人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
枯野 宗太郎

二日目

本日の生存者:枯野 しのぶ、花守 水葉、雄吾、清浦 和人、吹雪/雪菜、天野 時雨、卯波 慧、涼風 梨花、御子柴 詠斗以上9名

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−>>1:156

 [ 彼女は、年相応に可愛らしくねだった。
   彼は、失礼しますと一言添えて、
   彼女の顔、首回りを濡れたタオルで
   丁寧に傷つけないように拭いていく。

   髪も汗で濡れているようなので、
   少しだけその汗を拭うように
   触れて髪を軽く整えてあげる。

   冷えたタオルのおかげか、
   彼女の表情も幾分かましになったように感じた ]

  それでは失礼いたしまして……

 [ 彼女の顔を拭いたのち、改めて白手袋をつけた彼。
   小さな土鍋に入ったお粥を器に移して、
   れんげですくうと、穏やかな表情をする彼女の口へと
   ひと口、そしてまたひと口、と運ぶのだった。

   体つきから想像したよりも大きめに開く口。
   どれだけ咥えたのか気になって、
   口に出てしまった  ]
(0) 2020/07/15(Wed) 0:06:54

【人】 クルー 御子柴 詠斗


  今回の日程で、風邪を引かれるまでに
  その口は何人を?

 [ 平然とした表情で、
   尚且つお粥を食べさせながら
   聞く内容ではないが、
   それくらいは許されるだろうと
   彼は心なしに思っていた。

   それに、彼女とて風邪さえ引かなければ
   目標があったかもしれない。
   クルーとしてそういう会話も忘れてはいけないのだ ]*
(1) 2020/07/15(Wed) 0:08:38
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a0) 2020/07/15(Wed) 0:10:45

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 回想・204室内 ─
>>0

  『ありがとう……いただきます。』

[れんげに乗せられたお粥を
──行儀は良くないかもだけど──
ふぅ、と軽く息を吹きかけて少し冷ませば

ちゅる、とそれを口に吸い込む。

お粥の味は殆どしなかった。
風邪のせいだろう。それでも、温かな粥は
身体を内側から暖め、風邪の熱とは違ったものを感じさせる。

ふぅ、ふぅ……ちゅる、り。

ふぅ、ふぅ。……ちゅる。

ゆったりとしたペースで
お粥を口に運んで貰っていれば
御子柴から質問が飛んでくる>>1

耳の辺りにかかる髪を、手でどけて耳にかけながら
ふぅ、ふぅ、と息を掛けて
れんげの上のお粥を冷ます。]
(2) 2020/07/15(Wed) 0:42:08

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『今回は、まだ一人です。
   一緒に来てた人と
   一日中してたら、倒れたんです。』

[なんでもない風に語りながら
ふと、目線がお粥から、そのれんげを持つ御子柴に向かう。]


  『そろそろ、スタッフにも手を出すつもりでした。』

[それからまた目線を落とすと
ちゅる、っとお粥を口に運んだ。]*
(3) 2020/07/15(Wed) 0:42:19
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a1) 2020/07/15(Wed) 0:55:44

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a2) 2020/07/15(Wed) 1:25:08

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a3) 2020/07/15(Wed) 1:33:56

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


   引き摺ってるんですか。
   ごめんなさい、ちょっと意外。


[ 大きな肩を竦めるように話す言葉に>>1:154
 返すのは素直な感想。

 そして彼が静かに落とした言葉>>1:155に、
 目を少し見開いて、]


   …そう、なんですかね。
   彼女が何を求めているのか、いたのか、
   今もわかんないままです。
(4) 2020/07/15(Wed) 6:45:05

【人】 天野 時雨


[ もう何杯目かも分からないまま、ショットグラスを煽る。]


   …俺は。
   彼女の前だけ、どうしていいかわかんなかったんです。
   セックスの時も、戸惑うばっかりで。
   別に初めてじゃないのにさ。


[ 俺が求めた、何か>>1:155、か
  



   もしかしたら、多分。
   全部、ほしかったのかも。


[ それを言えていたら、何か変わっていたかな、と
 曳山さんを見ながらぽつりと溢した。]*
(5) 2020/07/15(Wed) 6:45:45

【人】 清浦 和人

[願いなんてものは叶わない。
我慢や努力を重ねても、誰かに仕え譲っても、それが報われることなどありはしない。
謙虚に生きれば利用され、甘言には騙される。
誰かの望みは優先すれば自分の望みが潰える。

故に、男は自分の欲求にのみ忠実だった。
社会に報われないのなら社会に従う必要はないと。
邪魔者を殺し、女を犯し、金を奪う。
まさに傍若無人。
その成れの果てで、社会の秩序は男を殺すことに決めた。]
(6) 2020/07/15(Wed) 6:58:06
花守 水葉は、メモを貼った。
(a4) 2020/07/15(Wed) 7:24:07

清浦 和人は、メモを貼った。
(a5) 2020/07/15(Wed) 7:28:56

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  



   曳山さんの話も聞きたいです。

[ 視線を上げてそう言えば、彼は自分の話をしてくれたの
 だろうか。
 それとも初対面の年下のバーテンに詳細は伏せたまま
 たわいも無い話を肴に酒の杯を重ねたのだったか。

 いずれにしても、曳山さんの声は穏やかに響いて、
 その会話は貴重な時間だった。

 注文されるままに酒を差し出したが、
 さほど顔の色も様子も変わらないように見えた気がした。
 実際のところはどうだったのかはわからなかったけど。

 反対にこちらはだんだんとぼんやりとして。
 決してアルコールに弱い訳ではないはずの自分が
 酔いを自覚するのは簡単では無かったが。

 オーダーされた酒を作る手つきもだんだんと覚束なくなる。
 煽り続けたテキーラのせいで、舌が縺れて敬語が薄れる。]

   今日、曳山さんと会えて、
   話が出来て、良かったなぁ。

[ 子供のようにニカッと笑って、そんなことを言った。]
(7) 2020/07/15(Wed) 8:45:31

【人】 天野 時雨

[ …と、記憶があったのはこの辺までで。
 ふと気がついたら、ボックス席のソファで倒れ込んでいた。
 あとからオーナーに聞けば、


    べっろべろに酔っ払って、
    舌ったらずな声で


   『曳山さんカッコいいなー』
   『身体鍛えてるんですか??』
   『すげー、ちょーいいカラダっすねー!』
   『やっぱあっちもデカいんですかー!?』


 …なんて初対面の曳山さんに絡みまくっていたそうで。

 声が聞こえて慌てて飛び出したオーナーが
 頭を叩いてひっぺがしたらそのまま潰れて。]


   『お前を運んでくれたのはあの人だぞ。』


[ との為体。
 頭を抱えて、あぁぁぁあ…と唸ったのだった。]**
(8) 2020/07/15(Wed) 8:49:07
天野 時雨は、メモを貼った。
(a6) 2020/07/15(Wed) 9:38:41

天野 時雨は、メモを貼った。
(a7) 2020/07/15(Wed) 9:40:01

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 天野の部屋 ─


[雪菜は備え付けのタオルケットと
救急箱に入っていた絆創膏を持ってきて。

タオルケットは裸の姉、吹雪に掛けてやり
絆創膏は天野に手渡す。]


  『噛み傷はバイ菌が入りやすいので
   よく水で洗ってきてください。』

[雪菜はどことなく満足気な顔をして
天野にそう言った。

姉をチラリと見る視線は
どことなく柔らかさを感じるだろう。]*
(9) 2020/07/15(Wed) 10:23:28

【人】 清浦 和人

─ 二日目以降 ─

[洋上の旅も悪くはない。
美味い飯、美味い酒、密航者の身分で大手を振って歩き回るわけにもいかなかったが、それなりに楽しんではいた。ただ、最大の誤算はこの船がただのクルージングであり、元の港に戻るということ。

陸に戻ればまた警察の包囲網を潜り抜ける必要が出てくるが、それでも物は考え様。
港を離れ丸一日以上過ぎてなお、この船で自分を探している気配はない。この船の存在自体が隠匿されているのか、それともノーマークなのか。
つまり、少なくとも陸に戻るまでは愉しめるということだった。]*
(10) 2020/07/15(Wed) 10:33:03

【人】 天野 時雨

  
現在・自室で
  


[ ふわりとかけられるタオルケットの風を感じて
 は、と我に返る。

 雪菜が、姉に柔らかなそれを掛けている所だった。
 吹雪をちらと見やる視線は穏やかなように見えて、
 なんとなく笑む。]


   ありがとう。
   …寝ちゃった。
   無理、させてないといいんだけど。


[ へにゃりと笑って、ベッドを降りようと。
 そっと動けば、差し出されるのは絆創膏。>>9

 わりと普通に驚きながら重ねて礼を言って受け取れば、
 さらにきちんと洗うよう告げられて、また意外だなと
 軽く目を見開いて。


 
  
雪菜は何を考えているのだろう。
 瞳を見つめてもその思考が透けるはずもないが、
 その心に浮かぶものは、穏やかなものであれば
 いいなと思いながら、彼女の指示に従うべく、
 手を洗いにバスルームへ向かおうか。]*
(11) 2020/07/15(Wed) 10:54:00

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


  『無理はしてたでしょうね。

   時雨さんは遠慮なしに最後動いてましたし』

[>>11くすくすと笑いながら言うが
特別強く責めたい訳ではない。

時雨がバスルームに向かったのを見つめ
ベッドの上にいる吹雪の髪の毛を
さらさらと撫でる。]

  『…………くふ』

[すっ、と立ち上がって
音をあまり立たぬままドアの方に歩き
バスルームで流される水の音を聞きながら

雪菜はそっとドアを開けて、そのまま廊下に出た。

ガチャ、とドアが閉まる音。

ゆっくりと歩いていれば、
ぁ。下着をソファに置いたまま、なんて
呑気に思いながら、雪菜は楽しそうに鼻歌を歌いながら
天野の部屋から離れて行こうとした。]*
(12) 2020/07/15(Wed) 11:59:31

【人】 天野 時雨

[ 水を流せば、指はひりひりと染みた。
 吹雪の痛みはこんなものではなかっただろうと思えば
 なんてこともない。


 背後で、ガチャリと>>12音が聞こえた気がして。
 
 慌ててバスルームを出れば、雪菜の姿はすでになく。

 タオルだけを引っ掴んで、ドアを開ける。
 離れていこうとする後ろ姿>>12を見つけて。]*
(13) 2020/07/15(Wed) 12:15:53

【人】 天野 時雨

[ 掛けた声は、届いたか。
 振り向かないならそれで構わない。
 背中を見ながら、部屋に戻ろう。


 わざとなのかうっかりなのか、
 忘れられた下着に気付いてぎょっとするのは、
 部屋に戻ってから。]*
(14) 2020/07/15(Wed) 12:22:20

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目 ─

[>>13>>14掛けられた言葉はしかりと耳に届く。

けれど雪菜は
手を後ろに回し、指を組んだまま
ゆらりと歩くスピードを変えず
そのまま振り返ることはないだろう。]


  『手の一つも掴んでくれるとは思いましたけれど』


[部屋には吹雪が眠ってる。
だから天野の行動は、私にとっても嬉しいものだ。
大切な姉をそのまま残しておくのは
そんな天野だからだし。

同時に、

時雨さんはどれぐらい私のことを求めていたのかな?

なんて思いながら
私は自分の部屋であるS室に戻るだろう。]**
(15) 2020/07/15(Wed) 12:44:10

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 [ 突拍子もない質問にも、動揺なく答える彼女。

   今回はまだ1人。
   予約者の男だけだったという彼女は、
   本来ならばスタッフにも手を出す予定だったと言う。

   お粥を食べさせながらも、
   視線が合った時があったことを彼は見逃さなかった。
   どうせなら小さな体の彼女を、とも考えるが
   病状がさらに悪化しても困る  ]

  それはそれは、災難でしたね。
  ルームサービスを頼んで、
  ボーイでも食べるつもりだったのでしょう?
(16) 2020/07/15(Wed) 13:15:31

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 [ 彼はそういうと、笑みを浮かべて
   ぬるくなってきた蜂蜜ホットレモンを
   口移しで彼女に飲ませる。

   口移しで飲ませた拍子に、
   少し長い口づけをしただろうか  ]

 いつかまた、私をお呼びになりたいときは、
 ルームサービスへ同じものをオーダーしてください。
 私が、絶対に来ますから。
…………ね?


 [ 片付けをして、彼女をベッドに寝かせる手伝いをした。
   枕サイズのアイスノンにバスタオルを巻いたものを
   その首の下へ置き、濡れたタオルはトレーにおいて
   彼女のそばへと。
   彼は、病人には無理強いさせない。
   もし、逆に襲ってこられた場合は
   自己責任、と言うつもりだから。  ]*
(17) 2020/07/15(Wed) 13:19:07
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a8) 2020/07/15(Wed) 13:21:49

清浦 和人は、メモを貼った。
(a9) 2020/07/15(Wed) 13:30:07

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 回想・204室内 ─


  『……ふ……。』

[>>16溢れるような小さな笑み。
ルームサービスの下りはその通りで。

もう何度か、この催しには参加するつもりで
(共に行ってくれる男が居ないといけないが)
スタッフと懇意にしておけば、何かと良いことが
あるだろうという気持ちもあった。

事実、次回の4回目の時には
雪菜は数人のスタッフと褥を共にしていた。
それなりに顔を覚えられたと思っている。]

  『ん……ぷ……ぁ……』

[少し驚いたのは
ホットレモンを御子柴が口移しで
こちらに飲ませてきたこと。

けれど喉をこくりと鳴らし
薄く感じるレモンの味を覚えれば
お礼とばかりに唇を長く触れさせ
去り際に、ちう、と下唇に吸い付いた。]
(18) 2020/07/15(Wed) 13:37:37

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『…………』

[御子柴の>>17言葉には
何か答えることはなく、ただこくん、と首を縦に振る。

慣れた手付きは流石と言うべきだろうか。
冷えた氷枕は首元にあたり、効率よく身体の熱を下げるだろう。

それを見ながらも
濡れてタオルを雪菜のそばに置く時
御子柴の手を掴む。]

      ・・・・
  『貴方も熱っぽいですよ。

   少し休んでいたかれた方が良いんじゃないですか?』


[少し肌が顕になった手首のあたりわ掴みながら
そんなことを言う。

首元をくつろげて、汗の浮かんだ胸の谷間をチラリと見せて
御子柴の気を引こうとする。

弱っていた自分は、また一人になるのを嫌がって。
そこで一番手慣れた手段に走るのは
他に人を繋ぎ止める術を知らないからか
]*
(19) 2020/07/15(Wed) 13:38:12
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a10) 2020/07/15(Wed) 13:43:01

天野 時雨は、メモを貼った。
(a11) 2020/07/15(Wed) 14:35:02

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a12) 2020/07/15(Wed) 14:41:50

【人】 天野 時雨

  
1日目
  


[ すぅと寝息を立てる吹雪の隣に、そっと胡座をかいて座る。

 眠っている身体を弄って、あわよくばもう一度…とか、
 彼女を起こしてキャッキャと二人でお風呂♡
 とか、邪なことも、思わ…なくも、ないこともない、
 かも知れないが。]
(20) 2020/07/15(Wed) 15:50:25

【人】 天野 時雨


[ 徐に内線電話を取り、連絡を。
 
  
吹雪は、残念がってくれるのだろうか。
 それとも怒るだろうか。]


   『あ、すみません。
    Aの
204
です。』

   『知人の忘れ物を届けたいんですが、
    連れが眠ってしまっていて。』


   『
  
えぇ。僕が戻るまで、しばらく
    居てやってくれませんか。
    なにせ彼女
  
初めてだったもので、
    ぐっすり寝入ってしまって。』

   『
  
あ、はい。ありがとうございます。
    え?あ、そうですね』


[ ちらりと、吹雪を見て。]
(21) 2020/07/15(Wed) 15:54:21

【人】 天野 時雨


   『…あはは。彼女が望めば、ええ。
    でももし、嫌がったら、』


   
『             』



[ くすりと笑って電話を終える。
 スタッフの名前はなんと言ったか>>1:91
 確か4文字の名前を名乗ったように聞こえたのだけれど。

 眠り続ける彼女にそっと口付けをして。
 皺がついたスーツはそのままに、新しく着替えを出して
 手早く身なりを整えた。

 ソファにぽつり佇む雪菜の下着を、丁寧に畳んで
 ポケットにしまって。

 部屋を出て、船内を彷徨くことにしたのだった。]**
(22) 2020/07/15(Wed) 15:56:34

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 [ お行儀よく口移しを受けた彼女。>>18
   流石に、これくらいで満足はしないだろうと
   読んでいたが、まさか胸元をチラつかせてくるとは。

   熱があるとき、人間はとても人恋しくなる。
   そして、誰もそばにいないと泣いてしまう人間もいる。

“貴方も熱っぽい”


   彼女の場合、嘘も方便という類い  ]

  もしかしたら、貴方の熱にあてられたのかも。
  お嬢様がお休みになるまで、横にいても?

