人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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 そうか。ふむ、
 私たちは海に縁がある、のだろうな。
 こうして魂を分け合う前も。わけおうた、あとも。

[ただ、孤島で過ごす中で海に入らなかったのは
勿体ない気もする私だ
何で入らなかったと思うかって?ほら溺れたし。昨日

神話の時代の海を知らぬからこそ思うことである
海の中にはクラーケンもセイレーンもいないし
海の中に都はあっても、三叉槍持って嵐呼ぶ神様はいないし
いたとしても、迷い込んだ鯨くらいか?

何にせよ、幽霊出る位で
日ノ本の海は平和だった]

 いる場所もある、らしい。 
 深海魚を展示している水族館は。

[ただ、今日行くところには、いないが
大阪のあたりだと、世界一でかくて下手な鯨よりもでかい
サメもいるので、今度は規模の大きな水族館に
君を案内するのもいいかもしれない

ぷらねたりうむ、に関しては
東京の夜空に見えぬ星。それを見るための施設だと
告げた時には驚かれたものである

日ノ本は、私の守りたかった、生まれの国は
どんどんと変わっていっていることを
知る一幕にも、なったのだ

江戸も昔は、よく星が見えていたものだったから]

― そして水族館 ―

[君が水族館を楽しみながら、
海を模したこの場所に見惚れる様を
私も、穏やかに唯、みていたものであった]

[空の海を暫し眺める。ところでレイシフトした私たちだが
土産は帰還の際にデータ化されて持って帰れるのだろうか

持って帰れるならこのぺんぎんのぬいぐるみ、
今川に持って帰ってやりたいものだ、とか
君と揃いのすとらっぷとかいうものを
購入してみたいものだがと
こっそり思う私であった。閑話休題

寿司は君が大好きそうな
新幹線めいた運搬機?に乗ってくる寿司屋に行ってみた
回転する奴は、また今度な。こんど

私は白身の方が好きなので
鮃や鯛を食べていたが。炙りサーモンなどがあるぞ、と
機械音痴の私はめにゅぅを店員さんに持ってきてもらって
君と寿司を楽しんだことであろう]

[が、話は少し巻き戻り、水族館

水族館にはどうやら淡水のものも
展示してあるらしいと、江戸コーナーにて
大量の金魚がいる水槽を、見つめる]

 ……生き物を飼うというのも、
 よいかもしれぬな。

[我がカルデアにはもふもふが少ない
こういった癒されるものも、少ない
今度、マスターらに頼んでみようか。
とか
そんな風なことを思いながら
水槽に、手を置きつつ      ぽつりと
尚、ねぇみんぐせんすはお察しください
*]

[少年は悪魔になった。

憎い世界を滅ぼすだけならば悪魔で事足りた

何もかもが赦せなくて

何もかもを捨ててしまいたくて

だから悪魔でちょうどよかった。

―――ちょうどよかった、んだ]


[……でも、 ]

[これで終わるなら、
ノーマル、よくてビターエンドだろうか。

それでいいのかわからない。

わからないけれど、
―――残念ながら俺は"悪魔"ってやつだから]



 ( 己の我欲には、すこぶる忠実なんだよ。ばーか )



[魂のつながりをほどく気はなかった。
少女が殺せと叫ぶなら、
きっと己はその身を焦がして殺してやろう。

心中する気はさらさらない。
一緒に死んでやる気もさらさらない。

―――だけど、
唯一つながれたつながりだって、解く気はなかった!]

[親代わりのあの人も
──この怠惰で気まぐれな悪魔も

人間であるフリーレと、共にいる
変じてしまえば、裏切りに等しい

   だから。人でありたいと強く強く望む。]



 
( だから、奇跡なんて望まない )




[神様なんて大っ嫌いだよ。
魂を売ってでも人間でいたいぐらいには]

[少年が悪魔になった。

それは時折、繋がりから夢を見る。
その激しくも凍結した憎悪。

―――…きっと己自身すら赦せなかったのだろう。]



( 似ていて正反対のぼくたち
  碌な知識もないくせに

 
 ああ、ろくに文字も読めないくせに!

