人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XIII『死神』 タナトス

― 選択―

[ 心配症のユグがさて、どれほど共にあったか
  アリアの所に向かうまで?

  苦い薬より、リンゴが好きだと言えば
  呆れられてしまうかな。


  これは少年のころの雑談のなか。
  そんな話を、したことがある。
  
  だからリンゴの君が誰かなんて
  元々問う必要もなかったんだ、――余談。
  

  
  いいわけはそこそこに。

  さあ、話をしようか、かみさま。 ]

 
(4) 2022/12/22(Thu) 2:12:24

【人】 XIII『死神』 タナトス



  こんにちは、神様。
  久しぶりだね、ヴェルト。

  お茶でも飲みながら話すかい?


[ あまり神様は乗り気ではないようだ。
  残念だね。
  お茶とメルロンは俺一人で頂くとしようか。

  本当は俺には聞きたい事もあるよ。
  俺が死ぬことのない理由であるだとか。


  ……ああ、けれど。
  なんとなくわかってしまった。


  選択までの時間はあまり無いんだね。 ]

 
(5) 2022/12/22(Thu) 2:13:48

【人】 XIII『死神』 タナトス




  どうか世界は残して貰えると嬉しいな
  俺は臆病で軟弱だからね
  誰よりも死が恐ろしい自信がある。
  怖がってるところを誰かに見せるのはこう

  カッコ悪いしね。
  それに、


 
  
(6) 2022/12/22(Thu) 2:14:33

【人】 XIII『死神』 タナトス




  死は静かで、穏やかであるべきだ。
  それはたとえ神であろうと覆すことは

  許されることは無いよ


[ 言いたい事はちゃんと告げたよ。
  神様の方の返事はどうかわからないけれど。

  ヴェルトの方にはね、俺は用がある。
  帰ってきてくれたことを
  俺は本当に嬉しく思っているから。

  神様であろうと、
  ヴェルトであろうと

  来てくれてありがとうと
  わさわさ頭を撫でるよ、
 


  癖だから、ね。 *]

 
(7) 2022/12/22(Thu) 2:15:23

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ ――翌日。
  神は再び、皆を呼び寄せた。 


  世界は終わりを辿らなかった。


  神の困惑と落胆に
  俺がなぞれるものは、――何もなくて。


  背をむけた神様をただ、みつめるしか
  俺には出来なかった。



  そうか、世界は終わらない。
  終わらないことより、
  死が溢れることのない事に安堵した。



  俺はどこまでいっても
 『 死神 』なのかもしれないね。 ]


 
(8) 2022/12/22(Thu) 2:16:50

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ ヴェルトが崩れ落ちた。
  世界と、神が別れた瞬間だった。


  反応自体は周りのほうが早いようだ。
  ならばそうだね。



  俺は温かいものでも用意しよう。
  体温は人を安心させるものだから。 


  お茶とお菓子、野菜はどうかな。
  昔より美味しいものが作れた自信がある。


  ゆったりな行動のせいかな、
  いろんな事は他の者たちが
  テキパキこなしてくれた後だったかな ]
 
 
(13) 2022/12/22(Thu) 2:21:35

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ 長らく死神だったから
  足音を立てないのは得意なんだよ。
  否、死神なら足音を立てたほうがいいのかな。


  ヴェルトの側でまるまった背中を見つけてしまった。
  俺の一番長らくの、ともだち。



  ヴェルトが居たころを知るものなら、
  きっとヴェルトが居なくなった空白は
  誰にとっても大きかったはずで。


 

  きっと俺には君が唸る理由も、
  泣いてる理由も、何もわからない。

  いつも笑ってた君だから


  初めて見るその姿が、……そうか
  俺にも知らない君がいたんだ、と
  ほんの少しのさびしさを。
 ]
(14) 2022/12/22(Thu) 2:39:05

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ ぽふ。
  二、三度頭を撫でるだけでは飽き足らず。

  大の大人だけれど戯れ合うみたいに抱きついてみる。
  体温は、人を安心させるものだからね。

  とはいえ軟弱だけど男ゆえ。
  心地よいとは別の話かもしれない。 ]



  シン。
  今朝採れたキュウリだよ。
  なんと馬仕様だ。

  食べるかい?


