人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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蝶間! 今日がお前の命日だ!

墓下全員
へアナウンス

・狼陣営を呼ぶ時は狼狂関係無く
『狼』
or
『遣い』

・どうしても個人を表す時は役職呼び

※ただし、対象の容姿など判断材料は書かないこと

/*

さらば戦友よ・・・。

/*
ああっちゃー…戸隠はん逝ったか……
……本気で島民だけ残ったな??

/*
という訳で墓下のヒトらおはようやで。
赤会話はメタやったりロールやったりするからよろしゅうな。

■確定役職(※墓下は生存者と共有しないようにお願いします)
(狼陣営)
戸隠
   智狼  (襲撃役職を判明)
沙華   皇狼  (一回だけ吊られない)
シラサワ 囁き狂人(狼会話出来る村人)
アザミ
  魔術師 (狼会話見れる占い師)

(村陣営)
リェン  反魂師(一度だけ死者を蘇生)
シキ
   水仙鏡(単独QP)

■残灰  |■残役職  
蝶間
   |共鳴者(共有者)
ユヅル  |黒鳴者(共有者で占うと黒になる)
モクレン |賢者 (占い師)
五十鈴  |煽動者(死ぬと次の日の投票で二人吊られる)

/*
…なんか普通に人狼しとる気分なるなこの吊りと襲撃…

/*
おう、俺だ。4日目おはようさん。
ここでや結構風情のないことも言ってる自覚があるから
適時赤窓をOFFにすることもおすすめするよ。
雰囲気と言うのは大事なものだ。

/*
煽動:蝶間 あっ……
あーあー…バレてもうたなこれ。
というか蝶間はん煽動やったか…

俺騙りバレたわ。しょうないな。ははは。

■確定役職(※墓下は生存者と共有しないようにお願いします)
(狼陣営)
戸隠
   智狼  (襲撃役職を判明)
沙華   皇狼  (一回だけ吊られない)
シラサワ 囁き狂人(狼会話出来る村人)
アザミ
  魔術師 (狼会話見れる占い師)

(村陣営)
リェン  反魂師(一度だけ死者を蘇生)
シキ   水仙鏡(単独QP)
蝶間
   煽動者(死ぬと次の日の投票で二人吊られる)

■残灰  |■残役職    
ユヅル  |黒鳴者(共有者で占うと黒になる)
モクレン |賢者 (占い師)
五十鈴  |共鳴者(共有者)

「……う?」

 ぱち、ぱちと目を開く。

「くそ……頭が、」

 ゆらゆらと。

「……ぼんやりする……」

 げほ、と喉につまったものを吐き出すように、
 軽くせき込んだ。
 ぽたぽたと、汗か、涙のようなものが、少し垂れる。

/*
なるほど前に出た左舞が黒鳴者の線もますます濃くなる結果だね。
死後に強まる念をもつ扇動者がここでというのもある種芸術的か。

/*
せやな、五十鈴はんが黒鳴者やないかな。
で……まぁ、俺は狂人らしく散ろう思うわ。

はは、なぁ…"俺は道化だっただろ?"

