26 【身内】朧月夜とお散歩犬【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
本日の生存者:フー、檜扇 レオ、早乙女 太郎、マナ、ルー、街路灯以上6名。
[タロが選んでくれた呼び名は
れおにーさん。
おにーさんの前に名前が付くだけで
こんなに特別な感覚が
湧くんだなって、ちょっと驚いた。
(弟が居たら、こんな感じなんかな?)
そんなことを考えてしまう。
今まで別に、ひとりっ子であることも
両親ともに多忙で
家で会うのはお手伝いさんばっかって環境も
当たり前すぎて
疑問すら抱いてこなかったが。
居たら、きっと
楽しいんだろうなって。]
[気づいたら
貼り替え用にって
手当に使った道具を押し付けてた。
ありがとうの後の呼び名に
また心が浮き立つ。
一期一会にしてしまうのは
あまりに勿体なくて
連絡先まで教えようとして────…]
‥‥っ、 そ、それは
あんま気にすんな、
生理現象だから どうしようもねーんだよ
ほら、タロも勃つだろ?
興奮したらさ。
悪いとは思うが、
お前の怪我、すごく綺麗だったからなっ、
[指摘されて、珍しく狼狽えた。
普段の俺なら
「だから、解剖させてくんねー?」ぐらい
さらっと言えるのに。]
[愛車からジャケットを引っ掴んできて
ポケットを探りながら
彼のもとに戻る。
目当ての筆記具をみつけて
視線を上げると
染まった片頬が自販機の灯りに照らされ
ぽわんと浮かび上がって見えた。
ぞく、り‥‥
身体の中心をナニかが駆ける。
幼気な弟に
悪いことを教えてしまった
背徳感、みたいなモノ…だろうか?]
[また少し、気持ちヨくなってしまって
収まる気配を見せない形。
腕に掛けた上着で今更ながらに隠しつつ、
一旦 返してもらった箱へ
携帯番号とフルネーム「檜扇レオ」を書きつけた。]
怪我したら、連絡して?
期待して待ってるからな、タロ。
[血に欲を滾らせる変態だと
バレてしまったから
期待とは裏腹に、望みは薄いかもしれない。
それでも、一度と言わず
何度でも何回でも
美しく血を流すキミに逢いたい。
執着の証を再び押し付けて、にっと笑った。]*
| [ナーは、やさしい。 なんにも悪くなんかないのに ごめんねって、慌ててくれてる。 >>1:18 彼女の腕がほどけたのは、残念だけど おなかが、ぎゅってなるのも 無くなったから 「まだ、もうすこし平気だよ」って 言おうとして、固まった。] ‥‥‥、んん? [だって、ナーがあんまり うれしくない時の匂いがする。 >>1:19] (0) 2020/04/21(Tue) 16:02:58 |
| [どうしたのかなって 心配になって見つめていたら、 彼女にしては珍しい マナ 強い眼差しと口調が飛んできた。 >>1:20] ────っ、 うん… [やっちゃダメなことを ルーがシたいって言ったせいらしい。 少しだけ、しょぼん…となりながらも、 今度は絶対にまちがえないぞ!と 気合を入れ直して ナーのひとこと、ひとこと 一挙手一投足に全神経を注いだ。] (1) 2020/04/21(Tue) 16:11:01 |
| [ナーの『おいで』は、すき。 手をつないで、引いてもらいながら >>1:20 ぐるぐる考える。 どうしたら彼女がうれしいのか どうしたら彼女に褒めてもらえるのか、を。*] (2) 2020/04/21(Tue) 16:26:05 |
う、うん……そうなんだ……!?
[興奮したら勃つ、は男だからわかるけど
綺麗な怪我だから興奮する、がわからない。
僕の知らない世界があるんだね。
戸惑いを浮かべつつ立ち上がって
学ランのズボンのお尻を叩いた。
それから、れおにーさんから貰った治療道具を
両手で大事そうに持つ。]
[れおにーさんは上着を手にすると
すぐに戻ってきた。
頬の熱はまだ、引いていない。
僕を見たれおにーさんが
ぶわ、と艶を帯びた……気がした。
坂を駆け上がったみたいに心音が逸る。
見ていたら、あてられちゃいそう……。
顔を俯かせて、手元の箱に視線を落とした。]
[おずおずと差し出すと、
れおにーさんの器用な手が箱を取って
電話番号と名前を書いていく。]
(ひおうぎ……れお、さん)
[その音は、特別に響いた気がした。
僕の中で。]
[W期待Wして待ってる、って
そのれおにーさんが言ってくれる。
僕の心は、羽根でも生えたみたいに
浮き立ってしまう。
箱を再び受け取って、胸の前で抱き締める。]
……うん、わかった!
れおにーさんの期待に応えられるよう
僕、頑張るね……っ
[身を乗り出し、鼻息荒く意気込んだ。
何にも出来ない、誰にもなれない僕が
彼に期待を掛けて貰えることが、嬉しかった。**]
お、……おう!
[すごく張り切った返答に
俺の方が面食らって
一呼吸分、反応が遅れてしまった。
勃ってる理由を述べた時には
確かに戸惑いを浮かべていた筈で…
なにが、どう響いて
『頑張るね』になったのかは分からないが、
とにかく、もう一度が望めるとあって
俺の気持ちは沸きに沸いた。]
[それどころか、
(このまま連れ帰っちゃ、ダメかな?)
あまりに素直で可愛らしい反応に
弟分として傍に置いておきたい…みたいな
別の欲まで湧いてくる始末。
攫うには人目がありすぎるし
見知った顔もあるし
って、そこまで真剣に
犯行に及ぼうと思った訳じゃないけども、
近々、また呼び出してもらえる方に
期待を掛けて
ここは退散することにした。]
じゃ、またな タロ。
連絡くるの、楽しみに待ってる。
[鼻歌が自然に出るくらい
機嫌よく、救急セットを愛車に積み込み
ジャケットを羽織って
メットを被ると
軽く手を上げて、颯爽と走り去る。]
[そうして、しばらくの後
願いどおりに
タロと再会を果たせたのだけれども、
待ち望んでいた
電話連絡があった訳ではなく、
理由も何も分からぬままに
有無を言わせず
あの
狂った世界
へ放り込まれたからだった。]*
| [しょんぼりさせちゃうと胸が痛むけど……、 それでも、ひととして生きていくのには 重要なことだから、厳しく言いつけた。 真剣に話を聞いてくれてるのが 伝わってきて、頼もしく思う。 >>1 ルーのこと、マナが守るからね。**] (3) 2020/04/23(Thu) 0:45:21 |
うん、またね れおにーさん!
[にこにこと笑って手を振り返して見送った。
とても清々しい気分だった。
自分にも人のために
出来ることがあるってわかったのは。]
[綺麗な傷を作ったら
れおにーさんが喜んでくれる。
頑張ってたくさん、怪我をしよう。]
(そうしたら、れおにーさんにまた会える)
[ひとに
期待
されることに飢えていた僕は
どんなことでも頑張りたかったんだ。]
[わざと危険に巻き込まれては
怪我を作って]
うーん……
こんな地味な傷じゃ
れおにーさんに喜んで貰えないかな?
[れおにーさんがくれた治療道具を
大切に使って
頬の怪我ともども手当てばかりが上手くなった。
納得いく傷を作ることが出来ず
教えて貰った番号に電話をかけられないまま]
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