[ 気分じゃないかもしれないけれど。
  生きるのに糧として食物は必要だよ。 

  馬仕様とはどこかの国で
  キュウリを馬に見立てた飾りをするらしいと ]

 
(15) 2022/12/22(Thu) 2:40:40

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ さて、返答はともあれど。
  俺にはリンゴの恩義もあるんだ。 
  
  ヴェルトが帰ってきたことへの安堵か。
  別のなにかか、
  察することは難しいけれど。

  人には口が存在する。
  良い事も悪いことも、

  話さなければ伝わらないからね。 ]


  
(16) 2022/12/22(Thu) 2:46:54

【人】 XIII『死神』 タナトス




  ……ヴェルトが帰ってきたね。
  これから何をしようか。

  また皆で洋館の探検でもやってみるかい?
  7年あれば色んな事が変わってるかもしれない。

  フォーチュンフォルスを買い占めて
  フォルスに有難い言葉を全部もらうのもいいね。

 
(17) 2022/12/22(Thu) 2:52:02

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ いつまでも抱擁するのもどうかと思うね!
  すぐさま解放はするけど

  心が晴れない顔が、もし見えたのなら俺も
  隣にいてもいいかな?

  とりあえず世界は、
  滅びないらしいからさ。]



  ――よしよし。



[ 君は少しくらい、泣いていい。
 でもやっぱり、笑う君のことが俺は好きだからね。


 俺が笑ってるのは、
 ――シンの影響がすごいんだ。しってたかい? ]**


 
(18) 2022/12/22(Thu) 3:04:09

僕には、『塔』しか居なかった
君が関わりを持っている人が他にもいると知らなかった

君には僕以外にも居て、1人ではなかった
君の最期の言葉は、そこも関係しているのではないか
……分からない、想像するでしか分からない
君を見ているようで、結局自分の周囲以外を見ていなかった
独りよがりだった僕には分からない、分からなかった

僕が居なくとも1人ではない事への安心のような
僕が自分の事しか見えていなかった負い目のような

君を友として気にかけているのも嘘ではなかった
でも、自分が1人になりたくなくて縋っていた
そのくせ、助けなければ処刑されるというのに
君の願いを跳ね除けられず、見届けるに終わった
よりによって君の願いを聞き入れないなんて
自分が許さなくなりそうだったから

君に嫌われてしまうと思ったから

 



自分の事や周りしか見えていない
こんなにも独りよがりな情けない自分の姿

……気付いていたさ、自分の事だもの
『塔』という希望と共に在る為、蓋をしていただけだ
 
命ある間に、その蓋を開けられなかっただけ

 
 

 
 
   ――おおい! 『神様』

   今から『正義』と一手仕合うんだが
   立ち会ってくれないかい?

   見ているだけより楽しいかもしれない
   なーに、どうせ暇でしょ

      ホラ おいで。
 
 

 
 
  『神様』もやってみる?

  持ち方にもこう、コツがあってね
  気になるかい? 気になるだろう
  そうかそうか気になるか〜

  なら手取り足取り教えよう――『正義』が!
 
 


 
  実は向こうに新しい花が咲いてね。
  そこでのんびりしようと思うんだ――が

  お供に膝まくらが欲しい気分になった

  どうだい?
  『女帝』様も一緒に、あちらまで
 
 

 
 
  知っているかい『女帝』様
  この花、紫苑と名をつけたらしい


   ふーむ……

     へえ 少し甘―――いや? 
           なん だ これ

    苦 ……ぐ ぇ
  
 

 
 
   お前が平等を追い求める『正義』なら
   俺は不平等を司る『悪』にでもなろうか

   なんてね。
 
 

 
  
   お前なりの平等を俺は否定しない
   お前の平等は俺が保ってやる

   だから 自分を見失ってくれるな

        ――振り回されるなよ 『正義』
     
 

 
 
  不思議だな

  こうして空を見上げていると
  まるで全部 夢にさえ思える

  『女帝』様を横に転がすというのも
  風情があって 悪くない
                  ――ふふ
 
  

