人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


メモを貼った。

メモを貼った。

 レイ様
貴方に声を掛けられて、少し遅れて反応を返します。
ふわり、と笑顔にはまだ疲れが残るものの 以前のように振舞おうと努めている様子です。

「あ……は、はいなのです。
 ごめんなさい、ぼーっとしてたのです。

 えっと、どのようなお花をお求めなのです?」

勿論、希望がなければお任せでも構わないようです。

 レイ【3日目時空】

「……ええ、舌は変わってないわ。今も」

旧知の仲には、ほんの少しだけでも皮肉気な態度もなりを潜める。
傷口に沁みるのだろう、注文された飲み物はゆっくりと口にする。

「……でしょうね。構わない、これは……少し零したくなっただけ。

 けれど、騒ぎが収まるまでなんて、待っていられないわ……」

 スカリオーネ

「必要だったから、ね……」

ふぅん、とその言葉の奥にあるものに想いを馳せながら、反芻する。
テーブルを指で叩く姿を一瞥してから、視線を宙に浮かせて。

「……教えたふたりは"はずれ"だったのかしら?」

 
「……随分、…いや…
 …俺は現状無理に動く理由は無い。
 後のことはあんた達に任せる事としよう。
 任せきりにはなるが、新参者らしいと言えばらしい有り様だ」

「言うまでもないが、向こうにあんた達の事は吐かないさ
 こっちに構わず為すべきを為すといい。
 口を噤んだところで、バレる時はバレるだろうがな…」

/*
たいへんおそくなりました。
わたくしグチャグチャお嬢様、襲撃先も襲撃もお二方にお任せ致しますわ。
正直延長が無ければ終末(オワ)ってましたわ。
ギリギリでいつも生きていましてよ…

その夕方に『いる』。たしかにそこにいて鈴の音を鳴らしている。だが姿を現さない。

姿を現したくない。

「そうか、……。だが、おれは、貴方の味方だ
 それは今も変わっていない。
 何が正しくて、何が誤っているかなど、わかりはしないが」

「──故郷、だから?」

よほど思い入れが強い場所なのか、と。

「なんですか……」そのへんから声が聞こえる。

 
/*
時間が 時間が足りませんわ!!
暁月卿オーウェンお嬢様に噛みをお願いしてもよろしいかしら…!?

ノアベルトの声に顔を上げた。

/*
構いませんわ。参りましてよ〜

 エドゥアルト

「……あ〜、エドゥアルトは目がいいですね〜……。
 敵にしたくもなりたくもありません。
 これでもモンスターにはほぼ見つからない奇襲100%の姿なんですよ」


気配がするから見ていただけだ、とすぐに判断すれば気が抜けたように机にへばりつく。
やってきたチキンの皿が手に当たり、おもむろに手を伸ばせば、握った手元からその肉が周りには見えなくなっていく。
あとから投げられたのはきれいにしゃぶり尽くされた骨だけだ。

カラン。
  
「ありがたいことに足と腕、その上首までつながっています。嬉しい温情ですね本当に……」


声が小さい。
見るからに、見えないが、元気がない。

 レイに銅貨を一枚投げた。「ありがとうございます……」