人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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メモを貼った。

[手を繋ごうと誘ったら。
「繋ぎたい」と気持ちを言葉にしてくれる。
何度同じ遣り取りをしてもそれが嬉しいし、
「うさぎ穴の白うさぎ」から「神田夜綿の彼女の大咲真白」に変わる瞬間に恋心が加速する。

離れないように指と指の間に力を込めて
気持ち揺らしながら歩きだす。]

 好きな子のスケジュールに合わせられるの、
 フリーランスの特権だよね。
 調整して「いける」って気づいた時の歓びを
 独り占めさせてもらってるんだもん、
 謝んないでよ。

[「自分に合わせてもらう」ことを気にする言葉に笑って。]


 さっき僕は、マシロちゃんがいつも可愛い恰好なの
 僕の好みのことを考えてくれてるからって知って嬉しかったよ。
 「合わせる為に考える」のが苦じゃない気持ち、
 共有できたかな?

[勿論、合わせることが困難な場面はこれからないとは言い切れない。
我慢や妥協が必要な時には無理をせずにお互いそれが難しいと口に出せる関係でいたいし、相手の難しさを軽んじることなく落としどころを見つけたいと思っている。

自分が彼女の休みに合わせてスケジュールを調整することに関しては、我慢も苦痛もないのだと伝わっていると嬉しい。
調整の度に気にさせてしまうことがむしろ自分としては心苦しいので。]


 ふわふわパジャマって……
 うん、通りすがったことはあるけど……

 って、
え?!

 僕が……ふわふわを……?

[思わず君がプリキュアだと言われたみたいな反応を返してしまう。
通りすがりに見かけた柔らかい色味のボーダー柄のナイティは、
可愛らしい彼女にはそれはそれは似合うと思うが
果たして自分に似合うかと言われると……着ぐるみ……?

戸惑いに暫く目が泳いだが、想像した「ふわふわパジャマ姿の真白」がどうしても現実の目で見たい誘惑の方が勝った。
まあ、絶対に彼女しか見ない姿だし、似合わなくて笑われるのも、彼女にならきっと嬉しい。]


 ん、マシロちゃんが行きたいショップも入ってて良かった。
 僕はね、ここでしか普段買わないんだけど……
 リスト見る限り他にもメンズショップはあるんだね。
 折角なら回ってみよう。

[いつも私服が可愛らしい彼女だからセンスを信頼しているけれど、メンズには詳しくないと言われて少しホッとした。
初恋が自分だと聞いていても、今までメンズ服に詳しくなる機会があったのか?と思ってしまいそうだったので。]

 ゆっくり見て回るなら、お昼もモールで済ませた方が
 効率的かもね。

 あ、前に取材したとこの新店、もう出来てるんだ。
 その時は一人だったから食べられなかった「カップルプレート」、
 一緒に食べて貰っても良い?

[モールから一度出て、Madam March Hareまで行くとなると荷物もあるし結構歩かせることになる。
立ち仕事だし駅ひとつ分歩くこともできるから体力面での心配はしていないが、デートとなるとたくさん歩くのに適した靴以外を履くことも考えられるので。
おしゃれの幅を狭めたくないという意味でも徒歩移動は極力減らしたい。

示したのは、以前取材で訪れたカレー専門店の系列店。
取材時に新店オープン予定と聞いていたが、ちょうど先日オープンとアプリ上に表示されている。
美味しさは読んだ相手にも伝わったくらい筆が乗った記事に記されている通り。

葉月とその話をした際には実際に誘われることはなかったので、うさぎの穴に足しげく通うようになったこともあり、暫く訪れてはいない。

勿論、彼女が歩いてでも自分の店に行きたいならば、無理を通すつもりはない。
ほんの少し、「カップルプレート」を頼める自分に浮かれてしまっただけなので。*]

[そんなデートの計画を話しながら、彼女の了承を経て自宅へ。
お泊りセットはちゃんと籐かごを買って洗面所に置いてあるが
先程「印」の話をしたばかりで警戒させてしまうかなと思ったので、
「寄る」という表現になった。

 ――あ、これ信用されてるやつ、

はにかんだ顔、可愛いなぁ、もう。]


 貰ってよ。
 すぐに違う鍵になるかもしれないし、
 その時は最初からふたつ貰うことになるんだろうけど、
 そうしたら「彼氏の家の合鍵」を持つ機会はなくなるしね?

