人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


宵闇 夕凪
竹村茜 夕凪
清和 夕凪
百千鳥 夕凪
卯波 夕凪
涼風 夕凪
添木 夕凪
鬼走 夕凪
夕凪 夕凪
御山洗 夕凪
花守 夕凪
編笠 夕凪
青嵐 夕凪
髪置 夕凪

処刑対象:夕凪、結果:成功

卯波! 今日がお前の命日だ!

柿の種子の飛来を確認(第2夜

囃子のような音を確認(第2夜

[犠牲者リスト]
卯波

事件:幽界の歪み

本日の生存者:宵闇、竹村茜、清和、百千鳥、涼風、添木、鬼走、御山洗、花守、編笠、青嵐、髪置以上12名

 
 あまり手の入っていない、雑木林の中を分け入って少し。
 今はもう、誰も参る事の無い、寂れた神社。

 昔もお婆ちゃんっ子やお爺ちゃんっ子でもなければ
 この場所の存在は殆ど誰も知らなくて。
 だからここは、今も昔も二人だけの秘密基地だった。

「みんなは来てくれるかなあ」

 月日に埋もれる事も無く、今も形を保ったままの石畳を踏んで
 一人ぼっちの王様は、ここじゃなくてもいいやと笑う。

「来ないってことは、
 他にもっといい場所があるってことだものね」

「ひとりじめなんてずるいから、それなら探しに行こうかな」

「だってみんなの秘密基地は、一つだけじゃつまらない!」
 

【人】 警部補 添木

>>200 御山洗
「だからこそだよ。若者に任せてくれてもいーんじゃなーい。ほらほら、座った座った。

あー、それでなんだ。なんでチヌが?って思ったし……。


って、うわっ、御山洗さん?!大丈夫!?」

倒れた相手に大層驚いて、慌てて相手を助け起こそうとするも、随分重そうだ。
なんとか気道は確保したいが、寝ているだけ…だろうか?

「もしもーし……おきてる…?無事?」
(0) 2021/08/12(Thu) 21:01:26
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/08/12(Thu) 21:02:48

髪置は、川から上がり、採ったザリガニとカマキリを戦わせている。
(a0) 2021/08/12(Thu) 21:09:19


【人】 巡査部長 鬼走

>>2:164 >>2:@7 百千鳥 夜長 【2日目釣り】
2日目時空ですが見学の夜長さんがいるのでこちらでお返しします。


「鬼走で合ってる。百千鳥は記憶力がいいな」
「ああ、釣れたな」

無口な男二人に挟まれている少年の構図。その中心に捉えられた大物がスイスイ、もしくは狭苦しそうに泳ぐ。

「彰良は本当に準備も面倒見もいい。昔からその気質はあったが、頼り甲斐が出てきた。他はそう変わらなく思えるのにな」

焼いてもらう発言を聞きながらバーベキューが組み上げられて行く様子を見る。夕凪とこの二人の手伝いが終わった後は、自分も御山洗の手伝いに行こうとするだろう。
(1) 2021/08/12(Thu) 21:42:37
夜長は、こくり、頷いて。それから、二人と別れて釣り具を片付けた後は、御山洗の手伝いに行っていた。>>1
(t0) 2021/08/12(Thu) 21:55:08

御山洗は、きっと朝まで起きないだろう。口が大きいせいか一口も大きく、半量飲んでしまったようだ。
(a1) 2021/08/12(Thu) 22:01:11

御山洗は、家まで運んでやれば問題ない筈だ。離縁した父親の実家に運んでも、誰も訝しみはしない。
(a2) 2021/08/12(Thu) 22:02:07

誰もいない家で一人眠ることになった、そして、再び川辺には訪れなかった。

村で見かけられなくなった。どこに泊まったかも誰もわからない。

清和は、御山洗の酒の弱さに内心では少し驚いていた。
(a3) 2021/08/12(Thu) 22:07:50

清和は、酒に強い。
(a4) 2021/08/12(Thu) 22:10:59

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「……いやいや、全然!そんなことないですよー!
 え?あはは、やだなあお婆ちゃんったら…うん?
 うん、わかった!モモチに任せて!」