  こっそり星図表なんか買ったりしてさ

 
 この世界にも星はある。
   さがしている星は、きっとない。


   
 似ている星なら、見つけたよ
 ]

[ 世界の恩寵を見に受けて

 悪魔との繋がりによって


目に見えて変じた部分はわからねど

内から変じた部分は自ら気づくことは出来ない。



自分が親しい人ばかり死んでいって

自分が親しみを憶えた相手ばかり


巻き込んでしまう運命を僅か呪って

      
少しだけ感謝してしまった────。


  
ひとりぼっちにならずに済んだって
   その浅ましさを見破られたく、なくて

   殻で覆って、忌避してた。
 ]



  深海に住む奴もいんのか!
  でも、此処だと暮らしにくくねェのかな、それ


[ 実際に深海魚を見れば、その何とも言い難い顔形や
 逆に神秘的な造形に、共感覚えたり惹かれたりもするのだろう

 考えてみれば、神代のベールが剥がされ
 陸海空の殆どの神秘性が暴かれてしまったとも思う

 深海に行ったり宇宙に行ったり……
 人間の行動力は底知れない。そのせいで弊害も起こるだろう。


 でも、そういう所もまた気に入ってもいるのだ ]

[ いつか海中散歩をしようとシロさんと一昨日約束したが、
 現代はこうも気軽に海中散歩ができるのだから
 てくのろじぃの進歩には驚かざるを得ない

 ――何より、海の穏やかな空間の中で
 シロさんと一緒にゆったり時を過ごせるんだ

 貴方と居れば何処も好きではあるが
 それでも、この場所は己にとって大好きな場所となっていた ]


  …………


[ 家族連れもおり、賑わう館内
 シロさんの囁きがそこに紛れてしまったかは、わからない ]

[ 金魚なる生き物は日本でもよく飼われる
 お魚なんだとか

 確かに、こうして眺めていると可愛くて
 飽きなど感じさせない
 何より、己と色合いが似てるのも気に入っている ]


  お、良いな!
  こういう金魚とかオレも良いと思うぜ!


[ 魚はもふもふ出来ないが、癒しにはなるだろう

 ――尚、後日カニが来ることあれば
 "夢"の内容から嫌でもライバル視するという
 とても奇妙な状況ができるだろう。
 シロさんはオレのだかんな!


 ねーみんぐせんす?は本能で名づける ]

[ 鶏とかに「手羽先」って名づけるタイプですねわかります]



[ お土産に関しては持ち帰れるなら
 アンネちゃんに水族館デザインのペンとかどうかなと思いつつ
 もっふもふのぬいぐるみを自分用に買ったり
 意気揚々と先にお揃いストラップを買い、シロさんに
 ぷれぜんとする一幕もあったかも?

 そして寿司に関しては
 回転どころか小さい乗り物に乗せられて来る様に
 日本人すげぇ…と別の意味で興奮する巨人さんだった

 回ったとか回らないとか、寿司は遊園地なのか?
 *]

 考えようによっては、過酷であり獲物は、少ないが
 其の分天敵が、少ない場所ゆえ
 攻撃手段を、あまり持たずとも。いきやすい
 そんな利点が、あるからこそ

 深海に生物が住み着いた、のかも、と。


[神秘が失われつつある時代
それでも、この状況は
人が運命を変えるため……ある者は病を祓うため
ある者は、便利な世にするため、と

努力した軌跡が形作るいまだから

だから、いとおしく感じるのだ
だから、守りたいのだと
改めて感じるのだ]

[君とともに海中散歩
側に揺らめく水のヴェール
横とおりすぎる魚は、瀬戸内で見かけぬ黄色

ふと、目で追うはきみの緋色
作られた海の世界だからこそ
一等目立つ赤色を]

[目が、離せない]

