安いですけど、 「お守り」って、要は気持ちでしょう。 [先程の石に比べたら地味だし、別に意味も持たない石だけれど。 これを二人で揃いで持って、 「お守り」って言う事の方が大事な気がして。 それに、穢れを知らない王子に似合う無垢さを、 俺はこの白に感じたものだったから。 色々見て回って選んだので、 ]帰るまで時間がかかったのは許されたい…… (54) 2024/01/20(Sat) 0:29:42 |
【人】 騎士 エースお守り、持たせてくれて ありがとうございます。 [機会を与えてくれた王子に感謝を伝えて、 王子と同じペンダントを自分の首に掛けた。 別にペンダントとして使ってくれなくても構わない。 持っててくれたら嬉しいな、と思う。 首まである服に隠れて普段は見えないけれど、 俺は今でもそのペンダントを身に着けている。*] (55) 2024/01/20(Sat) 0:29:57 |
騎士 エースは、メモを貼った。 (a1) 2024/01/20(Sat) 0:33:39 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a2) 2024/01/20(Sat) 1:00:32 |
【人】 騎士 エース[同性でも多分いけるって言ったら、 王子は困惑して声が小さくなっていく。>>48 王族はそういうの縁ないかァ、と目を細める。 でも貴族は結構男色とかいたけどなあとぼんやり思い出す。 悪趣味である事には同意するけど、 俺が女だったら困る理由が伝わらない事に 僅かに違和感がある様なない様な…… だって、子を成すのまずいんだろう?>>0:57 娼館の女も従者も変わらないのでは?と。 「ええ?わからないんですか?」と疑問を向ける言い方は、また王子の機嫌を損ねてしまったかもしれない。 まあ、説明はしなくてもいいだろう。 現実には俺は男で、同性同士なのだから] (57) 2024/01/20(Sat) 1:13:02 |
【人】 王子 シール[今朝、宿屋で目を覚ました時は二日酔いで最悪の気分だったけど、今の状況よりは遥かにマシだったかもしれない。風呂に入って使ったアロマの香りは、ほんの僅かだか髪にまだ残っているのに、今となってはひどく遠い昔の出来事のように思える。 朝食のウサギパイは絶品だったなぁ。 あの後、二人で街を散策したのも楽しかった。あぁ、あの頃は幸せだった……ね] …………。 [今は台座に背を凭れるようにして、体育座りしている。 出口が見えぬ石造りの玄室で。 何故このような事態になったのかと、境遇を嘆いても仕方がない。 何もしなければ、わたしたちはここで朽ち果てるしかない …───やはり、ここから出ないと。] (58) 2024/01/20(Sat) 9:37:42 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a3) 2024/01/21(Sun) 0:13:34 |
騎士 エースは、メモを貼った。 (a4) 2024/01/21(Sun) 5:58:14 |
【人】 王子 シール……それで、 もし、わたしが試練に挑むのを拒んだら、 ここで、わたしと共に朽ち果てても良い…と? [騎士からそれを聞いた時は、思わず目を瞠ったが、 要はそれだけ本気なのだと知らされて] ……ありがとう。 お前のような者が仕えてくれて、 わたしは果報者だ。 だが、わたしの望みはここから出る事だ。 それに、お前のような騎士をこの場で死なすには惜しい。 [そうして、二人でこの部屋から出ようと決めた。 この部屋で起きた事、見知った事は出た後ですべて忘れる事、 無かったことにする事。それらを条件にして、…───ただ、] そうした覚悟があった事は覚えておく。 [胸に刻む。立てた誓いと共に。 騎士へ寄せた信頼と、騎士からの忠誠心は決して変わらないと。*] (59) 2024/01/21(Sun) 22:42:18 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a5) 2024/01/21(Sun) 22:51:35 |
(a6) 2024/01/21(Sun) 22:53:02 |
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