174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】
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ん? なんか声、出る。
夢だからだろうな。
[ははって何でもないこと みたいに笑って。
夢の世界なんて何でもありだな。
もしかしたら念じてたら、大量の<<who>>に囲まれる…
なんてことも出来たのかもしれんな。]
おう、めっちゃ大変だったんだぜ?
[魔法の欠片をつくる手伝いを各々に頼んでいく。
前の魔法は腱鞘炎直前までやった。
それも夢の中でだったからか、現実に戻ったら腕なんて痛くなかったけど。]
[おうおうと、また一つ魔法の欠片を手渡す
林檎の飾り切りよりは幾分とマシな手つきで。]
ちゃんと三角に切ってくれよ?
こうすっとくるくるして綺麗なんだってさ。
[魔法の種をみんなでつくる。
そこには今泉ちゃんや香坂ちゃんや、みこちゃんも居ただろうか。
俺には見えてるから、これが俺の幻想じゃなけりゃいいと思う。
駆け寄る朝霞ちゃんの姿も見えた]
ありがとな。
[髪を手渡す。
この魔法を使うか使わないかは自分で決めていい。
それでも来てくれたことに、感謝を込めて。]
| >>109はい、確かに預かります。 [色とりどりの手紙を小泉から受け取ると、 ほわり、それは浮き上がる。 そして、その手紙はきらきらきらめくと、それぞれ小鳥の姿になって、羽ばたき散っていく。 が、一通だけ、手元に残り、 天使は緩く首を傾げた] 私宛なのですね。 (111) 2022/09/15(Thu) 23:19:00 |
| 小泉さんが召された時、 手紙はみなさまに届くでしょう。
[そう呟いたあと、手元の手紙を開けて、 みつめた]
はい、どういたしまして
[にこり笑って] (112) 2022/09/15(Thu) 23:21:46 |
|
では、そろそろお時間ですよ。
[天使はふわり浮かんだまま、 手を差し伸べる]**
(113) 2022/09/15(Thu) 23:23:50 |
| (a20) 2022/09/15(Thu) 23:25:29 |
【夢の中・屋上にて】
[私は色とりどりの紙をできるだけ細かく、三角に切る。
私は小泉さんの犠牲を願った、何度も、何度も願った。
それを赦されたいとは思わない、後悔もしないつもりだ。
それでも、死に逝く人に最期に出来ることがあるのなら、ただそれを手伝いたいと思う。
色々なものをくれた人だった、優しい思いやりに満ちた人だった。
もう会えないのだ、これが最期の別れになるのだ。
自分がどれだけ苦しんだって、それは別にいい。
でももし旅立つ人に、何かをしてあげられるのなら。
最期の別れが、せめて寂しいものではなく、明るいものにできるならば。
小泉さんが少しでも明るく、楽しい気持ちになれるなら。
最期の旅路なのだ、それもいいだろう。
死に逝く人の先行きが、せめて暗いものでないように、彩る手伝いくらいしたっていいだろう。]
[小鳥が何匹も飛んでいくのが見えた。
その想いが届くのは、もう少しだけ先のこと
各々、ここにはいないやつもいるだろう。
それでもきっとどこか別の場所で、小泉くんや津崎くんを想っていると思ってる。
みんなのおかげできっとたくさん魔法の種も出来上がったはずだ。
前回よりも増えた紙を─気持ちを─両手いっぱいに掴む。]
行くぜ?
