人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:



[ ──これは
 わたしたちを愛してくださる神様なりの『救済』
 かつて『節制』わたしが貰い受け損なった『罰』だ。

 『運命の輪』あのひとから全てを奪い取った罪
 みんなで幸せに神様の願いを裏切った罪
 結果的に箱庭の崩壊を加速させる引き金を引いた罪
 神様から与えられた命をこの手で終わらせた罪

 それらすべての咎を償う為の罰。
 
 悠久の時を経て与えられる贈り物
 であればこの身は、
 謹んで享受し拝領する以外の選択肢を持ってはいけない

 それ以外の身勝手な意志など
 指先ひとつ分も抱いてはならない ]
 



[ けれど、けれど神様。

 罰せられるのは
 わたしひとりで十分ではありませんか? ]

 


[ わたしさえ居なければきっと神様の希望は叶った
 わたしさえ居なければ、彼は死ななかった

 あのひとの未来を奪っておいて
 わたしだけ幸せに生き延びるなど
 そんな都合の良い話 許される筈がなかった。

 この世界に生きる数多のひとの未来を奪って
 わたしだけ幸せに生きようなど、
 たとえ神様がお許しになろうと
 わたし自身がそれを許せない 

 だから、
 もし世界が崩壊する日が来るならば

 わたしは、


         
  命運を共にしよう この世界と
]
 

 

 [  ──また、わたしは同じ過ちを
      繰り返リバースしてしまうのだろうか  ]


  

U『女教皇』 キュリアは、メモを貼った。
(a45) 2022/12/16(Fri) 23:35:30

U『女教皇』 キュリアは、メモを貼った。
(a49) 2022/12/17(Sat) 0:58:38



[とはいえ、『月』から何かを取り上げて、
「お前のものはボクのもの、ボクのものはボクのもの」という、
理不尽な理論を振りかざしたとまでは教典に書かれてないし、
そんなに悪いやつではなかったのでは……?

真相は『箱庭の子』らのみぞ知る。あと神なる存在もか]


 



『 ごめんなさい……ごめんなさい……。
  もしも“次”があるのなら、恨んでくれて構わないから 』


 

  

     やぁ、『力』


その日・・・、『力』の元を訪れた『正義』の手には、

 刀身に曇り一つない・・・・・・剣が、

 抜き身で引っさげられていた。**]

 



[ はこにわのなかでわたしはうまれました。
  しあわせで、やすらかなはこにわのゆりかご。

  わたしがかみさまにもらったものは、
  『 死 』という名前と
  傷を再生できるちからでした。

  かみさまはわたしに、『死』がなにかを
  おしえてくれることはありませんでした。 ]




 わたしはどうすれば
 あなたたちをしあわせにできるとおもいますか?

[ わたしはだれかのとなりにすわります。
  わかりません。
  わたしは『 死 』です。
  いきものがたどりつく おわりの名です。

  みなのように だれかをしあわせに
  できるひは あるのでしょうか。

  ふあんげにみあげました。
  となりにすわったのは『 吊るされた男 』です。

  どうしてあなたのとなりにすわったのか
  なんとなく、といえばそうです。
  けれどあなたのこえを ききたい、
  わたしはそうおもいました。

  あなたはいつも なにかを かんがえて
  すごくすごくかんがえているように
  みえていたから。

  こたえをくれることはあったでしょうか、
  それとも。  ]*


 

【人】 U『女教皇』 キュリア

--回想--

[ 彼と初めてお会いした時、不思議なことがあったのです。
ひとに初めて会った時には"はじめまして"と挨拶をする。
と、館を出る時に読み始めた"対人マナーを学ぶ書籍"には書いてありました。
ですから、彼にお会いした時も、出迎えてくださった館のスタッフの方に対して挨拶したように"はじめまして"と挨拶して名を名乗ろうとしていたのです。]

……、あ、の

[彼と対峙した時になぜか涙が出そうになりました。
悲しかったわけではありません。
怖かったわけでもございません。
なぜかわからないのですが、
目頭が熱くなり身体がふわりと浮くような……自分で自分をコントロールできないと感じた初めての体感でございました。]

…………こんにちは。

[どうにか言葉を声にできたのは、お昼の時間帯の挨拶だけでございました。
さらに不思議だったのは、名前を問いかける彼の声もまた震えているように聞こえました。>>0:487]

キュリア。キュリア、です。

[名を名乗りましたが、わたくしの声もきっと震えていたでしょう。
叫び出したくなるほどの感情が頭の中を駆け巡りました。]
(342) 2022/12/17(Sat) 21:14:26