[もう少し鍵自体が可愛い意匠なら、アクセサリーとして首から下げられるのでは?とも考えたが。
ごく普通のマンションの、ごく普通のシリンダー錠の合鍵にそれを求める方が間違っていた。
計画の名残のチェーンだけ、部屋の中には置いてある。

この鍵は、「お揃い」を増やすのに使うことにしよう。]

[広げた腕に飛び込んで来た身体を抱き締めた。
ドアが閉じ、外から二人を切り取ってくれる。

「おかえり、マシロちゃん」ともう一度言って、良い香りのする髪に顔を埋めた。
髪触るの?好きだよ!好きな子限定でね。]


 言ってから思った。
 僕も行かせたくないや。

[「帰したく」と言葉でも言えないくらい。

お願いを聞く形ではなく、自分の意思で彼女を自分の傍に留めておきたい。
背を撫でて暫くそのままじっと腕の中に閉じ込めていた。

遠くで電車の音が聞こえる。
終電まであと何本か数える必要はない。]

[もぞりと胸元で動く気配がして、髪に埋めていた顔を離す。
ちいさな声に滲む緊張に、「うん」と頷いた。]

 中で聞かせて。

[別の、と前置きがある。
そちらはまだ解決していなくて、
話そうとしていることは、彼女の中で区切りがついたということ。

それでも話すことに勇気が必要なことは、伝わる鼓動の速さが物語っている。

そっと腕を解いて、合鍵を持ったままの彼女の手を包んだ。]

[鍵は開けて締めるもの。
それをお守りとして持つ場合、

 「未来を切り拓く」
そして
 「大切なものを守る」

という意味が込められる。

渡した鍵が、彼女が前に進もうとする気持ちを守ってくれますように。]

[手を引いて、自室へ。
前回散らかっていて反省したので少し片付いている。
椅子は相変わらず食卓テーブル用とPC机用しかないが、狭い家で彼女が寛ぐには足りないと、大きなビーズクッションを買った。
白が目を引くその場所まで連れて行って、二人で腰を沈める。]

 何か飲む?

[話す方が先なら、このままずっと寄り添って待つし、先に喉を潤したいなら湯を沸かしに立ち上がるつもり。**]

メモを貼った。

メモを貼った。

[手を繋いで、帰路に着く
それが駅ならたったの5分だけど]


 ……


[たいした会話はなかった。
その日の賄いに出た大根の揚げ出しの話とか。
ベリーのタルトの話とか。
ミモザサラダを美味しく作る工夫の話。したい話はたくさんあったけど。
何かが喉に詰まったように、うまく言葉が出てこない]




[気づけば本当に春。
肌を撫でる夜の風もどこか甘い。この中にミモザの香りも混じっているのだろうか]


 またね、チエ
 チエが店の外でも一緒に居たいと言ってくれたこと、本当に嬉しい

 大事にするからね


[こき使うと言った矢先だけど]

―― 幕間 ――

[美澄の手元を確認しながら、
 時折、料理の方には口を挟んでいたかもしれない。

 料理は考え事をする時に丁度いいと、
 そういう話もよく聞くが、
 話を聞きながらのながら作業は慣れていなければ
 時に、先程のように意識を奪われるから。

 必要最低限のことしか手助けするつもりは無い。
 子獅子は勝手に這い上がるから。
 宥める役目は沙弥や知恵がしてくれるだろう。

 そんな中でふと視線を感じて顔を上げれば、
 ギネスビール片手の速崎の姿が確認できた。

[上がった口角に。
 いい休日を過ごしているようだと感じたから、
 邪魔することはしない。
 アイコンタクトを交わすだけの挨拶でも、
 通じるものはあったから。

 また、彼女が誰かに聞いてもらいたい時があれば、
 聞き役を買って出るつもり。

 持ち主の元に戻ってきたキャスケットのつばを上げて
 目を細めて応じただろう。**]

─ 自宅 ─

[帰宅は真夜中。いつものこと。
部屋は真っ暗でなく、ベッドサイドのひとつだけが点けっぱなしになっている。
明かりの下にはうさぎのぬいぐるみが手足を投げ出して座っていた。

スカートの中が見えないように、お尻の下には自作の椅子を置いてある。
100均のミニクッションにスカーフでカバーをつけただけなので、椅子というかヨギボ? に全力でくつろいでいる様に見えるんだけど]


 ただいま


[囁いて、クローゼットを開けて着替える。
クローゼットを閉めて、もう一度開けた。
閉め直して、もういちど開ける。そこにかけられたグリーンのワンピース]


 ……


[そわそわしながら扉を閉めた]



 ねえ
 私変なこと言ってない? 大丈夫?


[一日の終わり。
膝の上にうさぎを乗せて、雑誌を開きはしたけど。しばらくぼんやりした後にそう尋ねた]


 だめかもしれない……もう緊張してきた
 絶対ついてきてね


[ピンク色の額を撫でた後、両手で顔を覆う]


      デート……!


[片思いの、友達同士の延長を模したお出かけではなく。
お互いに何らかの好意を知らせた上での。どうしよう。何を話せばいい? だめかもしれない。胃薬飲もう**]

[ 不思議そうな反応をされる。
 多分、分かっていないんだろう。
 知り合ってからも、恋人になってからも
 また日が浅い。

 知らないことだらけのところを
 少しずつ埋めている今の段階では
 当たり前なんだけれど。

 自分がどういう目で見られているのか。
 まぁその辺、お互い様だけども。

 体を起こそうとしながら、遅れて
 思い当たったのか、口籠るようにして
 耳を仄かに染めるものだから

 空いた手が悪さをしそうになる。
 第二波もまた大いに自分の中で暴れてくれた。 ]