 それじゃあいってきます、と言って広い玄関を潜る。
 まだ来て数日も経っていないけれど、涼風の祖母は優しくて。
 よそよそしさは殆ど消えて、既にもう一つの家のようだった。

 それから、今日は何をして遊ぼうか、と考えて
 川遊びをしていた時、卯波や夕凪が
 近くの海について話していた事を思い出した。

「……海、海かあ…
 みんな、誘ったら来てくれるかな?」
(2) 2021/08/12(Thu) 22:16:29
百千鳥は、昨日のように目に付いた人に片っ端から誘いを掛けて回った。
(a5) 2021/08/12(Thu) 22:17:29

百千鳥は、夕凪の事も探しに行った。遊びに行くなら、みんなと一緒がいい。
(a6) 2021/08/12(Thu) 22:18:35

夜長は、あの川辺で自分から酒を手に取らなかった。
(t1) 2021/08/12(Thu) 22:19:19

夜長は、それはそれとして酒には比較的すぐ酔うがずっと飲めるタイプだ。
(t2) 2021/08/12(Thu) 22:19:26

宵闇は、酒は好きだが、バーベキューや水遊びではしゃいでいる内に飲むタイミングを逃した。
(a7) 2021/08/12(Thu) 22:25:15

鬼走は、夕凪に誰かがついてきたなら任せたし、そうでないなら彼女が起きるまで見守って、それから別れただろう。
(a8) 2021/08/12(Thu) 22:25:32

鬼走は、以降、何度夕凪を送って行った筈の家を訪れても彼女に会えない事をまだ知らない。
(a9) 2021/08/12(Thu) 22:26:33

 あまり手の入っていない、雑木林の中を分け入って少し。
 誰も来なくなってしまった、秘密基地。
 月日に埋もれる事も無く、今も形を保ったままの石畳を踏んで。

 違和感に気づいた、もしかしたら自分だけ。



「―――なれなかった」



 聖なる乙女のような君になりきる事が出来なかった。
 自分は誰も導くことが出来ない子供のまま。
 なりきれなかった自分は何か大切なことを忘れている気がする。
 どうしてここにいるんだろう、何を忘れているんだろう。
 夕凪がここにいたい理由は――――。

 遊びたいか ら ?


『強く思い出さなきゃ。
 ”この田舎”に縋る以外にすることがあるはずって、伝えるんだ』

夜長は、こくり、百千鳥の誘いを受けた。>>a5
(t3) 2021/08/12(Thu) 22:30:26

【見】 天狼の子 夜長

>>a5>>t3 百千鳥

「……そう、モモチさん。
 海には、秘密基地になりそうな場所はあるだろうか?」

 誘いを受けたついでに聞いてみた。夜長が雪子を探しているというのはもうみんな聞いているだろう。それにどういった印象を抱いているかは、人それぞれだが。
(@0) 2021/08/12(Thu) 22:30:55


「あそびましょう、狼さん。
 なんだか向こうに狸さんもいるみたい。
 面白いな、ずっといたい気分になってくる」


あなたの言葉を聞きましょう。
あなたの楽しいことをしましょう?
あなたと一緒に過ごしましょう。
それが、夕凪にとって幸せなことになるはずだから。

みんなの秘密基地は、やっぱり賑やかじゃないと寂しいから。

  百千鳥

夕凪はいくら探して見つからなかった。
だけどあなたが誰かに声をかけている内にひょっこり顔を出す。
自然の香りを纏わせながら、夕凪は楽しそうに笑いかけただろう。

「モモチくん海に行きたいんだって?
 夕凪が運転しようか、昨日ぐっすり寝たから今日は元気なんだ。
 やりたいことがあったら、何でも用意してあげる!」

 
「──ようこそ!」

一人ぼっちの王様は、待ちわびたとばかりに来訪者を出迎えた。

「いいよ、いいよ、一緒にいつまでも遊んでいよう。」

迷夢の中に、甘い肯定を投げ掛けて

「遊び相手だって、遊び場だって、いくらでもあるんだから」

「みんなもきっと、みんなの居るこの村が好きなはず」

どこまでも、幼気な夢を謳う。

「ずうっとここに居たいはず!」

きっと、皆がそうなのだと信じて疑う事も無く。

「だからみんなでずっと、遊んでいよう?」
 

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@0 夜長

「秘密基地?」

 夜長からの問いを、ころりと首を傾げて復唱した。
 人を探しているのはそれとなく聞いていたけれど
 目の前の大人の人から、そんな言葉が出てくる事が
 あまり結び付かなくて、子供心になんだか意外だったのだ。