[さあ、みんなで一緒に。
大切な友人に餞を──]*
| (a21) 2022/09/15(Thu) 23:28:58 |
| ああ、一通はブルベエル宛だ。 [ ほわりと浮き上がった手紙が小鳥の姿となり、 羽ばたいていくのを眺めながら、 >>111 手紙を見つめる様を眺めた後に こちらも微笑み返した。 >>112]* (114) 2022/09/15(Thu) 23:29:33 |
[心臓の音が、やけに大きく聞こえる。
もうすぐそこに、死の瞬間が迫っている。
私の心臓は、私が分からなくても、知らなくても、死の気配を感じ取って教えてくれる。
いつもは恐ろしいそれが、今だけは小泉さんの生きた証なのだと思える。
私は紙吹雪を作る、黄泉路を艶やかに彩るそれを作る。
そして、林檎の彼女の手を取って、工藤さんの隣へと一瞬で移動した。
小泉さんの死の瞬間を、そしてそれを明るく彩るべく作られた彼への最期の贈り物を見届けるために。]
[気がつけば朝霞さんも屋上に来ていて、人数が増えた屋上ではそこここで、ショリショリと、どこか林檎の皮を剥くのに似た乾いた金属音が響き始める。
でも、朝霞さんは"魔法使いにはならないかもしれないけれど" と言っていて、なんで?と首を傾げてしまう。
ここ以外に存在する用事と言ったら、津崎の傍に居る、あるいは小泉さんの傍に居る。
おそらく2人は一緒に居るだろうから、つまりはその2人の最後の瞬間を見届けようとでも言うんだろうか。]
…………私はそういうの、あまり好きじゃないな。
[思わず、言ってしまった。
もう"王子様"で在ることは廃業したしね。]
最後にお別れする津崎と小泉さんの言葉も表情も、
お互いのためだけのものだと、私は思うよ。
[最後の日に残るのが武藤と津崎だったりしたら、心が千切れそうな思いを抱えながら私もこの世界を彷徨ってしまっているかもしれないけれど。
でも、最後の瞬間は、多分傍らに居ず、離れると思う。]
……まあ、小泉さんも津崎も優しいから、
"見た"と言っても、"そうか"としか言わないかもだけど。
[でも、私が最後の2人の1人だったら、本当に大切な人以外には、見られたくはないなと思ってしまうだろうから。*]
|
――……ッ
[天使の姿に目を見開く。 こちらは警戒心があるのだが、 天使は全く気にした風もなく、
小泉の手紙を引き取っていく]
(115) 2022/09/15(Thu) 23:37:19 |
| [それからは、 小泉と天使のやりとりは、
さっきの小泉の話もあり、大人しく聞いている]** (116) 2022/09/15(Thu) 23:39:31 |
[ひたすらハサミを動かしていると、じゅじゅが駆け寄るのが見えれば紙を持つ手をひらひら振った。
まつもっちゃんのアドバイスを聞きつつ、お手本を見ながらハサミを入れていく。]
さん、かく…
[初回は切る方向に体が傾いだけど、慣れてくればスムーズに作れるようになったと思う。
ひとつひとつ、ハサミを入れながら先輩のことを考えた。
美術館の中では一応オレと先輩でリーダー分けたけど、結局ほとんど頼ってしまったこと。
それでも先輩はオレにも決めごとには意見を求めてくれて、不公平がないようにしてくれたこと。
いつも皆の様子を見て、助けてくれていたこと。
早々に還るオレに、得るものがあればよかったと笑った顔。
先輩にもらった美術館での時間。
此処でオレはいろいろなものを、大切なものを見つけたから。
変われた、と思う。救われたと思う。
オレや他の皆にとってそうであったと思うように、先輩にとってもこの世界が救いだったならと願って。
……
考えながら切ってたら手が痛くなってきそうだけど、腱鞘炎になっても夢の中だから問題ないだろう。
いっぱいあった方が綺麗だと思うし。]*
[黒崎さんの言葉に、私は林檎の彼女の方へ向かう足が止まる。
事実だ。
…彼女の方へ向き直る、私は泣きそうな顔をしていたろうか。]
工藤さんと一緒に、小泉さんの死を分かつと約束しました。
津崎さんと小泉さんの邪魔をしたいわけではないです。
私は、小泉さんの死の瞬間を胸の内に落として生きていきたい。
消えていくその時を見なかったら、本当に死んでしまったのか疑ってしまう気がする。
私は津崎さんに生きてほしいと願って、だから小泉さんの犠牲を願いました。
彼が消える瞬間、それは誰も横合いに入ってはいけないのかもしれないけれど、でも死ぬ瞬間を、犠牲を願った人間が見ないで生きるなんて、罪から逃げるみたいじゃないですか。
