人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 チャラ男 ウラミチ

>>13 マユミ

「あ?なんだよもったいぶりやがって」

馬鹿な男は何も気づいていない。
少し前の牧夫の件も、今の状況も、目の前のマユミの表情も。

「おーい、カナイ!迎えに来てやったぞ!」

碌に中も確認しないまま
遠くに見える人影の方へとずかずか無遠慮に進んでいく。
(15) 2022/07/11(Mon) 9:38:58

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>13 マユミ

声をかけても返事はない。
2人分の人影を視界にとらえ、その突っ伏す姿から
誰かと一緒にいて、安心して寝てしまったんだと思った。

「…………?」

しかし一歩、また一歩と近づくと見えてくるそれは紛れもなく、カナイと牧夫であったが、様子がおかしい。

「おい……何ふざけてんだよ……?」

寝たふりや変な人形でもおいてこちらをからかっているのだろうとその背に触れた。

「!!?!?」

服の上から触れただけでもわかる瘦せこけた身体は硬く、熱もない。
そして、リアルすぎるそれは適当に用意された人形でもない。

それが人間の死体だと確信するにあまりある情報に、思わず飛びのいてしりもちをついた。

「あ、ぁ……!」


手に残る感触に青ざめ、手が震える。

「──っ!!
 うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


あまりのことに叫び声をあげて足をもつれさせながら廊下へと走り出す。
マユミを突き飛ばす様に押しのけてその場から逃げ出してしまった。
(16) 2022/07/11(Mon) 9:51:01

【人】 陽葉 シロマ

>>2 マユミ

「私は……う〜ん……」

尋ねられれば、こちらも歯切れを悪くする。
どう言ったものかと、言葉を選んでいた。

「まだ実感が湧かない、って感じ?
 自分より気が動転してる人がいると逆に冷静になれる、みたいなこともあるだろ?」

それにさ、と言い辛そうに口を開く。
貴方の横顔へ、伺うように視線を向ける。

「……外に出られないってことは、多分外からも入れないんじゃないかと思う。
 ってことは、だよ。
 犯人がこの中にいるってわけだから。
 そっちの方が気掛かりでね」

嘆息と共に、鍵盤へ指を伸ばす。
……偶然、鳴らない箇所だった。

「牧夫と誰かと揉めてるなんて、聞いたことも無いし。
 あいついじめとか、家同士の諍いとか、そういうのとも無縁じゃないか。
 揉め事なら私の方が有り得るよ」
(17) 2022/07/11(Mon) 10:50:08
ユメカワは、それそのものに意味など無いと思っている。何もかも。
(a16) 2022/07/11(Mon) 13:15:50

ユメカワは、だからそれは、きっと罰などではない。
(a17) 2022/07/11(Mon) 13:21:43

ユメカワは、そして君達は、岐路に立っているだけだ。
(a18) 2022/07/11(Mon) 13:22:55

【人】 不知 ミナイ

「鹿乃くん?」

電話の受話器を離して、静かに呟く。
向こう側で聞こえた声に、何かが落ちた音、それは確かに彼女が居た証だった。

「――鹿乃くん」



「怖い、なあ」


怖いから話せたことに驚いて。
怖がる度に、知らない振りをして。

「さあ、どこに居るか見つけないと。
 今君は何処に居るのかな」

「――みんなも、今どこに居るなだろう」

そんな事を何度も繰り返して生きてきた。
あゝ、また覚えていないと、いけないな。
(18) 2022/07/11(Mon) 13:35:03

【人】 元弓道 マユミ

【???】>>14 >>15 >>16 ウラミチ

ずかずかと無遠慮に踏み入って、彼が事実を理解するまでを目に焼き付けた。
同時に、それだけで彼女がどういう状態であるのかを理解してしまう。


「……裏道、どこへ行くのです。裏道!」

強い力で押しのけられてもたたらを踏んだだけで済んだが、すぐには追いかけられず。
二度三度、走り去っていった彼と教室内の遺体たちを見比べる。その面持ちは、殆どいつもと変わりなく。
……けれど確かに柳眉は歪んで、少女の心に揺らぎがあることを示していた。

