81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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| >>45 ニエカワ 「ンならもうちっとこうしてても問題ねェか」 納得した様にそう言って、ニカリと笑い返す。 「ン、おれかい。 おれァ風の吹くまま気の向くまま。一人旅の途中だよ」 (50) 2021/06/29(Tue) 9:46:33 |
| (t12) 2021/06/29(Tue) 11:23:25 |
| 「……入ってはいけない場所のような気がする」
なんか……色々大事なものがありそうな場所(曖昧)に入ってしまった。それはそれとして天井に水が染みていてこのあと雨漏りしそう。 (@6) 2021/06/29(Tue) 11:27:18 |
| (t13) 2021/06/29(Tue) 11:27:59 |
| >>50 ロク 「一人旅……」 その言葉を聞いた途端貴方の方へ向ける視線に光が宿る。 「今までどんなところにいったの?トウキョウとかいったことある?」 (51) 2021/06/29(Tue) 12:13:13 |
| >>46 ニエカワ 「嬉しいけど、まずは熱を下げなきゃ。 ちゃんと治ったらお願いするわね」 貴方の額に手の甲を当てる。平熱でないことは明らかだ。 そうして僅かな違和感を抱きながら、どこかへ歩き出した。 (52) 2021/06/29(Tue) 12:17:14 |
| >>48 フジノ 「ふふ、ありがと。 子供は二人とも実家にいるから大丈夫よ。 あの家なら位置的に沈むことはないし、何なら近くの人が避難しに行くもの」 どんな外見であろうと、親からすれば愛しい我が子だ。 その視点を持っているが故に、貴方へ向けられる周囲の眼差しに憤りさえ覚えたこともある。 「それに、あの子達からすればおじいちゃんもおばあちゃんも、近所の子たちも側にいる。 今頃はしゃいでいるかもしれないわね」 まだ災害というものを理解できているか、微妙な年頃だ。 特に下の子は、友達と寝泊まりできて喜んでいるだろう。 (53) 2021/06/29(Tue) 12:28:11 |
| >>52 アユミ 「熱が下がった事なんてあんまりないし、これが俺の平熱なんだよきっと」 だから平気、と顔を横に振った。 貴方が歩きだすと自分も歩を進めるも、自分の相手をしている暇はないのだろうと気づきついていくのをやめた。 少しつまらなそうな顔をして人のいる場所へと戻っていくだろう。 (54) 2021/06/29(Tue) 12:46:06 |
| >>49 ミロク 「お互いさまですよ、こんなときですから。 男手は常に足りてませんし、 部屋に品を持っていった時、何か頼むと思います」 商売人という人種と接したことは少ない。 幼い頃は商いなど成り立たない時勢と場所であったし、本土に来てからは勉強ばかりだった。 しかし、貸し借りの世界であることは聞き及んでいる。 「……あまり無理はなさらないでくださいね」 最後に付け加えれば、各部屋へ運ぶ品を取りに向かう。 (55) 2021/06/29(Tue) 13:18:55 |
| (t14) 2021/06/29(Tue) 13:44:05 |
| >>47 フジノ 「あ、それ高いとこから落ちても、突き飛ばされても 痛くない受け身の取り方! みたいなの会得した日かも。 っと、ごめん……もしかしてオレのこと怖い?」 そおっと一歩離れた。 気持ちがわからないでもなかったゆえ。 「タオル配ってた警官さんもうどっか行っちゃったね。 じゃあ、君のやつ貸して。あ、でも女の子使ったヤツ 男に使われんのやだかなーあはは!」 きょろきょろと辺りを見回した後、笑った。 (56) 2021/06/29(Tue) 15:00:21 |
| >>51 ニエカワ 「ン? まァ、ある。 坊チャン、都会に興味があンのかい」 あるもなにも、男は東京に住んでいた。 その事実は伏せた儘、 「知ってることでよけりゃァ話してやるが」と言い添える。 (57) 2021/06/29(Tue) 15:07:29 |
| クレイシは、避難してきた者たちを内心快く思っていない。 (t15) 2021/06/29(Tue) 15:32:21 |
| クレイシは、焦りを募らせる。その感情に棘が芽生え始めている事に気がついていない。 (t16) 2021/06/29(Tue) 15:33:17 |
| タマオは、何も焦っていない。今の彼の内心が顔に表れたとしても、その表情は普段となんら変わらなかっただろう。 (t17) 2021/06/29(Tue) 15:43:53 |
| (t18) 2021/06/29(Tue) 17:43:54 |
| >>セナハラ 「そンじゃ、これにて。 おれは二階に行ってこようかね」 潜めていた声を戻して。 ヒラリと手を振って件の雨漏りを確認しに向かった。 (58) 2021/06/29(Tue) 18:17:38 |
| >>57 ロク 「うん……!いつか行ってみたいんだ…… もうすぐ新幹線ができるんでしょ?」 期待に満ちた目で相手を見つめている。 (59) 2021/06/29(Tue) 19:14:12 |
