39 【身内】百合の木の村【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
村人:1名、霊感少年:2名、人狼:1名、恋愛天使:1名
| ―――― (0) 2020/08/03(Mon) 12:12:31 |
[胎の奥に熱いものが拡がっていく。
彼の表情が、声が、
想い
を告げてくる。
愛おしさが際限なく膨れてしまう。
こんなに強い感情が自分の中に生まれると
想像だにしていなかったけれど
深く根付いて馴染んでもいるから――、
もう手放すことなど出来ぬだろう。]
…………うん、……
んっ、……っっ
[涙を見つけたらしい彼が顔を近づけて来れば
自ずと内にいる彼も動き
みっちりと噛み合った部分が
ぐちり……、と擦れ、甘い喘ぎが漏れる。]
……っん、は……っ、っっ
[彼にだけ開く脚が、絡みつく内側が、
不規則に痙攣している。
高く登り詰めたまま、降りてきていないのだ。
目尻、頬、耳へと彼の唇と舌が這えば
ぬくもりを感じながら桃色の息を溢す。]
[善がらせる意図など無いだろうに
頭を優しく撫でてくれる掌の熱にも
贈られる賛辞と執着の言葉にも
欲情
してしまって――抑えられない。
両手には上手く力が入らなくて
これでは褒められたばかりなのに
何時粗相してしまうか解らぬものだ。
離してやらない、と言う彼へ
嫌われたくない俺は
こくこくと素早く頷き]
全部、うつおぎのだから…あげる、から…っ
[口早に紡ぎつつ、込み上げる羞恥に逡巡する。]
[欠片だけ残った理性に口籠らせられる。
それでも、粗相をして
このひとの気を損ねてしまうよりは
ずっとずっと……マシだ。]
っ漏らして、しまわない、ように…
縛る、か、…咥えて、飲んで…欲し…っ
[震える声で懇願を絞り出した。**]
[耳の窪みに溜まった雫も
響く声も
漏らす吐息も
何もかもが甘くて、美味で堪らない。
これほど我を惹きつけて止まぬ存在に
出逢ったことは無いし
今後もあるとは思えぬからこそ、の
執着。]
うむ
[焦るみたいに
すぐに頷き返して
嬉しすぎる答えをくれる妻へ
満足気に、ふ、と息を零して笑んで
言葉通り
全てを我がものにせんと
反対側の涙も啜るために体勢を変えようと
身じろいだ。]
[永きに渡り
独りで過ごしてきたせいで
気遣いには長けていない。
言葉にされて、漸く
焦りの色を帯びている訳を理解する。]
嗚呼、なるほど
[そこからの判断は早かった。]
[嫁の白蜜を飲み干したい欲も
迫り上がるが、
痙攣で わななく内側
に注ぎ込もうと
脈打ち続ける摩羅は
未だ果てが見えぬ状態な上に
瘤はしっかりと嵌まり込んでいて、
直ぐには咥えられそうもない。
根本を握る力が
もう少しでも緩まれば零れてしまいそうで
紐と入れ替えるのも難しそうだ。
しゅる……、 ぎちっ
だから両手の上からキツく縛って、]
悪いが
少しの間だけ我慢していろ
[そう声を掛ける。]
[次に視線を向けたのは
敷布の横に丸まった白無垢だ。
手を使わずに、はらりと開いて
いくつか収めておいた品々の中から
懐剣を引き寄せた。]
ふむ、長さは良さそうだな
あとは怪我をせぬよう
細工を施そうか
[鞘を抜き、短い刀身を露わにすると
人差し指で背を撫ぜて
細くて丸い、つるりとした棒へと変えていく。]
[そうして仕立て直した品を
指先でなぞってから
口元へ運び、
舌で舐って先の曲線の出来を
口に含んでシキを傷つけぬことを確認すると、]
我が咥えられるようになるまで
これで蓋をする
然すれば、痺れる前に手を開放してやれるからな
[男なりの思いやりを響かせながら、
両手で捧げ持たれた先に
唾液を纏い
てらてらと濡れ光った銀色を近づけ
ゆっくりと埋めていこうとするだろう。]*
[彼の男根を咥え込んだ奥から
ぐずぐずに蕩けて
下半身が自分のものではないみたいだ。
彼の手を掴む方の手も竿を握る手も
どちらも上手く力が入らず
竿を両手で握り直すと
上から紐で縛られる。]
……っうつおぎ?