 [ 手首を掴んだ彼女の手をそっとベッドの中へと。>>19
   そして、汗ばんだ鎖骨と胸元を冷えたタオルで
   綺麗にしていく。
   彼女に手を出すことはない。
   彼女が欲しているのは、ただの人。

   だから、彼女が良しとするならば
   添い寝をして彼女が落ち着くまでこの部屋に
   滞在しよう。彼はそう思った  ]*
   
(23) 2020/07/15(Wed) 16:46:26
天野 時雨は、メモを貼った。
(a13) 2020/07/15(Wed) 16:50:01

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a14) 2020/07/15(Wed) 16:50:08

天野 時雨は、メモを貼った。
(a15) 2020/07/15(Wed) 16:51:20

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a16) 2020/07/15(Wed) 17:00:09

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─


  『ふふ、本当?』

[>>23初め、雪菜は
自分の誘い通りに男の足を止めることに成功したと喜び
薄く笑みを浮かべた。

けれど自分の手を
行儀良く布団の中に戻されると
不思議そうに目を丸くした。

タオルで拭かれる時も
事務的だったり、慈しみがあったりするも
邪な動きなど無くて。

むむむ、と頬を少し膨らませて
思い通りに行かないイラつきを溜めたけれど
……ふ、と息を吐くと
その子供じみた思いを自覚して、冷静になる。]


  『…………ん。』

[ベッドの端から中央。
中央から、もう少し動き。

空間を開けると
布団を少し持ち上げて、御子柴の方を見た。
(24) 2020/07/15(Wed) 17:20:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


[誘おうとはもう思わず
自分に素直になりながら
人の温もりを求めたが

病人のベッドなので汗をかいたり
あまり清潔なものでは無い。
拒否されたら、手を握って欲しいと言い
あの手この手で、わがままを通そうとするか。]*
(25) 2020/07/15(Wed) 17:21:06

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─

  …………。ぅ。

[それは何時ごろだったか。

目をしぱしぱと瞬きさせながら
部屋の中の明かりを眩しそうに見つめる。
覚醒していくと共に

ずきん、と下腹に痛みが走る。
顔をしかめながらも、吹雪はとある顔を探す。

裸のまま掛けられていたタオルケットを
胸元に手繰り寄せ、身体を起こすと
キョロキョロと顔を動かすが]


  …………
天野さん?


[部屋の中にその姿はなく>>22
スーツが痕跡として残される以外は
どこにも誰も居なかった。

そして妹の姿も無いのに遅れて気付き
胸に暗い思いが灯る。

二人ともどこかに行っただけ。
特に妹の雪菜が、私一人を置くことなんか
…………しないと、思う。]
(26) 2020/07/15(Wed) 17:46:17

【人】 双子 吹雪/雪菜


[裸のまま、タオルケットを胸に押し付けて
そっと、ベッドから降りる。

ズキズキとする身体で、天野のスーツがある所まで行くと
それを手にすると、ぎゅぅ、と両手で握りしめた。]



  …………
どうして、居てくれないの?



[震えた声は、一人だけの部屋では
誰の耳に届くことも無かっただろう。]*
(27) 2020/07/15(Wed) 17:46:36
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a17) 2020/07/15(Wed) 17:48:52

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a18) 2020/07/15(Wed) 18:33:41

花守 水葉は、メモを貼った。
(a19) 2020/07/15(Wed) 18:56:43

天野 時雨は、メモを貼った。
(a20) 2020/07/15(Wed) 19:00:32

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 [ 目を丸くした彼女を見るのは、面白かった。
   誘い文句に買い文句と思ったのだろうから
   仕方がないだろう。

   少し頬を膨らませながら、
   体を拭かれていく彼女は徐々に大人しくなった。
   膨らんでいた風船の空気が抜けていく姿は、
   これまた趣があったので、
   彼女が横に空間を作り彼を誘ったときに、
   つつこうか悩んでしまった  ]

  それでは、暫く失礼いたします。

  …………風邪ひいたときは、
  他人にうつさないように心がけとけ。

 [ 妹に言い聞かせるような、
   ぶっきらぼうな言い方ではあるけれど、
   目の前の小さなゲストを思ってのこと。

   やはり、横にいるとその柔らかそうな頬が気になる。
   そうやって、彼女の横で頬杖をついている彼は、
   まだ額や頬にくっつく髪を反対の手で
   ほどきながら、何度かつついてみた  ]

 上客にしか教えてないこと、教えといてやる。
 今度俺を呼びたかったら、コールをかけて
 電話口で「8番のメニューが食べたい」って言いな。
(28) 2020/07/15(Wed) 19:08:05

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 [ 本来ならば許されないこと。
   ゲストの前で、素を出すことは。

   しかし、今は誰がいる?

   彼と、病人の彼女。
   誰もいないに等しいのだから、
   気にしても仕方がない。

   8番。英語で言えばえいと。
   そう、彼の名前にかかっている。

   故に、8番のオーダーとなれば
   彼が適当に品物を持っていくのみ。
   馴染みの客ならば、好みの酒や料理を。
   知るはずのない初めての客ならば、
   お近づきの印の甘いものを。

   次回、彼女が彼と遊びたいのなら、と
   おしえてみたが、それを彼女が覚えているかは
   また別問題だろう ]*
(29) 2020/07/15(Wed) 19:13:40
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a21) 2020/07/15(Wed) 19:36:16

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─



  『………………分かってますよ。』

[>>28御子柴の言葉には、少しツンとした声を返しつつも
人にうつさないように、と言う言葉に頷く。]


  『……な。。なんですか。』

[頬をぷに、と突かれれば
よく意味が分からないと、疑問符を頭に浮かべながら
今はされるがまま。

我儘を聞いてもらった側だから
少しの非礼には目を瞑るつもり。]

  『そんな符丁があったんですね。』

[先程から
御子柴の雰囲気が違うのは
言葉遣いが変わったからか。

ふぅん、と思いながら

雪菜は手を彼の胸元に伸ばすとその服を軽く握る。
皺にならない程度に……とは思うが難しかったかも。

それから瞳だけを閉じ]
(30) 2020/07/15(Wed) 22:12:22

【人】 双子 吹雪/雪菜



  『エイト…………

   くふ…………駄洒落じゃないですか』

[そう言って
雪菜は横向きに身体を寝かせながら
ゆっくりと眠りに落ちていった。

すぅ、すぅ、と小さな寝息を立てて
服を掴んでいた指の力も幾らか弱まる。

それから何もなければ
──何かあっても、雪菜は夕方ごろまでは起きなかった筈だ。

異性と共に眠りながらも
手出しをしなかったのは、初めてのことだっただろう。

雪菜はそれから、4回目の催しで
8番のメニューが食べたい。と口にした筈だ。

その時雪菜は人が変わったように
御子柴の事を強く求めて、いつも通りの雪菜として
振る舞っただろう。

今この時の、風邪をひいた私は
夢か幻だったかのように。]*
(31) 2020/07/15(Wed) 22:12:37

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目のどこか−

 204はどうしたらいい?
 
 『もういっぺん行ってこいや』

 [ 奥様との時間から暫くしてバックにいると
   コールが入って、部屋に向かった。>>21
   A204は何かと縁がある。
   以前に女性を介抱した部屋。
   ノックをして、クルーだと名乗りをあげたが
   コールを入れた男性が言う通りに
   眠っているらしく、返答はなし。
   一旦バックに戻って、もし同じ部屋から
   コールがあれば行こうと思ったが、
   まさかの上司に蹴られた  ]

  大体、自分の部屋に女残すから見に行けってなんだ?
  これだから、道楽は理解できねぇわ。

 [ 小さな声でよく分からないことをオーダーした
   人間のことをなじりながら、
   彼はまた同じ部屋へ戻ると、
   白手袋をはめ直して、呼び鈴を鳴らしてみる ]

   ルームサービスでございます。
 
 [ もし彼女が起きていれば、出てきてくれるのだろうか。>>26>>27
   よく分からぬまま、反応があるまで待ってみようと、
   彼は部屋の前で大人しく待つことにした ]*
(32) 2020/07/15(Wed) 22:29:27

【人】 天野 時雨

  
いつだかの時間
  


[ 船内を歩く。
 酒が飲みたいな、と思っていた。

 さすがの防音性能のおかげか、楽しむような声は
 聞こえてはこない代わりに妙にしん、としていて。

 部屋から出て来た男性とすれ違えば、>*18
 軽く会釈する。
 目が合ったか、合わなかったか。

 どちらにしてもこの客船では異質に思える雰囲気を
 感じれば、ん、と軽く眉根を寄せた。

 職業柄、人を観察してしまうのはクセのような物で。
 その人の何というか、ギラついている、というような言葉が
 相応しいような印象に一瞬目が離せなくなる。

 がすぐにつ、と視線を外し。
 まぁ、世の中には色々な人が居るのだし、仮にも
 この客船に乗っているのだから、身元に不審なことは
 ないよなぁ、と、なんとなく自分に言い聞かせた。]*
(33) 2020/07/15(Wed) 22:32:15
卯波 慧は、メモを貼った。
(a22) 2020/07/15(Wed) 22:33:10

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目夕方・204室内 ─
>>32

[呼び鈴が聞こえた。

吹雪は涙を流して
スーツに染みを作ってしまっていたのに気付き
慌てて服をソファに下ろす。

それから、先ほど聞こえた呼び鈴の音。

まさか、と思う。
タオルケットで前面だけを隠した裸体で
パタパタと素足で扉に向かう。

『ルームサービスでございます』……そんな言葉も
今の吹雪の耳には入って来なかった。
きっと外に、彼が待っているのだと思って
流行る気持ちを抑えるのに必死だったから。]


  ─────あま、の……
さん



[けれど扉を開けた先にいた男の人は
期待していた男ではなかった。

それを目にした時、ぺたん、とその場に
座り込んでしまった。]*
(34) 2020/07/15(Wed) 22:39:38

【人】 涼風 梨花

[──めくるめくひと時を過ごした後。
シャワーを浴び、ノースリーブのロングワンピースに
着替えた女は、まだ火照りの残る頬を冷まそうと
ゆっくり船内を歩いていた。

ハイヒールの足元がやや覚束ないのは酔いではなく、
まだ残る異物感のせい。

まだ見ぬ誰かも、いまごろ誰かと享楽のひと時を
楽しんでいるのだろう。

クルーズ船にありがちな他の客とすれ違うだとか
知人にばったり出くわす、なんてことも
此処ではきっとないだろう、と思った矢先。]
(35) 2020/07/15(Wed) 22:46:18

【人】 涼風 梨花

 
 嘘、 ……まさか。

[見えた背中に、一瞬、足が止まり。>>33
次の瞬間には駆け出していた。
声をかける前に、がし、と腕を掴み名を呼び掛けて。]

 ……やだ、…ご、ごめんなさい、
 
[見上げる顔が、思い描いた人──夫ではないことに
気づくと、慌てて手を離す。
いるはずないと解っていても、そうしてしまったのは
青年の後ろ姿がとても似ていたから。]*
(36) 2020/07/15(Wed) 22:48:11
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a23) 2020/07/15(Wed) 22:50:26

【人】 花守 水葉

―2日目・船内―
[1日目を終えて船内を歩く水葉の心中に渦巻くものとは]

(はっちゃけ過ぎた…
何してるんだろ私…)

[遅れてきた羞恥心であった。
後になって冷静になった頭で思い返すと陶酔にも程があるだろう。
とはいえ、こんな筈じゃなかったかと言えば、間違いなくこんな筈だったのだが。]**
(37) 2020/07/15(Wed) 23:15:46

【人】 曳山 雄吾

― 1日目から2日目へと ―


[ このクルーズ船内の設備もスタッフも、
 雄吾が欲した水準を満たしているとは疑いなかったが、
 中でも満足を覚えたのは食事や飲料といった
 本能に直接訴えかけるものだった。

 神戸の港の出発とあって、レストランでは
 上質の神戸牛を用いたステーキやカレー、シチュー等を
 取り揃えているのは勿論のことだったが、

 小籠包や豚饅頭を始めとした各種点心が作り立てで
 提供されると知って、足りている筈の腹がくぅと鳴くような
 錯覚を雄吾は覚えた。

 南京町で豚饅頭といえば老祥記が随一であるが、
 小籠包となると各地に名店があって一つには絞れない。
 百貨店のレストラン街に鼎泰豊を見つければ、
 ランチの選択肢に必ず含めるほどの好物だったのだ。]
(38) 2020/07/15(Wed) 23:28:54

【人】 曳山 雄吾

[ そういう訳で空席のひとつを確保した大男の前には
 湯気を上げる蒸籠が3つ並んでいた。
 小籠包と豚饅頭、海老焼売である。

 まずは小皿に黒酢を入れて、小籠包をひとつ箸でつまみ、
 そっと上下を逆さにした。

 黒酢は2個目以降につかうことにし、そのままを味わう。
 逆さにした小籠包のもっちりとした皮の端を前歯で
 わずかにかじり取ると、中から旨味と滋味たっぷりの
 熱々のスープが溢れ出た。

 逆さにするのがポイントである。
 上下をそのまま同じように齧ると、その時に
 スープが零れ滴り落ちてしまうのだ。

 もちろん、一つまるごとを口に入れることも可能ではあるが
 あまり推奨されることではない。
 いかに雄吾と言えど粘膜そのものを鍛えることは出来ず、
 蒸して熱されたスープの温度は火傷を起こさせるに十分なのだ。]
(39) 2020/07/15(Wed) 23:30:59

【人】 曳山 雄吾

[ ともかく、ぱくぱくと点心を味わいつつ、
 知った顔が辺りにないのを良いことに
 雄吾はスマーとホンを取り出した。

 短い内容のメッセージを考えて、二つの宛先に送信する。
 といって、片方だけでも同じことかもしれなかった。

 送信相手は同部屋に泊まっていただろうからである。]
(40) 2020/07/15(Wed) 23:31:31

【人】 曳山 雄吾

 
 『 クルーズ船の1日目、どうだった?
   楽しんでるか?』

[ アドレス帳の順番に、吹雪、雪菜と同じ文面を送信した。
 何処かで誰かと楽しんでいる最中なのかもしれないが、
 それなら少なくともマナーモードにはしているだろう、と
 別段気にすることもなく。]*
(41) 2020/07/15(Wed) 23:33:22
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a24) 2020/07/15(Wed) 23:42:32