(19) 2022/07/11(Mon) 13:43:23

【人】 元弓道 マユミ

【???】>>14 >>15 >>16 ウラミチ

「二人とも、何故黙っていってしまうのですか」

先に、手早く確認だけしてしまおうと。
少女は教室内の二人の様子をまじまじと見つめる。

「……鹿乃は、何故こんなにも痩せているのでしょう……」

麦わら帽子の乗せられた少年は、首に無数の引っ掻き傷が纏わりついていて。
小柄の少女は異様なまでに痩せ衰えて、ぴくりとも動かない。

「……」

指を伸ばして、
延々と大人に尋ねられ続けたことを思い出して、

結局彼らに届くことなどなく。触れられもせず。
口元まで寄せて呼気の有無を確認するだけに留めた後は、

「おやすみなさい。牧夫、鹿乃」

教室から出る直前それだけを呟いて、それきり。
少女はみどりの黒髪を踊らせてその場を後にした。

──彼らには不可逆的な変化が起こってしまった。
嗚呼、けれど。もう、変わることなんてないんだ。
そう思いながら。
(20) 2022/07/11(Mon) 13:46:11

【人】 元弓道 マユミ

>>17 シロマ

「ああ、よく言いますね。自分がなんとかしないと!みたいな気持ちでも働いてしまうのでしょうか」

他人事めいているのは、この少女の場合周りにさほど左右されず我が道を行くタイプだからなのかもしれない。

「……。揉め事の件についてですが、少なくとも梢の場合は貴方の母さまの問題でしょう。梢は何もしていないなら、貴方に悪意の矛先が向かうのはお門違いというものです」
「……ですが、それはさておき」

鳴らない鍵盤に添えられた指を穴が開くほど注視しながら。

「梢は」

倣うように指を再び鍵盤に置く。
力任せに、指を押し込める。

「牧夫が誰かによって殺されたのだと」
「拙達の中に、友達を殺した者がいると」

とーん、と。朽ちかけのピアノが高く鳴く。
まるで異議を申し立てるかのよう。

「……そう、言いたいのですか?」

黒黒とした眼が、ゆっくりと少女を捉えた。
(21) 2022/07/11(Mon) 14:08:11

【人】 友達 ネコジマ

【空き教室】 >>10 ユメカワ

「んー……?」

「生きていたらなんでもできちゃいますから。難しくても」

猫島がこうした思想を持っているのは、
けっして前向きな理由ではないけれど。

「だから、雪ニイもできますよ。仲直りでも、違うことでも」

けれど。集まりの最初の時からなんだか落ち込んでいるらしい
あなたには、前向きな意味のつもりで使ってあげた。

「雪ニイが思い浮かべていることはなんですか?
 べつに何って、猫島に言わなくてもいいすけど」

「誰かとのことだったら、
 早くどうにかしておいた方がいいと思いますよ。
 自分だけのことよりも、後でどうにもならねぇすから」

「まぁ、」
(22) 2022/07/11(Mon) 15:05:20

【人】 友達 ネコジマ

 

「ここまで言うと、猫島も人のこと言えませんけどね」
 
(23) 2022/07/11(Mon) 15:05:42
ネコジマは、逃げられることからは逃げがちだ。可能な限り。
(a19) 2022/07/11(Mon) 15:07:21

