人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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視点:


ラサルハグは、まあまあ力強く引いていた。そのままリュシー達の元まで連れて行っただろう。
(a13) 2022/03/29(Tue) 10:13:52

リュシーは、お絵描きしに来てくれる皆に手を振っている。うれし〜い!
(a14) 2022/03/29(Tue) 15:22:19

【人】 風来人 ユピテル


足取りは跳ねるように軽く、街行く人々に声を掛けて回る。
今日も春風は穏やかで、優しく背を押すように吹いていた。

──祭りの記念に皆で絵を、と。
そんな裁縫屋の子の楽しげな催しの話をして回った。
絵に自信はなくとも、見に行くだけでもどう?なんて言って。

それから、ひとつ、ふたつと空を彩る花を見て。
ぱっと瞳を輝かせて、きれいだね、なんて
道行く人と顔を見合わせて笑ったりもして。
これもまた、もう少しだけ話をして回った。
(16) 2022/03/30(Wed) 8:42:23

【置】 風来人 ユピテル


得てして風というものは、色々なものを運ぶもので。

そして何より、ユピテルという旅人は。
人々が、皆が、誰かが楽しそうにしている様子が好きだ。
そうして見付けた、自分が好きだと思ったものを
どこまでも遠く離れた地の人にも知って欲しいと思っている。

だから旅をして、人の輪に紛れ、同じものを見聞きして。
話を聞いて、話をして、
自分と誰かの"好き"を増やしては集めて。
また旅に出ては、それを遠く離れた地の人へ伝えるのだ。
(L2) 2022/03/30(Wed) 8:43:22
公開: 2022/03/30(Wed) 8:45:00

【人】 風来人 ユピテル


そんなこんなをした後に。

再び広げられた紙の見える場所へと戻ってきて。
どれ進みはどうかと覗き込めば、
真っ白だった紙は少しずつ色鮮やかに彩られ始めた頃か。
その中には見覚えのある絵もあって。

──さて。
(17) 2022/03/30(Wed) 8:43:46

【人】 風来人 ユピテル


「言うなればこの絵は皆で作るものなわけだ。
 ならここに私がちょいと手を加えるとしたら──」

「まあ、やっぱりこれだよな!」

言いながら、荷物を少々ごそごそとやって。
徐に取り出したのは──インクを付けて押すタイプのスタンプ。
絵の具を混ぜて青と紫の中間のような色を作って、ぽん。
(18) 2022/03/30(Wed) 9:05:47
ユピテルは、端の方にスタンプをぽん。
うさちゃんマーク
(a15) 2022/03/30(Wed) 9:06:43

【人】 行商人 テレベルム

>>15 ラサルハグ

「……そ、そうか。それはこちらも光栄。
 また客寄せにもなってもらえそうだし同行は構わん……」

裾を引かれながら歩くのには慣れていたはずなのに、少しおぼつかないままついていく。

ずるずる……


「……挨拶回り、はぁ……わかった。する。

 ん? ああ祭りの感想か。良い街だったよここは。
 何度、いつみても、また来たいほど。
 ラサルハグとも。……昔の友人とも会えたから、な。特別な時間になったさ。

 だが、時間は有限だ。
 名残惜しくとも次の場所、次の世界への
 出会いの価値も平等である。
 いつまでもここにはいられんな。

 おまえも挨拶したり
 共に過ごすような間柄の相手が
 できたのではないのか?」

ずるずるずる……


だから早く町から出たいのに……そんな言葉は飲み込んでついていく。
たどり着けば手を離されるが、そのあとはまた合流するだろう。
しばらくは話すつもりらしいかった。
(19) 2022/03/30(Wed) 16:24:03

【人】 甘言 イクリール

>>5
「負けちゃいましたねえ。ラキさん。
 二人の特別な蜜、取られちゃいました。
 せっかく誘いに乗ってくれたのに、残念ですっ。」

ただ短い間とはいえ秘密を共有できたことが楽しく、
名残惜しくなってしまう。
(20) 2022/03/30(Wed) 21:04:58

【人】 魔法使い ラサルハグ

>>19 テレベルム

キャンバスが鮮やかに色づいていく様子を見守っていた。
一仕事終えた長身の男の、長く滑らかな髪を、傍らから勝手に一房手に取った。
プリズムを通したように、角度によって複雑に表情を変える色彩をまじまじと眺める。ここまでの動作が無造作すぎるのは、成人男性が相手だから。

