203 三月うさぎの不思議なテーブル
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| (a42) 2023/03/07(Tue) 22:06:33 |
| あっ、はい……!! じゃ、じゃあ、えっと、お願いします…!! [そんな中、何やら気を回してくれたらしい 遠藤の申し出には飛びついた。 >>204実際飲み会のせいでやや疲れては見えただろう。 それ以上に、何でもいいから店内の会話が 聞こえない空間に逃げたかった。 案内されるまま奥の部屋に通され ソファに腰かけてようやく ほう、と息を吐いた。 オススメボードも碌に見ていなかったが。] (244) 2023/03/07(Tue) 22:08:34 |
| お待たせ? [ 店内で何があったのか、 多分詳しくは知らない。 けどいつもと少し違う空気の誰かを 見たなら、何かあったのかな、くらいに思う。 少なくとも、洗い浚い吐かせるより、 ケアする時間を過ごせていれば、尚の事。 お待ちしてました、他の誰かにだって よく言われる言葉に、自然と そう返したし、 ホッとしたような表情 >>233を見たなら、 より足取りは軽くカウンターへと向かう。] かつぶし掛かっているの土佐煮って いうんだっけ?あれおいしいよねぇ。 パスタもいいけど、和食がいいかな。 (245) 2023/03/07(Tue) 22:08:58 |
| [ 席へついたらすぐに、 ] この日、休み取れたんだけど どこか行きたいところある? [ そう聞いた。 付き合う、というよりは知りたい、の 延長からの言葉。 ない、と言われたときのための 情報だってそれなりにかき集めた。 ……嘘、必死にかき集めた。 ときには人を頼る >>177ことさえして。* ] (246) 2023/03/07(Tue) 22:09:16 |
| あの……すみません… ありがとうございます……
[申し訳なさそうに遠藤に礼を言い。 温かいお茶をもう一口、二口飲んで。]
……えっと……さっきまで飲んでたので…… さらっと食べられそうもの、お願いできますか?
[と、ようやくオーダーを頼もう。**]
(247) 2023/03/07(Tue) 22:11:15 |
| (a43) 2023/03/07(Tue) 22:18:38 |
| [お任せの一品 >>207。 瑞野先輩 >>233から白羽の矢をねじ込まれた気がした、もちろん錯覚だけれど。 ひぃ、なんて情けない声はさすがに出さなかったけれど若干ひきつった顔が物語る。 味の好みが把握できていない相手に料理を出すことの難しさを痛感するが、いやこんな若輩者をご指名いただいてありがとうございます光栄の極み。 筍、と言っていたのでこれは外そう。 これは自分じゃなくて瑞野先輩が使うべき食材だ。 行儀が悪いと思いながらもうちょっとだけ聞き耳を立てさせてもラうと、成程、今日の口は和食 >>245らしい。 成程、と思いながらいくつか頭の中にレシピが泳ぐ] うーん…瑞野先輩、卵って使います? [筍は使わない前提であるが、レコメンドボードにない食材なので、あらかじめ聞いておこう。 かぶりそうなら違うレシピを捕まえるだけなので問題はない*] (248) 2023/03/07(Tue) 22:21:42 |
| あ。 高野さんだ、いらっしゃいませ。 ["約束"の話。 ちょうどディナー前にそろそろ出来るんじゃないか、なんて思っていたものだから、その人の姿が店内に見えて >>245、ぱっと顔を上げる、けど、] 何、ナギさん仲良しじゃん。 お出かけ? ボクも仲良くなりたいな、高野さんと。 [座るなりイケメン同士で休日の相談なんてずるいじゃないの。 いいなー、なんて冗談交じり、作業を続けましょうね。] (249) 2023/03/07(Tue) 22:22:52 |
| ああ、丸鶏のスープ? 〆のラーメンとかに使えればと思ってたんだけど。
予定変更。 たけのこ、水洗いにして薄切りにして。 あと、きくらげも石づき取って食べやすいサイズに。
[知恵が手を洗うを確認したら 準備途中のたけのこを預けて、自身も手を洗い直す。 知恵のことを背が低いと思ったことはなかったが、 手を伸ばせる範囲ではあったので気分は。 兄弟のような、……兄妹のような。] (250) 2023/03/07(Tue) 22:24:06 |
| ─ バックヤード ─
店長、ちょっと失礼します
[よそ行きめいた音質で奥へ一声かけて、ソファの近くに衝立を置く。 視界を遮るというよりは、Staff Onlyの空間とをゆるく区切って落ち着けるようにする程度。 トレーでおしぼりと共に持ち込んだ煎茶を口にするのを、近くに屈んで]
さらっと、だね うん。飲んだ後の一杯にしよう。おつかれさま
……話し相手のご入用は?