【人】 天野 時雨

[ 駆け寄る足音が近づいてくる。
 次の瞬間ガシッと掴まれた感触>>36に心臓が跳ねた。
 先程すれ違った男性がやはり殺人鬼かなにかで、
 襲い掛かられたのかと思う程には。

 んなわけないだろ、と自分で呆れつつ振り返れば、
 己の名前ではない何かを呼びかけながら、
 腕に手をかける、ワンピース姿の女性。

 自分と目が合えば慌てた様子でその手を離し詫びる様子に
 人違いをしたのだと理解するには数秒もかからなかった。]


   いえ。
   綺麗な女性に触れて頂いてラッキーでした。


[ にこりと笑顔を浮かべて、そう返す。]


   どなたかと、お間違えでしたか?
   道に迷った迷子さんでしたら、どちらかまで
   ご一緒しましょうか。


[ 彼女の返事を待ちながら、
 左手薬指にちらりと視線を落として。]*
(42) 2020/07/15(Wed) 23:50:00
天野 時雨は、メモを貼った。
(a25) 2020/07/15(Wed) 23:53:43

【人】 涼風 梨花

[此方を見下ろす表情は当然のように驚きしかなくて
その顔は夫とは似ていなかった。
一度違うと認識してしまえばまったく重なることもなく
何故間違えてしまったのか不思議なほどで。

やはりどこか疚しい想いがあるのやもと
羞恥に染まる頬を左手で押さえる。
この船には口が上手い男しか乗れないのだろうか。
慣れたフォローと世辞に、照れも混ぜ。>>42


 ふふ……なら私は、うっかり素敵な殿方を
 ナンパできてラッキー、と言うところね。

 ええ、よく知っている人と背格好が
 似ていたのだけど……連れというわけじゃないの
 
 あなたは? ひとりでいらしたのかしら


[それとも、と言葉を区切り、彼の左手を窺う。

女にとって、この場で遊ぶ相手の基準は二つだけ。
以前からの知り合いではないことと、
相手に妻や恋人がいないこと。]
(43) 2020/07/16(Thu) 0:39:58

【人】 涼風 梨花

[──もし、どちらもクリアしているのなら。]

 なので迷子というわけじゃないけれど……
 もし、お時間あるなら少しだけ
 付き合って貰えるかしら

 人違いのお詫びに一杯ごちそうさせて?

[とはいえ、彼が何処かへ向かう途中であったり、
待つ人がいるのなら止めることはせず。

そうして純粋に都合が悪いだけなら、
明日の約束を取り付けるだろう。]**
(44) 2020/07/16(Thu) 0:45:03
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a26) 2020/07/16(Thu) 0:45:46

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 この柔らかい肌、次会う時までキープしとけよ?
 ……その時は、今日我慢させられた分たっぷり、な。

 [ 少し不服そうな彼女。
   そんな表情にクスッと笑いながら、
   彼は頬と額に軽い口づけを落とした。

   そんなことをしていると服を握られ、
   暫くは離してやらないと言われたような気分に。 ]

  覚えやすくていいだ、ろ……
  やっと寝たか。

 [ すやすやと、横で寝息が聞こえる。
   仕方ない、と一緒に昼寝をしようかと思ったが
   ふと携帯を確認すると大量の着信。

   小さな声で電話をかけると、
   オーダーがたまり始めていると言われた。
   8番オーダーがなかったので、拒否をして
   小さな彼女を抱き枕にするように、
   彼女が起きる前まで彼も一緒に眠ったらしい。 ]
(45) 2020/07/16(Thu) 0:52:07

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 次の時に、彼らはまた出会った。
   この風邪の時のように
   甘すぎるものではなかったかもしれないけれど、
   お互いがまた次を、と望む。
   そんな”楽しい”時間だったかもしれない ]*
(46) 2020/07/16(Thu) 0:52:33
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a27) 2020/07/16(Thu) 0:54:12

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目−

 [ 出てきた女性は、スレンダーで美人枠。
   裸体のまま眠ってしまっていたのか、
   ブランケットで隠して出てきた。>>34

   出てきた瞬間、あまの、という人間の名前を呼び
   待っていた人物ではないのがいたのだから、
   座り込んでしまってもおかしくはないだろう。

   しかし、心の中で思ったことはひとつ。

  『とりあえず、慰めるしかない』

   理由によってはもうさっさと
   男に戻ってこいというしかないから  ]

 お嬢様、……お部屋の中に戻りましょう?
 御子柴にお話しください。

 [ 座り込んでしまった彼女にそう語りかけ、
   しゃがみ込んでブランケットで彼女を巻くようにして
   お姫様抱っこで彼女を運ぼうか。

   勿論、断られればせめてでも、と
   彼のジャケットを彼女にかけるだろう  ]*
(47) 2020/07/16(Thu) 1:05:11
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a28) 2020/07/16(Thu) 1:06:12

【人】 曳山 雄吾

――過去の話・時雨のバーで――>>4>>5>>7>>8

[ちょっと意外、と口にした時雨の感想>>4
 雄吾はいくらか視線を伏せたのみ。

 しばらくの後、涼やかな目元を見開いた青年の声にもまた、
 じっと黙して聞き止めるだけだった。

 独白めいて語られる声>>5へは
 視線を向けることこそ無かったが、
 時雨が想う相手へ明かせなかった「もしかしたら」を
 聞き取ると、苦い笑みで頷いた。]

 欲しい気持ちばかり大きくなって、
 ……きみの場合は、吐き出せなかったんだな。

[ たしか雄吾が子供の頃に街で流れていた歌だったか、
 そんなフレーズが歌詞の一節にあったように思う。
 小さく首を振り、それから時雨の方を見た。]
(48) 2020/07/16(Thu) 2:29:57

【人】 曳山 雄吾

[ 上げられた青年の視線と雄吾のそれとがしばし交わる。
 やや左下に目を逸らし、白いカクテルを口にした。]

 ……おれの場合は、伝えて、振られたからな。

[ だから、時雨が恋人にその願いを言えたと仮定して、
 現在が変わっていたかどうか。
 雄吾にとって確信できる言葉を見つける術はなかった。]

 ……白が似合う女性だったよ。おれより年上で。

[追憶の姿を見るように、半分ほどになったホワイトレディの
 グラスに視線を移して。]

 頭が良くて、気が利いて、行動力のあるひとだった。
 尊敬してたし、色々と教えて貰ったな。
 
 本当に特別なひとだ、と思ったんだ。
 他の誰とも違う。他の誰よりも魅力的で、綺麗だった。

 だからこそ、おれの傍にずっと居てほしい。
 貴女をおれに、全部、くれ。そう伝えたよ。

[ 幾つかの感情が混ざりあった笑みが雄吾の頬に浮かぶ。
 その相手の姿を思い返すようでもあり、
 そう思いつめていた頃の熱情を懐かしむようでもあった。]
(49) 2020/07/16(Thu) 2:30:35

【人】 曳山 雄吾

 
 でも、「私は特別な人間じゃない」、そう言われた。
 ごく普通の、どこにでもいる人の一人。

 おれが見てるのはただの幻想だ、って。
 理想を被せられ続けたら、重みできっと潰れてしまう、と。

[ は、とため息を吐いた。長く話しすぎた気がしていた。
 酒量のせいもあるのだろう。
 杯数を数えるのは多少怪しかった。たしか、8,9杯。

 カウンターの向こう、青年の様子を見れば、
 雄吾の声はおおよそ届いているようだったが、
 しだいにぼんやりしつつあるようにも見えた。]

[ グラスを空けて、チェイサーを、と頼む。
 それまでよりもゆっくりとした、覚束なさげな手付きで
 冷たい水が供される。

 それからも幾らか会話は続いていたが、
 その詳細まではあまり記憶にない。

 ただ、無邪気な表情で笑いかける青年の笑顔は>>7
 翌朝になっても、次に此処を訪れたときも、憶えていた。]
(50) 2020/07/16(Thu) 2:32:25

【人】 曳山 雄吾

[ 時雨が酔い潰れてしまったのは、時計の短針が
 ほとんど真右を示す頃だったか。

 カウンターにずらりと酒が並び、奥からではなくすぐ隣から
 青年の声を聞いていたような気がする。

 飛び出してきたマスターにはまあまあ、と宥めつつ
 チェックを頼み、自分は時雨を抱えて>>8ボックス席へ。


 夜明かしの場所を求めて店の外へ出た時には、
 晴れわたった冬の夜空が頭上に広がっていた。]**
(51) 2020/07/16(Thu) 2:43:11
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a29) 2020/07/16(Thu) 2:47:44

【人】 卯波 慧

― 未明 自室―

[ 壁伝いに移動する最中、扉から声が>>33して動きは止まる。 ]


  ……。


[ ストッパーにでも引っかかっていたのか扉がそもそも空いていたのかは定かではないが、その声からは確かに 
『すみません、大丈夫ですか?』
 と先程とは違う声で中にいる私に語りかけている。 
  無論、大丈夫などと卯波答えようもない

ポタポタと白濁液を股から垂れ流し、身体にも白濁液は及ぶ。何より腫れた目元と頬に残る荒れた痕、あらぬ心配をかけるよりはスルーしシャワールームへと。

耳を澄ませたならば人の気配があることには気づけたかもしれない **]
(52) 2020/07/16(Thu) 5:27:09
卯波 慧は、メモを貼った。
(a30) 2020/07/16(Thu) 5:57:09

【人】 天野 時雨

  
一日目のどこか・涼風さんと
  


[ 驚いた表情をすぐに落ち着いたものに変え、
 それでもやや頬を赤らめながら、目の前の女性は
 その頬に左手を添えて笑う。>>43

 探していたのは連れではない、と言う言葉と、
 きらりと光る指輪>>1:101を見比べれば、
 へぇ、と小さく意外な気もするけれど、何しろここは
 そんな場だから 顔に出すような事はしない。]


   あぁ、そうでしたか。
   俺は、


[ 少し言葉を止める。]
 

   今は、一人ですかね。
   知人の忘れ物を届けに行こうと思って。


[ いやそれが下着なんですよ奥さん、なんて言えば
 この人はどんな顔をするだろうと下衆なことを考えて
 少し笑った。
 もちろん言うはずはない。]
(53) 2020/07/16(Thu) 8:20:23

【人】 天野 時雨

[ 目の前の女性からの誘いを耳にすれば>>44
 じんわりと感じる、この客船のレゾンデートル。

 
 この船に乗ってから己はやはり少し狂っているのだろうか。
 普段ならきっと。
 残念に思いながらも丁寧に断り雪菜のもとに急ぐだろうし、
 そもそも女を一人、部屋に残すことなど、
 しないはずなのに。]


   俺も丁度酒が飲みたかったんです。
   ただ、せっかくのお誘いなのですが、
   今あんまり時間が無くて。
(54) 2020/07/16(Thu) 8:25:05

【人】 天野 時雨


[ 目を伏せて、その人の手を取る。
 抵抗されないようならそっと引き寄せて耳元で。
 嫌がるようならそのままの距離で。]


   こんな綺麗な女性の誘いを断って、
   俺バチが当たりますね。


[ と囁いた。
 彼女の表情はわからないが、明日を約束して
 くれる声を聞けば>>44、ほっと笑って頷いて。]


   本当にすみません。
   また、明日…楽しみにしてます。


[ そう伝えて、彼女を見送るだろう。]*
(55) 2020/07/16(Thu) 8:25:30
天野 時雨は、メモを貼った。
(a31) 2020/07/16(Thu) 8:28:06

【人】 天野 時雨


  
いつかの時間・通路で
  


[ ごく微かに聴こえたのは、確かに
 …人が泣く声だった、と思って。

 呼びかけには、応答は、ない。
 が、少しドアは隙間を見せて開いたまま>>52

 ここが特殊な空間だけに、躊躇する。
 そういうプレイ中だったりする可能性もある訳で。
 それでもやはり気になって、そっと扉を開いて中を覗く。


 もしそのような最中に遭遇すれば、
 平謝りして脱兎の如く駆け出して逃げようと思っていた。

 しかし、目にした物は、
 そんな愛欲に塗れたものではなく。]
(56) 2020/07/16(Thu) 11:52:34

【人】 天野 時雨


   えっ…


[ 壁伝いに歩く、女性。>>52
 こちらには気づかない様子で、バスルームに
 向かっているようだが、
 明らかに、情事のあとだとわかる白濁液が
 身体には纏わり付き、下半身を伝わり床にすら落ちて。

 ぎょっとして顔を見れば、腫れた目元と
  

 …これは、殴られたような痕が、頬にも。]


   ちょ、ちょっと!
   大丈夫ですか!?


[ SMのようなプレイを愉しんだのかもしれないと
 片隅では思いながらも、思わず駆け寄って支えたのは、
 彼女が本当に憔悴している様子だったから。
 愛のないSMはただの暴力だと言ったのは、
 過去に知る誰だったか。

 そんなことはどうでもいいのだから彼女を支えて応答を待つ。
 いきなり触れてしまい驚かせてしまっただろうか。
 彼女が希望するならなんでも手伝いたい、と思いながら、
 その女性を支えていた。]*
(57) 2020/07/16(Thu) 11:54:57
天野 時雨は、メモを貼った。
(a32) 2020/07/16(Thu) 12:14:08

卯波 慧は、メモを貼った。
(a33) 2020/07/16(Thu) 13:00:38

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−独白−

 [ 御子柴詠斗。
   彼がこのクルージング会社で
   クルーになったのは20歳の頃。
   元々、接客系の専門学校に行っていたので、
   雇われた時は驚きと喜びが混ざり合っていた。

   勿論、最初は他のクルーズに乗っていた。
   しかし、1年目の終わりの頃に、
   乗客と関係を持っていたことがバレた  ]

 『御子柴、良くないってわかってたろ』

  ……まぁ。

 『お前から誘ったのか?』

  普通に、ルームサービス持って行ったら、
  女性の方から。

 『…………まさかとはおもうが、これが1回目だな?」

  ………………

 『みぃこぉしぃばぁ……』

  ルームサービスやり始めてから、ほぼ毎回。
(58) 2020/07/16(Thu) 18:50:15

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 上司に黙秘は通用しない。
   彼はため息をひとつついて、ニヤリと笑った。
   優しさの仮面のおかげか、
   簡単に懐に入らせてくれる。

   上司はそんな彼を見て、ひとつの質問をした ]

 『お前、サンライズ・クイーン乗ったことあるか?』

   いや、乗ったこない。

 『んじゃぁ、俺もそっちに異動になるから一緒に来い』

   ……は?

 『お前はそっちのほうが気にいる。
  お得意様たちにも、異動になるって伝えとけ』

 [ その時は、まだ分かっていなかったが、
   異動になる旨を関係を持ったゲストたちに伝えると、
   その表情は嬉々としていた。

   2年目に入ってから、
   彼はサンライズ・クイーンのクルーとして、
   どれ程の快楽の海へとダイブしたことだったろうか。
   
   タバコが原因で断られたこともあったが、
   止めることなく現在へと時が流れていた  ]*
(59) 2020/07/16(Thu) 18:52:38

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目 天野の部屋 ─>>47

[茫然自失とした様子でへたり込む吹雪。
>>46御子柴はその吹雪の顔に、見覚えがあったかもしれない。
身長はもっと低く、こんなショックを受けた顔を見せた事は無かっただろうが。]

  …………いや。
  ……話したくない。

[お姫様抱っこで運ばれるのに抵抗せず
けれど、スタッフに話すのを拒む。

ベッドまでか、ソファまでか運ばれて
吹雪は御子柴の服を掴んで離さず
ともすれば一緒に柔らかな寝具や家具の上に
引き込んでしまいかねなかった。]

  ……ルームサービスを呼んだ覚えはないの。
  眠ってたから。

  ……誰かが、呼んだの?

