人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

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[この機構が稼働して何回めのときだったか。
 一度、失敗作の淫魔ができた。

 彼女の心は清すぎて、身体は堕落しきっていても、強い理性を残していた。
 そう、あの剣士くんみたいに。

 オレはそんな彼女に魔力を注ぎ込み、身体を淫魔として作り替えた。淫魔になれば心も変わってくれるだろうと思い込んで。

 そうしたら、彼女は壊れてしまった。
 淫魔の身体を清い心が拒んで狂い果て、身体がグズグズに崩れて正体不明の魔物になってしまった。

 壊れていても、淫魔にするつもりで膨大な魔力を注ぎ込んで作ったモノだ。始末するのには苦労した。
 なにせ、オレの殺傷力は低い。
 結局、多数の冒険者を操って立ち向かわせることになった。あのときはほんっとーに疲れたな〜……。

 同じようなことはもう起きてほしくない。
 あの剣士くんがちゃんと堕ちてくれますようにと、オレも神に祈ってみようか。淫欲の神に]**

【人】 ローグ ギュルセル

─ 酒場 ─

[店員に賄賂を贈って作り出した安全地帯>>1:199で男が休息をとり始めた頃、ダンジョンに入るときにはぐれた仲間たち>>1:3の半数の(2)1d6人が男の元へやってきた。

互いに連絡は取れずとも、ここを待ち合わせ場所と考えていたらしい]


 無事だったか。今まで何してた?


[食事をしながら情報交換といこうと、人数分の酒と料理を頼んだ。まだあの腕輪で充分足りる額だったようだ]
(5) 2021/05/04(Tue) 12:20:46

【人】 ローグ ギュルセル

[真っ先に聞いたのは、この酒場で繰り広げられた痴態をマギカメラが取材していったという話だった。>>1:@5>>1:91

しかも輪姦されていたのは、あのとき男が助けた清純そうな騎士だったとのことで]


 へぇ、それはそれは……。
 お目にかかりたかったもんだ。


[あのとき手助けしなければ見られたかもしれない光景。>>0:91
さぞかし見ものだったろうと思い描くと、自然と男の舌が唇を舐めた。獰猛な獣が美味そうな獲物を前に舌舐めずりするかのように]


 次見かけたら犯しちまうか。


[呟く男に、仲間の視線は言葉無く違和感を訴えた。

一時の楽しみより金品を優先する>>0:56──それがギュルセルという男だったはずなのだが、今の男の中では優先順位が完全に逆転していた。

そのことを男は自覚していなかった]
(6) 2021/05/04(Tue) 12:21:52

【人】 ローグ ギュルセル

[それからも酒場に着くまでの行動について話しているうちに、仲間が筆記具を取り出し、地図を書き始めた。

冒険者なら当たり前のように行うマッピングも、男たちは普段はほぼ行わない。元々が慣れた場所でもあるし、慣れない階層は冒険者から奪い取った地図を使っていた。
が、今は誰かから奪える状態でなく、自分たちで作るしかない。


──なんで今更、こんな冒険者みたいなことを。


男が何よりも不快だったのが、そのことだった。
直前に会ったのが過去にパーティを組んだことがある相手だったせいもあるだろう。

強者に立ち向かい名誉を得る暮らしを捨て、弱者から搾取する悦楽に浸る──その生活に染まりきったと思っていた。
が、男の中にまだ罪悪感などという高尚なものがあったことに気付いてしまったのだ。>>1:189

苛立ちに任せてフローズン・バナナ・ダイキリを飲み干すと、その甘さが喉に絡みつくように感じて男は嘆息した。

強姦された後でさえ平静を保っていた女の姿を思い出すと>>1:184、男の心中に苛立ちが募る。
彼女もまた己に苛立っているとは知らずに。>>1:188



──あの女を壊してしまえば、“今”に浸れるはず。


そんな思いが浮かんで、男は牙を研ぐかのように犬歯を舐めた]**
(7) 2021/05/04(Tue) 12:22:34
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a3) 2021/05/04(Tue) 12:24:07