| メイジは、ニエカワの病室にやってきた。二階って雨漏り大丈夫かな。 (a19) 2021/06/29(Tue) 19:33:17 |
| >>53 アユミ 「なら、安心ですね。 ……でも、」 母親がいなくて、ふと不安にならないだろうか? 友達も祖父母も、両親の代わりにはならないだろうに。 それらは言葉にできず、空いた手で自分の腹を撫でた。 子と共に安全な場所に居られたはずなのに。 避難所としてやや不安な此処に残った貴女への感情は、尊敬と疑問が入り混じって少し複雑だ。 たぶんフジノが理解する事はないだろう。 「……はしゃぎすぎて、寝不足にならないと、いいですね」 僅かに逡巡した後、続けた言葉は結局、そんな無難なものだった。 (60) 2021/06/29(Tue) 21:36:30 |
| >>59 ニエカワ 「あァ、“超特急”だっけか。 秋にはうごくんだったかねェ」 思い返すようにちらと上を見てからそう口にして。 視線を戻せば、少年からの期待の眼差し。 それに僅かにたじろぐ。 「アー、この辺になさそうなモンっつったら、 それこそこれだな、き――…… ――いンや、東京五輪だったか。めでてェよなァ」 言いかけた何かを呑んで、話を続けた。 (61) 2021/06/29(Tue) 21:40:50 |
| >>56 メイジ 「……そんなの覚えなきゃ、いけなかったの?」 呆れたようにも、そういう環境だったのかと問うようにも聞こえただろう。 一歩離れる貴方をバツの悪そうな顔で見て、歪な跡が残る手で腹を撫でた。 「……別に。びっくりしただけ。 それに貴方が特別、怖く見える訳じゃない。 他の人は皆、ちょっと怖く見えるもの、でしょ」 周囲を見渡す。皆どこか慌ただしい。 先生達はいつもどこからタオルを持ち出していただろう。 なにか無かったかと考え、思い出したようにスカートのポケットを探りハンカチを取り出した。 「……来る時に濡れちゃったけど、洗濯はして、まだ使ってないから。 嫌じゃないなら、他のものが見つかるまで、使って」 そう言って、ハンカチを差し出す。少し絞れば軽く拭くことにも、傷を抑えることにも使えるだろう。 (62) 2021/06/29(Tue) 21:55:01 |
| 受付カウンターの上、工具をガチャリと置いて。 これを回収に来る筈の駐在警官を待っている。 (63) 2021/06/29(Tue) 22:18:01 |
| (t19) 2021/06/29(Tue) 22:44:30 |
| メイジは、病院の一室からこっそり救急箱を拝借した。 (a20) 2021/06/29(Tue) 23:28:50 |
| (a21) 2021/06/29(Tue) 23:58:59 |
| >>63 フジノ 今まで聞かれることがよくあったのだろう まあね、と薄笑いを浮かべて軽く流した。 あなたの仕草に、ぱちぱちと瞬きして首を傾げた。 お腹いたいのかなー…と思っている。 「……え、ああ、そっか……そうだね。 オレは怖くないよ〜って言ってもどうにもならないか」 どこか納得したように静かに同意して 「え、いいの? ありがと! 助かるよ」 差し出されたハンカチを遠慮なく受け取った。 一瞬傷を拭こうとして、なにかを思い……やめた。 濡れた髪とか、手とかそのあたりをすこし拭う。 (64) 2021/06/30(Wed) 0:29:03 |
| 「あ」 見回り中、間の抜けた声が漏れた。この状況ですっかり忘れていたが、日付が変われば己はその日の主役として扱われる。そんな文化が広まり出したのも、比較的記憶に新しい。 この片田舎では広まり切っている文化ではなく、加えて現状としては全くもってそんな場合ではない故、知っている村民でも忘れていてくれることが望ましいのだが。 「……自業自得ではあるが、ううむ」 少し困ったことが思い浮かんだ。先の答えの出ていない考え事 にも関連する内容だ。 (@7) 2021/06/30(Wed) 2:20:11 |
| (t20) 2021/06/30(Wed) 2:20:22 |
| (a22) 2021/06/30(Wed) 3:07:31 |
| (t21) 2021/06/30(Wed) 3:08:54 |
| (a23) 2021/06/30(Wed) 3:11:04 |
| (a24) 2021/06/30(Wed) 3:11:30 |
| タマオは、一瞬、どもってなんだ…?と考えたが聞き逃しただけだった。「『門戸』」 (t22) 2021/06/30(Wed) 3:18:24 |
| ロクは、お前そういうことするンだ…という目でタマオを見た。噛んだのは気にすンな。「『腰紐』」 (a25) 2021/06/30(Wed) 3:21:14 |
| (t23) 2021/06/30(Wed) 3:24:08 |
| >>61 ロク 「乗ってみたい……新幹線に乗って旅行とか……」 幼少から体の弱い少年にとっては旅行は憧れだ。 貴方が言い淀んだことに対しては軽く首をかしげたが、続く話に言い間違いでもしたのだろうと流して。 「東京五輪……いいなぁ ロクは見に行くの?」 (65) 2021/06/30(Wed) 11:30:46 |