[両手でしがみついているのは
見知らぬ男でさえも、離れて部屋の外に消えていくのが
何かを想起させるようで恐ろしかった。]*
(60) 2020/07/16(Thu) 19:02:43

【人】 天野 時雨

  
一日目と二日目の狭間あたり
  


[ とっとと部屋に戻らなくては。
 吹雪が目覚めているかも知れない。

 自分で決めたくせに、
 おまけにスタッフにまで頼んでおいたくせに、
 今更そんな思いも頭には確かにあって。
 彼女を一人残して、見知らぬスタッフにその場を託して、
 自分は違う女に向かう。
 なんて酷いと分かっていて。
 狂った気持ちに向き合えば、吐きそうになる。

 それでも。
 ここは、サンライズ・クイーン。
 恋愛をする場所としては、不似合いだから。

 恋愛は、ここではしてはいけない。
 したくない。
 ただ、自分の欲望に、忠実に。

 ここを出れば、皆が見知らぬ人に戻るのだろう。
 だとすれば、今自分が向かうところは。]*
(61) 2020/07/16(Thu) 19:37:35

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目23時50分・屋外オープンデッキ ─

[黒い海の上を
煌びやかな船がざざ、ざざ、と進む。

星や月の灯りを除けば
船以外に一切の光のない闇の中の航海。

深淵のような海を見ていれば
そこに引き摺り込まれてしまうよう。

屋外のオープンデッキで
オレンジジュースの入ったグラスを片手に
吹雪は立っていた。

潮風が髪を靡かせる。
ベタつきを覚えるその風は
正直、苦手。

けれど、地面から離れたこの船の上では
現実の生活を思い起こさせるものはない。
テレビだけが外界の事を伝えてくるけれど
スイッチ一つでその繋がりも断ち切れる。
ネットも同じ……死刑囚が逃げただの何だのと、対岸の火事どころか、その対岸すら今は遠く……。


長めのカーディガンを羽織り
その下は、黒のベビードール。
着の身着のままで出てきたのか、
船内の室内用のスリッパを履いて。
(62) 2020/07/16(Thu) 19:47:11

【人】 双子 吹雪/雪菜


[寝室ですらなかなか見ない
扇情的な格好で外にぽつん、と立っている。

つい先ほどまで雪菜は男と寝ていた。
40代ぐらいの男で
『首を絞めると、締まるんだよ』なんて言って
雪菜の首を絞めながら、腰を振っていた男だ。

別に雪菜は襲われたとかではなく
合意の上でそんな事をされた訳だが。

確かに意識がトぶ瞬間は気持ちが良かったけれど
何度もやると頭がおかしくなりそう。

絶倫だったのか、歳を感じさせる事もなく
今の今まで雪菜は男に組み敷かれ、組み敷いて
快楽の中にどっぷりと浸かっていたわけだけど。

どことなく、つまらなそうな顔をしていたのは
雪菜の普段の顔を知る人間なら気付いただろう。]


[この気持ちが続くようなら
部屋に帰った後に、8番のメニューでも頼んでみようかと
雪菜が思っていれば、携帯にメッセージが来ていた。>>41]
(63) 2020/07/16(Thu) 19:47:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『…………』

[雄吾にメッセージを返そうとして、やめた。
メッセージに返信する時間もない
というのが一番、『楽しんでいる』と伝わるだろうから。

カーディガンのポッケに仕舞い込みながら
暫くは潮風の中、その闇に佇んでいただろう。

誰を待つ訳でもなく。]*
(64) 2020/07/16(Thu) 19:48:02
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a34) 2020/07/16(Thu) 20:10:27

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・誰かさんの部屋−

  あ、そう。

 [ 嫌。拒まれた。>>60
   このクソガキ、と言いたくなるかと言われれば
   そうでもない。別に話したくないのなら
   彼女に部屋の中にあるバスローブでも着せて
   どうしようかなと考えるだろうが。
   ベッドに連れて行き、彼女を座らせると
   クローゼットの中にあるバスローブを取り出して
   彼女に羽織らせる。
   裸体のままというのは何かと不便だから。 ]

  なんか、男の声で知人に忘れ物渡しに行くから
  寝てる人間見といてくれって言われたな。

 [ 取り繕ったところで、心を開かないであろう人間に、
   取り繕うほど彼もお人好しではない。
   バスローブの紐をきゅっと締めると、
   彼女の手を取っておはよう、と改めて告げてみた ]

  本当はその男にこういうことしてもらいたかったんだろ。

 [ 彼女の表情的に、そうだろうと勝手に思った。
   違うなら、それはそれでいいから。
   彼女のような顔の人間とは関係がある。
   風邪の看病からの関係の彼女に、
   どこか似ているけれど、口にはしない。
   年を重ねると色んなことを推測できるから ]*
(65) 2020/07/16(Thu) 20:10:58

【人】 卯波 慧

>>56>>57 ー

……あ……ぅ……



[ ユサユサと揺れる身体が崩れるように地面に向かいそのまま倒れるかと思いきや肩に何かが掛かって倒れないでいる。
不思議に感じていると持ち上げられて傾いてしまった身体はその正体へと寄りかかるように胸にしがみつき、初めてそれが人の身体であることを確認した。 ]


  ………だれ?
  
  
[ 虚ろな目は下から覗き込むように彼を見上げた。少なくとも怖いあの人ではないことを確認して、再び視線は落ちていく。

場所が場所だけに不安は拭えない。一難去ってまた一難なのか、それともようやく叶った願いなのだろうか
どちらにせよ卯波にどうこうする元気も気力もなく、彼に項垂れかかるのみ* ]
(66) 2020/07/16(Thu) 20:14:34

【人】 曳山 雄吾

――1日目23時52分・オープンデッキ――
>>62>>63>>64

[膝下のハーフパンツに臙脂色のタンクトップという姿で、
夜の海面をふと見やる。
僅かに波打つたびに幾つもの波頭が月光を反射し煌めいていた。

手にした小瓶をくいと呷り、無音の甲板をそぞろ歩き。
視界の先に、黒い影のような姿>>63をふと認めた。

ごく小さな人影だった。
何者だろう、と思いつつ進む。

その内に、黒い姿の半ばほどの高さで
何か光が生まれ、そして消えた。]
(67) 2020/07/16(Thu) 20:21:22

【人】 曳山 雄吾

[ 徐々に暗さへ順応した夜目が、その何者かを判別する。

 表情がいくらか窺えた。
 もの思うような雰囲気。

 一足の距離を開け、声を掛ける。]


  どうした、雪菜。
  一人か。


[ その格好であれば、おそらく情事のあとということなのか。
 彼女の姉の姿がないのは納得がいくも、
 ではその吹雪はどうしているのだろうか。

 手摺に手を起き、夜の海をを一瞥する。
 返事を待つように雪菜の方へ首を向けた。]*
(68) 2020/07/16(Thu) 20:27:09
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a35) 2020/07/16(Thu) 20:29:59

【人】 花守 水葉

―2日目・バーにて―

[船内を特に意味なく歩き回った末、一人酒へと落ち着いていた。
性に奔放な男女の宴とはいえ、高級クルーズはサービスも万全。
水葉のような庶民は楽しまなきゃ損である。
カシスオレンジだったり、ブルーハワイだったり、目で楽しみ味も楽しみ。
『きれいな色のお酒』で出してくれるのだからサービス万全だ。

あ、サービスと言えば…]

(人、減ってるよね?)

[出航前と比べてクルーが何人か消えている気がするのは多分気のせいではないのだろう。]*
(69) 2020/07/16(Thu) 21:05:37

【人】 清浦 和人

[夜は部屋で過ごした。
本来の客である男には“丁寧に”お願いしたつもりだったが、同意してもらえなかったので夜中のうちに海水浴に行ってもらった。

お陰でそこそこいい部屋が手に入った。やはり寝るならベッドがいい。それと当面必要となる程度のキャッシュ。
“いい男”だった。

夜明けよりも少し早い時間に部屋を出た。
行く宛はなかったが。]
(70) 2020/07/16(Thu) 21:10:26

【人】 清浦 和人

[空と海が明るくなるころには男の姿はシアターにあった。大きなスクリーンに映し出されるのはずっと前に大ヒットした洋画。
密航者の男と金持ちお嬢様との恋の話。
実在した大型客船が氷山に衝突する。
そんな映画をここで流すのだからセレクトした担当者は趣味がいい。

それから太陽が真上に昇ると男は女を組み敷いていた。
そのころになるとこの船がどんな船かを完全に把握していた。
本当に極楽かもしれないと思いつつ、水平線に日が沈むまでセックスに明け暮れた。]
(71) 2020/07/16(Thu) 21:11:36

【人】 清浦 和人

[空に星が瞬くころに、昨夜海水浴に出した男が行方不明だと慌ただしく走るスタッフを目にした。

邪な笑みを浮かべる。

見つかるわけはない。
そいつはとっくに鱶の餌だ。
そして男は悠々と船内を闊歩する。
美味い酒を喉に流し込み、美味い飯を腹に収めて、カジノで金をすった。

そんな風に丸一日を自由に平穏に過ごした。]
(72) 2020/07/16(Thu) 21:12:06

【人】 清浦 和人

─ 二日目の深夜 ─

[寝床を失った男はデッキに備えられたベンチに体を横にして夜空を眺めていた。
静かにに時間が過ぎていく。

大きな船だけあってあまり揺れは感じない。

残された時間は後1日。
せっかく神様のくれた粋な計らいだ。
最後まで楽しませて貰おうと立ち上がるとデッキを後にした。

行く宛なんてない。
いつだって、そんなものはない。
思うがままに足の向くままに。]*
(73) 2020/07/16(Thu) 21:14:36
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a36) 2020/07/16(Thu) 22:12:28

【人】 天野 時雨

  
暴行の痕が見える女性と
  


[ 小さな声が、二文字だけ、聞こえた。>>66

 虚ろな視線でこちらを確認して、しかし頭を上げることも
 難しそうにこちらに項垂れもたれかかる女性。]


   しっかりしてください!


[ 支えの腕を伸ばして抱き抱える。
 意識は辛うじてあるようだが>>66
 視線は落ちていく。

 バスルームに連れて行くほうがいいのか
 ひとまずベッドまで運ぼうか、瞬間的に悩み。
 しかしこの人がどこから這うようにここまで来たのかを
 認識すればベッドはマズいのか。

 抱え上げたまま、浴室のバスタオルを片手で取る。
 そのままタオルは落として、そこへ彼女を下ろす。
 壁にもたれさせてからバスローブを前から羽織らせた。]
(74) 2020/07/16(Thu) 22:14:18

【人】 天野 時雨

   
   わかりますか、大丈夫ですか。


[ 囁くように、声をかける。
 反応はあるのだろうか。

 救急車を呼びますか、と言いかけて、ここが船上だと
 思い出せばちっ、と小さな舌打ちが出て。]


   スタッフに連絡しますね。
   医務室に行ったほうがいい。


[ そう言って、内線電話に手を伸ばそうと。]*
(75) 2020/07/16(Thu) 22:16:37

【人】 天野 時雨

  
日付けが変わったあたり
  


[ ほんの一途期だけ足を止めて、酒を。

 電話の先のスタッフは、きちんと吹雪を扱ってくれた
 だろうか。
 今更ながらそんなことを思う。
 まさかバスローブを着せてもらっているとは
 思ってもいないけれど。>>65

 手っ取り早く酔いたい。
 そう言うと、同じ職業のその人に差し出されたのは、
 ゴッドファーザー。

 ベースのウィスキーはラフロイグ。
 いい酒で、もちろん腕も良いのだろう。
 ピートの効いた香りがアマレットと重なり合い、
 喉を焼き尽くすように流れて、落ちる。

 思い出したように煙草を取り出そうとポケットを探れば、
 雪菜の忘れ物に手が触れる。

 琥珀色の酒を煽るように飲み干して、煙草に火を点けた。
 深く吸い込んで吐き出せば、紫煙が細く棚引いて。
 また口にしようと手を動かすと、指先の絆創膏が
 目に入って頭がぐらりとした。]

 
(76) 2020/07/16(Thu) 22:30:52

【人】 天野 時雨


[ 腕の良いバーテンダーに礼を言って。
 灰皿にぐにと押しつけて煙草の火を消すとまた歩き出す。

 目指すSランクの客室。
 301号室に、彼女はいるだろうか。

 呼び鈴を押す。
 応答が無くともしばらくはそのままで。]*
(77) 2020/07/16(Thu) 22:31:32
天野 時雨は、メモを貼った。
(a37) 2020/07/16(Thu) 22:34:45

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a38) 2020/07/16(Thu) 22:51:50

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


[>>65バスローブの柔らかな感触を肩に感じて
漸く自分が裸同然だと言うことに気付く。

それを恥ずかしいと思う気持ちはあれど
慌てる程の気力は今の吹雪には無かった。]

  ……おはよう。

  …………そう。

[会話をしていると、先程の物腰丁寧な口調から
少し、というか割と砕けた口調になっている気がしたが
なんとなくそちらの方が話していて気は楽だった。]

  ………………
うん


[男に言われた言葉に
吹雪は声を震わせて、小さく頷いた。
途端に涙が溢れてしまうのを
タオルケットを掴んで目元に押し当てる。

わっ、と泣き出さなかったのは
そんな元気も無かったからかもしれない。]*
(78) 2020/07/16(Thu) 23:00:15

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─
>>67>>68

  『?』

[その聞き慣れた声に振り返ると
暗い闇の中でも、分かりやすい体躯。
顔を見なくてもおおよその見当はつくし
実際その通りだった。

メッセージを返さなくてもやはり大丈夫だったみたい。]

  『姉さんはいい夢を見ているの。』

[一人か、という言葉を
姉はどうしたか?という意味だと捉え、そう返事をする。]

  『どう?楽しんでる?』

[送られたメッセージの通りの言葉を
雄吾にそのまま返した]*
(79) 2020/07/16(Thu) 23:06:38

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目から2日目 ─
>>77

[呼び鈴を押す背が見えた。]


  『天野さん、どうして置いて行ったんですか?』


[吹雪と、雪菜は声がよく似ている。

後ろから声を掛けられた時
天野はどちらだと思うだろうか。

振り返れば、楽しそうに笑う雪菜の姿を
捉えることになるけれど。

その瞳に、咎めるようなものは無かったはずだ。]*
(80) 2020/07/16(Thu) 23:12:02

【人】 曳山 雄吾

─ 1日目・オープンデッキ ─
>>79
 
[ 問いかけの二義性は把握していたから
 雪菜の返事にまずは一度頷いた。]

 あんまりだな。
 さっき飯食ってる時に3Pでもどうかと誘われたが。
 なんてことはない、当て馬の竿役だった。
 寝取られ趣味ってやつかな。今ごろ宜しくやってんだろう。

[ その前の相手――水葉については語らず。
 ただ、思い返して軽く口元を笑ませたかもしれない。]

 それで、お前は。いい夢見れてるのか?