少女は真剣に、時折相槌を挟みながらその話を聞いていた。
生徒の悩みを解決しようと、真摯に努める教師の様に。

「……ふぅむ。同意の上でも、となれば。
 原因は単純だ、只怖かったんだろうね。
 人間は本能で死ぬのが怖いのさ。だって、死んだことが無いんだから」

最初に感じたのは冷たさにも近い熱さだった。
脚が燃えるように熱くて、次に喉を焼く痛みにのたうち回った。

焼けた肉の臭いがする。


「御国の為に命を捧げよう、なんて教わって。
 そう思っていたけれど──実際死ぬ時は、本当に恐ろしかった。
 理由なんて無いんだ、
 とにかく苦しくて……
、」

「…………、……」

教卓が視界に入る。そこで自分が俯いていることに気が付いた。
嗚呼いけない。先生なのだから、前を、生徒を見ていなければ。

「…………苦しむ、時間が……長ければ、それだけ恐ろしく思う時間も長くなる。
 即死とか、それに近い死に方ならきっと怖がらせないんじゃないかな」

ゆらり、顔を上げた。
額に汗が滲んだ気がして、手の甲で拭う。
当然、何も付かなかった。

「ただ、即死は見た目が酷くなりがちだ。
 綺麗なままにしたいなら、足を縛っておくか、高い所から……
あ。


自身の髪を指し示す。

「そのリボンで小指と小指繋いでみたらどうだろう、
 それに……一緒なら、飛び降りても怖く無いかも」

きっと生者がいれば、そんなことはないと反論するであろう提案をした。

ネコジマは、お礼とその後の言葉には、「ん」と頷くくらいだった。
(a20) 2022/07/11(Mon) 17:47:51

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>22 >>23 ネコジマ

「……あは、できるかなあ、」

俺、やらなきゃできない子だしなあ。
なんて冗談めかしては言うけれど、
こればかりは声色も笑みも、何処までも空々しいものだった。
口数は多いけど、本音を言うのは苦手なまま。何も変わらない。


「取り返し付かないって、わかってるんだけどさ…」

それでも。こうして背を押してくれる君に、
そんな軽薄なこたえだけを返すわけにもいかないから。

隣に居る君の方に少し首を傾けて、声を潜めて。
(24) 2022/07/11(Mon) 19:10:23
ユメカワは、猫島と内緒話。
(a21) 2022/07/11(Mon) 19:12:30

ユメカワは、肯定が欲しいわけじゃない。ただ訊きたかっただけ。
(a22) 2022/07/11(Mon) 19:12:35

ユメカワは、やっぱり笑ったままでした。ただ、前より少し複雑そうに。
(a23) 2022/07/11(Mon) 19:13:51

【人】 陽葉 シロマ

>>21 マユミ

否定する言葉に貴方らしいな、と思う。
異議を申し立てる言葉もまた、貴方らしい。

「私達以外にいないじゃないか。
 もし他の誰かがいたとしたら……こんなに歩き回ってるのに、誰も見かけてないなんておかしい」

隣の鍵盤を押す。調子外れの音が響いた。

「私だって疑いたくないけどさ……」

更に隣の鍵盤は、正しい音階で鳴った。

「……いや、マユちゃんが言いたいのは」

更に隣は────鍵盤が、欠けていた。

「幽霊とか、そういうのに殺されたってこと?」
(25) 2022/07/11(Mon) 19:34:52
ライカは、お気に入りのカメラを、手離して
(a24) 2022/07/11(Mon) 20:00:26

ライカは、やっぱり下手くそに、笑った。
(a25) 2022/07/11(Mon) 20:00:51

ライカは、君に背を向けて、階段を登っていく。
(a26) 2022/07/11(Mon) 20:02:39

廊下の、薄汚れた、古びた窓ガラスにそいつが写った。

「……、今更だね」

同じ顔で、同じ表情で。そいつは相馬栗栖の姿をしていて。
どこまでも愉快気に、そいつの生き方は自分が思った通りになったみたいな顔して。

古びた窓ガラスの奥で、そいつは相馬栗栖を見ている。

   「あぁ、なに。殺しにでもきた?」



そいつは喋らず、笑っている。何も答えず笑っている。でも相馬栗栖は、それが当然だろうなと思っている。
ドッペルゲンガーにあったものは死ぬという。おあつらえ向きの話だな、なんて。狂った思考の中で思った。
そいつは、現実に殺された。そいつはもういない。悪魔はお話の中にしかいない。