[静かにしておいて欲しいようなら、 気配を感じられる裏の厨房で調理を始めよう] (251) 2023/03/07(Tue) 22:24:21 |
| [ もし彼が、抵抗してくるようなら つべこべ言うな、とか実力行使も考えた。 見世物にさせたくない一心で。
だが思いの外素直に従ってくれたので、 悪目立ちするようなことは、なかったと思う。 ] (252) 2023/03/07(Tue) 22:28:47 |
| [ 差し出されたハンカチは受け取られ >>236、 こちらの話が一区切りしたあたりで、 表情が少し、変わった >>237だろうか。 ] なーに、あんたも イケメンなんて自分が一番かっこよくて 自分以外は溝だと思ってんだろ とか言うクチ? [ 嫌味からではなく、笑ってくれたので いくらか、ほっとして。 ] 一度好きになれたなら、またなれるよ。 [ 角砂糖が二つ、カップに沈む。 好みも聞かず、注文したので。 次があるなら、気をつけるとして。 ] (253) 2023/03/07(Tue) 22:29:10 |
| ………ふーん。
思って良くない?何がダメ? そんなんあったら俺だって思うよ。
それから二人はどうなったの 上手くいくなら、祝福してあげられるの? なんも知らん顔して?
無理じゃん、そんなの。 大事な友達だから、なにもかも 清らかな気持ちで接しないといけないの?
………想像してみたけど、俺なら は?俺のほうが好きだが?なんで お前が告られてんの?って思うし、
本人にも言っちゃうね。
[ 酒が入ったならもう少し言葉もマイルドに なるのだろう、あの店の酒なら、より優しく。 しかし、 ] (254) 2023/03/07(Tue) 22:29:44 |
| 友達大事にして、その気持押し込めて おめでとうって言える、ならそりゃご立派
俺にしてみりゃクソ喰らえってとこ。
仲良しごっこで気が済むなら、 余計なお節介だろーけど。
大事な友達が、自分になにか思うことが あるっぽいのに、話してくれない、 ひた隠しにしてる、避けられてるって、 俺ならそっちのがよっぽどヤダね。 (255) 2023/03/07(Tue) 22:30:21 |
| ――Madam March Hareだな。 よし、行こう。
[ カップの中、半分ほど残った珈琲を 流し込むと、相手にもそれをせっついて ]
ほらほら、葉月もちゃっちゃと飲んじゃって。 こういうのはな、 早いうちにどうにかすべきだ
学校じゃないんだから、 数日休んでもまた会えるって保証、
ないんだよ? (256) 2023/03/07(Tue) 22:30:53 |
| 機会を逃して、会えなくなって。 好きな人と、友達と、両方失って 自分カワイソーって酔える あんたじゃないんだろう?
なんもかんも失敗して、 自棄になったら電話してよ。
[ 席を立ち、再び彼の腕を引く ]
潰れるまで、付き合うからさ。 俺、兄弟いないけど、門下生いたから お兄ちゃんは慣れっこだよ?