[ 笑みを消して雪菜を見つめた。]*
(81) 2020/07/16(Thu) 23:14:07

【人】 卯波 慧

[ 彼はことのほか、優しく接してくれた。>74
まず抱きしめられ、裸だった身体はバスタオルを着せられて身を案じた言葉で気を遣ってくれている。

それは何気ない慰めではあったとしても絶望の淵に立っていた卯波にとっては嬉しさ以外何もなかった。

だからスタッフを呼ぶと言う彼に―――。 ]
(82) 2020/07/16(Thu) 23:15:32

【人】 卯波 慧



   だめ……


[ ―――気づけば受話器を外そうとするその手を掴んでいた。>>75 ]
(83) 2020/07/16(Thu) 23:16:17

【人】 卯波 慧

  あまり……
  事を大きくしたくないの……


[ 小さな声で伝える意思、本心でもある。
しかし嘘と言うにはあまりにも物騒な忘れものと言いつけ。 しかし一番動かした理由は突然現れた優しさが、今すぐに離れていきそうで怖かった。 ]
(84) 2020/07/16(Thu) 23:16:53

【人】 卯波 慧



  私ね……
  最期に素敵な人に抱かれたくて
  この船に乗ったんだ……
  なのに……酷い扱いを受けてさ……


[ 脳裏に浮かぶ最後の光景は泣き叫ぶ自分と嗤ったアイツ
 悔しくて涙が溢れ出す、見る目の無い自分、期待していた愚かな自分、欲に使われただけの馬鹿な自分 ]  


  このまま終わりたくない……


[ その強い反発が掴んだ手は受話器ではなく自分の胸へと運んでいく―――――。* ]
(85) 2020/07/16(Thu) 23:18:18
卯波 慧は、メモを貼った。
(a39) 2020/07/16(Thu) 23:20:42

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−204室内−

 [ どういう事情で彼女が眠ってしまったのか、
   知る由もないが、彼女は疲れ切っている。
   知らない男に、たとえクルーであっても、
   裸体を見られているのだから、
   普通なら、頬を赤らめたり、視線を晒したりするはず。

   しかし、彼女にはそんな気力もなさそうだった>>78 ]

  あぁあぁ……。…………泣けるなら、泣いとけ。
 
 [ 電話をかけた男と彼女の関係は、恋人ではない。
   しかし、彼女がここまで情緒不安定なのは、
   もしかして、といくつかの選択肢が出てきた。

   タオルケットを使って涙を拭く彼女。
   どうしたものかと思いながら、
   彼女の横に腰を下ろしてそっと抱きしめる。
   泣き止むまでなら、と
   落ち着かせるように彼女の頭を撫でながら、
   ただただ静かに時間が過ぎるのだった。  ]*
(86) 2020/07/16(Thu) 23:24:51

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


  『ふーん。
   あんまり。なのに
   思い出すと笑顔になるんですね?』

[>>81口元が笑みを浮かべたのを
暗い中、目敏く見つけると
雄吾の方に言葉を投げた。

何か他にいいことがあったのだろう。
何故それを言わないのかは、分からないが。]

  『うん、まぁまぁ。

   姉離れの時が来たんですかね、って。
   ちょっと寂しくなってましたが。』


[笑みを消した雄吾に
大したことないですよ、と言う。]*
(87) 2020/07/16(Thu) 23:34:55

【人】 天野 時雨


[ 受話器を持つ手を掴まれる。>>83
 驚いて、振り返れば、溢れ落ちる小さな声。

 事を大きくしたくない>>84
 そう言う女性に目を見開いて。

 なぜ、と問うより先に伝えられた彼女の言葉は>>85
 一言一言がこの豪華な客船にはあまりにも
 似つかわしくないものばかりで。]
(88) 2020/07/16(Thu) 23:42:35

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


[>>86涙を零していれば、男に抱きしめられる。
柔らかく、泣いているのを
優しく包んでくれるかのように。

髪の毛を撫でられながら
吹雪は手をゆっくりと男の背中の辺りに回し
弱々しく掴むと、その胸の中で嗚咽を漏らす。

見知らぬ男に、こんな姿を晒して
あまつさえ、胸に暖かいものを感じてしまう
自分の底浅さに少し嫌気が差した。

それでも誰かに頼りたくて
吹雪は男の優しさに甘えた。]

  …………。

[10分には行かないだろう。
けれど吹雪にとっては長い間涙を流していて
漸く顔を上げた時には目元が軽く腫れていたか。

手の甲でぐし、と涙を拭く。]

 ……ごめんなさい。
 ありがとう。

[鼻声になりながらもスタッフにお礼を言う。
漸く男の顔を見た気がした。]*
(89) 2020/07/16(Thu) 23:44:05

【人】 天野 時雨

   
  
最期。


[ その言葉がより、冷たい雨のように刺さる。
 受話器ごとその胸に運ばれて行く腕を、
 どうしても抵抗出来ず。

 そっと、反対の手を添えた。
 いつもはペラペラと薄い言葉が出る己の口から、
 彼女にかける言葉は出ない。]


   …シャワー、浴びましょうか。
   汚れてはいないですよ。
   身体が冷えたでしょう。
   立てますか。 


[ ようやく絞り出せばそう聞くけれど、やはり抱き上げて。
 彼女が嫌がらなければバスルームに入ろうか。]*
(90) 2020/07/16(Thu) 23:44:47

【人】 曳山 雄吾

─ 1日目・オープンデッキ ─
>>87

 その3Pの前は、楽しめた相手だったからな。
 丁度その相手とラウンジでしてた時、俺を見かけたんだと。

[ 雄吾を3Pに誘った相手とは、
 ラウンジ前>>1:73で見かけた赤いドレスの長身の女性だった。
 交渉に応じて女の連れを見れば、これも確かに覚えのある
 背の高い初老の男性。
 聞かれればざっとは話すが、それ以上は別に深く聞きたい話でもあるまい。]

 姉離れ?
 どっちかというと俺からは、吹雪の方が雪菜を必要に
 してるように見えていたがな。

[ そうであれば妹離れと言うべきだろう。
 ほとんどいつも吹雪と一緒に居たとは記憶しているが、
 さてそれが実際彼女の本心からだったのかは、
 むろん雄吾には理解の及ばぬ範囲であった。]

 それを、「いい夢」と。
 お前は言ったみたいに聞こえたんだが。*
(91) 2020/07/16(Thu) 23:47:35

【人】 天野 時雨

[ 後ろからかけられた声にびくりと背中が跳ねる。>>80

 どうして置いていったのか、と言う言葉から
 咄嗟に吹雪だと思った。
 けれど慌てて振り返れば、楽しげに笑う、
   
  
雪菜。

 ふぅ、と息を吐いた。
 己の吐息は酒の匂いがした。]
(92) 2020/07/16(Thu) 23:52:04

【人】 涼風 梨花

― 1日目・船内で ―

[たった一度の経験が、女を劇的に変えたわけじゃない。
夫と間違えて腕を掴んでしまった青年への誘いも、
独身時代であったり、健全なクルーズ船では普通の範疇。

ただ、以前と違うことがあるとすれば。
バーなどで酒を交わした先、の想像を巡らせることか。
此処では談笑して終わるという方が稀であろうから。]

 ──…そう、 それは大変ね。
 いいのよ、気にしな ……

[今は、の意味を女なりに考える。>>53
忘れ物が下着であることや、それを届けようとしている
などとはさすがに想像が巡らず、ていのいい
断り文句だろう、くらいに受け止めていた。>>54

まるで引き留めるように、手を取られるまでは。>>55
自然な動作で引き寄せる力には抗うはずもなく。]
(93) 2020/07/16(Thu) 23:54:14

【人】 天野 時雨


   …よかった、会えました。
   忘れ物、気付いて。


[ そう言って、一歩。
 彼女に近づいて。]
(94) 2020/07/16(Thu) 23:54:29

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


 『仲は良いですよ。
  こんな場所だから私がリードしてますけど
  本来、姉さんの方がずっと出来た人間なんです。』

[>>91確かに雄吾と会う時は
親戚の集まりだし、吹雪と一緒にいることは多かっただろう。
大学でもある程度つるんでいるけれど。

姉が私にべったり頼りきりと言うことはない。
私が姉に意図的に近くにいようとしてるのはあるけれど。]

 『姉は私よりも大抵の事はよく出来るのに
  男の人を見る目が無いんです。

  みんな、みんな。私に目移りする奴らばかり。
  
  みーんな、お姉に相応しくないんです。

  その意味で、良さそうな人を見つけたので
  寂しいけど、良い夢なんです。』

[くふくふ、と雪菜は笑う。]*
(95) 2020/07/17(Fri) 0:00:32
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a40) 2020/07/17(Fri) 0:02:05

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a41) 2020/07/17(Fri) 0:02:21

【人】 天野 時雨


   … 会いたくて。
   それとも雪菜さんは、俺が吹雪ちゃん抱いてるの見て
   下手クソでおまけに早いなぁって萎えた?


[ くつくつと笑って。]


   嫌なら、止めて。
   今なら帰るよ。

   吹雪ちゃんはスタッフに見張り頼んだ。
   起きた時、一人だとちょっとかわいそうだなって
   思ったから。
   手は出されてないと、思うけどね。

   やっぱり早く帰ったほうがいい?


[ 酒の力を借りて挑戦的な気持ちで、
 彼女を見下ろす。

 怒りをぶつけられれば嬉しいとさえ思うくらいに、
 
その瞳が欲しいと思って。
]*
(96) 2020/07/17(Fri) 0:02:37

【人】 涼風 梨花

 
 ふふ、……それは、どうかしら。
 なら明日はどう?
 そうね……、 これくらいの時間に、
 あそこのバーカウンターで待ち合わせましょう。

 来なくてもバチは当てないから、安心して?

[青年の囁きに、冗談めかして笑いながら重ねる誘い。
示すのは客室からほど近い場所。
女の名も告げず、青年の名を訊ねることもなく
部屋を指定しなかったのは、それが破られても仕方ない
程度の口約束に留めるためだ。

こんな船で、知人がいるのであれば。
明日の彼が、今日の彼と同じとは限らないから。
──女が、船に乗る前と今で変わったように。

了承の言葉を貰えればそれで十分と笑って、>>55
青年が何処へ向かうか確かめず、部屋へと戻った。]**
(97) 2020/07/17(Fri) 0:05:14
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a42) 2020/07/17(Fri) 0:09:32

【人】 双子 吹雪/雪菜


[天野の言葉を聞いた時
やっぱり雪菜は笑った。

あぁ。          ・・
まだまだお姉は私が居ないとダメだなぁって。]


  『────。』

[近づいた天野の服を掴む。
強く引っ張り、余程抵抗されなければ
雪菜はそのまま唇を重ねる。


雪菜の服は、>>62外に出た時の黒いベビードールで
屈み込んだ時に、その大きな胸の谷間も見えるだろう。
勿論意図的に。

この人が、私に釣られちゃう人で、良かったなぁ……
お姉は私が支えてあげないと、やっぱり、ダメだね。]

  
  『時雨さん』

[会いたいと言っていた割には
帰った方がいい?だとかなんだとか。
姉のことまで引き合いに出しながら
優柔不断なことを口にしてる。]
(98) 2020/07/17(Fri) 0:14:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『……会いたかったんでしょ?

   顔を見れば、それで終わり?』

[私は、そっと彼に寄りかかり
その顔を見上げながら、囁く。]
(99) 2020/07/17(Fri) 0:15:21

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 [ 腕の中にいる彼女は、あの風邪を引いた彼女に
   やはり似ている。
   しかし、1度寝たことがある以上、
   彼のことを認識しないのはおかしい。
   事あるごとに8番をオーダーしてきた彼女と、
   腕の中で泣いているかなじゃはやはり別人。
   
   そう認識して、大人しく彼女が泣き止むのを待った ]

  いや、別にいいんだけど…………
  あぁあ、……ちょっと待ってな。
流石に、そんな状態で会いたい男には会えないだろ


 [ 鼻声で話し出した彼女の目は泣きすぎによって
   真っ赤になった上に少し腫れていた。
   この後すぐ、
   この部屋の人間が帰ってくるとは限らないが、
   そんなことがあれば、面倒なことになる。
   それは避けなければ、と彼は一旦彼女と離れ
   シャワールームにあったはずの小さめのタオルを
   お湯で濡らし、しっかりと絞り戻ってくる  ]
(100) 2020/07/17(Fri) 0:21:30

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 とりあえず、これでもあてとけ。
 少しは腫れがおさまるはず。

 [ 年1くらいで看病したり慰めたりの役回りをするのは、
   運命なのかそれとも必然なのか。
   彼にはよくわからない。
   しかし、お礼を言えるくらいだから、
   彼女はまともな部類に入るだろう。
   程々に温かいタオルを彼女に渡して、
   彼は彼女にもう一度休むか、と問いかけるだろう ]*
(101) 2020/07/17(Fri) 0:22:02
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a43) 2020/07/17(Fri) 0:25:02

【人】 天野 時雨


[ 服を強く引かれ、唇が触れる。>>98
 別れた時とは違う、淫靡な様相から豊かな胸元が覗けば
 頭にかっと血が上った。

 噛み付くように、口付けを返す。]


   …なんつーかっこしてんの。


[ 唇を離して、伝える声は擦れて。]


   …だれかと、ヤッてた?


[ くっと笑いながら、彼女を見下ろす。]
(102) 2020/07/17(Fri) 0:25:43

【人】 曳山 雄吾

 ・ ・ ・
─ 2日目 午前零時・オープンデッキ ─
>>95

 本来出来た人間もクソもあるか。

 吹雪にふさわしい相手かどうかは
 お前が判定することじゃないだろう。
 吹雪が自分で決めることだ。

[ 頭の中で、怒りの導火線がジジッと音を立てていた。
 含む笑いを乗せた雪菜の口元、そして頬を見て。]

 雪菜に目移りする奴ら。
 それはお前からも、誘ったんだろうが?

 だから、姉離れということか。

[ ふと一息大きく吐く。]
 
 お前は 、それを良い夢だって思うのか。
 姉にあてがう相手を妹が、探して、選んで、判定してた。

 それを吹雪が知ったとして、喜ぶと思ってんのか。
(103) 2020/07/17(Fri) 0:35:04

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−2日目−

  かちょぉ……昨日だけでオーダーきすぎ。

『ざまぁみやがれ』

  …………はいはい、おがんどきますから。

『拝むな。お前が拝むと……』

 [ 何があるのか、と聞く前に電話が鳴り響いた。
   上司は顔を引きつらせて、その電話をとる。
   何度か、よそ行きの声で応答をしたのち、
   受話器を置いて彼は立ち上がった。

   目の前の彼の顔が死んだ気がする  ]
(104) 2020/07/17(Fri) 0:36:49

【人】 クルー 御子柴 詠斗


『後で覚えとけよ……』

  あはーん。……じゃぁ、電話番しとくんで。

『2時間は動くなよ。交代の時間までは』

  オーダー入らなきゃ、うごかねぇな。

 [ 彼はクスクスと笑いながら、
   上司が座っていた場所に腰を下ろす。
   昨日だけで、8番オーダーが2件。
   その他オーダー5件。
   小遣いがもらえる可能性もある8番はいい。
   その他オーダーが、まぁおかしかった。
   
   2日目。3日目の夕方には神戸の港に着港。
   故に、時間配分に気をつけ始める人間も多くなる ]

 みんな、オーダーなんてかけんなよ……
 かけるなら他のやつにしろ…………

 [ そう願いながら、彼は仕事用の携帯をいじり始めた ]*
(105) 2020/07/17(Fri) 0:37:11

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


  ごめん……。

[>>100>>101無様な醜態を晒していることを再度確認し。
男にフォローされていることを申し訳なく思う。

渡された温かいタオルを目に当てると
じわじわと泣き疲れが溶け出していくかのよう。
幾らか当てて、離して、また当てて。

少しは目の腫れも引いたかもしれない。]


  ……休むわ。

[御子柴の問いかけには素直に頷く。
身体の疲れは眠ったことで幾らか取れていたが
精神的な疲労があった。

大人しくベッドに入ろうとして
……動きを止める。]
(106) 2020/07/17(Fri) 0:38:01

【人】 双子 吹雪/雪菜


  …………御子柴さんに

  抱いて欲しい、って言ったら……

  …………嫌かな?


