人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 夢中 ユメカワ

>>2 ネコジマ

君に手伝ってもらって、小柄な身体を荷台に下ろして。
君が自ずとそうするなら、手押し車の取っ手は任せてしまおう。
そういった善意に甘えるのは、やっぱり好きだ。

「約束、じゃないけど」

先生・・が出欠取るのに遅れたらよくないから」

まだ少しだけ、体温の残る頬を時折撫でながら。
きいきい、からから、少しばかり頼りない音をさせて。
ぱたぱた、ぽたぽた、赤い点々を残しながら歩いていく。

道すがらに話すのはさも当たり前の事のようで、
けれども今話すには、なんだか前提がおかしな話でもあって。

「稔はさあ」

それからぽつり、じつに他愛無い問い掛けのように口を開いて。

何から逃げてたの・・・・・・・・

君が戻って来た死者から目を逸らしていた事なんて知っている。

前々からの疑問を投げ掛けた。きっとこれが最後だから。

高い所から落ちれば夢から覚められる、なんて言うけれど。
二人飛び降りても、何もかも消えて無くなりやしないのだから
やっぱり何処までもこれは現実らしい。
(3) 2022/07/15(Fri) 3:17:56

【人】 気狂 ネコジマ

>>3 ユメカワ

「先生。そりゃ遅れらんねぇすね」

昔から遅刻ってやつは、してしまうとちょっと面倒なもので。
それだから猫島は案外、それほど遅刻をしなかったものだった。


「ん?」

「んー…」

「…家族?」

何と聞かれて、猫島が真っ先に思い浮かべるのはそれだった。
そういえば、あの時にもすこし言い淀んでいた。


 かたかた、からから

走りやすい所ではちょっと小走り。
昇降口を上がるあたりは、段差に気を付けてゆっくりゆっくり。
その頃には、足跡と車輪のあとは赤くなくなっている。
(4) 2022/07/15(Fri) 11:33:47

【人】 気狂 ネコジマ

>>4 ユメカワ

猫島はすぐには言葉を続けなかったけど、
待っていれば話してくれる時の彼に見えたから、
あなたはきっと待ってくれていた。

「…前の父さんは殺したら死んだんですよ。くるしいくるしいをして」

「母さんがくるしいくるしいだったから。だから猫島はそうしました」

「死んだ前の父さんは何も出来なくなりました」

「またくるしいくるしいになるのは嫌です」

「殺したのに。死んでも。
 …何かができちゃうなんて、思いたくねぇんすよ」
 

呟くくらいの声で話してあげた。誰にも言ったことがないこと。
あなたの疑問を取り除けるように。きっとこれが最後だから。
(5) 2022/07/15(Fri) 11:34:35
ネコジマは、結局、逃げきれていないね。
(a4) 2022/07/15(Fri) 11:35:23

【人】 気狂 ネコジマ

【???】

「あ、増えてる」

教室に来家を運び込んで。
どこに座らせようかと辺りを見て、気付いた。

ほとんど寝ているみたいに死んでいる山中がいる。
寝てるんだなぁとは、猫島はあんまり思わなかった。

 
まだ席に着いていなかったら、司馬の隣に座らせてあげた。
席に着いていたら、この二人は隣だっただろう。

「雪ニイはどこ座るんです?」

一緒に教室に来た夢川に意識を戻した。
あなた達もきっと隣だ。さて席はどこだろう。
(6) 2022/07/15(Fri) 11:38:12
ユメカワは、そう思って欲しくはないけれど。
(a5) 2022/07/15(Fri) 16:24:33