そいつは腕を伸ばして、相馬栗栖の首を絞める。


そいつはどこにもいなくて、首を絞めているのは相馬栗栖自身だ。

そいつのために生きて、そいつを殺そうとした。

まぁ、そいつから見れば、確かに。

面白い
存在なのだろうな、と思う。

壊されていく。幼稚な想像が。愚かな人生が。

罪人は裁かれゆく。




    
────息が、

──此処で終わらせてやるかよ。

相馬栗栖は、そいつになり得なくて。
相馬栗栖は、とっくにつまらないとだけじゃ言い表せないだけの約束を抱えていて。
相馬栗栖は、確かにそれを解決するために動こうとしていて。

腕を引きはがし、窓ガラスを、殴り割り、相馬栗栖は──




   相馬栗栖は姿を消した。
その場に残ってるのは、皆が見慣れている、彼の帽子だけがそこにあった。

ネコジマは、言った。「殺しても死んでくれないなんてだめです」
(a27) 2022/07/11(Mon) 20:59:55

ライカは、階段を登る。古びた木が、きしりと音を鳴らす。
(a28) 2022/07/11(Mon) 21:23:30

ライカは、体が軽い、気がする。カメラひとつ分の重みがないから。
(a29) 2022/07/11(Mon) 21:23:37

ライカは、行かなければならない。彼が好きだから。
(a30) 2022/07/11(Mon) 21:23:50

ライカは、……ほんとは、まだちょっと怖い。
(a31) 2022/07/11(Mon) 21:24:01

ライカは、きっと今なら、W見出せているWと思う。
(a32) 2022/07/11(Mon) 21:24:11

ネコジマは、酷く自分勝手な理由で、言葉を紡いでいた。
(a33) 2022/07/11(Mon) 21:37:44

【人】 友達 ネコジマ

 

「だからやらないと。そこにいるんだから」
 
(26) 2022/07/11(Mon) 21:38:23
ネコジマは、夢川の腕を抱きしめる力を強めた。
(a34) 2022/07/11(Mon) 21:39:03

【人】 友達 ネコジマ

【空き教室】 >>24>>a33>>26>>a34 ユメカワ

「大丈夫です、雪ニイなら大丈夫」

「雪ニイだから大丈夫、できますよ」

「雪ニイがやらねぇでどうするんすか」

「猫島はたくさん応援しています」

「応援していますよ」
(27) 2022/07/11(Mon) 21:40:03
ネコジマは、離れられなかった。
(a35) 2022/07/11(Mon) 21:40:19

【人】 チャラ男 ウラミチ

「っ……ぐす……」


男は昇降口の隅で膝を抱えて泣いていた。
こんな風に部屋の隅で蹲るのは昔から変わらない。
今の姿ではあまりにも不釣り合いだが。


パニックになってあの場から逃げ出してすぐに家へ帰ろうとした。
けれどなぜかかえることができず、諦めて戻ってきたようだ。

恐怖と混乱と喪失感がぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからない。
(28) 2022/07/11(Mon) 22:52:31
友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a36) 2022/07/12(Tue) 1:28:04

ネコジマは、バッと振り返って音の方を照らした。猫がいる。
(a37) 2022/07/12(Tue) 1:28:17

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a38) 2022/07/12(Tue) 1:35:36