 
 
 
   ここがいつか崩れ去るとしても 
   俺は最期まで貴女の傍に居るよ

              ――― "約束" だ 
 
 

 
 
   ……。
   今ほどお前を哀れに思った事は無い

          ――…馬鹿だね、『正義』
 
 

 
 
 
      
――――…餓 鬼  



 
[ こんな所で 使ってやれる命ではなかったのに ]

 

 
 
    
  ご  めん、     な

 
  

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ 洋館に来たばかりの伏せてばかりの頃。
  困ったことにね、足音が聞こえる事が少し怖かった。

  だんだん音が遠のいていたはずなのに
  あの頃は音だけが妙にリアルでね。



  ……けど、
  殺されかけてよかったと思える事も
  時折ほんの少し。
  希望に混じって現れる。


  例えば、今この時だとか。 >>73]



  わっ。


  ……驚かせるのは成功したかな?
  

[ ドア越しにしかなかった気配を、
  扉を開いて目前にしてみるよ。

  倒れてる人がいるのに騒ぐなといわれれば
  うん、反省だね。 ]
(79) 2022/12/22(Thu) 23:57:27

【人】 XIII『死神』 タナトス



  心配ならおいで。
  心配じゃないならなお来てくれるとうれしいよ。


  ……ほら、俺達の時間だよ。
  やっと、揃ったんだ。
  君がいないと始まらないよ、フォルス。


[ 俺はシンから沢山シンゆうなる君の事
  あの頃聞いて、
  君にいつ会えるかな、
  って俺も楽しみにしてたんだよ。



  シンにもヴェルトにも、俺にも
  君が必要だから。


  居てくれるよね、って笑うんだ *]
(80) 2022/12/23(Fri) 0:00:11

【人】 XIII『死神』 タナトス


―カルクドラ―

[ ユグの前で不穏な単語が飛び交うものだから
  少し愉快に思ってしまった。
  
  そうだね、あの頃のきみは
  狂犬と呼べたかもしれないからね。]


  大丈夫だよ。
  もし一触即発状態になろうものなら
  俺は真っ先に逃げるとしよう。
  俺は軟弱だからね。
  ユグはゆっくり追いついておいで。


[ 怒らせるつもりではないけれど
  どう聞こえるかは彼次第。]
(164) 2022/12/24(Sat) 0:35:12

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ ゆらりゆら。
  ……うん?ホリックゼリー?
  ユグのお気遣いチョイスはどうやら、
  ユグとカルクドラの間で交わされた密談のようだけれど
  俺はカルクドラの言葉を聞いている。

  勧誘は難しいと聞けば苦笑いだ。
  逃走経路を確保する俺の想像がついてしまう。 ]


  俺は世界には滅びてほしくはないよ。
  それだけ。

  君やユグのように多くを考えられるような
  立派なものは俺にはないよ。
  俺は常に臆病だからね。

  俺が嫌なものを、
  嫌だって言っているだけだよ。


[ ここの奥底が揺れる。声が呼ぶ。
  ……多分、今までだってどこか感じていたのに
  その声に耳を傾けことは きっと無かった。

  うん、わかった気がする。
  俺にとってはユグが隣にいたから、
  気づけたことだとも思うよ。]
(165) 2022/12/24(Sat) 0:39:31

【人】 XIII『死神』 タナトス




[ ――なんて。
  何かがわかったようで、わからないけれど


  俺も君が、君やユグが作る未来を、
  信じたかったんだろうね。


  



  そんな気がしたんだ。 ]
 
(166) 2022/12/24(Sat) 0:41:36

【人】 XIII『死神』 タナトス



  おや。
  俺はずっと良い人だよ。

  知らなかったかい?


[ 但しそれ以上でも、それ以下でもないけれどね。
  冗談まじりに答えれば
  カルクドラは笑うのか、それともむっとするのか
  なんだかそんな興味が君において沸いてきてしまった。


  言わないけれど。
  俺は狂犬してるカルクドラは嫌いじゃないんだ。
  もしそうなれば

  逃げるけどね! ]
  

 
(167) 2022/12/24(Sat) 0:42:30