ユメカワは、君達の前に確かにある岐路を指すだけ。
(a6) 2022/07/15(Fri) 16:26:02

ユメカワは、それでも、君達が迷うなら。
(a7) 2022/07/15(Fri) 16:26:10

ユメカワは、その手を引く事はできる。いつも通り、甘ったれたふりをして。
(a8) 2022/07/15(Fri) 16:26:16

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>6 ネコジマ

そんな道すがら、暫しの会話の後。

「ん。裏道も来てたんだね」

猫島に続いて、ひょいと教室を覗き込んで。
視線の先、ひとつ増えていた人影を見て
なんでもない日々の中、友達の姿を見付けたようにそう言った。

他の誰かが連れて来たのかな。それとも自分から来たのかな。
だって先生が連れて来たなら、
きっとちゃんと着席させてあげていただろうから。


「窓際の、そこ。」

来家の傍からは離れず、山中を着席させる様子を見守って。
それから、投げ掛けられた問いに空いた席を指差した。
場所と意図が伝われば、もう一人。同じ様に着席させてしまおう。

並んだ机は、ふたりぶん。
俺の隣は、君の隣は、やっぱり、特等席だから。
(7) 2022/07/15(Fri) 16:27:45

【人】 気狂 ネコジマ

【???】 >>7 ユメカワ

じゃあ、と。連れてきた彼を一緒に、指された席のその隣へ。
起こしておくのはやっぱりできないから、
他の人と同じように机に頭をのせてあげた。これでよし。

「あ」

手を拭ってから、司馬の服のポケットを漁る。
ベイっぽいのだった骨を見つけ出して、自分のポケットへ。

「雪ニイ、かんかんの布は? 埋め直そうと思うんすけど」

缶はあの空き教室に置いたままだが、
骨を包んでいた布はあなたが持っていってそれきりだ。
(8) 2022/07/15(Fri) 19:09:17

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>8 ネコジマ

よいしょ、ごく軽い掛け声のあと。
ちいさな身体をそっと椅子に座らせて、机に寄り掛からせた。
多分、机に顔を伏せて寝ているみたいなかたち。
そんな来家の頭を、髪を梳くみたいに優しく数度撫でて。


それから、君の問いに、ああ、と小さく声を漏らした。
ポケットを探れば、名前の書かれた布はちゃんとそこにある。
多分、血に汚れてもいないだろう。

「はい。埋め直すの、お願いしてもいい?
 元の場所に戻すのでも、もっと良い場所に埋めるのでも
 先生に──梢ちゃんに伝えられさえすれば、
 きっと場所は何処でもいいはずだから」

きっと言わずとも、元の場所に戻すなり、
埋める場所を教えるなり、してはくれるのだろうけど。
念の為の言葉を添えて、件の布を君に差し出した。

本当はしっかりと弔った方が良いのだろうけど、
自分達にはそれは難しい話だろうし。
であれば、缶の中へと収められた彼らに間接的でも縁があり
子ども達の庇護者たろうとする彼女の与り知る所にあるのが一番だろうから。
(9) 2022/07/16(Sat) 1:49:34
ネコジマは、鳥飼にタオルを返した。くびに。
(a9) 2022/07/16(Sat) 12:43:14

【人】 気狂 ネコジマ

【???】 >>9 ユメカワ

「こずネエ?」

「んん…?」

「…ああ、先生」

考えてしまったら、違和感の正体にはすぐに行き着いた。
それでも別に、頼りになるヒーローのこずネエはいなくならなかったけど。


「わかりました、聞いてみます」

布を受け取って素直に頷いた。
少しスマホをいじって、ほどなくして出て行ってただろう。
(10) 2022/07/16(Sat) 12:45:03
ネコジマは、いってきま〜す。間延びした声。皆の教室を出ていった。てぽてぽ。
(a10) 2022/07/16(Sat) 12:46:47

シロマは、線を引いた。
(a11) 2022/07/16(Sat) 12:54:07

ネコジマは、白間を見つけた。
(a12) 2022/07/16(Sat) 13:14:08

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a13) 2022/07/16(Sat) 13:25:29