[さて、金魚は古来より鮒の変異種の中でも、美しい色合いのものが
愛でられ数を増やし、一つの種であると
確立したと言われている

狼が、人に飼われることで世代を重ねて犬になったようなもの
……と、考えれば分かりやすいか

金魚が、尾びれを揺らしながら
水のなかで踊る様は可愛らしく
特徴的な水槽の形もあいまって
不思議で魅力的なオブジェになったように幻視する

君も、楽しんでいるようで
何よりと目を細め]


 そうか、クガネもそう思うか。
 ……私は、一度飼ってみたいものが
 あるの、だが。


[お察しの通り、
蟹だ
。蟹だ
大事なことなので二回説明した]


[尚、後日部屋に届いたペット、もとい蟹はねえみんぐせんす壊滅的な私にクガニと名付けられ
君が何故かライバル視する奇妙な状況になる、一幕があるかもしれないが

大丈夫、この蟹は何故か天宮産だ]

[★カニ雑炊再びフラグ……!]

[回らないお寿司やさんでも
生け簀を置いてるところもあるので
君には物珍しいように映るかもしれない

新幹線なお寿司やさんは
君も楽しんでいるようでなにより

ほんと、日本は何処に向かおうとするんだろうね


腹も膨れれば、午後はさてどうするか
……と、少し悩んだあと]

 ……さて、これからどうするか。
 半券があれば当日なら再び昇れる
 キャンペーン期間だから、
 一旦昼は寿司を食べにきたが

 一度、天辺までのぼってみるか?
 それとも、甘いもので口直しに
 何処か軽食でも食べれる喫茶店にでも
 いくか。何か希望は、あるかい?**

[当時の先輩の心労が、如何程のものであったか。
人心の解らない後輩には知る由もなかった。

監視の目の厳しさから、ますます募る反発心。
そんなに信用に足らないか、と。

彼だけにダブルry飲み放題のボーナスが付いたのも納得行かなかった。いや、同じボーナスを付けると仮に言われていたとしても
全力で遠慮しただろう
けれど。
ババロア食べ放題権くらいは欲しかった。

店長の提案に瞳を爛々と輝かせている彼を見かけた時、現金な奴だと思ったものだ。


理不尽で面倒で、釈然としなくて。
我慢せねばならないことばかりで、退屈で。


――こんな世界を選ぶんじゃなかった、と。
あの頃の僕は、毎日のように思っていたものだった。
]

[僕の悪鬼生の転機となったあの日。
帰り際に掛けられた気遣いの言葉には、黙って軽い会釈のみを返した。
返す言葉が何も見つからなかったのだ。

顔を上げればこれまでの天敵が見たこともないような穏やかな表情をしていたものだから、此方が少々面食らってしまった。

居心地悪くきまり悪く、店を後にした。

悔しいけれど彼の言い分を頭では理解していた。
弁護士を雇うにも、それなりに多額の金が要る。
たとえ慰謝料を巻き上げられたとしても、手元に残る金は二束三文。

ならば余程のことでない限り、
それこそ店の存亡に関わる事態でない限り、
客の要望に答えた方が得策だということを。


そもそも店長は法学部の教授と仲が良いのだ。
己の押し付けがましい指摘など無用の長物だっただろう。

いざとなれば腕の良い弁護士を紹介して貰えるだろうし、新米の僕が知らなかっただけで、もしかすると顧問弁護士が既に居たかもしれない。]

[ 年下ながらほんの少しを我慢できる彼。
 年上ながらほんの少しを我慢できない僕。


 どちらが人として優れた大人かと問われれば、
 答えは一目瞭然だった。


 その日の夜は、ほとんど眠ることが出来なかった。


帰り際に「また明日」と声を掛けられなければ、僕は辞表も出さずにカフェからログアウトしていたかもしれない。]

[頑張りを認めてくれる人がいた。
理解を示してくれる人がいた。

たった一人でもちゃんと自分を見ていてくれる人が居たということが、支えとなった。
針を逆立てずとも、肩肘張って鉄の鎧を着込まずとも、
人を必要以上に怖がらなくとも良いのだと。