─ 過去 ─

[男が最後に組んだパーティは、とある難関ダンジョンを踏破した後、予期せぬ強敵の出現で散り散りになった。

その上、その隙を高い戦闘力を有するならず者集団に襲われ、戦利品を全て奪われた挙句に陵辱の限りを尽くされた。

必死の思いで男が街まで戻ってみれば、ダンジョンを踏破したのはそのならず者たちということになっていた。


──なんだ。こうやって奪えばいいのか──


男はそのとき“理解”したのだった。

わざわざ危険を冒して命懸けの戦いを挑むまでもない。
持つ者から力尽くで奪い取ればいい、ただそれだけのことなのだと。

そのときの仲間たちは、2人は死体が見つかったが、3人は今も生死が知れない。

10年ほど前、ここから遠く離れた街でそんな出来事があった。取り立てて騒がれることもなく、静かに歴史の陰へ消えていった小さな出来事だった]*

【人】 ローグ ギュルセル

─ 酒場 ─

[やがてダンジョン内の大雑把な地図が出来上がった。>>7
記憶に任せて書いたものだ、正確性は47%ぐらいだろうか。
埋まっていないところも多いが、主立った施設は書き込まれている。

地図の中に大浴場があるのを見ると、2度の強姦でべっとりと汗で汚れた衣服が男の意識に上る]


 風呂か……、入りてぇな。


[ついでに着替えたいとも男は思ったが、それは贅沢すぎるというものだろう。
もしどこかにちょうど良いものがあれば検討するかもしれないが。

酒場に着いてからしばらく経つ。
回復薬>>1:200のおかげで身動きできる体力も取り戻しているし、休息も取れた。
大浴場を目指して歩き出してみようかと、男は席を立った]
(14) 2021/05/04(Tue) 18:21:49

【人】 ローグ ギュルセル

[酒場を出ようとしたとき、入れ違いで盗賊が1人駆け込んできた。男たちとは別の一派だ。

彼は「踊り子の衣装とアンクレットが落ちていた」>>1:117と彼の仲間に興奮気味に語り始めた。
喧騒の中でも男の耳にはっきり届いたのは、覚えのある話だからだろう。


──あの舞姫、更に誰かに犯されたか。


男は自然とそう解釈した。
彼女が自ら脱ぎ捨てていったとは、さすがに想像が及ばなかった。


今度はどんな可愛らしい泣き顔を披露したのだろう。
彼女を犯したときの高揚が思い出されて、男の心身には微かに熱が宿った]*
(15) 2021/05/04(Tue) 18:22:54

【人】 ローグ ギュルセル

─ 通路 ─

[男がこのダンジョンに踏み込むときにいた仲間は4人。うち2人は行方不明である。>>5

おそらくダンジョン内のどこかで遊んでいるのだろうが、見かけることがあれば保護するかと考えながら、先ほど作った地図を片手に歩いていた。

目的地は大浴場だが、直行するよりは、地図の完成度の確認をしてみたかった。

それでぶらぶらと歩いているうちに、マギカメラの女>>1:@13見つけた]**
(16) 2021/05/04(Tue) 18:24:15
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a5) 2021/05/04(Tue) 18:25:51

【人】 ローグ ギュルセル

[そのとき彼女は何をしているところだったろうか。

彼女が噂に聞くマギカメラの発信者だとは男も彼女の持ち物で気付いた。

仲間内に視聴者がいるとはいえ>>0:59、男は彼女と会ったこともなければ言葉を交わしたこともない。

が、ここでの彼女の取材のことは聞いたばかりで>>6]


 よお、マギカメラだよな。
 いいモン撮れたか? 酒場にいたって噂聞いたが。


[試しに声をかけてみることにした]**
(17) 2021/05/04(Tue) 18:34:58
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a6) 2021/05/04(Tue) 18:35:36

【人】 ローグ ギュルセル

[男が声をかけたとき、彼女は無数の手によって壁に捕らえられていた。>>@1

どうやら直接触れてはいないらしく、彼女はただ困っているだけという様子である。
見ていて面白くもなんともないのだが、男に彼女を助け出す気は今のところ無かった]


 “酷い映像”ねぇ。
 お嬢ちゃんにゃ、ここは愉しめねぇかぁ?