シロマは、出席簿に名前を書き加えた。
(a14) 2022/07/16(Sat) 16:46:56

【人】 幸福 ライカ

【???】

落ちて、運ばれて、どこかの何かに座らされて。

「………ん、」


優しい温度が髪を撫ぜる。心地良い話し声も聞こえる。
頭がぼんやりするけど、何だかとても良い所に居る気がする。

─────ぱち、
月白色の眼がほのかに開いて、ゆるりと顔を上げていく。

「………あれ、」

ここ、どこだっけ。さっきまで、何してたっけ。確か、深雪が事故に遭って。後悔や悔悟を紛らわす何かを探しに、肝試しに参加して。それから───


「──……ッ!!?」

思い出した。
飛び降りたんだ、僕W達Wは。

がば、と上体を起こす。
不思議と体のどこも痛くなくて、首を傾げては、夢だったのかと辺りを見渡す。

「……あ、あれ?
 何……なんで…………?」

視界に入るは、生きていない者たち。
何が何だか、分からなくなってきた。
(11) 2022/07/16(Sat) 21:01:10

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>10 ネコジマ

今はもう、朧げな違和感の元を隠す事も無い。

確かに前提にあるものは、過去の記憶は、嘘だったかもしれないけど。
それでも、この一夜の、楽しかった時間は嘘ではないはずだから。
だからきっと、誰も彼女の事を除け者にはしないと思っている。


「うん。きっとその方が良いと思う」

お願い、と布を君に手渡して、それから。

「いってらっしゃい。またね、稔」

今や随分と死の気配に満ちた教室の中。
死んでなんかいないような顔で、ただただ全てがいつも通りのように。
いってきますをして教室を後にする君に、手を振っていた。
(12) 2022/07/16(Sat) 23:33:54
ユメカワは、猫島に手を振った。またね・・・
(a15) 2022/07/16(Sat) 23:34:04

夢中 ユメカワは、メモを貼った。
(a16) 2022/07/16(Sat) 23:35:29

ユメカワは、殆どの手荷物は何処かの教室に置いて行ったみたい。 >>a13 >>a16
(a17) 2022/07/16(Sat) 23:36:23

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>11 ライカ

いってきますをした背に、手を振って。
先生・・はまだ来ていないようだから、
今は君が起きるまで待っていよう、と

「ん」

視線を下ろせば、ちょうど君が起きた所。
ああよかった。安堵と嬉しさが込み上げた。
(13) 2022/07/17(Sun) 1:54:31

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>11 ライカ

「──おはよ、夏彦。」

ずっと君を待っていた。
ずっと、またこうしておはようを言える日を待っていた。
もう戻らないと思っていた日々が、戻って来た。

「…調子はどう?俺、今度は上手くやれたのかな……」

ひとりの生者は去って、今は生きていない者ばかりの教室の中。
周りに広がる光景が大した事じゃないみたいに、
けど、君の様子に少しだけ気兼ねしたように。
きっといつも通り生きていた頃の姿で、いつも通りに君に笑い掛けた。

夢見るいろは確かにそこにあって、きっと夢ではない。

夢の中に、その先に生きる者にとっては。
今ここにある永遠こそが現実だ。
(14) 2022/07/17(Sun) 1:55:21
気狂 ネコジマは、メモを貼った。
(a18) 2022/07/17(Sun) 11:52:08

【人】 気狂 ネコジマ


猫島だって、誰かを死に至らしめる事を酷いことだと思っていない。
だから猫島は実の父親を殺したし、今の父親もまた殺そうとしていた。
ふつうは酷いことだと、知ってはいるけどね。
 

「ずっとはいない、かぁ。そすね。
 みんながみんな、ずっと生き返れてたら大変ですもんね」
 

「はは、そりゃそう」
(15) 2022/07/17(Sun) 12:42:30
ネコジマは、乾いた声でわらって、
(a19) 2022/07/17(Sun) 12:42:47