はてさて、仄暗い中でも学徒は何時も通り変わらない。
一枚、一枚と紙を捲る。

「しかし、しかし。成る程。本を読むにはいい場所ですね」

其の様子は、何一つ代わり映えしない。
何時も通りであった。

すく、と立ち上がる。
拘束はされていない。
見張りはいるようだが。

懐から、扇を二本。すらりと取り出し、しゃんと開く。
ひらひらと布をはためかせながら。

躍る。

踊る。

舞うように生き、舞うために生きよう。
不器用な自分の、それが生き様だから。

奉納の舞を舞っている。

/*
俺許されるんやったら自滅したいなぁ…。
煽動やないのバレとるし。いっそ沙華はんに喰われたいわ。

/*
なんだい往生際のいいやつだな。
学徒の方へは摺合せ(?に行ってきたぜ。

ま、島民が異分子をどう見做すかにもよるかもね。
俺からは敢えてこれと渡らせてあげる橋は特に決めてあげられないな。

/*
せやかぁ、ちと覚悟してもうたわ。
すり合わせお疲れ様やで。

まぁ、それなら最後までがんばるわ。

/*
へっ、最後の犠牲なんて美味しい処を持っていくなら手も要るよな。


「智狼が捕まったね、狂人。」
「俺の仕事が変わるわけじゃあねえが、どうもあいつの様子は違和感があった。」

「少し気がかりだあな。」

 舞う。
 舞って。

 この島の舞いは、独特だ。
 他の地方にない、特有の動き、特有のモチーフ。

 それはつまり、何か確たるものに根差している。

 舞の中から、それをつかみ取る。
 踊りながら、自分の身体に刻み込む。

 ──遠吠えが聞こえた気がした。

「──……狼、か」

 ぽつり、と呟く。

 脳裏に浮かぶのは、

 神々しく、畏ろしく、美しい。

 
 おおかみのすがた。

「子狼の尻尾掴まれたなぁ。」

見慣れた顔だけとなった沙華を見る。

「まぁ、せやて戸隠はんが狼やと思うとるんが居るんやか。
 ……違和感? 印消えたやのあったけど、
 戸隠はんに違和感あるんか?」
 

「戸隠。あれは日中、己をわざと酷使するように舞うに没頭していてさ。」
爪の内を磨くように、弾きながら訳を話し始める。

「俺にはそれが何か言い訳でもしている自罰的な物に見えてね…。」
苦悶を己に科すが如く。

「根拠といえや俺の勘でしかないんだけど。」
「・・・俺が初めて喰ろうたときも似たことをしたんだ。」

だから、若しかしたら忘れの術が上手くいってなかったのかも知れない。
「それとね。」


「あいつは贄としての質が高すぎる。」


若く 島外の者 舞手であり 狼へ化けたばかりにして 純粋だ 


「万屋よ、それで万一俺の術も効きにくいとつうなら」
「まだ何か他にも仕組まれてるんじゃねえかというのは俺の考え過ぎか・・・?」
そういう口元がひくひくと引き攣っている

「俺は神狼様じゃねえけど、捧げられてたら堪らねえよ」
片手を被せながら無理に絞め直すように抗っていた。

ぽつり、ぽつりと、パズルのピースのような
それぞれバラバラな要素を聞いていく。

わからんわ、と、一笑に付すのは簡単だろう。
しかし、相手は他ならぬ沙華。

この島に来て
一番多く言葉をぶつけ合い、
一番多く互いの腹の内を探り合った。

それはある種信頼にも似たような何か。

「…沙華は何かと気が付くからね。
 だから記録係を任されているのも
 あるのだろうけど。」

だから、この忘れ屋の言葉を無碍には出来ない。

「今年は外からの…"稀人"ばかり神狼はご所望だ。
 その中でも特等の贄で、
 ……その贄の中に毒でも仕込まれていると?」

蝶間が物語を捲り、リェンが贄を奪い、
神狼は更に贄を欲した。

そして、此度狼に与する我らとて。

力を貸し、力を借りるに足る相手は他にいないとばかりに。
まだちぐはぐで形のない光明を話し合う。

「その毒が誰に向けられていようとしているのかは予測もつかねえんだけどな。」
「・・・・毒と呪いに関しては薬師の領分か。」
知識と術の手練。

「そして左舞の五十鈴、あいつも神狼支配にずうとご立腹だったのだと。
自分の舞で誘ってで以って、一矢報いようという腹だと聞いたよ。」
深い恨みと執念。

「今回は右舞の扉戸がもってかれ、そいつが何を仕込まれているかは分からないにしても。」

「俺等が何か策を仕込むべきだとしたら・・」
それも左右の舞子に他ならないのではないか。

「俺の手札は全部晒したぜ・・・
己にここまで種明かしをする事になるとは露に思わなかったけど、
己以外にはあり得なかったような気もするから奇妙だな‥。」

「全くだよ。俺たちが残されたことすら、
 何かしらがあったのかと勘繰りたくすらなるね。」

装いを外し、傷を晒し、語り合うは互いの真意。
祭の三日目。狂爛の最終日。

誰も彼もが舞台へと上がり、最後の舞を見せるのだ。

「ああ、五十鈴に関しては俺も聞いたよ。
 自分にも神狼の血が流れているのだから、
 心臓を喰らえばどうにか出来はしないかとね。

 …俺が狼に成った事がある分、
 あの子には人間でなくなる事を忠告はしたけど。」

『それでも』と、言うのなら。

──だからと言って、神狼の力を受ける俺達とて、
神狼本体には逢えていない。
…そんな中でどうする気なのか。

「……右舞の毒を、左舞の幼牙を、
 沙華は神狼に届かせたいか? …それとも、潰したいか?」

道化は問う。
仕込む策は、神狼の為か、それとも。

そうだ、俺は。
「島のあいつらが勝ち取った"本当の祭り"で、でっかく上がる」

「俺も花火が見たいんだ。シラサワ、お前が言ったような奴をな。」
瞳の中に炎は焚きつけられていた。

へぇ、と、男は相槌を打つ。

道化は何も嘘は言っていなかった。
ただ、"言わない言葉"があっただけ。
ただ、"お飾りの言葉"があっただけ。

「……短い付き合いだけどね。
 俺は"好き"だよ。俺と仲良くしてくれた人達がね。」

だから、道化であっても良いと思ったのだ。
狂った末に堕ちて喰われても良いと囁きを繰り返した。
皆を煽り動かし、火をつけ、壊れるモノに手を差し伸べて。

傷付き力を持たぬ狂人は、弱いからこそ、盾になるだろうと。

「なら届けるのかい? 毒と幼牙を火薬の色にして。
 神狼様で盛大に花火を打ち上げてやると?」

どうする? 狂人を従える皇狼よ。
神狼を裏切り、新たな王の君臨を見届けるのか?

もしそうならば、今日、君が牙を突き立てるのは。

  
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手動

自らの意志で五十鈴を選ぶこととなるぞ。


「決まりだな・・・?」

「おいおい、この期に及んで俺を誰と心得やがる。」

有ったも無かったも手中に自在
神を欺く皇の差配
神涙記録係、忘れ屋沙華の真骨頂

「衆愚の群れなど俺が余すなく支配してやるさ。」