[彼女の撮ったものをひとつ知っているだけに、それが酷いと言う彼女の欲の無さを感じ取って、男は肩をすくめた。

助ける気が無いことをアピールするかのように腕を組んで、少し離れた場所から彼女を見つめる。

ちなみに、男もある種の有名人ではある。
冒険者ギルドには手配書が貼られているし>>0:13、“瞬風の鬣犬”という二つ名までつけられている。
それでも知らない者は知らないのだが]*
(24) 2021/05/04(Tue) 19:59:58

【人】 ローグ ギュルセル

 

 クリスタ……


[少し前に犯した女の名が出てきて>>@2、男の表情は僅かに曇った。
何かと思い出したくない、が、いっそ壊してしまえと思うに至った相手である>>7]


 ……見つけたら教えてくれや。
 俺もそいつに用があるんだよ。


[壁の手から抜け出そうとする彼女に手を貸すことはないまま、見覚えと言われても男は特に何も言わなかった。
手配書のせいで、一方的に顔や名を知られていることはよくある。彼女のような反応をされるのも慣れたものだった。

一方で、男が10年ほど前に名を馳せたシーフだったことを知っている者は少ない。かつての姿とは見違える堕落ぶりで、気付かない者がほとんどなのだろう]*
(31) 2021/05/04(Tue) 21:05:18
[凍てつく剣を振るいながらも、
春の青白い星の名を持つ人だった。
融通のきかない、つまらない男だと思ってた。

なのに。
あまりにも率直に血の繋がらぬ"家族"への思いを述べ
自己犠牲を当然と疑わない姿に――腹が立ったから。

彼とは一生寝まい、とその日に決めていた。
いつか季節が廻って縁が切れる時に、日陰にも花は咲くんだと一度でも思ってくれたらいいと思ってしまったから。

もはやどうでもいい、そんなことが脳裏を過った]

【人】 ローグ ギュルセル

 

 ついさっき犯しただけだ。
 知り合いってほどじゃねぇよ。


[詮索するような問いに>>@3、男は面倒そうに答えた。
答えた内容は半分嘘で昔の知り合いなのだが、そこまで言う気は皆目無かった。

二つ名を呼ばれれば余計に面倒臭くなり、ため息をついて歩き出そうとしたとき。

遠くから微かに悲鳴が聞こえた>>36]


 ん……?


[悲鳴に聞き覚えを感じて、男は歩き出そうとした足を止めた。その間にマギカメラの女は壁から脱出できただろう]


 ……今の聞こえたか。


[微かに聞こえた悲鳴は、話題のクリスタではなかろうか。
この女はどう思っただろうと、男は視線で問いかけた]*
(37) 2021/05/04(Tue) 21:48:02

【人】 ローグ ギュルセル

[突然にテンションを上げる女に>>@4、男は気圧された。
同行を願い出られ、鬱陶しさのあまりに顔を背けた]


 面倒臭ェ……。


[ぼそりと呟きつつ、クリスタらしき声>>36が聞こえたと思しき方角に足を向ける。

声はすぐに消えてしまい、方角を追うことはできなかったが、大股に歩いているうちにどこかから去ってくる黒光する大虫>>34を見つけた]
(42) 2021/05/04(Tue) 22:23:13

【人】 ローグ ギュルセル

 

 ……うわ……。


[人間の倍以上はあろうかという巨大な体躯の大虫が>>34、体を黒光りさせながらどこかからどこかへと去っていく。

今は害意は無いようだが、さすがに気味の悪い絵面だった]
(43) 2021/05/04(Tue) 22:30:53

【人】 ローグ ギュルセル

 

 あの虫に襲われた悲鳴だったら面白ぇな。


[大虫の大群に襲われ恐怖するクリスタを想像すると、男は高揚し始めた。

レヴァティが後に続いているかなど確かめもせずに虫が去ってくる場所を目指して歩いていけば、そこに体育座りするクリスタ>>38を見つけるだろう]*
(44) 2021/05/04(Tue) 22:31:35

【人】 ローグ ギュルセル

[レヴァティがついて来ているか後ろを見て確かめることはなかったが、彼女の声は届いた>>@5

男には自分が虫に犯される発想は無かったが、彼女の言葉をきっかけにほんの少しだけ想像しかけて、すぐに考えるのをやめた。
確かに発狂ものであろう。

他の誰かが犯される分には“面白い”で済むのだが]
(50) 2021/05/05(Wed) 0:12:55

【人】 ローグ ギュルセル

[やがて見つけたクリスタは膝を抱えて座り込んでいて>>38腹の膨れ具合には気付けないだろうが、打ちのめされた様子を見て>>39]


 今度は虫に遊んでもらったのかぁ?
 何回出してもらったんだ、言ってみろよ。


[推測を元に嘲るような声をかけながら、レヴァティの到着を待った]**
(51) 2021/05/05(Wed) 0:13:21
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a12) 2021/05/05(Wed) 0:16:01

【人】 ローグ ギュルセル

[道中見つけた死骸の量は、クリスタの戦いぶりを思い起こさせた。
過去に間近でそれを見たことのある男にとって、それはけして思い出したくないもので、知らず知らずのうちに意識の外に置いていた。

クリスタを見つけたとき、レヴァティの声が聞こえて>>@6片手をひらりと挙げて笑みを向けた。
それをレヴァティへの撮影了承の合図としようとして。

その瞬間にクリスタが放った魔法>>65は、男が咄嗟に飛び退いて範囲外に出て回避した]
(73) 2021/05/05(Wed) 13:07:50

【人】 ローグ ギュルセル

[めっきり冒険はしていないとはいえ男は元シーフ、回避力が取り柄である。
クリスタの状態も平常とはかけ離れているようで、彼女の魔法は外れた。

それにもし動けなくなったとしても問題はなかった。
クリスタの身体を犯してもさほど傷つけられないのは既にわかっていた。
男は“別の方法”を試しに来たのである]

 
 それが強姦されて「もっと」とねだった女の台詞かぁ?
 俺に足で抱きついてよがってたくせに、よく言うぜ。


[事実とは僅かに異なるが嘘ではないことを>>1:171>>1:181、マギカメラにはっきり届くように声を張って言う。
付近を通りがかる者がもしいれば、声が届いたかもしれない]
(74) 2021/05/05(Wed) 13:14:46

【人】 ローグ ギュルセル

[微かに聞こえた「お腹」という言葉に>>67、クリスタが魔法を使うため動いたときに見えた腹部がやけに膨らんでいた気がして、男は彼女に再び歩み寄った。

抱え込まれた膝に両手を当てて]


 腹がどうしたって? ご懐妊か?
 マギカメラがいるぜ、取材してもらったらどうだ?


[憶測で適当なことを言いながらここが公衆の面前に等しいことを明かし、解説を続けていたレヴァティ>>@7にちらりと視線を向ける。

すぐにクリスタに視線を戻すと、その膝を両手で割り開いて腹部を見てみようと試みるだろう]**
(75) 2021/05/05(Wed) 13:15:14
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a17) 2021/05/05(Wed) 13:17:07

ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a18) 2021/05/05(Wed) 13:18:14

【人】 ローグ ギュルセル

[クリスタが冗談を言い放ったのかと思うも、よく見れば違うようだった。>>76

平静をなかなか崩さない魔女が自暴自棄になる姿は男にとってなかなか面白いものだったが、男の欲を掻き立てるには何かが足りなかった]


 ははっ、よかったじゃねぇか嫁ぎ遅れ。
 妊娠・出産は女の悦びなんだろ。
 ウェディングドレス着て待ってた甲斐があったなぁ?


[前回対面したときの服装を言って嘲笑う。
>>77クリスタがされるがままなのをいいことに割った膝の間には、妊婦の如く膨らんだ腹と陵辱の痕跡があった。
それを見ても男が昂らないのは彼女の実年齢のせいかもしれない。


彼女の身体を乱暴に掴んで、マギカメラの前に開脚させて後ろから捕らえようとし]


 ほら、撮ってもらえよ。
 ここに大ゴキブリとの子どもがいるって。


[嘲るように語りかけた。
そのときもし後ろから捕らえることができていたなら、膨らんだ腹を撫でていただろう。わざとらしいほど優しく、あたかも慈しむかのように]**
(78) 2021/05/05(Wed) 14:25:11

【人】 ローグ ギュルセル

[クリスタは自分で気付いていないのかもしれないが、当時外見年齢は同等だった男を『坊や』と呼んだ時点で、男の内心ではババアであった。>>86
当時は敬意があったがゆえに、声に出してそう呼んだことは一度も無かったが。

そして、内容は違えど当時もこんな軽口のやりとりをしたのが否応にも思い出されて、それを追い払おうとして頭を振った。

この魔女は己には太刀打ちできない敵だと、男は認めざるを得なかった]
(94) 2021/05/05(Wed) 17:52:58

【人】 ローグ ギュルセル

 

 気にしてんのかよ、若作り。


[「殺すぞ」と噛み付いてくる魔女に言い返して、男は笑った。>>86

彼女の腹を撫でてみれば、“出産”が近いことが伝わってくる。
虫の胎動を感じながら、クリスタへの手応えの無さに男の嗜虐心は完全に失せていた]
(95) 2021/05/05(Wed) 17:53:19

【人】 ローグ ギュルセル

[クリスタが「オフレコ」と言えば>>89、レヴァティはそれを拒む。>>@10
だが男はクリスタを抱き締める腕を解いて立ち上がった。
飽きた、興醒めしたとでも言いたげに。

クリスタが産卵>>90し始めたのは、ちょうどその頃だった]


 おぉ、産まれた産まれた。
 元気な赤ちゃんが孵るといいなぁ?
 元気なゴキブリの群れがよ。


[クリスタに揶揄するように声をかけると、男はそのままその場を歩き去ろうとした]*
(96) 2021/05/05(Wed) 17:53:36
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a23) 2021/05/05(Wed) 17:55:24

ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a25) 2021/05/05(Wed) 18:07:50

【人】 ローグ ギュルセル

[酒場にて、男の仲間たちはあのときの騎士の変わり果てた雰囲気を見て気付いただろう。
この騎士は同類だ、頭目はそれを見抜いてあのとき助けたのだ──と。

ハイエナ

鬣犬の異名を取る頭目は未だ自覚しないことだが、あのときに本能的に感じ取ったのだろう。
騎士と思しき青年が、助けを乞うた相手の敵意を察知するや威圧したときにだ。>>0:73

力を以て捩じ伏せようとする、その発想。
弱者を喰らい尽くそうとする男たちと、本質的には同じものである。


騎士の青年が誘った“楽しみ”>>92は、男の仲間たちには「共に外に獲物を探しに行く」という形で思い浮かべられていた]*
(99) 2021/05/05(Wed) 18:09:06
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a26) 2021/05/05(Wed) 18:11:16

【人】 ローグ ギュルセル

[クリスタとレヴァティとのやり取りで男が望むような成果は無かったものの、結果として男は堕落の道をまた一歩進むこととなった。

彼女らの元を立ち去った後、男は当初の目的通りに大浴場を目指していた。>>14
あの魔女のことはまた過去と共に封じ込めて忘れてしまえばいい。

記憶を頼りに仲間たちと作ってみた地図は半分正解半分間違いといったところであまり当てにならない。

歩いているうちに、男は媚毒を持った小さな虫に刺される。最初は影響は無いが放置していると次第に酩酊したような状態になり、最終的に満足に動けなくなってしまう。vil]*
(105) 2021/05/05(Wed) 19:06:28

【人】 ローグ ギュルセル

 

 ん……?


[虫に刺された……ような気がした。>>105

初めのうちは気付かずに歩き続けていたが、歩くうちに酒に酔ったときのように足元がふらつき始めた。

このまま歩き続けるのはまずいと気付いたのは、大浴場への道半ばだった。
男はその場で蹲り、壁に背を凭れて身を休めることになった]**
(106) 2021/05/05(Wed) 19:11:55
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。
(a28) 2021/05/05(Wed) 19:13:30

【人】 ローグ ギュルセル

[レヴァティが撮影し放送したシーン>>@12は、男の悪名を知る者なら、実際に起きたことよりも遥かに悪い想像をするであろう。
普段はほぼ金品を奪うだけとはいえ、この辺りでは指名手配されるほどの悪党である。

クリスタは男の指名手配を知らぬ身ゆえ>>1:105、そこまで想像は及ばないかもしれないが]**
(107) 2021/05/05(Wed) 19:33:05

【人】 ローグ ギュルセル

[壁に凭れて身を休める間、酩酊感はどんどん増していった。
酒でこんなに酔ったことなど無かったと、男はそれが異質な何かなのは気付いた。

このまま動けないのでは面倒なことになりそうだとため息をついた頃、聞き覚えのある声>>108に顔を上げると、目の前には下卑た笑みを浮かべるあのお坊ちゃまがいた]


 ……よお。随分いい顔するようになったじゃねえか。


[いつの間に通り名を覚えたのかと思いながら、男は怠そうに返事をした]*
(109) 2021/05/05(Wed) 19:55:05