ヴィクが挫折してしまった時の僕の行動は、
この経験があったからこそ。

傍に居ることで、今度は僕が彼の支えとなれるのではないかと思ったのだ。


後に彼が己へ嫉妬を覚えたことは知らない。
どこか遠くへ行くような錯覚を抱かせていたことも、知らない。


サバクンジャーの仲間達が見たら驚くかもしれないけれど、昔の僕が居たからこそ今の僕が居る。
散々罵詈雑言を浴びせていた非礼も、今ならば素直に詫びられる。]

[それにしても。
心を入れ替えて心機一転の初出勤時、周囲の反応はあまりに失礼だったと思う。

記憶喪失でも、頭のネジが飛んだのでも、
見知らぬ誰かと
「「
入れ替わってる〜〜〜!!??!
」」
なんてSF体験をしていた訳でもない。

表向き満面の営業スマイル(当時比)を浮かべながら、額に青筋が浮かびそうになるのを必死で堪えていた。


ヴィクに前髪をかき上げられた時には本当に驚いた。

触れるどころか顔を見るのも嫌だっただろうに、
どういう心境の変化だろうと。

一瞬、内心苛ついていたのがばれてしまったのかと焦った。
けれど本気で発熱を心配してくれていたようだったから、余計。
少なくとも僕なら、前日まで散々暴言を吐いてきていた後輩(年上)を親身になって心配するなんて、そう簡単には出来ない。

彼の懐の大きさを思い知り、
それもまた懐く理由のひとつとなった。

そのうちに問題児を手懐けたヴィクの方が、恐れられる存在となっていったのだったか。]

[そうしてホール担当から外され、スイーツデコ係になって数週間。

ヴィクの作った見本のシュークリームを自分の作業予定であるシュークリームの隣に並べ、

「こんなもん描けるわけねぇだろ!!!」


そう叫びたいのを必死で堪えながら日がな一日作業を続けて、僕は悟りーべるとになっていた。
存外慣れるのは早かった。元々書写や習字は得意だった。

写仏の効果に近かったのかもしれない。
寺の本堂ではないが、静謐な緊張感に満ちた空間。
先生は生徒の出来をきちんと褒めてくれるから、承認欲求も見事に満たされる。]


  巧く出来てますか……!!?
  本当ですか!?
  嬉しいです!!!

  ヴィクトル先輩!!
  次は何をすれば宜しいでしょうか!!?


[
お前は誰だ。
そう言われても仕方ない変貌ぶり。
図案の愛らしい鳩の癒しも相まって、尖った心も徐々にまあるく穏やかになっていった。

悟りを開いてしまえば、今度は些細なことで怒りを顕にする客ほど気の毒に思えてくる。
それでどうする、というところまではまだ行かずとも、トラブルを起こすことは殆どなくなった。]

[僕らが絵を描いたシュークリームは大変よく売れたらしい。
図案を描いたのは自分ではなくヴィクだが、ふふん僕の先輩が描いたんですよと誇らしい気持ちになっていた。

ある日のこと。
いつものように作業場へと向かおうとした時、客に声を掛けられた。

『最近お見かけしないなーと思ったら、
 お二人で共同作業されてるって本当ですか!?
 やっぱり仲良しなんですね♡』
『握手してください♡』
『一緒にお写真お願いしてもいいですか♡』


やれやれ。姦しい女性客である。
それまでの僕なら眉間に皺を寄せ、グラスを床に叩き付けていただろう。

ところがその頃には僕はヴィクの処世術を丸々完コピしつつ、明後日の方向へと進化を遂げていた。

お嬢さんの手をするりと取り、
営業スマイルと物腰柔らかな慈悲深さを携えて、]


  ――大変申し訳御座いません。
  折角お声掛け頂いて恐縮ですが、
  仕事中ですので……店員の撮影はご遠慮願います。

  お嬢様方のご来店記念のお写真でしたら、
  喜んでお撮り致しましょう。