[ コード決済でさっさと会計を済ませ、 また来るよと言い残し、店を出る。 しゃっきり一人で歩けるようなら ] (257) 2023/03/07(Tue) 22:31:21 |
| いや、言えよ。 いつまでも腕引いちゃったじゃん
好きな人の腕もまだ引いてねーってのに
[ 笑い飛ばすように言って、 向かうは、我らがウサギの穴。 逃げられたら、今日はもう、追わないだろうけどね。* ] (258) 2023/03/07(Tue) 22:31:44 |
| ん? うん、オッケー。 [予定変更、に頷いて、たけのこを洗う。 これでも、包丁はまあまあ握れますからね。 切り揃えるくらいなら、迷いなく。] これくらいでいい? [厚みなりサイズなりを簡単に確認したら、それを繰り返す。 バックヤードに気配 >>247があれば、ちらと意識を向けたりするけど、手を切らないように一瞬だけだ。 シャミさんが行ってるし、必要ならうちのパンは置きっぱなしです。] (259) 2023/03/07(Tue) 22:35:28 |
| チエちゃん、会いたかったんだ。 この前のピザ、チエちゃんが作ったんだって? あれ、すっごい美味しかったから 今日も期待してるよ。 [ いらっしゃいませ >>249の声に答え 軽く手をあげた。 ] すっかり修行済みになっちゃってるんじゃないかって 期待に胸膨らませて、お腹は空かせてきました。 [ お出かけ?と声には ] そーだよ。 仲良く?それは嬉しいね。 [ いやデートの誘いです、という言葉も、 ここまで出かかって、引っかかって、 自分の中へ落ちていく。 たとえ冗談めいていても 相手が困るかも しれないからね。* ] (260) 2023/03/07(Tue) 22:37:50 |
僕はね、印象に残りにくい子どもだったんだ。
教室の一軍でも、逆にはみ出し者でもなく、体つきも成績も至って普通。
さっきも言ったけど、家もサラリーマンの父とパートの母と3人家族で、仲が悪い訳でもなければ比べられる兄弟もいない。
マンガだと最終回になっても名前が判明しないモブみたいな。
平凡な人生ってね、笑顔になることがないんだよ。
テレビ観ても「面白い」がわかんない。
友達はいたからそれなりに学校生活は送れてたんだろうけど、僕自身にも中学までの思い出って特になくて。
[語り始めたのは自分のつまらない半生。
ドラマティックな出来事がまるでないから、食事の肴にもならない。
だから、あれだけ店に通っていても、きっと誰も知らない。]
中学何年生だったかの時にスマホを買ってもらって写真を撮り始めて気づいたんだ。
「カメラを向けたら人って笑うんだ」って。
そんなことを中学生になるまで知らなかった自分にぞっとした。
| [お待たせ。と返ってきたなら >>245、 ふ、と息を吐き出すように笑って。 空席に案内したならまずは、 いつものお茶とおしぼりのサービスを。] 土佐煮なら速崎の方が旨いんですが。 そうだな……。 炊き込みご飯でもいいですか? [得意不得意はできるだけ減らしたいけれど、 背に腹は代えられない。 それに、一度食べたというのならば、 新しい味を、知ってもらいたくてそんな提案を。 土佐煮がいいというのなら 多少時間がかかっても作るつもり。] (261) 2023/03/07(Tue) 22:48:41 |
| [オープンキッチンに回り、 知恵の手元を時折確認しながら、調理を進めていく。 ささ身はさっきスープで使った一部を切り出そう。 身にスープが染み込んでいるだろうから。 スジと薄皮と取って開いて……、削ぐように切って。 そんな中で。 >>246 休みが取れたと聞けば、約束が妙にリアルになった。 いつもは店で会うから二人の時など殆どない。 今だって傍らに知恵がいる。 >>249 仲良し、なのだろうか。] あー……、 [知恵に応える前になんとなく、ちらりと。 先に高野に視線を送ってしまう。] (262) 2023/03/07(Tue) 22:48:49 |
で、笑顔を学ぶ為に写真を撮り始めたんだ。
ポートレート専門じゃなくてグルメ専門になったのはね、
「おいしい」って思ったら自分でも笑顔になってる気がしたからだよ。
おいしいものを食べてたら笑顔になれるって思ったら、
今度はおいしいもの探しの方にハマっちゃって。
こりゃあ普通高校に行ってる場合じゃないなって、写真を専門的に学べるコースがある通信制にしたんだ。
在学中にバイトで始めたグルメ記事が割と評判になって、今ではフリーのグルメライターです。
SNSでごはん日記もつけてて、そっちの名義でもPR記事とか手掛けて商品もらったりもしてる。
[時間に融通が利く仕事で、それなりに収入があるというネタバラシ。]
うさぎで仕事のことを言ってなかったのは、完全プライベートで行き始めて気にいっちゃったから、
「これがいつか記事になるかも」って思われて提供されるのは悲しいなぁと思って。
同時に、記事にしたらそれなりの反響があるって予想できるから、宝物を見せたくないって気持ちもあって。
[その独占欲は知恵に語ったのと同じだ。]