ネコジマは、猫を照らし続けている。
(a39) 2022/07/12(Tue) 1:37:53


──つん、と鉄臭い臭いが鼻をついた、錯覚。


「………死ぬのが、怖い……」

最期の日の、最期の瞬間の記憶。
俯いて考え事をしていたから、周りは見えていなくて。
音も遠くの事のようで、それ・・に気付いた時にはもう手遅れで。


  は頭を強く打ち即死だったと──


その後の記憶は、何も無い。
最初は自分が死んでいる自覚も殆ど無いまま、
気付けばここに居たようなものだった。


「……即死かあ」

どろり、生暖かいものが額を頬を流れ落ちる感覚。
けれど何も滴り落ちはしない。これも、錯覚だ。


あなたの言葉をなぞるように繰り返す傍らに。
ふと視線を上げた。
今際の記憶を語るその声が、徐々に淀んでいったから。

「わかった。次はそうしてみる」

優しい──中途半端なやり方ではだめらしい。
どんなに甘く言葉を重ねても、迫り来る死の恐怖は拭えない。
死してなお残るほどに強いものなのだと、理解した。

自分と同じような死に方の方が、皆にとって優しいのだと。


「ありがと、先生。俺一人だったらずっと迷ってたかも」

提案はあっさりと『次』の手段の一つとなり、
少女に掛けられる言葉は、気遣いではなく感謝だった。
この場に於いて、あなたは『理想の先生』だから。
『生徒』に気遣われるなんて、きっとあってはならない事だ。


「…もう一回、夏彦に会いに行って来るね」

浮かない表情を、そっと笑みに変えて。
またね、少女や物言わぬ友達に手を振ったのちに踵を返した。

【人】 陽葉 シロマ

「あ、」

硝子の割れた音の方へ向かっていると、見覚えのある帽子が落ちていた。
硝子を踏み、拾おうとして──永瀬の言葉を思い出した。

そっと離れて、窓の方を見る。
破片で怪我をしないように気を付けつつ、窓から下も覗き込んだ。

「……ま、君はそんな死に方しないよね」

姿勢を戻し、スマートフォンを取り出す。
さて、どうしたものか。
少女は暫し考えていた。
(29) 2022/07/12(Tue) 7:46:54
ユメカワは、その言葉の理由が自分勝手だろうと気にしない。
(a40) 2022/07/12(Tue) 8:01:09

ユメカワは、きっと。もっと自分勝手だから。
(a41) 2022/07/12(Tue) 8:01:15

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>26 >>27 ネコジマ

「ねえ、稔」

「俺、もう少しだけ頑張るからさ」

「ちゃんと見届けてよ」

距離は内緒話をするようなもののまま。
寂しがり屋は腕を縋るように抱く君の頭をそっと撫でて、
いつも通り、甘ったれたふりをして。そんな事を言っていた。
(30) 2022/07/12(Tue) 8:02:33
ユメカワは、それから暫しの後、裏道達が戻って来る前に。
(a42) 2022/07/12(Tue) 8:08:05

ユメカワは、いつの間にやら、空き教室から姿を消していた。
(a43) 2022/07/12(Tue) 8:08:30

友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。
2022/07/12(Tue) 10:04:28

ネコジマは、薬袋の手を取って木の所まで行った。ててて。
(a44) 2022/07/12(Tue) 10:21:16

ネコジマは、グループチャットに既読はつけています。誰がいなくなった、死んだの話には全然触れない。
(a45) 2022/07/12(Tue) 10:36:58

ネコジマは、夢川の言葉に頷いていた。>>30
(a46) 2022/07/12(Tue) 13:26:51

ネコジマは、「あは、」 ひとりになってから、同じようにわらった。
(a47) 2022/07/12(Tue) 13:27:05

ミナイは、顔をあげて、いつも通りに笑いかけた。
(a48) 2022/07/12(Tue) 13:38:37

すこしだけ瘠せた、透けたからだで彷徨っている。
スニーカーの片方をどこかへやってしまって、歩きにくそう。

 
……はー、は、


時おり息を切らしたように立ち止まり、
それからまた、ふらふら、ゆらゆら。

旧い校舎の中を、歩き回っている。

「うらみち?」

ネコジマは、缶の中身が目に入っちゃった。開けた時よりも色がない。
(a49) 2022/07/12(Tue) 13:43:01