人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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視点:


【人】 東堂 唯織  

 
  
      
The Lapis

  全ては、あの場所 から始まった。
  

  貴方と出会い、貴方と過ごす日々が、
  私にとっての人生だって。
  過言に聞こえるかもしれないけれど、
  全然過言じゃないの。

  そしてこれから2人を繋ぐのは、
  リボンではなくて、新しい約束のリング。

  いいえ、心はきっと、
  もっと前からずっとずっと、繋がっていたのだけど、

   
   
(119) 2021/07/17(Sat) 23:55:41



  「 有栖 ─── 私は今、幸せよ。 」 **





 ……うん、
 光輝くん。


[名前を呼ぶだけでなんだかくすぐったい感覚は久しぶりで、
つい頬が緩んでしまう。
光輝くんにつられる形で浴槽からあがれば、
最後にシャワーでさっと流して風呂から出る。

彼はまだ恥ずかしい気持ちが残っているみたいで、
それがこちらにも伝わって恥ずかしい気持ちが伝染した。
さっきまで散々裸を見たのにね。
なんて吹き出すように笑った。]

[お互いに服を着て、
残った時間はゆっくりと客室で過ごす。
普段仕事以外では何やっているのかを話したりとか、
デリバリーを頼んで好きなものを食べたりとか、
そんな、友達と過ごすような時間。

それもこれも、お互い歩み合うために必要なステップだった。

少しずつ、少しずつ理解していこう。
ちょっとずつ分かったならば、次の謎を埋めていこう。
特に彼にとっては、それが大事なステップだろうから。]

[俺は選択によって、彼は好奇心によって
始まった関係だけれど、
その溝は小さな努力の積み重ねで埋まっていく。

その小さな努力を、人は時にコミュニケーションと呼んだり、
はたまた恋人同士の逢瀬と呼んだりするけれど、
当人たちにとっては必要なやり取りなのだ。

そのやり取りを重ねていくうちに溝は小さくなり、
そうしてフラットにゆるっと付き合えていければ。
俺はそう思います。
以上!]*

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[きっとわたしの瞳は揺れていた。
 知らぬ初恋が胸をときめかせる感覚に、
 とく、とく、と心臓の音がする。

 何も知らない生娘だから?
 始めてくれた男性だから?

 ええ、そうかもしれない。
 ただ、この熱を話すことが寂しいと思うのは
 きっとそう、間違いなく、わたしの意思で。
 
 乱された心に、うまく返事ができないまま、
 わたしはその胸に顔を埋めて眠ったのだ。]


 
(120) 2021/07/17(Sat) 23:58:06

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[ねえ、先生。
 何もかも、不自由なく暮らしてきたわたしなのに、
 どうしていまこんなにも
 こんなにも、不自由を、───
 この身のままならなさを呪っているのだろう。

 ───答えは出せない。わたしには。
 まだ、なにも、わからない、触れられない、
 ただ、芽生えたこの気持ちだけは、
 わたしにとって大切なものだから

 ───だから。]

 
(121) 2021/07/17(Sat) 23:58:20

【人】 大学生 廣岡 珠莉


[わたしはなにも返事ができないまま
 きっとあなたに笑顔で別れを告げるでしょう。

 でもね、忘れてないの。だからきっと───]


   星条先生


[大学で会ったら、そう声をかけて。]


  ………はじめさん


[そう、耳打ちをして。]


   ………


[もう少し、まって。
 もうすこしだけ、誰かのものにはならないで。
 わたし─── わたしね]

 
(122) 2021/07/17(Sat) 23:58:50