「うーんとね、今もあればだけど…
 たしか、あんまり使われてない海の家があったはず。
 そこなら秘密基地になるんじゃないかなあ?」

 それでも尋ねるからには何か理由があるのだろうと
 秘密基地、の心当たりを一つ答えてみせた。
 子供の行くような場所は、子供に尋ねた方が早い。
(3) 2021/08/12(Thu) 22:51:47

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>+2

「あ、夕凪姉!
 うん、昨日みんなが行きたいねって言ってたの思い出して!」

 ひょいと顔を出した捜し人に、ぱっとそちらを振り向いて
 問いに答えを返して、何をして遊ぼうかと考える内に
 見付からなかった事の違和感など、遠くへ消えてしまった。

「そっか、車で行かないとなんだよね。
 じゃあモモチ、もう少しみんなの事を呼んで来るから
 夕凪姉にはその間に色々準備してもらっていい?
 えっとね…そうだ、夕凪姉は何して遊びたい?」
(4) 2021/08/12(Thu) 23:03:13
卯波の撮った写真は、現像もしていないのに、家に散らばっていた。

愛用のデジタルカメラと、『晶』と書かれたインスタントカメラを置いて、何処かへ行ってしまった。

【見】 天狼の子 夜長

>>3 百千鳥

「後で、案内をもらっても大丈夫、ですか?
 母さん、そういう所に隠れているかもしれないんだ」

 意外に思われているとは思っていない。彼は至極真面目に秘密基地のことを聞いている。
 
慈姑に聞こうとも思ったが、慈姑は慈姑で最初に挨拶をしてから姿を見ていない。


「母さんは秘密だから秘密基地なんだと言っていたし、
 実際そうとも思うから、内緒なら内緒で構わない」

 使われていない海の家。それを聞けただけでも十分ありがたい。あなたはどうしたい人だろうか。
(@1) 2021/08/12(Thu) 23:12:22
夜長は、ゆるく首を傾けて、百千鳥を見ていた。
(t4) 2021/08/12(Thu) 23:12:37

【人】 少年 編笠

>>c3
「……おィ? 卯波あいつ。
 こんなとこに大事なもん落としていきやがって。
 いや……デジカメもあるぞ?
 こんなもん置いて、どこ行ったんだ?」

とりあえずその約束のインスタントカメラを
先に見るのはマナー違反だろう。
何か心変わりがあったのかもしれねぇ。
あいつが渡したくなるまで見ない振りしとくか。

何が何でも、こっちのはここに居る間に受け取らせるが。
(5) 2021/08/12(Thu) 23:17:25
寂れた神社の縁側に座って、
ふらふらと足を揺らしている。