[強く圧迫されて苦しいが……、
勝手にぶち撒けてしまう事はないだろう。
だから安心したのだが、
彼の口振りからするにこれで終わらないらしい。
なに、と尋ねるように見上げ]
[彼の視線が別に向かったかと思えば
ひゅん、と何かが空を切って
飛んでくるのが見えた。
細長い其れは彼の手に吸い寄せられ――、
己の持参品だと気づく。
彼が撫ぜれば形は容易に変化して]
……、……凄いな
何でも出来るのだな
[出来ぬ事もあるのだろうが、
特別な力を持たぬ人の子ゆえ感心する。
同時、自分が彼にしてあげられることはあるのか――、
考えてしまうのだけれども。]
[細い棒状になった懐刀の先を、
彼の赤い舌が舐る。]
……っ
[ああ、狡い……、と思う。
俺がそうされたいのに。
物に対して醜く嫉妬しつつ
自身のものが愛される妄想を重ねて
ゾクゾクと背筋を震わせた。]
[其の美しい唇の隙間に
捻じ込んで
犬みたいに腰を振って
じゅぽじゅぽと出し入れをしたら
きっと堪らなく気持ち良い
何度だって吐き出してしまう
――そう、思うのだけれど]
[陰も陽も、彼に触発され
何れも強くなっている。
折角深く繋がったのだ。
離れたくない。
離さない。
喉奥を突き上げて
種
をぶち撒けたい彼に
孕
ませられたい。]
……、其れを、挿れる……?
[まだ、繋がっていたい。
そう思うから。
急所に棒を入れ蓋をするなどと
とんでもない予定を話されれば
瞬きと共に見つめるが
ごくり、とつばきを飲み込み]
[纏められた両手を動かし
腹につくくらい反り返った肉竿を傾け
先端の小さな孔を彼に向けた。]
……っ、っっ
[棒が差し込まれるなら
奥歯を噛み締め耐えるだろう。
握ることでより狭くなった処女地が
押し広げられ苦痛に襲われども
夫が、妻の己に施してくれることだから。**]
[シキの称賛は、鼓膜に心地好い。]
ふ、 まあな
[誇らしげに口端を上げて
そう応じると
出来上がったばかりの細長い栓を舐る。
霊力で満たされた虚では
枯渇を気にせず潤沢に力を扱えるが、
今は、それとは別に
嫁から搾り取り
腹に収めた精のおかげで
次から次へ力が湧き出してきて止まぬから
目減りすらせずに使えている。]
[酷く扇情的な
気と表情を湛えた妻の中に
子種をびゅくりと撒き散らしながら、
宣言どおり蓋にせんと
刃の部分だけ変形させた懐剣を
ず、ず、ずず‥‥と押し込んでいく。
シキが驚きつつも
挿しやすいように角度を調整してくれるから
途中までは順調に進んだように思えた。
]
[狭くなった箇所も
無理やり貫こうと試みたところで、
歯を食い締め
力が籠もりまくった体に気づいた。]
嗚呼、…悪い
此れを解くのが先だったな
[どうやら
文句ひとつ言わずに
痛みに耐えてくれようとしていたらしい。]
[妻の献身に
どくり‥‥と
下腹でまた熱いモノが膨れ、弾けた。]
っ、 は、ぁ……
[際限の見えぬ吐精を繰り返しながら、
しゅるりと紐を解き
圧迫が弱まったことを確認すると
また銀色の棒を、ずるずると通していく。]
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