[不安そうな瞳で、その男の方を見る。

女なりの理屈はある。
けれど弱った状態なのも確かだ。
どう答えるかは、優しい男の反応を待つ。]*
(107) 2020/07/17(Fri) 0:38:13

【人】 曳山 雄吾

 
 もひとつ、言わせろ。
 聞いたら勝手に何処へでも行け。最後の審判でも何でもな。

[ ぐいと、カーディガンの襟首を掴むようにして。
 雪菜が身を引けば、容易に躱すことは出来るだろうが。]

        ・ ・ ・
 雪菜。 おまえはどうなる。

 おまえを心底欲しがるやつが目の前に居たら?
 一体どうやって、その判定を下すつもりだ。

[ 怒気を孕んだ目つき。
 じっと雪菜の瞳を捉えて、睨みつけてた。
 それは彼女がもし去ってしまったとしても、
 尚、しばらくの間続いていただろう]**
(108) 2020/07/17(Fri) 0:40:23
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a44) 2020/07/17(Fri) 0:49:13

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


 『正論ですね。
  でも私は納得して動いてるんです。
         ・・・・
  お気遣いなく、おじさま。』

[>>103雄吾の言葉は
そうなんだろうなぁ、と思うけれど
それ以上雪菜の心を揺らす事はない。

それを咎め、心を揺らすことが出来るとしたら
姉の、吹雪だけだろうから。]


[>>108カーディガンを掴まれれば
服だけがよく伸びて、やや腕も持ち上がるか。

何を聞くんだろう、と思いながら。]
(109) 2020/07/17(Fri) 0:58:46

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 謝るようなことはされてないから、いいんだよ。

 [ 大人しそうな彼女は、
   感謝の代わりに謝罪の一言を口にする。
   これまでにも、ここに来て別れたカップルを
   見たことがあって、その介抱をした経験はある。
   つまり、泣いているところを見たところで、
   そこまで引いたりもしない。

   彼女は、彼の問いに休むと答えた。
   そうと決まれば、立ち上がって彼女がベッドの中に
   収まっていくのを見つめているだろう。
   と思った矢先に、彼女は言った。

“抱いてほしいと言ったら嫌か”


   別に、望まれるなら叶えるだけだが、
   今の彼女を抱いたところで、
   頭の中は御子柴詠斗という人間ではなく、
   アマノ、という他の誰かで埋まっているだろう ]
(110) 2020/07/17(Fri) 0:59:16

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『そんな物好きが居たら考えますけど。

  私と寝た人の言葉は信用しませんよ?

  睦言がどれだけ嘘偽りに塗れているのか
  私自身が一番よく知ってるので。』

[>>108私と夜を共にしない人間の言葉であれば、あるいは。
ただ、雄吾が聞いているのは
そう言うことじゃない気がした。

でも私はそれ以上会話を続ける気はなかった。

だって、雄吾は怒ったけれど
ちゃんとお姉、吹雪には相応しい相手が現れたんだもの。

私の誘いに乗らずに、お姉を抱いてくれた人。]


[掴まれたカーディガンを引っ張って
破けてしまえばそれでも構わない。

雄吾から離れるとそのまま船内に戻り
自分の部屋に向かっただろう。>>80
力づくで止められるなら、近くのスタッフを呼んで
対応してもらう。

そのまま潮風を背に受けながら
別れることができたはずだ。]*
(111) 2020/07/17(Fri) 0:59:33

【人】 クルー 御子柴 詠斗


  今の状態のお嬢さんは抱けないな。
  ……添い寝くらいなら、してやれるけど。

 [ 彼とてひとりの男。
   梨花のように彼だけを求めている人間には、
   しっかりと尽くすし、愛したい。
   しかし、上の空でいるのなら、
   流石にごめんだ。虚しいにも程がある。

   彼女が、添い寝でもいいから、と言うなら
   その時は喜んで彼女が眠るまでそばにいよう。
   それでも、彼女がせがむのなら、
   まずは口づけをしながら彼女を寝かせよう。
   そんなことを思いながら、
   彼は彼女に真っ直ぐな視線を送った。  ]*
(112) 2020/07/17(Fri) 0:59:51

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 吹雪と雪菜の部屋 ─

  『勿論、シていましたよ?

   誰かさんより、おっきくて、早くなくて
   上手で、体力もあって。

   顔は、誰かさんの方が良かったけど。』

[>>102天野の言葉には
挑発するように、他の男の話をする。]
(113) 2020/07/17(Fri) 1:10:45

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・204室 ─


  ………………ごめんなさい。

[>>112男の言葉を受けて
吹雪は自分の発言の非礼を謝る。
当然の話であるし、怒らないだけでも
彼は立派な人間だと思う。]

  ……わたし、吹雪って言います。
  
  ……服、ありがとうございます。
  涙も……助かりました。


[頭を下げるのは、今度はお礼を言うために。
そして、わたしはもう一度だけ
ぎゅう、と彼を抱きしめると。

いち、に、さん、とゆっくり時間を数えて
それから離れた。

布団の中に入り、目だけを彼にやって。]


  おやすみなさい、御子柴さん。

[そうして瞳を閉じて
吹雪はもう一度疲れた精神を休めようと
眠りにつくのだった。]*
(114) 2020/07/17(Fri) 1:17:24

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 また謝った…………。
 またここに来ることがあって、
 他の男のことを考えてなかったら、
 たっぷり可愛がってやるから。
 …………気になる男がいるなら、
 ここに来るのはやめておきな。
辛くなる。


 「 また、謝られた。
   彼女はもしかしたら、
   相手に好意を持っていたのかもしれない。
   なら、こんなところにいるのは、
   全く勧められない。
   こんなところで芽生えた恋愛が
   ずっと続く保証なんてないから。  ]

  吹雪ちゃん、ね。
  詠斗。…………8番さん、って今度は呼んで。
  あだ名だから。

 [ ダジャレ、と言われればくしゃくしゃと
   彼女の髪を撫でてしまうかもしれないが、
   名前を教えてくれた彼女に、
   彼も優しい声で名前を教える。

   彼女が、寝る直前に抱きしめてきても、
   彼は何も言わずに、そっと髪を撫でよう。
   それが、3分くらいかかっても、
   落ち着いて、彼女の様子を確かめる。  ]
(115) 2020/07/17(Fri) 1:33:23

【人】 クルー 御子柴 詠斗

  …………おやすみ、吹雪ちゃん。

  今度会うことがあるなら、
            俺だけを見てくれな。

 [ ちらりと彼の方を向いた視線。
   ふっと笑い、彼は瞳を閉じた彼女の唇に
   軽く唇を重ねて、最後に額に口づけを落とせば、
   寝息を立てる彼女を少し眺めて、
   因縁の部屋から退散するだろう  ]*
(116) 2020/07/17(Fri) 1:34:11
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a45) 2020/07/17(Fri) 1:35:36

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・204室 ─


[吹雪が御子柴を誘って確かめたかったのは
自分は抱かれた男を好きになっただけなのでは
ないかと言う疑問のため。

御子柴に抱かれて
胸の内が暖かくなるようなら
それは錯覚なのだと、気付けたから。

それも、小さな頭で考えた
机上の空論でしか無かったかもしれないが。]
(117) 2020/07/17(Fri) 1:50:00

【人】 双子 吹雪/雪菜

 
  エイト…………

  ふふ…………駄洒落じゃないの。

  分かったわ、ハチばんさん。

[その時、男が来てから初めて吹雪は笑った。
駄洒落と言ったら、髪をくしゃくしゃとされたので
頬を膨らませて、ちょっと怒ったフリ。]


  …………分かった。約束するわ。

      ハチばん、さん。

[瞳を閉じて眠りに落ちる前に
柔らかな唇の感触を覚えた。

その口付けは心を昂らせる事はなく
きっと親にされたお休みのキスのように
心を落ち着かせるものだっただろう。

私は心を安らげながら眠ることが出来たのだった。]**
(118) 2020/07/17(Fri) 1:50:45

【人】 天野 時雨


   マジかよ。
   それは悪かったな。


[ 挑発を耳にすれば>>113、ぶははと笑う。]


   殺してやりてぇな。


[ 笑いは止まぬまま、彼女を見下ろして。
 尚も見下ろせば、
 同じように笑って返される、言葉。]
(119) 2020/07/17(Fri) 6:01:41

【人】 天野 時雨


   帰るわ。
   ブラジャー、返したからな。


[ その瞳の奥にある何かの意味が、
 掴み取れない己は心底バカだなぁと笑う。

 吹雪の元に帰る。
 雪菜の一番望むことと、
 雪菜が一番嫌がることの、

 両方が、そうならいい、と思って。


 ポケットから取り出した下着を彼女に渡す。
 それから、さもすればふらつきそうになる足で背を向けて、
 歩き出そうか。]
(120) 2020/07/17(Fri) 6:05:01

【人】 天野 時雨

  
しばらく後の話
  


[ かちゃり。
 オートロックはまた大きく響く。
 ドアを開ければこちらに向かうスタッフに気づいて
 どきりとした。>>116

 会釈して。]


   すみません。
   遅くなりました。


[と唸るように。

 彼がここにいるのだから、吹雪は寝ているのだろうか。
 彼等のやり取りなど、知る由もなく。

 彼が何かを話せばいくらか言葉を交わして。
 そうでなければ、そのままベッドを覗き。

 泥のように纏わり付く疲労感に耐えきれず、眠りにつく。
 吹雪に触れることもせず。
 瞼の腫れにも気づかないまま。]
(121) 2020/07/17(Fri) 6:08:08

【人】 天野 時雨

[ 目覚めた時に、吹雪はまだ隣にいただろうか。
 居れば、昨夜の無礼を詫びて。
 居なければ、そのまま浴室でシャワーを浴びて
 また少しだけ眠る。

 起きて頭に浮かぶのは、約束>>97
 旅の終わりは近づいて。]**
(122) 2020/07/17(Fri) 6:10:04

【人】 曳山 雄吾


 
――2日目 22時30分・船内カジノ ー


 
(123) 2020/07/17(Fri) 6:38:04

【人】 天野 時雨

  
二日目の夜・バーカウンターで
  


[ 昨日から、流れる時間の速さや、目まぐるしく変わる
 自身を取り巻く環境に若干取り残されるようで、
 睡眠不足も相まって頭はぼんやりとしていた。

 さっきまで、別の場所で、やや年上の女に声をかけられて
 誘われるままに寝ていた。
 綺麗な顔が歪むのを見るのは堪らない、と、
 いつだか耳にした言葉と同じように揶揄られて。
 特にら抵抗することもなく、そう言うご趣味を受け入れれば
 嬉しそうに楽しむその女を見たとて、
 到底己が満たされることなどなく。
 身体中につけられた傷だけがヒリヒリと啼いた。

 胃の中のものも何度か吐き出したために、
 空の臓物にアルコールが染みて。
 食わないとな、と思っては、出された果物を
 無理矢理押しこんでまた吐き気に襲われて。

 昨日の女性はそこにいるのだろうか。
 別に来なくても気にしないのだけれど。

 
  
あぁ、とふと。
 まだ出港前に見かけた、兄貴のようなあの人の
 背中が頭に浮かぶ。

 あの人は何してんのかな、と呟いて小さく笑った。]*
(124) 2020/07/17(Fri) 7:02:01

【人】 曳山 雄吾

 
   オールイン。

[ ここ数時間、雄吾が発する言葉といえばそれのみだった。

 ホールデムのテーブル。
 客は入れ替りつつ三人から六人。
 オールインとドロップの二つしか選択肢が無いような荒れたプレイ。

 大半のケースは配られた二枚を見て手を伏せるのみ。
 無言のまま勝負から下りる。

 発声はディーラーボタンが数巡する間に一度あるか。
 手元のチップ全てを前へ押し出す度、その全てに勝った。

 同席者はすぐに呑み込む。
 オールインと聞こえたらすぐ下りてしまえば良いと。]
(125) 2020/07/17(Fri) 7:04:39

【人】 曳山 雄吾

[ そうして同席者がショウダウンを避けるようになれば、
 雄吾か勝負に向かう頻度は増えていく。

 露骨な変化に怪しみつつも下りる客、
 確かめようとコールする客。

 当然、手元全部を賭ければ雄吾に他の選択肢は無くなる。
 カードが開かれれば互いに役無しのままであってさえ、
 カードの強弱は雄吾が勝った。

 にこりともせずチップの山を眺め、
 雄吾は再び沈黙に戻る。

 ディーラーボタンが巡るたび、徐々にチップは減っていくが
 それだけで削りきられる程に少なくはない。

 ただ配られた手札を眺めて伏せる。
 テーブルに一人欠けたようなプレイが続いた。]**
(126) 2020/07/17(Fri) 7:15:32

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−204から退散する時−

 [ この後はどうしようかと考えながら、
   少しだけ乱れた服を整えて
   部屋の扉に向かっていると宿主が、帰ってきた。
   御子柴とそう歳は変わらないであろう赤髪。

   アマノ、と吹雪が言っていた人物なのだろうと
   彼は思う。

   “遅くなりました”

   遅すぎる、とも言いたい。
   しかし、そんなことを言っても面白くはないので
   彼は意味深な笑みを浮かべ、呟いた  ]
(127) 2020/07/17(Fri) 7:19:14

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 確かに、彼女は泣いた。とても女性らしく。
   しかし、この場において”なく”と聞けば
   また違う発想さえ出てくるだろう。
   彼がその後どう言った対応をとるのか、
   彼には関係ない。
   ただ、こういうこともやらないと
   204は介抱部屋と錯覚しかねない。
   
   気が済んだ彼は、
   宿主が部屋に入った後で、
   もう1度丁寧なお辞儀をして
   その部屋を出て行こうか  ]*
(128) 2020/07/17(Fri) 7:20:14

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『…………ぇ』

[>>120その言葉を聞いた時
雪菜は分かりやすく動揺を見せただろう。

これからのことを考えていた。
天野とどう夜を過ごそうかとか
寝た後に、姉の元に帰ってあげて慰めてあげないと、とか。

服に絡めた指先が
するりと解かれて、男が離れていくなど
想定もしていなかった。

ぽかん、として
男が去っていくのをずっと見つめていた。
角に消えて、見えなくなった辺りで
雪菜はふるふると震え、顔を赤くして。]


  『もぉー!なんなのよぉ!』


[姉と似た口調で──子供心に姉よりも大人びて見えたいと背伸びして丁寧に話すようになった──
カーディガンの裾を掴みながら
幼い子供の癇癪のように、廊下に響き渡る声で叫んだ。]**
(129) 2020/07/17(Fri) 7:38:05
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a46) 2020/07/17(Fri) 7:39:15

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−2日目・バック−

 [ オーダーはいくつかあった。
   人間指定の、オーダーばかり。
   お陰様で、行かずに済んだ。

   電話をしてきた人間の声は勿論老若男女。
   この船に乗っていると何度も、

      マジで?