ネコジマは、いろんなものが綯い交ぜになったこころでわらって、
(a20) 2022/07/17(Sun) 12:45:33

ネコジマは、ただ、わらった。
(a21) 2022/07/17(Sun) 12:46:21

ネコジマは、猫島はほとんど迷っていない。道を決める要素は、あとひとつだけ。
(a22) 2022/07/17(Sun) 12:48:34

ネコジマは、先生の許可をもらえて、息を吐いた。緊張していた顔が少しゆるむ。よかった。
(a23) 2022/07/17(Sun) 16:46:41

ユメカワは、きっと笑っていた。
(a24) 2022/07/18(Mon) 4:31:51

ユメカワは、昔からなんにも変わらない。これまでも、これからも。
(a25) 2022/07/18(Mon) 4:32:31

ネコジマは、「しませんよ」 ひとこと、それだけ言っていた。
(a26) 2022/07/18(Mon) 6:00:12

ネコジマは、わかってもらえてうれしい。
(a27) 2022/07/20(Wed) 21:25:03

ネコジマは、滲んだ程度のその憐れみを、心配なのだと思った。だから、
(a28) 2022/07/20(Wed) 21:25:08

ネコジマは、わらって頷いて、それで先生と別れていたのだった。
(a29) 2022/07/20(Wed) 21:25:48

【置】 友達 ネコジマ

【屋根裏】

「──そすね。長かったと思いますよ、猫島も」

「君は猫島よりも我慢がたくさんできるいい子なんですね」

「はい、考えておきます」

「考えておくだけですって」
(L2) 2022/07/20(Wed) 21:33:18
公開: 2022/07/20(Wed) 21:35:00
ネコジマは、鏡に向かってそんなことを言っていた。>>3:a0>>L2
(a30) 2022/07/20(Wed) 21:34:02

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】

と、と、と。 

お骨のかんかんを抱えて、猫島は教室に戻ってきた。
教室には誰がいるだろう。誰もいないだなんてことは、きっとない。
 


「ただいま」
 

 
きょろ、室内を見回して。
真ん中あたりの空いてる席に缶を置く。さみしくないね。
それから教室に置いていた花火の袋を開けて、何本か缶の横に添えた。

続けて、動かない身体たちの──確か利き手だったと、
猫島が記憶している方の手に花火を持たせて。
抜き取った靴紐なんかで、落ちないように結びつけていく。
(16) 2022/07/20(Wed) 22:22:45

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>16

「ん?」

「はい、花火です」

「花火、してもらうんすよ」

「みんなで花火。するつもりだったでしょ?」

「先生にも、ちゃんと許可もらいました」
 
(17) 2022/07/20(Wed) 22:24:12

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>17

「んー…?」

「猫島はどうするかわかりません、んん…」

「けどたぶん、遅刻か欠席になるんじゃねぇかな」

「猫島はもう少しやることがあるんで」

「だから猫島のことは待たないで始めていてください」

「ああでも、うん。そすね、すぐは困ります」

「……はい、はい。そのくらいでお願いします」
 
(18) 2022/07/20(Wed) 22:24:49

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>18

「じゃあ、猫島は行きますね」

「うん」

「それじゃあ、また」
 
(19) 2022/07/20(Wed) 22:27:05
ネコジマは、笑顔で別れを告げて、みんなの教室を出て行った。
(a31) 2022/07/20(Wed) 22:27:20

ネコジマは、あの時にはまたねを返していなかったのにね。>>a15
(a32) 2022/07/20(Wed) 22:27:28

【人】 幸福 ライカ

【???】>>14 ユメカワ


「おは────、」

よう、と、自然に吐きかけて。
ぽかんと君を見つめていた。

「……あ、うん。
 痛いとか、感じない……かな。今のところは。」

君が居て、隣で笑って。
それだけで、まあいいかなんて思えてしまうのだから
つくづく、自分は君に甘いのだろう。
──そしてそれは、永遠に。


「調子………今度こそ……、」

ふつふつと思い起こせば、
あの時
の恐怖がぞくりと背筋に走り
僅かに身を震わせる。

「……深雪、」

上目に君を見上げれば、
甘えるように腕を伸ばした。
(20) 2022/07/20(Wed) 22:39:24
ライカは、君を抱き寄せて、
(a33) 2022/07/20(Wed) 22:39:36