[ そういった欲について。

 なくはない。そんな程度だと自分で思っていた。
 昨今薄い男も増えているらしいと聞けば
 自分もそれだろうと考えていたし
 不健康と言われない程度にはある、と。

 そうじゃないかもしれないと気づいたのは、最近。
 もしかして気づいていないだけで、
 前から性的指向がそうだったのかと
 慌てたが、特に別のなにかに魅力を感じることが
 なかった。

 ので、漏れなくその欲求全て、
 たった一人に向けていく自分が少し、
 恐ろしく思えている現状。

 欲の飼い慣らし方を心得ていないので、
 大人しくさせておいて、と相手に強いるしかなくて
 申し訳ない。 ]

[ 隣から、軽い衝撃。
 スマホの画面を覗き込むようにした彼が
 横から画面をフリックさせる ]

 いいね。
 好きだって言ってたねサーモン。
 じゃ、追加でトッピングしちゃおう。

 あと、チキンナゲット食べたいな
 無性にあのソース恋しくなる時あるんだ

[ 選び終えればそのまま注文、
 支払いも済ませてしまえるのだから
 便利な時代だ。

 しかも、置き配にしてしまえば
 顔を合わせる心配もない、というのだから
 助かることこの上ない。 ]

[ ピザが到着するまでの間に、
 作ったものをテーブルに並べ、
 氷を入れたグラスを二つ、用意した。

 ピザとコーラ、って思考までは
 あったのだが、コーラ買い忘れていたので
 ピザと一緒に注文することにした。
 ありがとうピザ屋さん。コーラ置いといてくれて。 ]

 飲みたくなったら、ワインあるよ。
 でも弱いって言ってたから、
 缶のお酒もいくつか。

 どれ買ったらいいか分からなかったから
 適当だけど。

[ 先に見始めてもいいよ、と言っておいたが
 どうだっただろう。どちらにしても、そう間を置かずに
 インターフォンが鳴り、元気な声が
 届くと、どうも、とだけ返しロビーを通す。

 それからすぐにもう一度インターフォンが鳴り
 少ししてから玄関へピザを取りに向かう。 ]

 来たよ、ピザ。

[ 箱を開いてピザを並べたら。 ]

 俺も駄目になっちゃうね

[ 新品の駄目製造機に体を預ける。ゆっくりと体が沈む。
 使い心地は折り紙付き。 ]

 うはー……懐かしい

[ 動画の再生が始まれば、まず一言。
 若かりし頃の仲間たち。
 オープニング主題歌の中にはもちろん
 若かりし頃の自分もいる。

 まだ緊張の色濃い表情の自分、
 初の出番はたしか三話。

 いろんな題材を取り扱うシリーズだが
 この時は侍とか忍者とか和物をごっちゃり
 詰めていたため、自分の普段の役どころは
 敵方の忍者の里の出身で、上に言われるままに
 主人公たちの邪魔をしていたが、それをどこかで
 苦しんでいたため、とあるイベントで、
 仲間入りをする、というもの。

 真顔でボケる主人公たちを苦笑いで
 見守るようなポジションだった。 ]

 この話しの撮影した日、
 めっちゃ二日酔いだった実は
 ちょっと顔色悪いでしょ。

[ 髪も短く、身長はともかく、
 体が出来上がっていない自分の
 体当たりでしかない映像を今、

 俺の恋人は見ています。** ]

メモを貼った。

メモを貼った。

[玲羅も指輪をずっと着けてくれるらしい。
え〜〜〜。どうしよう。嬉しい。顔がにやける。
それからアクセサリー教室にて。
俺は何も考えずに左手の薬指でサイズを図ろうとした。
そしたら玲羅から教えてもらった事に目を瞬く。
あ。顔。ちょっと熱いです。
恥ずかしいのと、あと、別の何か。]


へっ?!



あ、そうなの? あ、そう。へ〜〜〜。そう。なんだ。

はは。


[あ。俺すごい棒読みだぞ。

なるほど。なるほどね???]

[一度手元に落とした視線。
サイズ測定用のリングの連なりが見える。
俺はチラリと視線を上げて、上目遣いで玲羅を見た。]


……………………左手で作らない?


ダメ?


[酷く照れ臭くて、恥ずかしい。
あと。酷く不安になる。
こんな風に自分が、弱く揺れ動くのには、慣れていない。
相手の言動に一喜一憂して、伺うように見てしまう。]

[玲羅の答えが何であるにしても、指輪作りは進めよう。
玲羅が選んだデザインは、キラキラして綺麗だ。]


…………綺麗。

これなら金色も綺麗かもしれないけど。
金色はコンソメスープの色だからな〜〜。
……ライバルの色はやめとこう。


[何時ぞやの会話を思い返して笑いながら。
彼女の中のコンソメスープに対するあれやこれやを知らないので。
俺にとっては玲羅の一面を知れた素敵なエピソードで。
それでも……]


それに銀色の方が、結婚指輪みたいだ。
ペアリングなら、銀が良いな。


[彼女が選んだのが右手でも左手でも。
俺はそんな風に呟いて微笑みかけた。]

[元気いっぱいの玲羅の笑顔。


おー!!頑張るぞー!!



[俺も元気いっぱいに答えて。]