新妻 イクリールは、メモを貼った。 (a1) 2021/07/26(Mon) 18:09:40 |
【人】 警官 テンガン―― ロビー ―― [説明をしてくれたスタッフは、荷物を運んでくれたりパンが自慢だと言っていた女性ではなかった。 流石にここは別の担当がいるのか。 まさか先回りして間引いてくれているとは思っていない。] ん〜難易度って聞いたら、俺としちゃ森に挑戦したい気持ちはあるよな。 海岸で潮干狩りみたいなのはコンテスト関係なくやれそうだし。 あと、 [彼女の格好を見る。 勿論服が水に濡れないような防水魔術もかけられはするけれど] (3) 2021/07/26(Mon) 18:49:17 |
【人】 警官 テンガン[他の参加客はあまり腕に自信がないらしく、海岸の方を選ぶようだ。 そこで漸く、森は何体かを先にスタッフと支配人が討伐しているという話を聞く。 支配人自らというのに驚いたが、彼は自分と変わらない年のようだし、ホテルの高級感と支配人の行動力は関係がないのかもしれない。 武器として一応剣を1本借りる。 腰にベルトを巻いて立てば、まるで騎士修行をしていた頃のようだと懐かしい気持ちになった。] あのまま騎士になってたら、今頃ずっとこんな格好してたかもな。 [やはり警官になる現在を選んで良かった。 可愛い奥さんも貰ったことだし、と言いながら、森へと向かう。 彼女がどこかもじもじした様子なのは、自分が恥ずかしいことを言ったからだと思う程度には頭がバカンス仕様になっている。] (5) 2021/07/26(Mon) 18:50:39 |
【人】 警官 テンガン[会場まで転送できる袋は貰っているので、倒した魔物をその場で捌く様子をイクリールに見られなかったのは幸いだった。 なるべく人型のものを傷つけるのは回避したかったのだが、遭遇しないということは、スタッフによって間引かれた後だったのかもしれない。] これは……木の部分が魔物で実はふつうのリンゴっぽいな? よし、 ******* っと、 顔の部分凍らせたから近づいて大丈夫。 イクリールも捥いでみるか? 良い匂いがする。 [実際には自分たちが知るリンゴとは味が違うかもしれないが、危険がないのなら、リンゴ狩りの気分で彼女も参加できるだろうと誘う。] (6) 2021/07/26(Mon) 18:51:47 |
【人】 警官 テンガン[しゃくりと音を立てて先に食べる。 魔物が実らせるものだ、万が一にでも香りだけで中身が不味かったらいけないので。 味と食感は正にリンゴそのもので、非常に美味だと目を輝かせる。 水分量は一般的なリンゴよりも多く、噛んだ端からぷしゃっと弾けて、慌てて音を立てて零れないように啜る必要があった。] じゅるっ 、ん、 はー……うま、 [気をつけていてもぽたぽたと金色に光る果汁が零れ、地面を濡らす。] (10) 2021/07/26(Mon) 20:10:29 |
【人】 ホテルスタッフ ゲイザー―― 一方その頃 ―― うわぁ……これは…… 焼き払った方が早いかなぁ…… [ゲイザーは眼前に広がるキノコの群生にひくりと口端を引き攣らせた。 数本なら胞子を出す前に狩れるが、これだけの数となると途中で危機を感じた他の個体が胞子を出してしまうだろう。 一瞬で焼こう、と炎系の魔法を詠唱しようとした時――] 危ない!レグルス様!! [猿型の魔物が支配人に飛びつこうとしているのに気付き、咄嗟にナイフを投げる。] (11) 2021/07/26(Mon) 21:35:00 |
【人】 ホテルスタッフ ゲイザーしまっ……! [た、と思った時にはもう遅い。 支配人に防御魔法をかけたがその分自分には間に合わなくて。 ――ゲイザーの瞳がとろりと揺れた。**] (12) 2021/07/26(Mon) 21:38:23 |
新妻 イクリールは、メモを貼った。 (a2) 2021/07/27(Tue) 20:40:18 |
(a3) 2021/07/27(Tue) 20:55:06 |
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