   と呟くタイミングがある  ]

 204は、なんとかやってんのか……

 [ パソコンの情報欄を見て、
   特に何もないのを確認すると、
   204で起こったことの色々を思い出していく。
   介抱したふたりは、背丈こそ違ったが、
   声色はよく似ていた。

   もし、姉妹だと聞かされたら、
   多分彼は性に貪欲な小さい方にまた会ったときに
   「姉ちゃん泣いてたぞ」っていうのかもしれないが、
   それは起こらない事案。
   姉妹揃って、人の繋ぎ方をしらないのかと
   若干憐む方が現実的。  ]
(130) 2020/07/17(Fri) 7:49:08

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ でも、彼はそれぞれ手を出すわけでもなく、
   寝るように介抱しただけ。
   吹雪に関していえば、添い寝さえもなく。
   最後の最後に、アマノへ落とした爆弾が
   どうなったのか、興味もない。
   他人のプライベートに足を踏み入れるほど、
   彼も馬鹿ではない。それがもし、
   彼に関わってくるのなら、喜んで対応しよう ]

  ルームサービスでございます。
      いかがなさいましたか?

 [ くすくすと小さく笑っていた声を抑え、
   外向きの声でコールをとった。
   そのオーダーは、誰からだろうか。
   そして、望むものはなんだろうか。
   介抱は任されたくないな、と
   心なしに思いながら電話の相手に耳を傾ける。

   ふと、レコードに
   “S室フロアにて『なんなのよぉ!』と叫ぶ女性あり”
   なんて書いてあるのを見て笑いそうになったのは、
   正直勘弁してほしい。
   叫んだ相手は知らないが、どんまい、と
   声をかけたくなってしまった。  ]*
(131) 2020/07/17(Fri) 7:51:51

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 目が覚めたとき ─

[>>121それは4時か、5時頃の早朝。
目が覚めた時に吹雪は一人で居るものだと思っていた。

>>122だから天野の姿を見つけた時
驚きはしたけれど、喜びは抑圧される。

「ここに来るのはやめておきな」>>115

おそらくこの船に最も精通するスタッフ達の
一人に言われたこと。

ここで一喜一憂しても
きっと疲れるだけだ。

少し離れて眠る天野の額にそっと口づけを。
良い夢が見られますように、と。

バスローブを羽織りながら
自分の服を手の中に抱え込み
吹雪は出来るだけ音を立てずに部屋を出て行った。

自室に帰れば
妹の雪菜は、青と白のジェラピケを着て
すぅ、すぅと寝息を立てている。

ソファには黒の、なんだか凄い下着があるけれど
こんなの持ってたかしら。
(132) 2020/07/17(Fri) 8:05:54

【人】 双子 吹雪/雪菜



[妹の前髪をあげて、そのおでこに
口付けを落とす。おまじない。

そうして彼女の隣に入ろうとして
ふと、何時かなと携帯を見るとメッセージが>>41
はとこの雄吾が居たなんて知らない吹雪は
何故知ってるんだろうと、目をぐるぐるさせて
はとこ相手に赤裸々な事情を話すことは出来ないと
そのメッセージは無視をすることにした。

忘れるように、布団に入り込み
雪菜の方を向きながら、もう少し眠ることにした。]**
(133) 2020/07/17(Fri) 8:09:16

【人】 天野 時雨

  
二日目 朝の話
  


[ 目覚めは最悪だった。>>122
 やはりと言うか案の定と言うか、隣に吹雪の姿は無く。
 彼女が何を思い部屋を出たのかなど知る由もないが>>128
 ギリと胸が痛むと同時に、
 ほっとする自分に気付いて吐き気がする。

 昨夜のことを思い出していた。
 帰る、と言った時の、雪菜の顔。
 思い出せばくつくつと笑いが込み上げるけれど
 正解だったのかは未だ分からないまま。
 背後で、姉妹でよく似たなにかを叫ぶような声が
 聞こえたような気がしたけれど>>129
 触れる手が無ければ振り返ることも出来ない。]
(134) 2020/07/17(Fri) 8:44:21

【人】 天野 時雨

[ それから、去り際にスタッフの男から
 かけられた、言葉。>>128
 それには少しだけ目を見張るだけで、
 詰問することもせずに。


 いつだって、己は臆病で、卑怯で。
 ここに来る前となにも変わらない。

 瞬間的に込み上げる嘔吐間に、バスルームへ駆け込む。]

 吐瀉物を水で流して、呼吸を整えて、
 震える腕を抑えてなんとか身体を立て直せば
 ふらりと部屋を出る。

 目に入る、人差し指の絆創膏を毟り取って捨てた。]**
(135) 2020/07/17(Fri) 8:48:13
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a47) 2020/07/17(Fri) 8:58:43

【人】 涼風 梨花

─ 2日目 ─

[あれから、女はマイペースに
普段と変わらぬ船旅を楽しんでいた。
空腹を感じればレストランで食事して、酒を飲み
広々としたスイートルームで読書に耽る。

御子柴からの"言いつけ"を律儀に守っているわけではない。
何度か声を掛けられたが、そのどれもが
女の求める基準を満たさなかったのだ。
セックスできれば何処の誰でもいいなら、わざわざ大枚叩いて
船旅になどでない。

いっそ、このまま何事もなく終わるのもありだろうか。
それはそれで勿体ない気もした。]

 こんばんは、……来てくれたのね。
 それとも別の誰かを待ってた?

[軽い口約束を交わした時間と場所。>>124
佇む背中はやはり夫とよく似ている上に、どことなく
哀愁や疲弊が見れるそれに自然と胸がきゅ、と詰まる。

昨日とは違うワンピースの裾を潮風に揺らし、
柔らかな調子で声をかけて。]
(136) 2020/07/17(Fri) 9:37:43

【人】 涼風 梨花

 
 ……御馳走するのはお酒以外が良さそうかしら。
 あれから何かあった?

[青年の顔色が見るからに不調を訴えていたなら
少しだけ眉を潜めるも、隣に腰掛け、
表情を覗き込むように首を傾げて、青年の言葉を待った。]**
(137) 2020/07/17(Fri) 9:43:03
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a48) 2020/07/17(Fri) 9:44:29

天野 時雨は、メモを貼った。
(a49) 2020/07/17(Fri) 9:55:34

天野 時雨は、メモを貼った。
(a50) 2020/07/17(Fri) 10:15:33

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 2日目・S室 ─


  『お姉、風邪!?』

[雪菜は驚いた顔をして
姉の顔をまじまじと見ていた。

姉の姿は普段と変わりないし、触った感じも熱はないのだが

こほ、こほ、と咳き込んでいるところを見ると
どうやら軽い風邪みたい。]
(138) 2020/07/17(Fri) 11:52:10

【人】 双子 吹雪/雪菜


  うん。
  だから、わたしは寝てるね。

[姉は口元を覆って
なんだか具合悪そうな顔をしてる。

だから雪菜は、看病しますよ、と言ったけれど
移すと悪いから、と
部屋の外に追い出されそうになる。]
(139) 2020/07/17(Fri) 11:52:35

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『お、お姉、ほんとに大丈夫……?

  何かあったら、クルーの人達……
  あ、8番メニュ』
(140) 2020/07/17(Fri) 11:53:17

【人】 双子 吹雪/雪菜

 

  はいはい、早く行きなさいっ……!


[吹雪は、ぐーっと妹の背中を押して
部屋の外に出す。

がちゃ、とオートロックがかかり
吹雪は、ふぅ、と一息つく。

元に戻り、それからテレビをつけて音を出す。
バルコニーの方に出て、潮風を受けながら
青い大海原を見て、物思いにふける。

実際のところ、吹雪は風邪をひいていない。
ただこのパーティに参加するのが
少し疲れたから、今は休憩してるのだった。

向いてないんだろうな。

そんな思いも
青い海と、空を見つめていれば
ゆっくりとだけれど小さな雲のように霧散して行った。]*
(141) 2020/07/17(Fri) 11:54:38

【人】 卯波 慧

[ コクリ卯波は頷く、汚れていないわけがないけれど、そう言って貰えたことは嬉しく、それ以上に綺麗にしなければならないと思った。 ]


  わ……
  あ、ありがと……
  


[ シャワールームまでたいした距離でも無いと言うのに抱きあげられてびっくりする。虚ろに漂っていた瞳は今はどんぐりのようなキョトンとした色に変わり、シャワールームへと運ばれていく ]

   え、と
   すぐ洗いますから、待っててください。


[ さすがに掻き出すところなんて見せられない、降ろしてもらい少し照れた紅さで彼を見上げて促すけれど、彼はどうするのだろう* ]
(142) 2020/07/17(Fri) 12:27:41
卯波 慧は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/17(Fri) 12:28:57

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a52) 2020/07/17(Fri) 12:31:15

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a53) 2020/07/17(Fri) 12:55:54

【人】 天野 時雨

[ ふわり、空気が揺らぐ。
 重怠く視線を上げた先に、ワンピースの裾>>136
 かけられた言葉に、ようやく微笑みを浮かべて。]


   こんばんは。
   …いいえ、もちろん一人ですよ。
   昨日、素敵な方と約束をしたので。


[ 隣に腰掛けた初対面の女性にすら案じる言葉を
 かけられて、自身の酷い様に苦笑いする。
 美しくて、優しい女性のようだと思えば、
 ふ、と身体の力が抜けて。]


   すみません、大丈夫です。
   昨日は、あれから…
(143) 2020/07/17(Fri) 17:02:21

【人】 天野 時雨


[ 言いかけて、言葉を止めた。]


   …いや、さっきまで捕まってた女性なんですけど、
   ちょっと特殊なプレイがお好みだったようで…
   がっつり甚振られてました。


[ にへらと笑った。
 女性の反応はどうだっただろうか。
 その表情を見ながら、言葉を続ける。]


   こちらが無礼をしましたので、
   女性に奢って頂くわけにはいかないですね。
   
  
なにが良いですか?


[ 身体を傾けて、耳元に近づいて。
 嫌がる様子が無ければ、そっと囁こうか。]*
(144) 2020/07/17(Fri) 17:05:10
卯波 慧は、メモを貼った。
(a54) 2020/07/17(Fri) 17:56:50

【人】 涼風 梨花

― 2日目 バーカウンターで ─

[昨日、声をかけた時もどこか気がそぞろに思えたが
今の彼はどこか悲愴さえ漂っている。>>143

あれから。
確か知人に忘れ物を届けると言っていた。
言葉を濁す理由にいくつか予想はつくけれど
たとえばそれが官能的であったり心浮くことなら
こんな表情で酒を呷るのは考えにくく。

口が閉ざされるなら、それ以上を問いはしない。
赤の他人だから聞けることもあれば、逆も然りだ。]

 ……昨日も思ったけれど、口が上手いのね。
 こういうところでの遊びには慣れているの?

[代わりに、甘いかんばぜに似合いの世辞に、
緩い笑みを浮かべて、隣へと腰かけ。]
(145) 2020/07/17(Fri) 18:00:58
天野 時雨は、メモを貼った。
(a55) 2020/07/17(Fri) 18:08:03

【人】 涼風 梨花

[続く、航海中のひとときについて、
あまりにも平然と宣うものだから、きょとりとした顔で。]

 いたぶ、……そ、 そう。
 色んな嗜好があるものね……。

 あなたもそういうのがお好み?

[ややの動揺を交え、思わず視線が身体へと向く。
これもプレイの一環でついた傷だろうかと、>>135
塞がってはいるがまだ新しい人差し指の咬み傷を見詰め。

触れていいのか惑うような白指が、彼の手元を這い。]

 ふふ……そう? まだ何もされていないけど
 なら、お言葉に甘えようかしら

 ジンライムを ……。

[あなたは、と問う声は不自然に途切れる。
代わりに、寄り添う体温に合わせ唇の端をあげて。]
(146) 2020/07/17(Fri) 18:18:00

【人】 天野 時雨

  
未明・ 女性の部屋
  


   あ、良かったぁ。
   多少はしっかりしてきたみたいですね。
   良かった。

[ 虚だった彼女の瞳に少しずつ色が戻る様子が見えて、
 言葉も聞こえれば>>142、ほーーーっと息を吐いて。
 改めて彼女の乱れた様子を目の当たりにすれば、
 腕の中に大人しく抱かれたその人から
 慌てて目を逸らす。]


   あぁぁごめんなさい。
   マジで死んじゃうかとびびってました。


[ 宙に浮かせた視線を行処なく彷徨わせながら笑って言う。
 続いた言葉にはちょっと戸惑って、]


   一人で大丈夫ですか?
   なら良かった。
   気をつけてくださいね。


[ そう伝えて、そっと彼女をバスルームに下ろす。
 大丈夫そうなら、このまま部屋を出ようと思って。
 さすがに明らかにただ事でない彼女を心配するだけ。]*
(147) 2020/07/17(Fri) 18:18:05
天野 時雨は、メモを貼った。
(a56) 2020/07/17(Fri) 18:23:08

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a57) 2020/07/17(Fri) 18:28:09

【人】 涼風 梨花

[ひそり、言葉を返せば女からの距離も近く。
避けられなければ傷口こそ避けるが、
手入れの行き届いた掌に軽く重なるかもしれない。]

 私たち、仲良くなれるかしら?
 ……なんて。まだ名前も聞いてなかったわね。
 まだこういう所での振舞いに慣れてなくて。

 梨花、よ。 あなたは?

[求められた問いに正しく返せたかはさておき。
オーダーした酒が手元に届けば、グラスを掲げよう。]**
(148) 2020/07/17(Fri) 18:33:04

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 2日目・お昼 ─

[鮮やかな青色のマキシワンピを着て
厚底のサンダルを履きながら
ゆったりと船内を歩いていた。

そこはプールが遠くに見える場所だったか

部屋を追い出され初めは困惑していたが
徐々に気分も元に戻り
催しを楽しもうと、雪菜は相手を探していた。

その時にスーツ姿の男を見かける。
>>71まだ男は一人だったと思う。

どこかで見かけた気がして
その男に近づいていけば、横合から声をかけた。]


  『お一人ですか、お兄さん』

[ワンピース姿の雪菜は男─ 清浦 和人 ─に
声をかけるか。]*
(149) 2020/07/17(Fri) 18:45:20
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a58) 2020/07/17(Fri) 18:46:40

【人】 卯波 慧

  

  ええ……
  あなたがいるうちはたぶん…
  シャワーくらいは一人で浴びたいの
  ごめんなさいね…


[ バスルームから彼に出ていって貰い、卯波は汚れた身体を洗い始める。
汗に塗れた身体、なまなましくこびりついた性行の臭い、そして夥しい量の白濁液。 ]


  ……もう……消えてよ……


[ バスチェアに座りシャワーを浴びる中、頭を抱えて何度も掻きむしる、トラウマのように脳裏に浮かぶ悔しさ、強くなるほどに上書きを求めてしまう。
こんな惨めな結末で終われないと。 ]


  ………綺麗になったよ?
  待たせちゃったかな?