ライカは、口付けをひとつ。
(a34) 2022/07/20(Wed) 22:39:44

ライカは、「……おはよう、深雪。」
(a35) 2022/07/20(Wed) 22:39:55

ネコジマは、みんなの自転車を昇降口に運んだ。鍵がかかってた都会組のはちょっと大変でした。
(a36) 2022/07/20(Wed) 23:27:39

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

ほんのわずか、途切れた言葉には一度首を傾げかけて。
それから、続く言葉には、やっぱりどこかいつも通りの延長線上。
そっか、なんて零して、けれどほんのすこし安堵の息を吐いて。

「ん、………」

ふと視線が合わされば、懐くような腕に引かれるまま。
そっと顔を寄せ合って、触れ合う温度は確かにそこにある。
これからもずっと。


それが何であったとしても、形のないものが今もなお君を苛むなら。
これから何度だってこうして遠ざけてしまおう。
今は確かに二人こうしてここに居るのだから。

きっともう、離れ離れになる事だって無いから。
(21) 2022/07/21(Thu) 8:38:55

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

「……うん」

何の憂いも無く、いつかの日々の続きを、君と一緒に居られる。
たったそれだけの事が、どうしようもなく嬉しくて。
たったそれだけの事が、あんなにも難しかったから。


やっぱり自分ってどうにも単純な人間だ、なんて思いながら。
やっぱり自分は君の事が好きで仕方ないらしい、とも思って。
今この心の内を満たす喜びを、上手に言葉にできる気はしないな。

だから、添えるように君の背に回した腕に緩く力を入れて。
もう少しだけ、擦り寄るように肩口に顔を埋めて。
微睡みの中に居るような心地良さに、息吐くように笑みを零して。

きっと暫しの間、そうしていた。
(22) 2022/07/21(Thu) 8:39:35
ユメカワは、しあわせだ。
(a37) 2022/07/21(Thu) 8:39:43

ユメカワは、離れ際。そっと君に囁いた。
(a38) 2022/07/21(Thu) 8:40:28

気狂 ネコジマは、メモを貼った。
(a39) 2022/07/21(Thu) 13:16:31

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a40) 2022/07/21(Thu) 16:40:05

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】
──猫島がメッセージ>>G1を送る少し前。
 
「ん」

「──ねこや、見送りですか?」

「と…ああ、開けてやっから」

ほらおよこし、ずたずた気味にされてしまったそれを受け取った。
開けられていないながらも、努力はされ続けてはいたみたい。
(L3) 2022/07/21(Thu) 18:22:23
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「でもなぁ、もうすぐ花火が始まりますから」

そう言いながら、切り口をピッ。
小さく開けてあげる。

 
 切りきらなかった端っこを 
 
 
       花火を結んだ残りの紐で、
 
 
              投げやすそうな木材に結んで、
 
 
                 屋根の穴から外に放り投げた。
 

できる限り、遠くへ、遠くへ──。
 
猫はおやつを追って飛び出すだなんて
命知らずなことはしませんから、
ただそれを見送りました。

 にゃあ。

ひとつだけ鳴いて、とことこ、屋根裏を後にします。
外に落ちているおやつを少し舐めたら、
ぐいぐい引っ張って切れ端を千切って、
誰かのところに持っていくのでしょう。
(L4) 2022/07/21(Thu) 18:23:06
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】
屋根から射し込む光は月明りよりも陽の光がもうほとんどで 
少しドキドキしながら、猫島は鏡にかけた布をはぎ取った。