まー、今となっては高野さんとかさ、貝沢さんみたいな――ああ後一人声優さんがいるけどこれは内緒かな、所謂「ギョーカイ人」がいるからね、ますます記事にはしないんだけど。
SNSに前にシャミちゃんのもう一個のお仕事の紹介を偶然知らずに紹介しちゃったことがあって、リアクションかなりついてたから、SNSにも載せない。
だからあの店に行くのはこれからもただの「神田」だよ。
[苦い後悔の話はまだ本人にはしていない。
彼女を多忙に陥らせた罪滅ぼしが出来る日もいまだ取り置き中だ。]
前置きが長くなったけど。
笑顔がよくわからないモブの神田くんは、あの店で自然に「幸せ」ってことを実感したんだ。
初めは料理が美味しいからだって思ってて、それは勿論そうなんだけどね。
[じっと彼女を見た。
見ていると口角が自然に緩む。
今の自分は、「笑顔がわからない」なんて決して言わない。]
マシロちゃんが笑ってて、
マシロちゃんの料理で僕じゃない人もみんな笑顔になってて、
「楽しんでほしい」って気持ちを聞いた時にね、「ああそっかぁ」って。
あの日マシロちゃんに言った「幸せプラス」って表現ね、
ずっと考えてたりどこかで使った言葉じゃなくて、あの場で自然に出た言葉なんだよ。
僕を幸せにしてくれるのはマシロちゃんなんだって、思った。
ただの客に過ぎない奴が店員さんに対して思うには重すぎるけど、これが君を意識した最初。
最初のうさぎクッキーの写真を撮ったのは確かに習慣だけど、
「また食べたい」って気持ちになったのは、無意識でも既に君が僕を幸せにしてくれるって本能で感じてたからなんだ。
「ナンパじゃない」って言いながら写真を渡したのは、何気ない行動じゃないよ。
喜んで欲しいって、顔を思い浮かべながらプリントしました。
[先程は口をはさめなかった、自分の行動の裏側にある気持ち。
あれがきっかけで彼女が自分を意識してくれたのなら、あの時既に好きだったのだと言いたくて。]
料理に対して謙遜しないところが好きです。
仲間の料理を人前で得意げに話すところも好きです。
誉め言葉を否定しないで、照れてても一旦受け止めてくれるところも、
それを聞いてどういう気持ちか素直にきちんと伝えてくれるところも、
料理だけじゃない、マシロちゃんの存在自体が僕を幸せにしてくれてる。
今言語化できるのがこれくらいなのが悔しいけど、
もっともーっとある君の好きなとこは、
これからずっと傍で聞いていて。
| 何ー? 会いたかった? ボクもお会いしたかったですよ♡ え、うそ、嬉しい。おいしかったですか? よかったー…… 聞いてくださいよ、あれね、ナギさんが突然作れって無茶振りしてきて! [ >>260こうして喋りながらでも、手は止まらない。 ここ数日でできるようになった事だ。 確かに、千尋の谷は人を成長させてくれるらしい。] (263) 2023/03/07(Tue) 22:55:03 |
| ふふ、じゃあ、よかったら食べてください、ボクの修行の成果も。 お米に合うかどうかは、わかんないんだけど。
[味としては、合わせてるつもりだけど。 好みに合うかは別問題。]
そりゃ、仲良くしたいですよ。 大切なお客様ですもん。 今後ともご贔屓に!
[ぱちんとウインクしてから、できたよー、と切りそろえた食材たちをナギさんに提供しよう。] (264) 2023/03/07(Tue) 22:55:09 |
好きだよ、マシロちゃん。
「マシロちゃんの」料理が食べたい。お菓子が食べたい。
僕を好きになってくれてありがとう。
[よく聞こえる白うさぎの耳は、全部を聞いてくれただろうか。
思いの丈を離せば随分と長話になってしまった。
「送るよ」と促して、先に立ち上がろう。*]
| [美澄に個人的に教育的指導をした訳ではないが、 口下手だけにコミュニケーションは沙弥や速崎のように 上手くは取れていないのかもしれない。 手際はいいのは既に知っている >>229、 ならばレシピもいくつか思い浮かぶだろうと踏んでのこと。 投げかけられた問い掛けに >>248、] いや、美澄が使っていいよ。 俺は枝豆使う予定。 [素材が被らないようにの配慮なら、と。 こちらも使う予定のものを挙げて、示し合わせるように。 うん、少しずつ連携も取れてきている。] (265) 2023/03/07(Tue) 22:56:13 |
| (a44) 2023/03/07(Tue) 23:00:16 |
| ─ さらっと食べられそうなもの ─ [あったかく、酔っていても食欲がなくても喉を通るもの──いつもお世話になっております、にゅうめんです。 今日はナギが丸鶏でスープを仕込んでくれたから、それを。 まずは味見して雰囲気をチェック >>89>>91透き通った黄金の清湯。和食の出汁のもつ郷愁が細くたなびくよう。鶏からじっくり滲み出した旨味と、ショウガとニンニクで深みも充分] ナギのストックはいつも仕事が丁寧 [ただ古株だっていうだけで、今更採点するような立場じゃない >>2:306もし視線を感じたとしても、美味しいよって褒めるだけだ] (266) 2023/03/07(Tue) 23:06:31 |