「――…テレベルム殿の“色”も、良い色だと思う」

見上げて抜かしたのはそんな言葉だった。
さらさらと音を立てる様にして髪が手から流れた。

「…さて…何の話だったか。
 そう…、貴公の言った通り。名残惜しくとも…
 次の出会いもまた、善きものだと。そう思いたい。
 ……今生の別れでもない。時間は有限だが…、
 決して僅かでもない。
 次を求めるも再び見えるも、選ぶ事が出来る」

真顔のまま少し首を傾いで、先の問いに答える。

「……善き出会いだったから。
 また此処を訪れる事を……私は選ぶよ。
 …貴公にとっては…いや、多くの人々にとっては、
 改めての出会いとなるのかも…分からないが」

指しているのは、相手の変化について。
一応、察知してはいる。流されれば深く尋ねる事はするまい。
(21) 2022/03/30(Wed) 22:14:11

【人】 灯集め ラキ

>>20 イクリール

「ははは……まあ仕方ないさ。
 元から本気で勝つつもりじゃなかったんだろ?
 何せ、俺達は即席で出来上がったカップルだったからね」

次の句には君が望むなら、と付け足すべきなのだろうが、
なんだかそんな気が持てなくて思わず口を噤む。

むにゃむにゃと唇を動かしてから、ランタンを掲げて。

「祭りは終わっちゃったけど、さ。
 どうせ俺は仕事に戻ったところで、
 息抜いて遊びにいくことを望まれてるから。
               だから、あー……」

仄かな灯りと、花弁で口元が隠れるように。
今自分がどんな表情をしてるかわかったもんじゃないから。

「……また空いてる時に誘いに来てよ」

せめてもの礼儀だと言い訳する自分が、ちょっと癪だった。
(22) 2022/03/30(Wed) 22:37:39

【人】 行商人 テレベルム

>>21 ラサルハグ

集中しているときは自然と表情を柔らかくしてしまう。
自分自身の実力に後悔はしたことはない。
求められるものに、価値がなければそこに金銭と笑顔が生じないだけ。
自意識過剰かも知れないが、マイナスになる必要もなどないのだ。

つまりそんなタイミングで、酒や甘味を食うかのように自分の絵を味わっているときに。
突然話しかけられる者だから。

「……!? あ、い、なんだラサルハグ。
 驚いたじゃないか……」

素面で言っているのかこいつ。大丈夫か?


「……」

いや、今なんて。

あっっっっっっっっっっ??!?
 あ、りがとう。
 親譲りだ……?」

恥ずかしいことを言うな!?
ただ言葉を返してくれただけだろう行為にうるさくも言えず、
あの時の自分を殴りたい、ただそれだけを思った。
(23) 2022/03/31(Thu) 5:37:08

【人】 行商人 テレベルム

>>21 >>23 ラサルハグ

閑話休題。

「そう、か……俺もここには戻る理由がある。
 思い出が出来て、善いことが沢山あった土地だ。
 友人達も居るからな、もう少し大きくなったら
 旅に付き合ってやる約束もしたんだ」

「改めての出会い? ……
あ”

 だ、大丈夫だ……だが、そうだな。
 お前には街を出た時にでも体調のことについては話そう。
 それがいい。

 お、お前はこういいたいんだよな?
 寝ぼけていた変わった絵描きのことなど、
 忘れてしまう人は多いかもしれない。
 大丈夫だ、多少旅人の雰囲気が変わっても
 何度でも仲良くなれるに違いないさ。

 
……また来るのが嫌になってきたな。

 
俺の頭は本当にあんなお花畑だとでも


ブツブツ呟きながらも、肩をとんと並べ小声で漏らした。
これ以上は、イメージを壊すわけにはいかなかったのだ。
まったく、恥ずかしくて仕方ない。褐色の肌にわずかに朱を交えながら、こっそりとため息をついた。
(24) 2022/03/31(Thu) 5:49:05