赦されたいとも、後悔もしないと誓ったけれど。
命が喪われる瞬間は、ちゃんとその重みを感じたいんです。
[これはエゴだ、でも明るい黄泉路を願っても、犠牲を願ったことが消えるわけではない。
小泉さんのことを胸に刻んで、私は生きようと思うから。]
|
[さすがに、ここで、 歌は歌えなくて……]
小泉先輩…どうかよい旅を……。
(117) 2022/09/15(Thu) 23:46:32 |
[そろそろ、紙片も大量になって。]
武藤は、さ。
私と一緒で、眠ろうとはしなかったよね。
[立ち上がりながら、傍らの武藤にぽつりと呟く。]
そういうところもね、好きだなあって思うよ。
[そりゃあ、違う人間なのだし、この先、意見の相違で衝突することだってあるかもしれないけれど。
でも何だろう、この人となら、たとえ衝突しても言葉を交わしたらわかり合えるんじゃないかなって思うんだ。
つい、衝突してしまう津崎もね。
言葉が伝わらないと諦めてしまっていたら、とうにマブダチなんて辞めてるよ。
解って欲しいし解りたいと思ってるから、噛みついてしまう。
もうちょっと、上手くやれないかなとは、思ってるんだけど。
私たちには、未来がある。
戻っていく"日常"がある。
小泉さん。ありがとう。さようなら。
餞の星屑たちを、そっと両手に取った。*]
|
[拳を握りしめて、 立ちすくむ。
そして、感じるのは、この世界から離れていく微睡み
ああ、眠い。 自身が小泉の夢から、 出ていく時がきたのか。]
(118) 2022/09/15(Thu) 23:48:25 |
|
――……さよなら**
(119) 2022/09/15(Thu) 23:49:05 |
| (a22) 2022/09/15(Thu) 23:50:04 |
| [ 治まりかけていた気がする頭痛がぶり返して、 義哉は一瞬だけ頭を抱えた。 もう、この世界は終わるのだなと悟ったとき、] ああ、分かった。 [ 夢の終わりを告げる天使の声。 >>113 名残惜しいという気持ちがないといえば 嘘にはなるけれども――] (120) 2022/09/15(Thu) 23:51:19 |
| 津崎、最後までありがとう。 [ お礼を言うと、眠るように消えていく津崎に 頭を下げて >>119] (121) 2022/09/15(Thu) 23:51:31 |
| 今までありがとうな。 それと、ちゃんとエスコートもよろしく。 [ 差し伸べられた手に両手を伸ばし、 義哉は微笑みながら天使の手を受け取った。 >>113]** (122) 2022/09/15(Thu) 23:51:46 |
[たった一人の大切な人の帰りに。
たった一人の大切な友の餞に。
みんなと放つ、ささやかな魔法。
さちあれと撒く幸せの種。
魔法の欠片の紙吹雪。
津崎くんが帰ってきたら何を話そう。
そもそも声出ないの、絶対心配されちゃうよな。
なんとかなりゃ良いんだけど。
何とかなったらまずは何を伝えようか。
小泉くんとはもう会えないけれど。
生まれ変わったらパンおごってくれるんだもんな。
それまで生きろって、お前が言ったんだもんな。
約束破るんじゃねぇぞ。]
| (a23) 2022/09/15(Thu) 23:54:17 |
…………松本さんは、生きてくれますよね。
私と武藤の結婚式、
来て貰わなきゃいけないし。
[隣から変な声が聞こえてきたりしたかな。
まあ、気にしない。]
[ハサミを動かしながら、先輩の顔を見たくなった。
けど、
最後に直接見たのは、オレを見ている先輩の顔は、オレのことを考えて安心したみたいに笑ってくた顔だから。
それを瞼に焼き付けておくからそれで、いや、それが良い。
そして、魔法が使われるその時、屋上から]
よっしー先輩!!
ありがとうございました!!
[さよならは言ったら泣いてしまいそうだから、泣いたら先輩は困りそうな気がして。
舞い散る紙吹雪の魔法を見つめて、
一番伝えたいことを叫んだ。]**
ん?
……──、はは!
[ 笑っておいた。
けどまあ、いまんところは悪い意味じゃねぇよ。]*
ああでも。
腕にシップ貼ってくれなかったのは、
心残りだわ。
**
えっ
[変な声は出た。けど、]
そうだな、祝いのオムライス作ってもらわないと…
[でもすごい先延ばしにした方がよくなりそうじゃないか?とは言わない。]
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