[ 新しいタオルに身を包み、シャワー室を出るけれど、彼は部屋を後にしたのだろうか

いれば卯波は普通に性行を求めるし、いなければた諦めるだけ。
追いかける元気など残ってはいない* ]
(150) 2020/07/17(Fri) 19:11:58

【人】 卯波 慧

――二日目 レストラン昼――

[ どんなときでもお腹は減る、浮かない顔でレストランへと向かい、簡単に昼食をとっていく。

服も着替え今は白地のシャツにデニムの上着はそのままにボトムもデニムパンツで揃えた。
これでいつもの調子ならば言うことなしなのたが、ため息ばかり続いてしまう*]
(151) 2020/07/17(Fri) 19:24:01
卯波 慧は、メモを貼った。
(a59) 2020/07/17(Fri) 19:28:55

【人】 清浦 和人

─ 二日目・昼 ─ >>149

[突然声をかけられた。
青いワンピースの小さな女の子。
少なくとも男の目には成人しているようには見えなかったが、その少女に鼻で笑って答える。]


  二人に見えるなら眼科に行け。
  三人に見えるならカウンセリングを受けてこい。


[カウンセリングなんて何百回受けても無駄と知ってはいるが。]


  なんだ?迷子か?
  この船にもお前みたいなガキが乗ってるのか。


[完全に子供扱いしたところで、それなりに集めた情報を思い出す。

『このクルーズ船は
 18歳未満の乗船を認めていない、珍しい旅客船。』]


  …………これで18より上だって?


[足を止め、訝しそうに“少女“を見つめた。]
(152) 2020/07/17(Fri) 19:40:42
清浦 和人は、メモを貼った。
(a60) 2020/07/17(Fri) 20:03:30

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 2日目・昼 ─

  『迷子……ぷっ、あは。
   こんなところで、ですか?』

[>>152男の言葉は、慣れてないのだろう
あぁ、初めてなのかな、なんて頭の中で勝手に考える。
子供がこの船に居るはずもない。]

  『今年で20なので
   そう年齢について胸を張れるものでは無いですが』


[目が悪いんじゃない?とは言えないか。
雪菜の差格好を見れば、確かに子供じみてはいる。]*
(153) 2020/07/17(Fri) 20:22:09

【人】 清浦 和人

[背格好は確かに子供だが、よく見れば少女というにはあどけなさが足りないか。
それに、確かにこの船にいるだけあって”雰囲気”がある。]


  ハ、……眼科が必要なのはこっちか。
  
  で?自称20のお嬢さんは俺に用があるってわけか。


[どんな用かは聞くまでもない。
この船で女が男に声をかける、もしくはその逆も。
いまいち20以上という実感がないのと、この船の異様さに馴染めているといい難かったが、それでも本当に子供ではないというのなら”ランチ”にはいいかもしれないと思い始めていた。]


  ……どこで、だ?


[男の気配が獣のそれに変わる。
ただ雄というだけとは違う気配、捕食者のそれ。]*
(154) 2020/07/17(Fri) 20:32:20

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『眼鏡なんか、お似合いですよ、きっと。』

[>>154もしかしたらこの船には
会話を楽しむだけに声をかける人間も居たかもだけど
私の目的は、男が推測した通り。

子供みたいな相手だと
盛り上がらない人かしら、と思ったけれど
纏わせる空気は、どうやら積極性を見せてくれたみたいで。]


  『天気もいいですから、お外で』

[散歩しましょう、みたいな気軽さで
室内ではなく屋外を提案する。

それはもしかしたら男の様子に
どこか危ういものを感じて
密室で2人きりという状況を無意識に避けた結果かもしれないが。]*
(155) 2020/07/17(Fri) 20:45:02

【人】 清浦 和人

[生憎と矯正が必要ではないのでサングラス以外で眼鏡をかけた経験はない。
だが似合うのなら今度変装をするときは眼鏡をかけてみるのもいいかもしれない。]


  それなら、……ここでいいな。


[言うが早いか、”女”の小さな体を海側の手すりに追いやる。]


  随分と慣れているようだが。
  もちろん楽しませてくれるんだよな?
  
  
[顎に手をかける。
気障な仕草というよりもガッシリと掴むようにして上を向かせる。
女がそのまま見上げればぶつかる視線、覗き込む目は好気に染まっている。]*
(156) 2020/07/17(Fri) 21:01:46

【人】 双子 吹雪/雪菜

  『……貴方はこの場に慣れてないと思いましたけど
   
   今からここで、って言う男は好きですよ』

[海側に追いやられ
腰の辺りに軽く木製の手すりの感触がある。

顎に当てられる手。
グイ、っという音が似合うような力強い手の動き。

自然と目線は上がり、男の目が見える。
あぁ、分かりやすい。
分かりやすくて、好ましい。

煩わしいものを脇に置いて
欲望をぶつけられる相手に会えるのは
この船だからこそ。

手のひらをそっと、下腹に伸ばし
男のズボンを服の上から撫でる。]


 『ウェイターさん、すみません』

[そっと離れようとしていたスタッフの一人を呼び寄せて]
(157) 2020/07/17(Fri) 21:16:30

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『お酒を飲みながら
  咥えられた経験はありますか?

  気持ちが良くて、おすすめです』

[そのウェイターに、男が欲しい酒を持って来させるだろう。
勿論、別に頼まなくても。

やりとりをする間に
床に膝をついて、男の股の前に顔を持ってくるか。

別にキスをしても良いけれど
男のように欲を滾らせる人間には
男根を気持ちよくさせた方が良いのかな、と思ったから。]*
(158) 2020/07/17(Fri) 21:16:44

【人】 清浦 和人

[しらふで交わることのほうが少なかったかもしれない。
アルコール、あるいはドラッグの類。
残念ながらいま手元にそれはなかったが。]


  気持ちよくできるのか?
  

[挑発的に応じる。
女の顔が股間の前にくればジッパーを下げ、下着をすらしてモノを取り出す。
半勃ちとなったそれはすでに人並みの長さ、これより更に伸びると知れば女はどんな反応をするのか。
ただでさえ小さな女との対比に面白さがこみ上げてきて口の橋が吊り上がる。

ウェイターが酒を持ってきたのならグラスを一気に呷り。


「今のより強いやつを二人分もってこい。]

と女の分まで要求した。]
(159) 2020/07/17(Fri) 21:23:34

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『早くても笑ったりしないですよ』

[>>159挑発には挑発を。

現れたソレを見たときは
もう固くなっていたのかと思ったけれど
まだ勃起に至ってないと気付けば
雪菜は頬をピンク色に染めた。

大きければ良いなんて馬鹿な考えはない。
けれどセックスに貪欲そうな男に
そうしたものが備わっているのは
交わりの激しさを想像させて

気付けば軽くその穂先に
ちゅぅ、と唇をつけていた。

男がグラスを一つ飲み干す時には
ちゅ、ぶ、っと口の中に傘の部分を咥えていた。
頬にかかる髪をどかして、耳に掛けながら
温かな口の中に含みながら、小さな手で男の竿を
前後に扱き始める。

酒を持ってきたスタッフと、目が合えば
雄を咥え込みながら、軽く手を振った。

ゆるゆると、頭を前後に揺らす。
動きの緩慢さの代わりに、強く頬を窄める事で
じゅる、る、ぶっ、と音を分かりやすく鳴らし圧を掛ける。
(160) 2020/07/17(Fri) 21:41:30

【人】 双子 吹雪/雪菜



[半分まで飲み込み、分厚い舌で
先端を円を描くように舐め回しながら
しゅ、しゅ、と手を速く、絶妙な力加減で
竿に気持ちよさを感じさせていく。]*
(161) 2020/07/17(Fri) 21:41:49

【人】 卯波 慧

  はぁ……

[ ため息の止まらない自己嫌悪の時間
今が昼と言うのがせめてもの救い、夜ならとっくに壊れてる。 ]


  そういえばあのクルーどうしてるかな……?

[ 結局名前だけ聞いてそのままの喫煙仲間、彼は呼んでも良かったんだっけかとこの船に着た頃を思い出す。
自分を嫌いになる連鎖の中で横切りたした彼の名を思いだし、駄目もとで呼んでみようとチリンとベルを鳴らして近くのクルーを呼ぶ。]


  御子柴詠斗っていうなんでも屋さん
  用があるから呼んでくれないかしら?


 [ クルーは確認しますと言って離れていく、果たして彼へは伝わるのか、卯波はその返事を待った*]


  
(162) 2020/07/17(Fri) 21:44:12
卯波 慧は、メモを貼った。
(a61) 2020/07/17(Fri) 22:15:08

【人】 天野 時雨


[ 彼女の視線が指先に落ちたことに気づけば、
 手を伏せて隠すように。>>146 ]


   いやー!
   俺はぜんっぜんそんな気はないんですよ!
   求められると、断れない性格なのかも。


[ ふは、と笑いながら。
慣れていない、と話す彼女に見つめていれば、
暖かみを感じて…重ねられる掌。]


   …りんか、さん。

   綺麗な名前だなぁ。


[ 告げてくれる名前>>148を小さく反芻すれば、
 素直に感想を告げた。]
(163) 2020/07/17(Fri) 22:24:11

【人】 天野 時雨



   俺は時雨です。
   ときの、あめ、って書くやつ。そうそう。


[ 重ねてくれた手で、空に字を書く。
 オーダーしたジントニックが手元に届いて、
 彼女のジンライムも見届ければ、グラスを掲げて。]


   はは、そうですね。
   一緒に、楽しめたら、それが、一番。


[ 軽い酒を一気に煽る。
 また頭がぐらりとするが構うことなく。
 こんな気持ちはたくさんだ、
 ただ、快楽だけを追求すればそれで、と考える頭で。
 腕は彼女の腰を引き寄せて、唇は細い頸に触れようか。]*
(164) 2020/07/17(Fri) 22:28:51

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−バック−

 はいはい御子柴。…………はぁ?あぁ…
 場所。………………OK。

 [ バックで雑用をこなしていると電話が鳴った。

   レストランで彼を呼んでいるゲストがいると。>>162
   よくよく聞いてみると、
   出港前に出会った女性のような気がして、
   出会った時と同じ服で表に出る。
   
   レストランへの最短ルートをいき、
   彼を呼んだボーイに一声かけて、
   場所を聞くと、ゆっくりと歩み寄って
   彼女に声をかけようか   ]

 ランチには、甘いもの、苦いものもある。
   なにか気になるものはありましたか?*
(165) 2020/07/17(Fri) 22:45:02

【人】 天野 時雨

  
女性の部屋で・シャワーを待つ間
  


[ 彼女を待つ間、バスルームを見つめる訳にもいかず、
 何気なく部屋に目を向けて。]


   …あれ、って、


[ ふと目についた、物。
 無造作に置かれたそれは、
 店に来てた、サバゲー好きなお客さんが教えてくれた
 ことがあった。


 
ガンホルダー 。>>84



 シャワーの音が止まる。キュ、という音が聞こえた。
 彼女が出てくる。
 足音を聞けば、倒れたりはしていないよう。]
(166) 2020/07/17(Fri) 22:47:08

【人】 天野 時雨


[ 物騒な代物から目を離さないまま、そっと部屋を後にする。

 なぜ、あんなものが?
 本物なのだろうか。

 大事にしたくない、と話す彼女のことはわかれども、
 これは連絡をすべきなのでは。

 それがあると言う事は、中身を持った人間が、
 この船にいる、ということなのだろうか。
 そう思えば、知らずのうちに心臓が鳴る。

 可能であるなら、その物騒な代物を、
 この部屋から持ち去りたい。
 そう思ったけれど、その願いは、
 叶ったか、叶わなかったか。]*
 
(167) 2020/07/17(Fri) 22:51:53

【人】 涼風 梨花

[どこぞの女性との特殊プレイは口にする癖に、
指に残る咬み傷を隠すということは
つまりそういうことなのだろう。>>163
意図的か、故意についたものかは女にとって関係ない。

もし彼と既に友人関係であったなら、含み笑いと共に
詮索を続けたかもしれないが。
そうではないので、探るような視線はここで断ち。]
 

 そうなの? 押しに弱いのかしら

 
[意にそぐわない交わりだったのなら、疲弊もするか。
笑みにややでも力が戻れば、くすくす笑い。
名前の、文字を説明するどさくさで彼の手を取る。]
 

 そう、梨に花、と書くの。
 ……ふふ、ありがとう。


 時雨さん、も。風情のあるいい名前ね。

[本名か偽名かも、やはりこの場では関係ない。
重ねた掌の感触と温度、会話の心地良さが重要。]
(168) 2020/07/17(Fri) 22:53:04
天野 時雨は、メモを貼った。
(a62) 2020/07/17(Fri) 22:59:13

【人】 涼風 梨花

[グラスが届くと、重ねていた掌をそっと外し
淵に寄り添うライムを搾り、指先で軽くステアして
中の氷を転がし、一口含む。
ジン独特の香りとライムの爽やかさと微かな苦み、
強いアルコールが咽喉を通り抜ける感触。
おいし、と小さく呟き隣を窺う。]

 ええ。せっかくの機会だし、って……。
 ……大丈夫?

[まるで自棄酒のようだ、とは言外。>>164
傾ぐ身体、するりと腕が腰へと回れば自然と、
支えるように背中へと白指を添えて。
頚を掠める唇に、酒精の混じる吐息が零れた。]
(169) 2020/07/17(Fri) 23:03:15

【人】 涼風 梨花

[ほんの少しだけ、試すような含みを持たせるが
尚も是と返れば、くい、とグラスを傾け飲み干す。
くら、と視界が回るのはほんの一瞬。

彼を支えるように腕を添えたまま、立ちあがろう。
行先が女の部屋に変わったとしても異論はなく。

何れにしても個室についたら、
まずは部屋に備え付けの冷蔵庫からペットボトルの
水を取り出し、差し出すだろう。]

 飲んでおかないと、あとで辛いわよ。
 それとも──…飲ませてあげましょうか?

[なんて、冗談めかした台詞を添えて。]*
(170) 2020/07/17(Fri) 23:09:52

【人】 天野 時雨

  
自室・梨花さんと
  


[ もつれるように転がり込んだ自室で。
 落ち着いた様子で水のペットボトルを手にした彼女は、
 こちらを向いて笑う。]


   …うん。飲ませて。


[ 眉尻を下げて、ふふと笑う。
 ソファに座って、子供がするように
 彼女に向かって両手を差し出した。]*
(171) 2020/07/17(Fri) 23:25:22

【人】 涼風 梨花

― 時雨の部屋で ─

[ひとつグレードが下がる部屋は、それでも
過ごすのに十分な快適さと広さがあるようだった。
部屋に入り、扉が閉まると、やや幼稚な仕草で
ハイヒールを放り投げてしまう。

初日ほどの焦燥が無い分、
落ち着いているように見えはするだろう。]

 はぁい、

[素直に甘えるような返事に肩を揺らし、
蓋を捻りながら、ソファへと素足で歩みよる。
柔らかなクッションに乗り上げ、彼の股座へと
片膝を置いて。

広げた両手がどこへ着地するかは好きにさせ
冷えた水を一口含むと、彼の頬に手を添え
唇を押しあてると、零さぬように流し込む。

一度、二度。 ──…三度目の前に、
ペットボトルはテーブルへ置かれ、注がれるのは
女の舌先と唾液だけになるかも。]*
(172) 2020/07/17(Fri) 23:44:49
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

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生存者 (8)

花守 水葉
1回 残----pt

 

雄吾
1回 残----pt

 

清浦 和人
4回 残----pt

いない

吹雪/雪菜
40回 残----pt

お仕事

天野 時雨
11回 残----pt

22時頃遅陳謝

卯波 慧
2回 残----pt

 

涼風 梨花
0回 残----pt

 

御子柴 詠斗
24回 残----pt

随時

犠牲者 (1)

枯野 宗太郎(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

枯野 しのぶ(3d)
0回 残----pt

管理用ダミー

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
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