【人】 魔法使い ラサルハグ

>>23 テレベルム

「親……そうだった。 そうか…、
 貴公は家族の待つ国に戻る為に、発つのだったな。
 …親譲りと言うからには…家族もまた美しい色を、
 しているのだろう。 …見てみたいものだ」

水晶の瞳を下から覗き込む様にして、杖を持たない手を伸ばす。
長い指はそっと相手の顎に触れた。

「…テレベルム殿もやはり…絵を描いている時より。
 柔らかな顔をするのだろうか」

当然だが、この男は全くの素面だ。

したがって終始真顔だ。
所謂顎クイの姿勢で真顔で言っている。


まじまじと至近距離でその顔を眺めるのも、テレベルムという男を知りたかったから。
やがて満足すると、相手の顎に触れていた指で今度は自分の顎を撫で、しばし思案顔。

(25) 2022/03/31(Thu) 23:05:07

【人】 魔法使い ラサルハグ

>>24 テレベルム

「………。 ………?
 では…貴公もまた来る理由も、必要もあるな」

思案顔のまま首を傾げる。
訝しげに少しだけ眉をひそめながら。

「忘れられる事は……まず無いと思うが……。
 約束したのなら……猶更……。
 ……頭がお花畑、と言うよりも……」

魔法の素養だけはある。なんとなく事情は察した。
察したが、

素直に心情を伝える事が出来ていただけ
では……?」

察しただけだった。

「…きっと皆、テレベルム殿の本心を想像しながら、
 汲みながら…変わらず接してくれるに違いない。
 心配する事は無いと、私は思う」

僅か染まった頬を眺めながら、フォローをしておいた。
……フォローどころか抉っている事に気づけないまま。
(26) 2022/03/31(Thu) 23:06:02

【人】 行商人 テレベルム

>>26 ラサルハグ

「今の目的はそうだ。土産になるものを持って帰るのを目的としている。
 故郷は若干鎖国気味だが俺がいればはいるのはかんた、
 ラサルハグ? 近い
近い
近い


突き飛ばしたくなる手を必死に押さえて顔を背ける。
とんだ天然が付きまとうようだ、おかしいなこんなはずではなかったのに。

「やめろ、色々、ストップだ!!
 ……服が汚れるぞ、まったく」

うる……黙っ

 ……き、気遣ってくれてどうもありがとう……。
 もう気にされた方がましかもしれないが
 下手に演技しても無駄だろう。なるようにさせる」

「……お、お前は……俺の本心を察しながら
 ほどよい距離でいてくれ……。頼んだぞ、……頼んだぞ」

フォローの仕方に距離感、難儀な関係になるとこの瞬間に気づく。
未来を察してしまったが嬉しいものは嬉しいので。
困ったように、喜ぶように。
ため息をつきながら頬を緩ませていた。
(27) 2022/04/01(Fri) 10:49:57
ポルクスは、この機会にきょうだい離れをすることも考えたけれど
(a16) 2022/04/01(Fri) 21:04:56

ポルクスは、やっぱりそれはちょっと早かったみたい。
(a17) 2022/04/01(Fri) 21:05:19

ポルクスは、だから、終わろうとする祭りの向こう側に金色の灯火を見つけた時
(a18) 2022/04/01(Fri) 21:06:00

ポルクスは、走り出さずにはいられませんでした。
(a19) 2022/04/01(Fri) 21:06:17

ポルクスは、きょうだいと一緒にゆっくり大人になろうと思いました。
(a20) 2022/04/01(Fri) 21:40:28

【人】 魔法使い ラサルハグ

 



 「―――また会おう、
  それまでどうかこの街に、笑顔が溢れんことを。」


 
(28) 2022/04/02(Sat) 20:53:30
ユピテルは、きっと来年も『ただいま』を言いに来る。
(a21) 2022/04/02(Sat) 20:58:53

ユピテルは、だから街を出る時に言う言葉は、『行ってきます』。
(a22) 2022/04/02(Sat) 20:59:11