| >>60 フジノ 困った様に笑ってみせた。 優しい貴方はきっと、心配している気がしたから。 「母さんも父さんも、孫には甘いからそこが心配ね〜……。 まあ、少しの辛抱よ。みんなでね」 髪を編み直そうかと言いかけた、その時だった。 白衣の男を視界の端に映る。食べ物を探すと言っていたらしいが……。 「また後でね、フジノちゃん。 櫛を持っていくから、その時髪を整えましょうか」 (66) 2021/06/30(Wed) 12:23:47 |
| >>65 ニエカワ 「ン? そうだなァ、見物にいくのも悪かねェかもなァ」 悪くないと言いつつ、余り行く気の無さそうな声。 「お前サン、うちの外にも出れねェんだったか? だとすりゃアそいつは退屈だよなァ」 (67) 2021/06/30(Wed) 15:14:03 |
| >>67 ロク 「いけるなら絶対行った方がいいと思う」 真剣な面持ちだ。 「うん……村の広場に散歩すら行かせてもらえないからね 監禁だよ、こんなの」 体のためを思っての処置だとわかっていても不満そうだ。 (68) 2021/06/30(Wed) 16:26:28 |
| >>68 ニエカワ 「ハハ、ンなら行くかァ」 やっぱりそんなに行く気は無さそうな声でそう言って。 不満そうな姿に、無責任に同意する。 「カンキンかァ。お前サンからしたらちがいねェわな。 ちっとの散歩くれェよさそうなモンだがねェ。 ……と、もうこンな時間かい」 不意に腕を上げ、何も付けていない手首をチラリと見る。 時計を確認する様な仕草。話を切り上げる為の道化だ。 「悪いね坊チャン、今日はこれにて。また話そうや」 (69) 2021/06/30(Wed) 17:10:21 |
| 「……セナハラくん、ちょっといい?」 白衣の背中を呼び止める。 ニエカワから聞いた食糧について、どうしても尋ねたかったのだ。 「さっきあなたが食糧を探してるって聞いたの。 もうあれ以上は無い筈よ?」 (70) 2021/06/30(Wed) 17:48:48 |
| >>70囁かれると、男は僅かに糸目を開いた。 「あぁ、あれは……その。彼を安心させたくて、ですね」 小さな嘘を指摘されれば、申し訳なさそうに笑う。 その表情はどこか硬い。 しかし長い付き合いでも無ければ、心中を読み取るのは難しい。 (71) 2021/06/30(Wed) 17:50:34 |
| >>71「ま、良いわ。予定通り準備しに行きましょう。 非常事態だもの、いざとなったら貴方が執刀するのよ?」 踵を返し、手術室へ向かう。 いつでも手術ができるように、支度をしに行くのである。 その背中を癖毛の男が追いかけた。 「本当に僕なんですか…?」 「麻酔はやってあげるから、観念なさい」 ………… …… (72) 2021/06/30(Wed) 17:52:36 |
| >>69 ロク 「あ、話し込んじゃってごめん」 あまり拘束していては悪いと気づき、軽く会釈した。 「また明日……トウキョウの話とか聞かせてほしいな」 (73) 2021/06/30(Wed) 18:54:00 |
| (a26) 2021/06/30(Wed) 20:03:30 |
| >>73 ニエカワ 「ハハ、ガキが一丁前に気ィつかわねェで結構」 軽く下げられた頭をクシャリと撫でる。 「はいよ、次は腰すえて話してやらァ。 ――あァそうだ、集まってカードあそびなンかも楽しかろ。 どうせ明日も明後日もやるこたねェンだ、 ちっとばかし愉快に過ごそうや」 壁から背を離してそう言い残し、少年の左隣は空になった。 (74) 2021/06/30(Wed) 20:10:15 |
| >>66 アユミ 「……そう。 先生のところ、優しい人がたくさんいて、良かった」 そしてその優しさは、フジノが抱いた事のないものだ。 きっと。 ―――貴女の視線の先に気付いたのだろう。 かけられた言葉に頷く。 「……うん。先生の髪も、ね。 その時に……話を。ちょっと聞かせてもらえると、嬉しい、です」 きちんと手入れがされている、とは言い難い髪を指で弄り。 フジノは去っていく貴女を見送っただろう。 (75) 2021/06/30(Wed) 20:48:44 |
| 風のうなる音、ガタガタと雨戸が震えている音にすら メイジは時々恐怖を覚えることがあった。 罵声、怒声、物を投げる音、壊れる音。 いろいろなことを思い出す。
「……オレ、帰れるかな」
ひとり呟いた言葉は雨音にかき消えた。 (76) 2021/06/30(Wed) 20:50:49 |
| >>64 メイジ そう、と軽く返された言葉に一言だけ返す。 仕草は無意識に行っているようだ。視線に気付くとぴたりと手を止め、隠すように腹の前で手を弄る。 「……そういう、事。 私の顔見て、逃げるような子達にだって。何言っても、無駄なのと、同じ。 うん。返したりとか、そういうの、考えなくていいから。必要なとこに、使って」 そっちに汚れ付いたままだよ。などと指で示したりしていただろう。 (77) 2021/06/30(Wed) 20:56:22 |
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