「……ああ、なんだ」

鏡にはまた、あの日の猫島がいる。


「間に合っちゃいましたね 

間に合わなければ、それでもよかったのだけど 
(L5) 2022/07/21(Thu) 18:23:43
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「はい、いなくって」

「見つからないだけかもしれないけど」
 
そう思いたいけど。
「だから、」

「たぶん」
 
そうじゃないだろうから。
「たぶん、もう揃わないんで」

「だから」
 
猫島はもうたすかりません。
「だから、考えておくだけじゃなくなりました」

「…君が言った通りになっちゃったのは、少し癪ですけど」
 
そうなっちゃったんだもんな。
(L6) 2022/07/21(Thu) 18:24:53
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「嘘にしたら怒りますからね。
 悪魔だって約束は守るんですよ?」

「猫島がただ単に騙されたならいいんすけど。
 ……いやよくはねぇけど。
 そんな揚げ足取りの話でもないでしょう」

 
「うん」


「しあわせじゃなくてもいいです、
 しあわせだって思えていたら。

 覚めたらそれでいいです。
 運命がそう決まっていただけだから」

「それじゃあ」
(L7) 2022/07/21(Thu) 18:25:43
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

-
【置】 友達 ネコジマ
(L8) 2022/07/21(Thu) 18:27:18
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 友達 ネコジマ

-
【置】 気狂 ネコジマ
(L9) 2022/07/21(Thu) 18:27:57
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00
ネコジマは、待っている間、そんなことを送っていた。特にオチはないよ。思いついたからくらい。
(a41) 2022/07/21(Thu) 20:03:44

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a42) 2022/07/21(Thu) 20:04:45

ネコジマは、友達と一緒に帰りますよ。猫も一緒。
(a43) 2022/07/21(Thu) 20:51:39

ネコジマは、花火をちゃんと見なかった。
(a44) 2022/07/21(Thu) 20:52:57

【置】 気狂 ネコジマ

 

 
麻弓ネエが大きい音をさせた方が勝ちとかルール作って、
 
 
栗栖ニイが当然のように受けて立って、
 
 
牧ニイも面白そうだからってやり出して。
 

 
こずネエが参加と一緒にもう少しルール整備して、
 
 
夏ニイが一回審査員にされかけたけどそれはフリだから、
 
 
雪ニイがふつうに花火持たせてくれていて。
 

 
裏ニイもこれくらいになっていたら誘われてくれて、
 
 
かなネエもなんか、もちゃ…ってしてたら引っ張られてて、
 
 
明日香ネエが最終的に審査員になっていました。
 

 
猫島も、当たり前にそこにいるんです。
 
 
(L10) 2022/07/21(Thu) 20:58:08
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00
気狂 ネコジマは、メモを貼った。
(a45) 2022/07/21(Thu) 20:58:32

ネコジマは、おそらへとんじゃった。すっとんじゃって、もうみえない。
(a46) 2022/07/21(Thu) 20:58:50

ネコジマは、あしたのあさにもおりてこない。
(a47) 2022/07/21(Thu) 20:58:55

ネコジマは、ずっと猫島!
(a48) 2022/07/21(Thu) 20:59:05

 




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12回 残 たくさん

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シロマ
0回 残 たくさん

どうして?

ユメカワ
9回 残 たくさん

一緒にいこうか

ミナイ
0回 残 たくさん

無法です

犠牲者 (3)

トリカイ(2d)
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カナイ(3d)
0回 残 たくさん

縺斐a繧薙↑

ライカ(4d)
2回 残 たくさん

君といくよ

処刑者 (3)

クリス(3d)
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それだけでいい

ウラミチ(4d)
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マユミ(5d)
0回 残 たくさん

心の目で見て

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トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
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IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
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ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
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曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
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かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
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御常紀学園 by HS_29
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Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
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エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
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トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa