人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


/*
こんばんは、父親はアロサウルスです。
この共鳴の空間を、不思議なテレパシーか
二人きりの場所か決めたいと思うのですが、どちらが良いと思いますか?

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

「おはよう……ジャステシアがいないの?
ロッテは見てないな……」

珍しくお寝坊さんかな。
それとも、体調を崩したのかな。
あとで様子を見に行ってみるのもいいかもしれない。
そんな風に考えながら、少女は朝食をとるために席に着く。
(5) 2022/04/29(Fri) 21:14:02
「………………」

朝食とは別の時間帯。
食堂や生徒達が集まる場所からは少し離れた空き教室の一つ。
使われていない教室の机や床は少し埃を被っている。
最低限必要な椅子と机だけ軽く掃除を済ませてから、黒板の前に。

かつ、かつ、かつ。

チョークが黒板を叩く音。
狼を呼ぶ合図の音だ。

チョークが黒板を叩く音。
それが何なのかを、知っている。
大人たち≠手伝わなければならないと
言いつけられた自分たちに教えられた、合図のひとつ。

「……」

恐る恐る。
廊下に誰も居ない事を確かめてから、
そっと開いた扉から身体を滑り込ませた。

トットタッタ、トットタッタ。
軽い足取りは秘密の教室へ。
ひょっこり顔を出せば、『なかまたち』の姿を見つけてニンマリ笑顔になる。

騒がしいトットではあるけれど、これが秘密であることは知っている。
一言も声は出さずに入って、椅子に座った。

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

「うん、そうだね」
「じゃあ、ロッテもみんなを見張っちゃおうかな」

バラニの声を聞き、少女もわざとらしく周囲へ視線を向けた。
(12) 2022/04/29(Fri) 21:32:52

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>14
「……あ」

クロノのこぼした声に、尻込みするような表情に。
少女は穏やかに微笑む。

「クロノは、ほうれん草が苦手?」
(15) 2022/04/29(Fri) 21:41:02
「♪」

『よくできました』

静かに部屋に集まった仲間達にまずはご褒美。
この班の中で大人たちからの言いつけを受けたのは、ここにいる自分たちらしい。

『皆さん、自分に与えられたお仕事の名前は覚えていますか?』

チョークの音だけを響かせて、その下に"凶狼"と書く。
大人を手伝うものに与えられた特別な呼称。
きっとそれぞれが持っている筈だ。

「えっへへへ」
「はいはいっ おれねー えとねー なんだっけ……」

褒められればまた笑顔に花を咲かせ。
書き記された質問には、ピッと手を上げてから、ちょっと考えて……。

「白……のやつです 白狼っ!」

「う、うん……。
 えっと、……おう……皇狼?だって」

馴染んだ顔を見て、ほっとしそうな反面
大人たちから与えられた役割を思うと、
あまりほっとも出来ないクロノは、
変わらず陰った少女の顔のまま。

「……大人たちの手伝い……、
 わたしに、出来るのかなあ……」

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>20
こういうとき、上級生の彼女はどうしていただろう。
思い出すように瞼を伏せて。
けれど。
開いたときには、あなたはほうれん草を口に入れている。

「えらーい」
「ふふ、苦手でもがんばって食べられたね。
ジャステシアがいつも、しっかり言い聞かせているからかな」

食事の手を止め、ぱちぱちと小さく拍手!
(22) 2022/04/29(Fri) 21:52:57

『──大丈夫だ、    。』

『人の機微に聡い君なら、きっと見付けられる。』

『……ああ、わかっている。勿論だとも。』


『君の働き次第では、君の────』

『白狼と皇狼ですね。わかりました』

一つ頷く。
己も気が進まない面があるのだけれど、寮長というものは自然、大人に近い存在で。
"そういう役目"が回ってきてしまったのだった。
それに年少の二人の前で、不安そうな所を見せるわけにはいかない。

『上手くできるように、みんなで頑張りましょう。
 最初はお手本……もとい練習のようなものです。
 今日連れて行く人は、もう決めてありますよ』

姿の見えない何者か。
それが誰かは、きっともう周知のことだ。

「ん〜〜……できるかどうかはわかんないけどお」
「言われたらやらなくちゃだもんね。できなかったらこわいし」

「まっ!ダイジョブだって!なんとかなるよ!」

笑って見せているトットも……どこかいつもより固いものがあるが。

「んで」
「連れて行く人って〜〜……あのこでしょ。かわいそ〜」

「…………」

眉を八の字に下げたまま、こくと頷く。
言われずとも今日の狙いが誰なのかは、分かる。
何ならもう、連れて行く準備も整っている様なもの。

厳しくも面倒見が良く優しい上階生を
悪い大人たちに差し出さなければならない事に、
ひどく罪悪感を覚えながらも、

「…………うん。」

やらなければ、怖い目に遭うのは此方だ。

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>25 クロノ
うーん、わかる。
今でこそ減ったと言えど、少女にも好き嫌いはあった。
苦々しいあなたの表情を見て、眉を下げて笑う。
かと、思えば。
ぱち、ぱち、瞳を瞬く。
同じ班に所属していて顔を合わせることも多いから、何も初めて見る訳ではないけれど。
つい、少し、驚いてしまうこともある。

「……うん、うん。
ちゃんと食べられたよって、ジャステシアに胸を張って言えるね」
「ロッテは、どうやって好き嫌いを克服したんだったかな。
ええと――」

気を取り直して口角を上げる。
思い出すように、しばし、視線を宙へさまよわせて。

「ああ、そうだ」
「味付けによっては食べられる、こともあるかも」
(31) 2022/04/29(Fri) 22:23:11
「………」

『手伝わせてしまって、ごめんなさい』

かつ、と少し弱い音がした。
自分がもっと強ければ、大人たちの命令だって跳ね除けられた。
そうではなかったから、今こうして集まっている。
しかし嘆いても仕方のないことだ。
やるべきことに向き合おう。

『では、今日はジャステシアを連れて行きます。
 彼女のことは私に任せてくれますか?』

同じ高等部生だ。人となりも把握している。
まずは手本を、己が見せるべきだろう。

「え! あやまらなくていーよお」
「おれたち子供だもんね。大人にはかてないよ」

もし勝てるとしても、自分にとっては、そういうもの。
こどもはよわいから。

「わかりました!じゃあまかせます」
「あしたからはー、おれたちもおんなじ事するってことだもんね」

「ん〜〜……がんばんなきゃなー」
「がんばんなきゃなあ」

「……ううん」

大人に歯向かうのは、
いけないことだし、危ないし、怖いことだ。

「ジャスちゃんのことは、わかった、おねがいする。
 ラピスちゃん、気を付けてね……。」

自分達も、大人たちに見合う働きをできなければ
きっと大人たちの手に掛けられてしまうんだろう。

「……わたしも、がんばらなきゃな。」

『ありがとうございます』

健気な二人に、お礼を伝えた。
にっこり、いつもの笑顔で応えてみせる。

『大丈夫です。
 重ねてですが、頑張りましょうね。
 また明日、同じ場所に同じ時間で集まること!
 (*^^*)』

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>34 クロノ
かすかに耳に届く軋んだ音に、けれど、努めていつも通りに。
だって、ソプラノの声を失って、枯れた声を出しているのは少女もおんなじ。
あなたのように、短い間に移り変わるものではないけれど。
ここにいるこどもたちは、みんな、何かしら抱えるものがあるのだから。

「…………とまと……」


掠れた声を、さらにちいちゃくして。
ちょうど今、実習生の先生たちが一悶着しているそれの名をあげた。

「サラダとかの、生のトマトが……」
「でも、ケチャップだったり、火の通ったものなら、食べられなくはないなって……そこから慣れて……」
「だからクロノも、ほうれん草をおいしく食べられる方法が見つかるといいな」
(46) 2022/04/29(Fri) 22:52:42
「またあした、おなじばしょ、わかりました!」
「ちゃんとくるよお、大丈夫!」

「……んでえ、え〜〜っと」
「おれ、さみしんぼだから先言っとくけどお」

「ふたりともにげないでね。おれといっしよだよ」


「いっしょにがんばろ〜!えいえいお〜!」

間延びした明るい声で、こぶしを天に突き出す。
少しだけ纏った圧はすぐに霧散した。

「うん。あしたも同じ時間に。
 ……次は、わたしが、がんばるから」

覚悟を決めるように頷いて、
けれど、トットの言葉にちいさく息を呑んで。

「……にげないよ」


「えい、えい、おー」

同じように拳を突き出した。

逃がすことはあっても、逃げることはきっとない。
年長の責任感だけは、ちゃんと心にあるのだから。

「!」

えい、えい、おー!

無言でも元気はいっぱい。
3人で拳を突き上げて団結を示すのだった。

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>49 クロノ
「うん、がんばろうね」
「おいしかったら食べるのも嫌じゃなくなるはずだもん」

えいえいおー!
少女はぐっと拳を握り、あなたを応援するのでした。
(57) 2022/04/29(Fri) 23:12:29
/*
遅れての登場、激アツスリーセブンです。
どちらでも違ったメリットはあると思いますので、
もしそちらにテレパシーできる理由付けがあるのならそちらで、無かったら二人きりで会う方向でいきましょう。

こっちは、特にテレパせないです。
改めてよろしくお願いしますね。

/*
ちょっと幽体離脱しないと背後に立てそうにないですし、テレパせないですね……
実はまだ生きてるためできないのです。

保険委員の手伝いまたは、あえて担任の先生から居眠りについてみるように言われたことにしましょう。

そちらにも話は通じてる体で、継続の有無でもお聞きします!

任意の時間、あなたに声をかけたのは
居眠りの見張り役と言う名のアオツキ実習生だ。

威圧的にならぬよう、真面目に授業を受けてほしいあるいは体調が悪ければ伝えるようにと分かりやすい命を受けて貴方にしばらくつくことになった。

「バレンタインくん」

なんとなしに窓がある方をみながら、ぼやく実習生は初日に告げた。
鬱陶しくて離れてほしければそう告げてくれ。
やってほしくないことは言われないとわからない。
一番してほしくないことを言えるのなら教えてほしい、と。

「今日は居眠りはせずにすんでますか〜?」

表情筋が死んだ男の声は緩やかだ。