「二番目。おまけ。
 ついてくるもの。
 枠の外だけの子。
 
 あははァ……何も変わってないんだ」

心からの対抗心を向けて、
心からの嫉妬を向けて、
そうして受け取った感情は、

『あなたも大切だけど、
 他にも大切な人がいる』

という残酷な言葉だった。

連れてきてもらった子の肯定が心に染み渡る。
田舎の外に対する想いが消えて、田舎の中の気持ちだけになる。

周りの景色の綺麗さが、ひたすら毒となって、
自分の身体を蝕む──そんな、思いだ。

 百千鳥

「いいよー、任せておいて。
 歩きでも行けると思うけど、持ち物は車が楽だからさ。
 眠くなっちゃった人も運びやすくなるからね。

 やりたいこと? 夕凪はスイカ割りもしたいし、泳ぐのもしたいな〜。
 あとはー」

 あたりを見渡して、頬に指を当てながら子供のように何かを考える。

「みんなを巻き込めたら何でも!」

例えばビーチフラッグ。
例えば本格的砂のお城建築など。
他の貝殻集めや女の子らしい提案は夕凪からは出てこないようだった。

「……カメラ、何処か行っちゃった」

唯一の取り柄であった、
思い出を四角に切り取ることすらできない。

劣等感に押しつぶされそうだ。

「……」

微笑む。
いつか自分がカメラに映るために練習した笑顔は、
自分の心を覆い隠す殻となって顔に張り付く。

それでも、抑えきれない涙を、
指先で拭って──ふと、手を見つめる。

また頭がちくりと痛む。
言いようのない違和感だけが、そこにある。

自分の華奢な指先と、青年らしいしっかりとした指が、交互にチラつくのを見た。

【人】 花守

「秘密基地かあ、まだあるかな」

彼女が秘密基地と呼ばれる場所に行っていたのは10年よりもっと前、成長するにつれてだんだんと足を運ばなくなり、入れ替わる様に新しい子供が加わったりして、特に決まりがあった訳でもないのにそうやって代々受け継がれていた、子供だけの秘密の場所。

所在も記憶の彼方で、でも何故か今になって惹かれるものがある。
そう、いくつかあったような……?

「海の見つければ、他のも思い出すかも。
 ちょっと探し出して見ようかしらね」
(6) 2021/08/12(Thu) 23:33:01

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@1 夜長

「母さん……えっと、雪子さん、だよね?」

 大人の大きな背を見上げて、念の為にもう一つ尋ね返した。
 狭い田舎の中だから、人の事はすぐに覚えられるけど
 それでも念を入れて悪い事はない。

「ううん、案内するくらいなら全然!
 秘密だから秘密基地、っていうのはわかるけど…
 ひとりじめはずるいし、他の誰かに見つかっちゃう場所なら
 そもそもそこを選んだのが大失敗!それに……」

 まだまだ子供の少年は、にっかり笑って言い切った。

「かくれんぼだって、見付けてもらえなきゃさみしいもん!」
(7) 2021/08/12(Thu) 23:33:30
メモを貼った。

【置】 おかえり 御山洗

がば、と体を起こす。汗だくの顎から伝った汗が布団にぱたと落ちた。
ここは自分の家だろうか。少し片付けられた部屋は確かに自分の部屋だ。
昨日は――……添木から渡された缶で喉を潤して、ふっと浮いたような感覚を覚えて、
それから先の記憶が、あんまり無い。ひょっとすると、あれはお酒だったんだろうか。

「失敗した……確認しなかった俺が悪いな。謝りにいかないと……」

急に缶を渡した人間が倒れたりしたら、相当焦ったことだろう。
気に病ませてしまったなら申し訳ないし何かお詫びを考えておかねばならない。
それにしても。
まだ曖昧に現実と交じる夢が、今にも消えそうな霞のまま、瞼の裏にフラッシュバックする。
今こうしてるうちにもどんどん水に浸した髪のように消えていくけれど、あれは。

「――……」

首筋の汗を拭く。肌を透かした下にある肉が、熱を持ったように熱い。
(L0) 2021/08/12(Thu) 23:42:57
公開: 2021/08/12(Thu) 23:45:00
編笠は、誰かを探している。
(a10) 2021/08/12(Thu) 23:45:02

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>+4 夕凪

「やった!」

 了承の言葉に飛び跳ねんばかりに喜んで
 それから、羅列されるやりたい事、にふんふんと頷いた。

「わかった!じゃあモモチ、みんなの事呼んで来るね!
 清和も翔兄も、引き摺ってでも連れて来る!
 あと今度こそ着替えてサンダル持ってって…」

 その中に、女の子らしい遊びが含まれていなかった事は
 百千鳥にとっては、幼い頃に一緒に遊んだ夕凪が
 今も変わらずそこに居るようで嬉しかった。

 モモチもスイカ割りやりたいなあ、なんて
 海でできる遊びを指折り数えてから、
 集合場所を決めて、また皆を呼び回りに一度別れただろう。
(8) 2021/08/12(Thu) 23:47:46
メモを貼った。

境内からでて、自分の家へとまっすぐ進む。手入れのされてない雑木林を、まっすぐ。

結局カメラを持っていないと落ち着かない。

 
秘密基地は、みんなの国。

一人きりの王様は、ある時不意に、二人の迷い子に呼び掛けた。

「ねえ、みんな!」

みんなは誰と遊びたい?


「アタシ達、きっと二人が連れて来てほしい人を連れて来るよ」

「一番に遊びたい人を呼んで、それからいろんな事をして遊ぼう」

「──いつまでも!」