【人】 U『女教皇』 キュリア

[彼と初めてのおしゃべりをかわして部屋に入り、ふと思い立って言葉の辞書を開いてみました。
この言葉の辞書は小さい頃からわたくしのそばにある辞書なのですが、
なぜか昔から開くとそのページにわたくしの気持ちが書かれていることが多かったのです。]

……なつか、しい?けどわたくし…………

[開いたページで一番最初に目を引いた言葉は"懐かしい"でございました。]**
(343) 2022/12/17(Sat) 21:14:41
U『女教皇』 キュリアは、メモを貼った。
(a85) 2022/12/17(Sat) 21:18:45

【人】 U『女教皇』 キュリア

「ぼくはここにいるみんなのこと、大切にしてるつもりだよ。」>>0:488

[彼は時折こうお話ししてくださいました。
確かに、彼はみんなに優しいと側から見ていてもわかります。
彼はわたくしにもとても優しく接してくださるのです。
そのたびにわたくしは新しい感情を知るのです。
優しい。
嬉しい。
頼りになる。
もっと話したい。

愛おしい。]
(359) 2022/12/17(Sat) 22:08:10

【人】 U『女教皇』 キュリア

[アリスの誕生日パーティー前には、アリスのために歌をうたう計画にも声をかけてくださったのです。

その時もまた、新しい気持ちを知りました。
感情に強弱があることを知ったのです。

二人の方からお誘いを受けたのならば歌いたいと思える気持ちよりも
わたくしは歌をよくわからないという事実>>0:406の方がより強かったのです。

歌えないことを告げても尚、シンは優しく答えてくれました。]

「きっと聴くだけでも楽しいよ!」>>0:488

……歌を聴くことは楽しいことなのね。

[みんなは知っていたのでしょう。わたくしは知りませんでした。
けれどアリスの誕生日パーティーで歌を聴き、心が音とリズムに合わせてふわふわと軽くなりました。
みんなの手の動きに合わせて両の掌を合わせます。ぺち、と小さな音が出ました。
周りの人たちを観察して、手の動きを合わせて真似してみます。]
"ぱち、ぱちん、ばちっ、ぱち。"

……ふふ、楽しい!

[楽しむシンやみんなの様子を見て、幾度かシンと目があい彼の笑顔を見ました。

知りました。
歌を歌うのは楽しいと。

わたくしはシンのことを心から愛おしく思っている。と。]
(360) 2022/12/17(Sat) 22:08:48

【人】 U『女教皇』 キュリア

(けれど、心のどこかから誰かが叫ぶのです。)

(その正体不明の叫び声の主も内容も、わたくしにはわからないのです)
(361) 2022/12/17(Sat) 22:10:28
 
[ ――――

 箱庭の『魔術師』は、その名の通り、
 "魔法"を使うものだった。

 杖から火を生まれさせ
 杯から水を溢れさせ
 剣で風を起こし
 硬貨は土へと姿を行き来させた

 箱庭の『魔術師』は生み出すものだった
 自らの考えを元に、その魔法で、
 新たなものを創り出す子だった ]
 

 
[ だからこそ『魔術師』は――『恋人』が気に入らなかった。
 二人でひとりの完璧な存在、完成された世界
 それが世界の全てなのだと言わんばかり。

 ――そんなものは、有り得ない。

 世界は未完成であることが正しく現実だ。
 だからこそ、より良くする価値がある。
 新しいものによって変えることが出来る。

 『魔術師』はそう思っていた。
 だから『恋人』の存在そのものが、嫌いで、
 有り得ない
のだと、思っていた。]
 

 
[ 『悪魔』が『愚者』を殺した折、
 『魔術師』は『吊るされた男』の側についた。

 『魔術師』は変化を望んでいたけれど、
 こんな変化は望んでいなかったからだ。]
 

 
[ だけど箱庭は、以降も悪い方へ悪い方へばかり
 向かっていった。
 壊れていく箱庭に、『魔術師』は『箱庭の神』を頼った。

 けれど神は、何もしてはくれなかった。
 身勝手な気持ちで、皆を止めてはくれなかった。]
 

 
[ 『隠者』が制裁され、『女教皇』がぎこちなくなり

 それから箱庭もぼろぼろで、
 もう修復も出来なくなってしまった。

 そうして『魔術師』は――思考を、止めてしまった。
 生み出すものである『魔術師』は、
 この崩壊を止めることを、諦めてしまった。]
 

 

[ だから、『魔術師』は―――― ]

 

 
[ それと同じくらいの時だろう。
 『恋人』がこちらに敵意を向けたのも

 どちらが先であったか、
 それは些細な問題かもしれない。
 どちらかが手を出さずとも、
 もう片方が何れ引き起こしていたことだ。]
 

 

僕にお前を殺させろ、『恋人』